JP3301828B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP3301828B2 JP3301828B2 JP21906793A JP21906793A JP3301828B2 JP 3301828 B2 JP3301828 B2 JP 3301828B2 JP 21906793 A JP21906793 A JP 21906793A JP 21906793 A JP21906793 A JP 21906793A JP 3301828 B2 JP3301828 B2 JP 3301828B2
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- cooling
- unit
- outdoor
- indoor
- pipe
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/023—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units
- F25B2313/0231—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units with simultaneous cooling and heating
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外ユニットに複数の
室内ユニットをつなぎ、冷房と暖房の同時運転を可能に
したマルチ形の空気調和装置に関する。
室内ユニットをつなぎ、冷房と暖房の同時運転を可能に
したマルチ形の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大型のオフィスビル等では室内
の中央部(インテリアゾーン)にOA機器などを配置す
るので、例えば冬期において窓ぎわの周辺部(ペリメー
タゾーン)は暖房しながら、インテリアゾーンは冷房す
ることなどが起り得る。
の中央部(インテリアゾーン)にOA機器などを配置す
るので、例えば冬期において窓ぎわの周辺部(ペリメー
タゾーン)は暖房しながら、インテリアゾーンは冷房す
ることなどが起り得る。
【0003】この種の状況に対応する装置としては、従
来、一方の室内ユニットを冷房運転しながら、他方の室
内ユニットを暖房運転することのできる、冷房と暖房の
同時運転を可能にしたマルチ形の空気調和装置が提案さ
れている(例えば、特開平5−1862号)。
来、一方の室内ユニットを冷房運転しながら、他方の室
内ユニットを暖房運転することのできる、冷房と暖房の
同時運転を可能にしたマルチ形の空気調和装置が提案さ
れている(例えば、特開平5−1862号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の空調
装置においては、室外ユニットが冷房時も暖房時も運転
可能に構成されている。ここで一般に暖房運転時におけ
る冷媒の高圧は、冷房運転時における冷媒の高圧よりも
高くする必要があるので、この空調装置においては暖房
運転のために冷媒の圧力を高圧に維持する。このため冷
房運転専用の装置に比べると、冷房時の運転成績係数
(以下、COPという)が低下するという問題がある。
とくに、年間を通じて必ず冷房運転を必要とするような
時、冷房時のCOPが低下することはきわめて不経済に
なるという問題がある。
装置においては、室外ユニットが冷房時も暖房時も運転
可能に構成されている。ここで一般に暖房運転時におけ
る冷媒の高圧は、冷房運転時における冷媒の高圧よりも
高くする必要があるので、この空調装置においては暖房
運転のために冷媒の圧力を高圧に維持する。このため冷
房運転専用の装置に比べると、冷房時の運転成績係数
(以下、COPという)が低下するという問題がある。
とくに、年間を通じて必ず冷房運転を必要とするような
時、冷房時のCOPが低下することはきわめて不経済に
なるという問題がある。
【0005】また、上述の空調装置には、液管、低圧ガ
ス管、及び高圧ガス管の3本の配管が必要になり、夫々
の管には流路を開閉するための複数の弁が必要になるの
