JP2020041797A - 圧縮機ユニット、熱源ユニット及び空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮機ユニットを有する熱源ユニットとを提供する。【解決手段】圧縮機ユニット32は、第一のケース内に配置した圧縮機37と、空調装置の熱源側熱交換器ユニット31の熱源側熱交換器5であって、第一のケースとは分離された第二のケース内に配置されて熱源と熱を交換するよう構成した熱源側熱交換器5と圧縮機ユニット32とを接続するよう構成された第一及び第二熱源側熱交換器ユニットポート42、43と、空調装置の少なくとも一つの室内ユニット50の室内側熱交換器53と圧縮機ユニット32とを接続するよう構成された第一及び第二室内ユニットポート46、47と、第一熱源側熱交換器ユニットポート43と第一室内ユニットポート46とを流体接続する第一冷媒配管49と、第一のケースの内部に配置され、第一冷媒配管49と流体接続されて第一冷媒配管49を流れる冷媒によって熱交換するための過冷却熱交換器40とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、空調装置に関し、特に、熱源として外気を使用する又は水を循環させる空調装置に関する。このような空調装置は、ヒートポンプとも呼ばれる場合がある。更に、これらの空調装置は、空調対象の空間を冷房する及び/又は暖房するために使用可能である。特に、本発明は、このような空調装置用の圧縮機ユニットと、このような空調装置用の熱源ユニットとに関する。
一般に、空調装置は、冷媒配管を介して接続された一以上の室外ユニットと一以上の室内ユニットとからなる。室外及び室内ユニットはそれぞれ、熱源と熱を交換するための熱交換器を一方に備え、空調対象の空間と熱を交換するための熱交換器を他方に備える。空調装置の室外ユニットは、大抵の場合、屋根の上やファサード等の建物の外側に設置される。しかしながら、この場合、美的見地から不利であると認識される特定の状況となってしまう。そこで、EP 2 108 897 A1では、建物の天井内に室外ユニットを一体化して内部に室外ユニットを隠し、建物の外側からはわからないようにすることを提案している。
但し、この文献で提案される室外ユニットには幾つかの欠点がある。一つ目のマイナスの側面は、このような室外ユニットによって騒音が発生し、建物の内側にいる人達を煩わせる可能性があることである。二つ目のマイナスの側面は、設置と保守に関する。室外ユニットは比較的重いし、その組み立てには高さに対して比較的大きな設置スペースが必要となってしまうからである。
EP 2 108 897 A1
このような欠点を克服するべく、本出願の出願人は、熱源ユニットを圧縮機ユニットと熱源側熱交換器ユニットとに分割することを考えた。更に、器具によっては、過冷却部を冷媒回路に一体化して効率を上げる必要がある。しかしながら、分割後の熱源ユニット内に過冷却部を一体化すると、熱源側熱交換器ユニットと圧縮機ユニット及び室内ユニットとの間の配管がより多く必要となり、設置が複雑化して設置費用が増える可能性がある。加えて、気体状冷媒が流れる配管がより多く必要となる。このような配管は、必要な径がより大きいものであって材料がより多く必要となるために、より高価である。更に、設置にはより多くの時間が必要である。また、圧縮機ユニットと熱源側熱交換器ユニットとの間の気体状冷媒用の配管が長すぎる場合には、効率が損なわれる場合がある。過冷却熱交換器を熱源側熱交換器に近接して、即ち熱源側熱交換器ユニット内に配置する場合、上述のような欠点が認識されている。
