JPH06221620A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH06221620A
JPH06221620A JP5032697A JP3269793A JPH06221620A JP H06221620 A JPH06221620 A JP H06221620A JP 5032697 A JP5032697 A JP 5032697A JP 3269793 A JP3269793 A JP 3269793A JP H06221620 A JPH06221620 A JP H06221620A
Authority
JP
Japan
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unit
heat source
source side
heat exchanger
compressor
Prior art date
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Application number
JP5032697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimori Sekigami
邦衛 関上
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06221620A publication Critical patent/JPH06221620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の運転を停止することなく、簡単
に、各種ユニットを増設することのできる空気調和装置
を提供する。 【構成】 圧縮機21を内蔵した機械ユニット200
と、熱源側熱交換器11を内蔵した熱源側ユニット10
0と、利用側熱交換器31を内蔵した利用側ユニット3
00とをユニット間配管400でつないだ空気調和装置
である。そのユニット間配管400に、機械ユニット
と、熱源側ユニットと、利用側ユニットとを夫々増設可
能な増設用バルブA,B,Cを設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種ユニットを増設可
能な、マルチ形空気調和装置の冷媒回路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機を内蔵した機械ユニット
と、熱源側熱交換器を内蔵した熱源側ユニットと、利用
側熱交換器を内蔵した利用側ユニットとをユニット間配
管でつないだ空気調和装置は知られている(例えば、特
開平4−161号)。
【0003】この種の空気調和装置は、ビルなどの大型
建物に据付けられるが、通常、圧縮機の容量はビルなど
の設計時に定められており、途中からその容量が増減さ
れることはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、寒冷地
向けのものや、中低温仕様のものなどでは、機械ユニッ
ト、熱源側ユニット、利用側ユニットのいずれかをユニ
ット間配管に増設する必要の生じることがある。
【0005】このような場合、従来の構成では、ユニッ
ト間配管を切断してその切断部にバルブを取り付け、そ
のバルブに増設ユニットをつなぐことが考えられるが、
この作業によると、空気調和機の運転は一時的に停止し
なければならない。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、空気調和機の運転を停止
することなく、簡単に、各種ユニットを増設することの
できる空気調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮機を内蔵した機械ユニットと、熱源
側熱交換器を内蔵した熱源側ユニットと、利用側熱交換
器を内蔵した利用側ユニットとをユニット間配管でつな
いだ空気調和装置において、そのユニット間配管に、機
械ユニットと、熱源側ユニットと、利用側ユニットとを
夫々増設可能な増設用バルブを設けたことを特徴とする
ものである。又、機械ユニット同志を圧縮機内の潤滑油
の量を調整するためのバランス管でつなぐようにしたも
のである。
【0008】
【作用】本発明によれば、ユニット間配管に増設用バル
ブが設けられているので、機械ユニット、熱源側ユニッ
ト、利用側ユニットなどのいずれかのユニットを増設す
る場合には、増設用バルブを閉めておいて、それらを増
設した後に、バルブを開けるだけの簡単な操作で、空気
調和機を停止させることなく、各種のユニットを増設す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による空気調和装置の一実施例
を図面を参照して説明する。
【0010】図1において、100は熱源側ユニット、
200は機械ユニット、300は利用側ユニット、40
0はこれらをつなぐユニット間配管を示している。
【0011】図2は図1の冷媒回路の一部を示してい
る。
【0012】これによると、熱源側ユニット100に
は、熱源側熱交換器11、ファン13、電動メカ弁1
5、コントロールボックス17などが内蔵されている。
また、機械ユニット200には、圧縮機21、オイルセ
パレータ22、四方弁23、アキュームレータ24、さ
らにはレシーバタンク25、油面センサ26、コントロ
ールボックス27などが内蔵されている。29は開閉弁
であり、オイルセパレータ22から圧縮機21にオイル
を戻す際に開かれる。
【0013】利用側ユニット300には、利用側熱交換
器31、ファン33、電動メカ弁35、コントロールボ
ックス36などが内蔵されている。そして、ユニット間
配管400は、上述した各種ユニット100,200,
300をつないでおり、ガス管41と液管43とからな
っている。
【0014】なお、図1において、500はバランス管
を示しており、このバランス管500は、図2に示すよ
うに、機械ユニット200のオイルセパレータ22、及
び圧縮機21をつなぐ管路51と、隣接する機械ユニッ
ト200の上記管路51とをつないでいる。そして、開
閉弁29の開閉動作によって各機械ユニット200内の
圧縮機21の潤滑油の量を調整する。
【0015】しかして、この実施例によると、図1に示
すように、ユニット間配管400には、熱源側ユニット
100を増設可能な増設用バルブAと、機械ユニット2
00を増設可能な増設用バルブBと、利用側ユニット3
00を増設可能な増設用バルブCとが設けらている。
【0016】つぎに、図2に示す冷凍サイクルの作用を