で、その分だけコストが高くなるという問題がある。
ス管、及び高圧ガス管の3本の配管が必要になり、夫々
の管には流路を開閉するための複数の弁が必要になるの
で、その分だけコストが高くなるという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、冷房と暖房の同時運転が
できるものにおいて、冷房時におけるCOPを低下させ
ず、この冷房運転時の凝縮熱を暖房運転時の蒸発器で熱
回収できるようにすると共に、しかも低コストの空気調
和装置を提供することにある。
技術が有する問題点を解消し、冷房と暖房の同時運転が
できるものにおいて、冷房時におけるCOPを低下させ
ず、この冷房運転時の凝縮熱を暖房運転時の蒸発器で熱
回収できるようにすると共に、しかも低コストの空気調
和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、室外ユニットと複数の室内ユニットとを
設け、これらを液管、低圧ガス管、高圧ガス管からなる
ユニット間配管でつなぎ、複数の室内ユニットを用いて
冷房と暖房の同時運転を可能にしたものにおいて、ユニ
ット間配管の液管、及び低圧ガス管に冷房専用の冷専室
外ユニットと冷房専用の冷専室内ユニットとをつなぐと
共に、前記冷専室外ユニットは複数設けられ、少なくと
も2つの冷専室外ユニットに内蔵される圧縮機の吐出管
どうしを管でつないだことを特徴とするものである。
に、本発明は、室外ユニットと複数の室内ユニットとを
設け、これらを液管、低圧ガス管、高圧ガス管からなる
ユニット間配管でつなぎ、複数の室内ユニットを用いて
冷房と暖房の同時運転を可能にしたものにおいて、ユニ
ット間配管の液管、及び低圧ガス管に冷房専用の冷専室
外ユニットと冷房専用の冷専室内ユニットとをつなぐと
共に、前記冷専室外ユニットは複数設けられ、少なくと
も2つの冷専室外ユニットに内蔵される圧縮機の吐出管
どうしを管でつないだことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、冷房専用の冷専室外ユニット
と冷房専用の冷専室内ユニットとを備えるので、暖房時
の冷媒ガスを高圧に維持する必要はないので、冷房時の
運転成績係数は低下しない。年間を通じて冷房運転を必
要とする空気調和装置では、冷房時のCOPが低下しな
いので、経済的である。
と冷房専用の冷専室内ユニットとを備えるので、暖房時
の冷媒ガスを高圧に維持する必要はないので、冷房時の
運転成績係数は低下しない。年間を通じて冷房運転を必
要とする空気調和装置では、冷房時のCOPが低下しな
いので、経済的である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0010】図1は、本発明の参考例を示し、この参考
例を説明すると、100は室外ユニットを、3、300
は室内ユニットを、5はユニット間配管を示している。
また、21はオイル量を調整するためのバランス管を示
している。
例を説明すると、100は室外ユニットを、3、300
は室内ユニットを、5はユニット間配管を示している。
また、21はオイル量を調整するためのバランス管を示
している。
【0011】室外ユニット1、100、室内ユニット
3、300は夫々複数台設けられているが、夫々は殆ど
同じ構成であるので、説明の都合上、同一部分には同一
符号を付して説明し、重複する記載は省略する。
3、300は夫々複数台設けられているが、夫々は殆ど
同じ構成であるので、説明の都合上、同一部分には同一
符号を付して説明し、重複する記載は省略する。
【0012】室外ユニット1には、圧縮機11、油分離
器13、室外熱交換器15、減圧装置17、並びにアキ
ュームレータ19が収納される。
器13、室外熱交換器15、減圧装置17、並びにアキ
ュームレータ19が収納される。
【0013】また、室内ユニット3には室内熱交換器3
1、減圧装置33が収納される。そして、これらは、低
圧ガス管51、高圧ガス管52、並びに液管53からな
るユニット間配管5により接続される。
1、減圧装置33が収納される。そして、これらは、低
圧ガス管51、高圧ガス管52、並びに液管53からな