従って、本発明の目的の一つは、好ましくは上述の熱源ユニットの一部としての圧縮機ユニットと、このような圧縮機ユニットを有する熱源ユニットとを提供することであって、過冷却部を一体化した場合でも、配管、特に幾つかのユニットを接続するための気体状冷媒用の配管を最小限に減らすことができ、これによって設置を容易にし、設置費用を抑えることができるようなものを提供することである。
この目的は、請求項1に記載の圧縮機ユニット又は請求項5に記載の熱源ユニットによって達成される。本発明の実施形態について、従属請求項、以下の記載及び添付の図面に列挙する。
一態様によれば、空調装置用の圧縮機ユニットが提案される。この空調装置は、建物の内部の部屋等の空間を暖房又は冷房して空調するよう構成される。圧縮機ユニットは、第一のケース内に配置された圧縮機を備える。従って、第一のケースは、圧縮機を収納し、好ましくは、圧縮機を包み込む。更に、ケースの内側又は外側には防音材が設けられ、圧縮機が発生する騒音が圧縮機を設置する環境へと伝わらないようにする。また、第一及び第二の熱源ポートが設けられ、好ましくは第一及び第二の熱源ポートはケースの外側からアクセス可能であって容易に接続できる。第一及び第二の熱源ポートは、空調装置の熱源ユニットの熱源側熱交換器と圧縮機とを冷媒配管によって接続するよう構成される。第一及び第二の熱源ポートは、一端が開放されてその端部に外部ねじ山を有するパイプ等、圧縮機に冷媒配管を接続できるものであれば任意の種類のポートであってよい。但し、いわゆるセルフシール式のコネクタやクイックファスナーを用いてもよい。但し、大抵の場合、規制があるためにフレア又はろう付けによる接続が必要となる。熱源側熱交換器は、第一のケースとは分離された第二のケース内に配置して熱源と熱を交換するよう構成される。ここでの「分離」は、それぞれのケースが別の部品又はユニットを示すという意味であって、一方のケースが他方のケースの内部に配置される場合は含まれない。特定の実施形態において、熱源側熱交換器ユニットは、外気(即ち、建物の外部の空気)を熱源として使用する。このために、第二のケースは、熱交換器の一方の側に第一の接続部を有し、熱交換器の他方の側に第二の接続部を有することが好ましい。第一及び第二の接続部は、建物の外側と流体連通する導管に接続されて外気が第一の熱交換器を流れるようにすることが好ましい。更に、圧縮機ユニットは、冷媒配管によって空調装置の少なくとも一つの室内ユニットの室内側熱交換器に圧縮機を接続するよう構成された第一及び第二室内ユニットポートを備える。第一及び第二室内ユニットポートは、第一及び第二熱源ポートと同じ種類であっても違う種類であってもよい。更に、圧縮機ユニットは、好ましくは第一のケース内に配置した第一の冷媒配管を備える。第一の冷媒配管は、第一熱源ポートと第一室内ユニットポートとを流体接続する。従って、第一熱源ポートと第一室内ユニットポートとを用いて、熱源側熱交換器ユニットを一以上の室内ユニットに冷媒配管を用いて流体接続する。熱源側熱交換器ユニットと室内ユニットとの間の接続は直接行われる可能性もあるが、一態様によれば、これらのユニットを圧縮機ユニットを介して接続し、これらのユニットを接続する冷媒配管の一部が圧縮機ユニットの第一のケース内を通過することが提案される。更に、過冷却熱交換器が第一のケースの内部に配置され、第一冷媒配管と流体接続されて、過冷却冷媒が第一冷媒配管を流れる。第一冷媒配管が第一のケース内を通過しているので、圧縮機ユニットと熱源側熱交換器ユニット、特に熱源側熱交換器ユニットと、過冷却熱交換器を通過する圧縮機の吸入側とを接続するのに更なる気体状冷媒配管を設ける必要なく、過冷却熱交換器を空調装置内に一体化できる。このような更なる長い気体状冷媒用の配管を圧縮機ユニット内に一体化するので、配管がかなり短くなり必要な材料が少なくなって、設置に必要な時間も少なくて済む。従って、設置が容易となり、設置費用が抑えられる。