説明する。
【0017】機械ユニット200の四方弁23を実線の
位置に切替えると、冷媒は、実線の矢印で示す方向に流
れ、したがって、利用側熱交換器31は、エバポレータ
として機能して、冷房運転が行われる。
【0018】また、四方弁23を実線位置と逆に切替え
ると、冷媒は、上記と反対の方向に流れ、これにより、
利用側熱交換器31は、コンデンサとして機能するの
で、暖房運転が行われる。
【0019】しかして、この実施例によれば、熱源側ユ
ニット100、機械ユニット200、利用側ユニット3
00の増設はきわめて簡単である。
【0020】各種のユニット100,200,300を
増設するに際しては、まずユニット間配管400のバル
ブA,B,Cを全閉にした状態で、増設ユニット10
0,200,300をつないで行き、これらがつなぎ終
った時点で、バルブA,B,Cを全開にするだけでよ
い。
【0021】これによれば空気調和機をほとんど停止さ
せることなく各種ユニットを増設できるという効果を奏
する。
【0022】また、この実施例によれば、種々の効果を
上げることができる。
【0023】即ち、ユニットの増設が可能であるので、
各種のユニットの組み合わせを、必要空調負荷に応じて
自由に設定することができる。また、熱源側ユニット1
00における熱源側熱交換器11は、全て有効利用する
ことができるので、効率の高い運転を行うことができ
る。更に、熱源側ユニット100と機械ユニット200
とが分離配置されているので、いずれかの熱源側ユニッ
ト100に偏って冷媒が溜め込まれ、そこに寝込んでし
まうようなことがなく、それを回収するための、従来行
なわれていた制御が不要になる。よって、冷媒回収用の
回路が不要になるので、回路の簡略化を図ることができ
る。また、熱源側ユニット100と機械ユニット200
とが分離配置されているので、例えば、機械ユニット2
00を地下などに埋設すれば、圧縮機の騒音を抑えるこ
とができる。
【0024】図3は、他の実施例を示している。
【0025】この例では、ユニット間配管400が3本
の管で構成され、液管61、低圧ガス管63、高圧ガス
管65からなっている。そして、低圧ガス管63、高圧
ガス管65には、流路を切替えるための切替え弁a〜f
が設けられる。
【0026】このような空気調和機は、特定の利用側ユ
ニット300で暖房運転を行いながら、残りの利用側ユ
ニット300で冷房運転を行なう等のように、冷房、暖
房同時運転が可能な点で特徴を有している。
【0027】一例を挙げると、まず、切替え弁a,d,
eを開いて、切替え弁b,c,fを閉じる。その状態で
運転すると、圧縮機21からの冷媒は矢印で示すよう
に、切替え弁aを通じて、熱源側熱交換器11に流れ、
そこから液管61を通じて電動メカ弁35、利用側熱交
換器31の順に流れる。
【0028】この時、利用側熱交換器31はエバポレー
タとして機能するので、そこでは冷房運転が行われる。
【0029】また、圧縮機21からの冷媒は、高圧ガス
管65、及び切替え弁eを通じて、別の利用側熱交換器
31にも流れ、この時には、その利用側熱交換器31は
コンデンサとして機能するので、そこでは暖房運転が行
われる。
【0030】なお、戻りの冷媒は、切替え弁dを通じ
て、低圧ガス管63に流入し、ここからアキュームレー
タ24を通って、圧縮機21に戻る。
【0031】このような空気調和機でも、ユニットの増
設は必要であり、そのために、この実施例によれば、ユ
ニット間配管400に、増設用バルブA,B,Cが設け
られる。これによれば、上記の実施例と同様にユニット
の増設は簡単である。また、この実施例によれば、熱源
側熱交換器11に着霜した場合に、切替え弁を適宜に切
替えることにより、熱源側熱交換器11に高圧の冷媒を
導くことができるので、空気調和機を停止することな
く、除霜運転を行うことができる、などの効果も奏す
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ユニット間配管には、ユニットの増設用バル
ブが設けられるので、各種ユニットの増設がきわめて簡
単になる、などの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一実施例を示す冷
媒回路図である。
【図2】図1の回路の一部を拡大して示す冷媒回路図で
ある。
【図3】他の実施例を示す冷媒回路図である。
【符号の説明】
11 熱源側熱交換器 21 圧縮機 31 利用側熱交換器 100 熱源側ユニット 200 機械ユニット 300 利用側ユニット 400 ユニット間配管 A,B,C 増設用バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を内蔵した機械ユニットと、熱源
    側熱交換器を内蔵した熱源側ユニットと、利用側熱交換
    器を内蔵した利用側ユニットとをユニット間配管でつな
    いだ空気調和装置において、そのユニット間配管に、こ
    れらの機械ユニットの少なくとも1つを増設するための
    増設用バルブを設けたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 機械ユニット同志は、この各機械ユニッ
    ト内の圧縮機につながりこの圧縮機の潤滑油の量を調整
    するバランス管でつながれていることを特徴とする請求
    項1記載の空気調和装置。
JP5032697A 1993-01-28 1993-01-28 空気調和装置 Pending JPH06221620A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017129320A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 三菱電機株式会社 冷凍装置
JP2018511771A (ja) * 2015-04-17 2018-04-26 ダイキン工業株式会社 圧縮機ユニット、熱源ユニット及び空調装置
WO2019172425A1 (ja) * 2018-03-09 2019-09-12 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
WO2023073877A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 日本電気株式会社 冷却装置および冷却装置の製造方法

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