るユニット間配管5により接続される。
【0014】各ユニットのうちの室外ユニット1と室内
ユニット3とは冷房も暖房も運転が可能なユニットであ
る。
ユニット3とは冷房も暖房も運転が可能なユニットであ
る。
【0015】また、室外ユニット100と室内ユニット
300とは冷房運転のみが可能なユニットで、いわゆる
冷専ユニットである。従って、冷専室外ユニット100
に内蔵される圧縮機101は冷房時にのみ運転される。
300とは冷房運転のみが可能なユニットで、いわゆる
冷専ユニットである。従って、冷専室外ユニット100
に内蔵される圧縮機101は冷房時にのみ運転される。
【0016】室外ユニット1にはユニット間配管(上述
した3本の管51〜53)がつながり、管51,52に
つながる管には、流路を切り替えるための開閉弁71〜
74が設けられる。また、室内ユニット3には同じく上
述した3本の管51〜53がつながり、管51,52に
つながる管には流路を切り替えるための開閉弁75〜7
8が設けられる。
した3本の管51〜53)がつながり、管51,52に
つながる管には、流路を切り替えるための開閉弁71〜
74が設けられる。また、室内ユニット3には同じく上
述した3本の管51〜53がつながり、管51,52に
つながる管には流路を切り替えるための開閉弁75〜7
8が設けられる。
【0017】これに対して、冷専の室外ユニット10
0、300は、低圧ガス管51、液管53につながり、
高圧ガス管52にはつながらない。
0、300は、低圧ガス管51、液管53につながり、
高圧ガス管52にはつながらない。
【0018】次に、参考例の作用を説明する。
【0019】この装置によると、冷専室内ユニット30
0は、例えばビルのインテリアゾーンに配置され、言う
までもなく冷房時にのみ運転される。
0は、例えばビルのインテリアゾーンに配置され、言う
までもなく冷房時にのみ運転される。
【0020】また、室内ユニット3は、例えばビルのペ
リメータゾーンに配置され、冷房時にも暖房時にも運転
される。
リメータゾーンに配置され、冷房時にも暖房時にも運転
される。
【0021】すべてが冷房運転の時には、室外ユニット
1,100は室内ユニットの要求に応じて冷専室外ユニ
ット100、並びに冷暖室外ユニット1を全て冷房側で
運転される。例えば冷房負荷が小さい場合は圧縮機10
1からの冷媒は、室外熱交換器15、減圧装置17を通
って、液管53に流れ込み、すべての室内ユニット3、
300の減圧装置33、室内熱交換器31を経て、低圧
ガス管51、アキュームレータ19を通って圧縮機10
1に戻る。この時には、室内ユニット3の開閉弁は、7
5と77が閉で、76と78が開である。
1,100は室内ユニットの要求に応じて冷専室外ユニ
ット100、並びに冷暖室外ユニット1を全て冷房側で
運転される。例えば冷房負荷が小さい場合は圧縮機10
1からの冷媒は、室外熱交換器15、減圧装置17を通
って、液管53に流れ込み、すべての室内ユニット3、
300の減圧装置33、室内熱交換器31を経て、低圧
ガス管51、アキュームレータ19を通って圧縮機10
1に戻る。この時には、室内ユニット3の開閉弁は、7
5と77が閉で、76と78が開である。
【0022】冷房負荷が徐々に大きくなって、冷専室外
ユニット100の運転だけでは能力不足に至った時、室
外ユニット1を運転する。
ユニット100の運転だけでは能力不足に至った時、室
外ユニット1を運転する。
【0023】この時には、室外ユニット1の開閉弁のう
ちの71と73を閉じ、72と74を開いて、圧縮機1
1からの冷媒を、室外熱交換器15、減圧装置17を通
って液管53に送り込み、その液管53内で、上記の冷
専室外ユニット100からの冷媒と合流させる。
ちの71と73を閉じ、72と74を開いて、圧縮機1
1からの冷媒を、室外熱交換器15、減圧装置17を通
って液管53に送り込み、その液管53内で、上記の冷
専室外ユニット100からの冷媒と合流させる。
【0024】暖房運転の時には、室外ユニット1のみを
運転させる。
運転させる。
【0025】この時には、室外ユニット1の開閉弁のう
ちの72と74を閉じ、71と73を開き、さらには室
内ユニット3の開閉弁のうちの76と78を閉じ、75