一実施形態によれば、圧縮機ユニットは更に、第二冷媒配管を備える。第二冷媒配管は、第二熱源ポートと第二室内ユニットポートとを流体連通又は接続する。圧縮機と好ましくは四方弁とが、第二熱源ポートと第二室内ユニットポートとの間、又は特にこれらのポートを接続する第二冷媒配管内に介在する。圧縮機の吸入側にアキュムレータを備えてもよい。更に、圧縮機と四方弁との間の圧縮機の吸入側で、バイパス流路が第二冷媒配管に接続され、過冷却熱交換器がこのバイパス流路に流体接続されてバイパス流路内を流れる冷媒と第一冷媒配管内を流れる冷媒との間で熱が移動する。従って、過冷却ユニットに関連する全ての配管が第一のケース内に収容され、一実施形態において圧縮機ユニットと、熱源側熱交換器ユニットと、一つの室内ユニットとを接続するのに必要なのは四つのポートのみである。特に、圧縮機ユニット内に過冷却熱交換器を配置して、熱源側熱交換器モジュールを圧縮機ユニットを介して室内ユニットと接続する冷媒配管をループ状にすることによって、熱源側熱交換器ユニットと室内ユニットとの間の追加の経路を避けることができる。圧縮機モジュール内に過冷却熱交換器を配置する更なる利点は、気体状の冷媒を流すのに通常必要な大径の配管を避けることができることである。
一態様によれば、圧縮機ユニットは、空調装置の主膨張弁を備えない。空調装置の「主膨張弁」は、冷房時に冷媒回路内の冷媒の総量が通過する膨張弁として定義される。暖房時には、主膨張弁によって、熱源側熱交換器後の過熱が定義される。冷房時には、主膨張弁は常に全開として圧力低下が大きくならないようにする。冷房時には、冷媒の総量が主膨張弁を通過する。暖房時には、冷媒の量は、過冷却熱交換器と熱源側熱交換器とを介する流れに分離される。
暖房動作時には、過冷却熱交換器を熱源側熱交換器に接続する比較的長い冷媒配管によって、比較的大きな圧力低下が起こる。主膨張弁が圧縮機ユニット内に配置されないので、圧縮機ユニットと熱源側熱交換器ユニットとの間の冷媒圧力の低下を補償可能であって、二相流の騒音が抑えられる。
一実施形態によれば、圧縮機ユニットは、圧縮機と四方弁との間の圧縮機の排出側に位置するオイルセパレータを備えてもよい。
別の実施形態によれば、上述の圧縮機ユニットと熱源側熱交換器ユニットとを備える空調装置用の熱源ユニットが提案される。熱源側熱交換器ユニットは、上述のように第一のケースとは分離された第二のケース内に配置した熱源側熱交換器を有する。熱源側熱交換器は、熱源、特に外気と熱を交換するよう構成され、第一及び第二の熱源ポートを介して圧縮機ユニットと流体接続又は連通する。これに関して、第一冷媒配管による第一熱源ポートと第一室内ユニットポートとの接続によって、熱源側熱交換器ユニットと室内ユニットとが圧縮機ユニット(第一のケース)を介してループ状になっている。これにより、圧縮機ユニットと熱源側熱交換器ユニットとを接続するのに必要な更なる配管の必要なく、圧縮機ユニット内に過冷却ユニットを一体化することができる。
先に述べたように、空調装置の主膨張弁は、第二のケース内、即ち熱源側熱交換器ユニットに配置される。従って、圧縮機ユニットと熱源側熱交換器ユニットとの間の冷媒圧力の低下が最低限に保たれ、二相流の騒音が避けられる。
先に示したように、一以上の室内ユニットは、第一及び第二室内ユニットポートを介して圧縮機ユニットと流体接続又は連通可能である。これに関して、第一室内ユニットポートは、室内ユニット、特に室内熱交換器と、熱源側熱交換器ユニット、特に熱源側熱交換器との接続の役目を果たす。第二室内ユニットポートは、室内ユニット、特に室内熱交換器と第二冷媒配管、従って圧縮機との接続の役目を果たす。複数の室内ユニットを設ける場合には、これらの室内ユニットを並列に接続可能である。
熱源ユニットの更なる特徴及び効果は、以下の実施形態の説明より得られる。これらの実施形態の説明において、以下の図面を参照する。
図1に、空調装置の回路図を示す。空調装置は、熱源側熱交換器ユニット31と圧縮機ユニット32とを備える熱源ユニット30を有する。
熱源側熱交換器ユニット31は、側面図又は断面図(図5参照)においてV字形状を形成するよう互いに位置決めされた、上部熱交換器要素6と下部熱交換器要素7とからなる熱交換器5を備える。熱源側熱交換器ユニット31は更に、冷媒回路の主膨張弁33を備える。図1から明らかなように、回路内に収容される冷媒の全体量が、冷房時には主膨張弁33を更に通過する。即ち、圧縮機37から送られた即ち供給された冷媒の全体量が、冷房時には主膨張弁33を流れる。
熱源側熱交換器ユニットについて、図3及び図5に更に詳細に示す。
図3及び図5は、熱源ユニット30の一部である熱源側熱交換器ユニット31を示す図である。
熱源側熱交換器ユニット31は、空調装置の外気ダクトとの接続用に構成されたケース2(第二ケース)を備える。特に、熱源側熱交換器ユニットは、空調装置の「室外」ユニットとして構成されるが、建物の天井、とりわけ天井の内部に配置される。従って、ケース2には、熱源側熱交換器ユニット31を建物の外部と連通させる空気ダクトとの接続用に第一接続部3が設けられ、ケース2内に外気を取り込めるようになっている。ケース2の反対側には、熱源側熱交換器ユニット31を空気ダクトと接続するための接続部4(図5参照)が設けられ、空気ダクトは再び建物の外部に通じており、熱交換器5を通過した空気を外部に排出することができる。
ケース2は、実質的に矩形で平坦であって、高さHは、幅W及び長さLより小さい。一実施形態において、高さHは、50cm以下であって、好ましくは45cm以下であり、更に好ましくは40cm以下であって、最も好ましくは35cm以下である。
熱源側熱交換器ユニット31は更に、図3にも見られる熱交換器5(熱源側熱交換器)を備える。但し、熱交換器5の構成は図5において最も良く示されている。図5は更に、本出願の意味での熱交換器5の側面図である。
熱交換器5は、上部熱交換器要素6と下部熱交換器要素7とを備える。上部及び下部熱交換器要素6、7は共に、平坦即ち平面形状であって、その間に角度αを形成するよう配置される。図1から最も良く分かるように、上部及び下部熱交換器要素6、7は、冷媒配管に平行に流体接続される。従って、熱交換器5は、V字形状を有し、この「V」字は水平方向の向きを有する。「V」字の頂点8を通過する線CLは水平の向きを有し、熱源側熱交換器ユニット31が延在する長さLに沿う。線CLは、熱交換器5の中心線でもあって、言い換えれば、熱交換器要素6、7に関する対称軸である。
熱交換器5は、ケース2によって形成される空気ダクト内部に配置され、接続部3の開口を介して吸入した空気が全て熱交換器5を通って流れ、熱交換器5の幅方向Wの頂部、底部又は側部にて熱交換器5を空気が擦り抜けることがないようになっている。