と77を開く。
ちの72と74を閉じ、71と73を開き、さらには室
内ユニット3の開閉弁のうちの76と78を閉じ、75
と77を開く。
【0026】すると、圧縮機11からの冷媒は、高圧ガ
ス管52に流れ込み、室内ユニット3の室内熱交換器3
1、減圧装置33を経て、液管53に入り、そこから室
外熱交換器1の減圧装置17、室外熱交換器15、アキ
ュームレータ19を経て、圧縮機11に戻る。
ス管52に流れ込み、室内ユニット3の室内熱交換器3
1、減圧装置33を経て、液管53に入り、そこから室
外熱交換器1の減圧装置17、室外熱交換器15、アキ
ュームレータ19を経て、圧縮機11に戻る。
【0027】冷房、暖房の同時運転の時(室内ユニット
3を暖房、室内ユニット300を冷房)には、少なくと
も室外ユニット1を運転させる。
3を暖房、室内ユニット300を冷房)には、少なくと
も室外ユニット1を運転させる。
【0028】この時には、室外ユニット1の開閉弁のう
ちの72と74を閉じ、71と73を開き、さらには室
内ユニット3の開閉弁のうちの76と78を閉じ、75
と77を開く。
ちの72と74を閉じ、71と73を開き、さらには室
内ユニット3の開閉弁のうちの76と78を閉じ、75
と77を開く。
【0029】すると、圧縮機11からの冷媒は、高圧ガ
ス管52に流れ込み、室内ユニット3の室内熱交換器3
1(暖房)、減圧装置33を経て、液管53に入り、そ
こから室外熱交換器15の減圧装置17、室外熱交換器
15、アキュームレータ19を経て、圧縮機11に戻る
とともに、冷媒の一部は、液管53から室内ユニット3
00の減圧装置33、室内熱交換器31(冷房)を経
て、低圧ガス管51に入り、そこから圧縮機11に戻
る。
ス管52に流れ込み、室内ユニット3の室内熱交換器3
1(暖房)、減圧装置33を経て、液管53に入り、そ
こから室外熱交換器15の減圧装置17、室外熱交換器
15、アキュームレータ19を経て、圧縮機11に戻る
とともに、冷媒の一部は、液管53から室内ユニット3
00の減圧装置33、室内熱交換器31(冷房)を経
て、低圧ガス管51に入り、そこから圧縮機11に戻
る。
【0030】これに加えて、冷専室外ユニット100を
運転する時、圧縮機101からの冷媒は、室外熱交換器
15、減圧装置17を通って、液管53に流れ込み、そ
こで上述の冷媒と合流し、室内ユニット300の減圧装
置33、室内熱交換器31(冷房)を経て、低圧ガス管
51に入り、圧縮機11に戻る。
運転する時、圧縮機101からの冷媒は、室外熱交換器
15、減圧装置17を通って、液管53に流れ込み、そ
こで上述の冷媒と合流し、室内ユニット300の減圧装
置33、室内熱交換器31(冷房)を経て、低圧ガス管
51に入り、圧縮機11に戻る。
【0031】要するに、この参考例によれば、大規模ビ
ルは内部空調負荷は年間を通じて冷房負荷の方が大きい
であろうことを前提として装置が設計される。
ルは内部空調負荷は年間を通じて冷房負荷の方が大きい
であろうことを前提として装置が設計される。
【0032】しかして、この参考例によれば、冷房時専
用のユニットを備えているので、暖房時に合わせて冷媒
ガスの圧力を高圧に維持する必要がないので、冷房時の
COPを高く維持することができる。
用のユニットを備えているので、暖房時に合わせて冷媒
ガスの圧力を高圧に維持する必要がないので、冷房時の
COPを高く維持することができる。
【0033】また、冷専ユニット100,300には開
閉弁が不要であるので、配管作業が簡単になり、安価な
装置を提供することができる。
閉弁が不要であるので、配管作業が簡単になり、安価な
装置を提供することができる。
【0034】さらに、この装置では、空調能力の増大に
応じて、ユニット間配管5に並列に各ユニット1,10
0,3,300をつないでいけばよいので、その対応は
きわめて簡単であるなどの効果を奏する。
応じて、ユニット間配管5に並列に各ユニット1,10
0,3,300をつないでいけばよいので、その対応は
きわめて簡単であるなどの効果を奏する。
【0035】図2は本発明の実施例を示している。
【0036】これによれば、冷専室外ユニット100
(A)、100(B)に内蔵される圧縮機101の吐出