上部及び下部熱交換器要素6、7は、接続要素9によって頂部8にて互いに接続される。接続要素は、空気を透過させないものであって、更に上部及び下部熱交換器要素6、7を機械的即ち物理的に接続するのに使用する。熱交換器要素6、7はそれぞれ、熱交換器コイル10(管状部材をループにしたもの)とその間に配置したフィン11とを備える。本実施形態の熱交換器は、室外用途用、即ち空調装置の熱源ユニットの一部として使用される。この場合、上部及び下部熱交換器要素6、7のフィンは、格子状(waffled)のフィンであることが好ましい。熱交換器を通る空気流をよくするためにルーバー式フィンを使用するのも好ましいが、フィンを介して空気が流れるように幾つかの穴が設けられているため、周囲の温度が約7°Cを下回る場合には、凝縮水がこれらの穴に溜まり、暖房動作中に霜が形成される問題につながる可能性がある。このような問題を防ぐためには、これらの場合格子状のフィンを使用することが好ましい。
ケースの内部には、2つの後方に湾曲した遠心ファン20が設けられる。これらの後方に湾曲した遠心ファン20はそれぞれ吸い込み口21を有する。側面図(図5)において、吸い込み口21の従ってファン20の中心軸は、熱交換器5の中心線CLと実質的に一致し即ち一直線上にある。但し、器具によっては、図示した実施形態のように、吸い込み口21の中心軸と熱交換器5の中心線CLとは平行であるが水平方向に互いにずれた位置にあってもよい。
使用時には、ファン20によって、吸い込み口21において吸引力が発生し、方向Fの流体の流れ(気流)が引き起こされる。従って、空気特に外気が、接続部3を通って熱交換器5の開口端12に向かって引き込まれて、上部及び下部熱交換器要素6、7を通過し、吸い込み口21を通って吸引されて、接続部4を通って流出する。このように、ケース2は、接続部3から熱交換器5及びファン20を介して接続部4までのダクトを形成する。この意味において、接続部3及び接続部4は、流入口13及び流出口14を形成する。
更に、ドレンパン15がケースの内部に設けられる。ドレンパン15は、側面図においてケース2の長さLに沿って二分割された部分16、17に分けられる。図5において、この二分割された部分16、17が点線によって示され、一方は点線の左側にもう一方は点線の右側に位置する。ドレンパン15は、最下位置18を有し、この位置に排液口19が設けられる。ドレンパン15の底部は、排液口19に即ち最下位置18に向かって傾斜する。従って、任意の部品からドレンパンへと落ちてきた水は、ファン20からは最も離れた位置にある排液口19及び最下位置18へと直接誘導される。これによって、ドレンパン内部に溜まった水がファン20内に吸引されて開口14を通ってダクト内へと吸引されることが防止される。排液口19は、排水設備に直接つながっており、水は直接排出される。
更に、ケース2の内部には、中心線CLに対してドレンパン15の反対側に防音及び/又は断熱材22が設けられる。断面図即ち側面図(図5)において、それぞれ熱交換器15に対向するドレンパン15と防音断熱材22の内表面は、ケース2内に形成されるダクトができる限り対称となるように似せるべきである。
更に、長さを小さくするために、頂点8と吸い込み口21の入口との間の距離をできるだけ短くするべきである。特に、ファンの高速領域は、側面図において熱交換器5及び/又はドレンパン15と重ならないようにするべきである。
ケース2の側部において、熱源側熱交換器ユニット31を冷媒回路の冷媒配管に接続するための第一及び第二冷媒配管接続部34、35が見られる。加えて、排液口19を排水設備(図示しない)に接続するための接続口36が、冷媒配管接続部34、35と同じケース2の側部の表面から延びている。
ケース2は、接続部3、4及び冷媒配管接続部34、35と排水設備への接続部36を除いて、周囲に対して完全に閉じている。従って、図5から分かるように、ケースは防音され、例えばファン等からの騒音が空調対象の空間に伝わらないように包み込まれている。更に以下に説明するように、圧縮機37はケース2ではなく圧縮機ユニット32の内部に配置されるので、熱源側熱交換器ユニット31を流れる空気を介して及び建物の外部に接続される空気ダクトにおいて圧縮機の騒音が引き起こされて伝えられることはない。
圧縮機ユニット32は、ケース44(第一ケース)を有する。図4では、ケース44の前方壁と対応する防音材とを省略してケース44の内部が部分的に見えるようにしている。圧縮機37(図1参照)がケース44内に配置される。更に、以下に示す圧縮機ユニットの他の全ての部品及びそのような部品が存在すればそれらの部品もケース44内に配置される。加えて、圧縮機ユニットは、随意のアキュムレータ38及び四方弁39を備えてもよい。
更に、圧縮機ユニット32は、過冷却熱交換器40と過冷却膨張弁41とを備える。過冷却熱交換器は、管状の熱交換器である。
圧縮機ユニット32は更に、図4に示すように第一及び第二冷媒配管接続部42、43(第一及び第二熱源側熱交換器ユニットポート)を備える。
停止弁45(2つの停止弁、各接続部42、43に一つ)が、第一及び第二冷媒配管接続部42、43に近接してそれぞれ提供されてもよい。
更に、第三及び第四冷媒配管接続部46、47(第一及び第二室内ユニットポート)が提供されるが、空調対象の空間と流体連通するよう配置した一以上の室内ユニット50(本実施形態では一つ)と接続するためのものである。停止弁48(2つの停止弁、各接続部46、47に一つ)が更に、冷媒配管接続部46、47に近接してそれぞれ提供される。
ポート42、43及び46、47は全て、圧縮機ユニットの前面に近接して配置され、保守性が向上する。特に、ケース44の前方壁及び対応する防音断熱材を図4に示すように取り除けば、これらのポートに容易にアクセス可能である。
更に、冷媒配管80(第二冷媒配管)によって、冷媒配管接続部42と冷媒配管接続部47とが接続され、四方弁39、圧縮機37、アキュムレータ38、冷媒配管57への接続部81、冷媒配管52への接続部82、及び四方弁39がこの順で介在する。
上述の部品は、冷房動作(図1の実線の矢印)を考えると、冷媒配管接続部47から冷媒配管接続部42へと以下の順で配置される。四方弁39、アキュムレータ38、圧縮機37、四方弁39及び冷媒配管接続部42の順である。上述の部品は、暖房動作(図1の破線の矢印)を考えると、冷媒配管接続部42から冷媒配管接続部47へと以下の順で配置される。四方弁39、アキュムレータ38、圧縮機37、四方弁39及び冷媒配管接続部47の順である。
更に、冷媒配管49によって、第一冷媒配管接続部43と第三冷媒配管接続部46とが接続される。過冷却熱交換器40は、冷媒配管49を流れる冷媒と冷媒配管52を流れる冷媒との間で熱を交換するよう構成される。過冷却膨張弁41は、過冷却熱交換器と冷媒配管接続部43との間の冷媒配管52内に配置される。言い換えれば、過冷却膨張弁41は、冷媒配管49と冷媒配管52との接続部と過冷却熱交換器40との間に配置する。いずれにせよ暖房及び冷房動作の間、過冷却膨張弁41は、冷媒配管52内の過冷却熱交換器40の上流に配置される。
冷媒配管51によって、アキュムレータ38と四方弁39とが接続される。更に、冷媒配管52(気体状冷媒配管)が、一端で冷媒配管49へと他端で冷媒配管51へと接続される。更に、冷媒配管57によって、冷媒配管49と冷媒配管51とが接続され、圧力調整弁58が中間位置で冷媒配管57内に一体化されている。
圧縮機ユニット32のケース44は、圧縮機37によって発生する騒音がケースから出て建物内の人の迷惑となることを防げるよう防音されていてもよい。更に、ケース44は小型なので、床の上に配置して容易に設置及び保守ができ、台所の食器棚の下やその他の技術的装置の空間にも配置できる。ケース44は更に、水平支持表面にケース44を配置及び固定するための図4に示すような足部59を備えてもよい。特に高さ、幅、奥行きに関してケース44の大きさは、台所家具及び台所器具の規格DIN EN 1116に準拠する。