管どうしが管500でつながれる。
(A)、100(B)に内蔵される圧縮機101の吐出
管どうしが管500でつながれる。
【0037】冷専室外ユニット100(A)を運転し、
冷専室外ユニット100(B)を停止したとすると、圧
縮機101からの冷媒は、矢印で示すように流れて、双
方の冷専室外ユニット100(A)、100(B)に内
蔵される室外熱交換器15を通過した後、液管53に向
かう。
冷専室外ユニット100(B)を停止したとすると、圧
縮機101からの冷媒は、矢印で示すように流れて、双
方の冷専室外ユニット100(A)、100(B)に内
蔵される室外熱交換器15を通過した後、液管53に向
かう。
【0038】これによれば、運転中の冷専室外ユニット
100(A)の室外熱交換器15だけではなく、停止中
の冷専室外ユニット100(B)の室外熱交換器15を
も冷媒が流れるので、冷媒の凝縮が促進され、冷房時の
COPをさらに高く維持することができる。
100(A)の室外熱交換器15だけではなく、停止中
の冷専室外ユニット100(B)の室外熱交換器15を
も冷媒が流れるので、冷媒の凝縮が促進され、冷房時の
COPをさらに高く維持することができる。
【0039】図3は別の参考例を示している。
【0040】室外ユニット200は冷房、暖房のいずれ
にも運転されるユニットである。この、室外ユニット2
00には冷房時にのみ運転される圧縮機C1と、冷房、
暖房時のいずれにも運転される圧縮機C2とが内蔵され
ている。
にも運転されるユニットである。この、室外ユニット2
00には冷房時にのみ運転される圧縮機C1と、冷房、
暖房時のいずれにも運転される圧縮機C2とが内蔵され
ている。
【0041】また、室内ユニット3(No1〜No2)
は冷専室内ユニットであり、室内ユニット300(No
3〜No5)は冷房、暖房ともに可能なユニットであ
る。201はコントローラである。
は冷専室内ユニットであり、室内ユニット300(No
3〜No5)は冷房、暖房ともに可能なユニットであ
る。201はコントローラである。
【0042】圧縮機C1はユニット間配管5の管51,
53につながり、圧縮機C2はユニット間配管5の全て
の管51〜53につながる。
53につながり、圧縮機C2はユニット間配管5の全て
の管51〜53につながる。
【0043】173〜180は開閉弁である。なお、ほ
かの構成は図1に示すものと同じであるので、その説明
は省略する。
かの構成は図1に示すものと同じであるので、その説明
は省略する。
【0044】図3を参照して、もしNo1〜No4の室
内ユニットを冷房で、No5の室内ユニットを暖房で運
転する時、室外ユニット200の圧縮機C2は、No5
の暖房性能を維持できる高圧で運転される。
内ユニットを冷房で、No5の室内ユニットを暖房で運
転する時、室外ユニット200の圧縮機C2は、No5
の暖房性能を維持できる高圧で運転される。
【0045】この時、開閉弁は174と180が開かれ
る。この際に、室外熱交換器15A入口の減圧装置17
の開度を調整することにより、No5の室内ユニットで
の凝縮冷媒の一部を、No1〜No4の室内ユニットに
流入させるので、もどり冷媒の一部を冷房に利用するこ
とができる。
る。この際に、室外熱交換器15A入口の減圧装置17
の開度を調整することにより、No5の室内ユニットで
の凝縮冷媒の一部を、No1〜No4の室内ユニットに
流入させるので、もどり冷媒の一部を冷房に利用するこ
とができる。
【0046】また、圧縮機C1は、No1〜No4の室
内ユニットの冷房性能を維持できる低圧で運転される。
この際に、室外熱交換器15Bはガス欠に至らない範囲
において、できるだけ低い圧力で運転される。
内ユニットの冷房性能を維持できる低圧で運転される。
この際に、室外熱交換器15Bはガス欠に至らない範囲
において、できるだけ低い圧力で運転される。
【0047】この結果、No1〜No2の室内ユニット
の圧力は、圧縮機C2の高圧に影響されないので、圧縮
機C1は低圧で運転することができ、COPを高い状態
で維持することができる。
の圧力は、圧縮機C2の高圧に影響されないので、圧縮
機C1は低圧で運転することができ、COPを高い状態