一例として室内ユニット50は、第三及び第四冷媒配管接続部54、55及び冷媒配管を介して圧縮機ユニット32の第三及び第四冷媒接続部46、47にそれぞれ接続された室内熱交換器53(第二熱交換器)を備える。随意に、室内ユニット50は、室内熱交換器53と第三冷媒配管接続部54との間に配置した室内膨張弁56を備えてもよい。室内ユニット50は、原理上、空調装置等に使用される一般的な室内ユニットとして構成可能である。
図2から最も良く分かるように、空調装置は、建物70内に設置可能である。可能な一実施形態において、熱源側熱交換器ユニット31は、空調対象の空間72の天井71に天井71内に隠すように配置可能である。接続部3、4を空気ダクト73に接続して、熱源側熱交換器ユニット31のケース2が空気ダクト73の一部を形成するようにすることが好ましい。空気ダクト73の端部は、両端74、75で建物の外部へと開放し、端部74を通って外気を吸い込んで、その外気が熱源側熱交換器ユニット31の熱交換器5を通過し、端部75を通って排出されるようにする。
熱源側熱交換器ユニット31は、冷媒配管76によって、冷媒配管接続部34及び35と43及び42とをそれぞれ用いて圧縮機ユニット32へと接続される。圧縮機ユニット32は再び、冷媒配管77を介して、第三乃至第四冷媒配管接続部46、47及び54、55をそれぞれ用いて一つ又は複数の室内ユニット50へと接続される。
上述の空調装置の動作について以下に述べる。冷房動作(図1の実線の矢印)の間、冷媒は、冷媒配管接続部47にて圧縮機ユニット32内に流入し、四方弁39を通過して、アキュムレータ38内へと導入される。アキュムレータを通過する際、付随する(associate)液体冷媒を気体状の冷媒から分離し、アキュムレータ38に液体冷媒を一時的に貯蔵する。
次に、気体状の冷媒を圧縮機37内に導入し圧縮する。圧縮された冷媒は、第一冷媒配管接続部42、35及び冷媒配管71を介して、熱源側熱交換器ユニット31内に導入される。冷媒は、熱源側熱交換器ユニット31のプレート6、7を備える熱交換器5を通過し、これによって、冷媒が凝縮する(熱交換器5は凝縮器として機能する)。従って、熱は、熱交換器5の熱交換器要素6、7を並列に通過する外気に伝えられる。膨張弁33を完全に開いて、冷房時に圧力が大きく低下することのないようにする。次に、冷媒は、第三冷媒配管接続部34、43及び冷媒配管を介して圧縮機ユニット32内に流入する。圧縮機ユニット32において、冷媒は、一部は冷媒配管52を流れ、それによって過冷却膨張弁41及び過冷却熱交換器40を流れ、一部は冷媒配管49を通って第三冷媒配管接続部46へ導入され、冷媒配管及び第三の冷媒接続部54を経て室内ユニット50へと流れる。冷媒は次に室内膨張弁56によって更に膨張し、熱交換器53内で蒸発して(熱交換器53は蒸発器として機能する)、空調対象の空間72を冷却する。従って、空調対象の空間の空気から熱交換器53を流れる冷媒へと熱が移動する。冷房において、過冷却熱交換器40の主目的は、冷媒配管49を通って室内ユニット50へと流れる液状冷媒を過冷却することである。最後に、冷媒は、第四冷媒配管接続部55、47及び冷媒配管を介して圧縮機ユニット32内に再び導入される。
一般的に知られているように、室内側の空調装置の容量は、エンタルピーと質量流量との乗算である。従って、エンタルピーが増加する場合、減少した質量流量を使用可能である。過冷却熱交換器は、室内側でのエンタルピーを大きくするような役目を果たす。結果として、容量を損なうことなく質量流量を減らせる。この結果、液体配管における圧力低下を減らすことができ、圧縮機37の発すべき仕事の量が少なくてすむのでシステム全体の効率が改善する。