で維持することができる。
【0048】上記参考例において、室内ユニット300
はいわゆる冷専ユニットとしたが室内ユニット3のよう
な冷房も暖房も運転が可能なユニットであっても良い。
すべての室内ユニット3、300において暖房運転が要
求された場合には冷専室外ユニット100は運転されな
い。
はいわゆる冷専ユニットとしたが室内ユニット3のよう
な冷房も暖房も運転が可能なユニットであっても良い。
すべての室内ユニット3、300において暖房運転が要
求された場合には冷専室外ユニット100は運転されな
い。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、冷房専
用の冷専室外ユニットと冷房専用の冷専室内ユニットと
を備えるので、暖房のための高圧を維持する必要がなく
なるので、冷房時のCOPを向上させることができる。
冷専室外ユニットと冷専室内ユニットとは、液管、低圧
ガス管につなげばよいし、夫々の管には開閉弁を設ける
必要もなくなるので、その分だけ低コストになる。ま
た、年間を通じて冷房運転を必要とするものでは、冷房
時のCOPが低下しないので、経済的である。
用の冷専室外ユニットと冷房専用の冷専室内ユニットと
を備えるので、暖房のための高圧を維持する必要がなく
なるので、冷房時のCOPを向上させることができる。
冷専室外ユニットと冷専室内ユニットとは、液管、低圧
ガス管につなげばよいし、夫々の管には開閉弁を設ける
必要もなくなるので、その分だけ低コストになる。ま
た、年間を通じて冷房運転を必要とするものでは、冷房
時のCOPが低下しないので、経済的である。
【図1】本発明の参考例を示す回路図。
【図2】発明の実施例を示す回路図。
【図3】別の参考例を示す回路図。
1、100 室外ユニット 11 圧縮機 13 油分離器 15 室外熱交換器 17 減圧装置 19 アキュームレータ 3、300 室内ユニット 31 室内熱交換器 33 減圧装置 5 ユニット間配管 51 低圧ガス管 52 高圧ガス管 53 液管
Claims (1)
- 【請求項1】 室外ユニットと複数の室内ユニットとを
設け、これらを液管、低圧ガス管、高圧ガス管からなる
ユニット間配管でつなぎ、複数の室内ユニットを用いて
冷房と暖房の同時運転を可能にした空気調和装置におい
て、 ユニット間配管の液管、及び低圧ガス管に冷房専用の冷
専室外ユニットと冷房専用の冷専室内ユニットとをつな
ぐと共に、前記冷専室外ユニットは複数設けられ、少な
くとも2つの冷専室外ユニットに内蔵される圧縮機の吐
出管どうしを管でつないだことを特徴とする空気調和装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21906793A JP3301828B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21906793A JP3301828B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755281A JPH0755281A (ja) | 1995-03-03 |
JP3301828B2 true JP3301828B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=16729756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21906793A Expired - Fee Related JP3301828B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3301828B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP21906793A patent/JP3301828B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755281A (ja) | 1995-03-03 |
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