暖房の間、この回路を逆向きにするが、暖房について図1の点線の矢印で示す。工程は原理上同じである。但し、暖房中は、第一熱交換器5が蒸発器として機能する一方で、第二熱交換器53が凝縮器として機能する。特に、冷媒は、第一冷媒配管接続部42を介して圧縮機ユニット32に導入され、四方弁39を介してアキュムレータ38内に流入し、その後、圧縮機37内で圧縮されて四方弁39に流入し、第四冷媒配管接続部47、55及び冷媒配管を通って室内ユニット50特に室内熱交換器53内に流入して、そこで冷媒は凝縮される(室内熱交換器53は凝縮器として機能する)。次に、冷媒は、膨張弁56によって膨張し、その後第三冷媒配管接続部54、46を介して圧縮機ユニット32内に再導入され、配管49内に流入して過冷却熱交換器40を通過する。
蒸発器の後に冷媒を注入することによって、圧縮機の前の吸入過熱を最適化することができる。この結果、排出温度が下げられるので、システムの効率が良くなって寿命が長くなるという有益な効果が得られる。暖房時には、過冷却熱交換器40は、圧縮機37の上流の冷媒配管51に接続された冷媒配管52を介して圧縮機入口での、即ち吸入側での冷媒の品質を改善するという役目を果たす。更に、過冷却熱交換器40は、冷媒配管49内で所望のように二相の冷媒を蒸発させるという役目を果たす。
蒸発器の後に冷媒を注入することによって、圧縮機の前の吸入過熱を最適化することができる。この結果、排出温度が下げられるので、システムの効率が良くなって寿命が長くなるという有益な効果が得られる。暖房時には、過冷却熱交換器40は、圧縮機37の上流の冷媒配管51に接続された冷媒配管52を介して圧縮機入口での、即ち吸入側での冷媒の品質を改善するという役目を果たす。更に、過冷却熱交換器40は、冷媒配管49内で所望のように二相の冷媒を蒸発させるという役目を果たす。
次に、冷媒の一部は冷媒配管52内に流入し、過冷却膨張弁41内で膨張し、過冷却熱交換器40を流れてアキュムレータ38の上流の冷媒配管51内に再導入されることによって、冷媒配管49を流れて過冷却熱交換器40を通過する冷媒が予備冷却される。残りの部分は、第二冷媒配管接続部43、34及び冷媒配管を介して熱源側熱交換器ユニット31内に流入する。冷媒は、熱源側熱交換器ユニット31内の主膨張弁33によって更に膨張し、その後、熱交換器5内で蒸発し(熱交換器5は蒸発器として機能する)、第一冷媒配管接続部35、42及び冷媒配管を介して圧縮機ユニット32内に再導入される。
圧縮機ユニット32と熱源側熱交換器ユニット31とを分割したことで、騒音に敏感ではない場所に圧縮機ユニット32を設置することができ、室内に配置されていても圧縮機によって起こる騒音の煩わしさがなくなる。更に、圧縮機ユニット32のケース44は、しっかりと防音材によって防音されている。更に、熱源側熱交換器ユニット31と圧縮機ユニット32とを分けるという考え方によって、熱源側熱交換器ユニット31を流れる空気において、空調対象の空間に伝わったかもしれない圧縮機の騒音がなくなる。
熱源側熱交換器ユニット31と圧縮機ユニット32とのユニット毎の重量が少なくなるので、その設置作業が改善される。加えて、圧縮機ユニット32は床の上に設置可能であって、重い圧縮機ユニットを持ち上げる必要がない。圧縮機ユニット32の設置面積(幅及び奥行き)が比較的小さいこと、圧縮機ユニット32、特にケース44の高さが低いことにより、食器棚やカウンターボード等の下等、空調対象の部屋の内部に配置する際に、圧縮機ユニット32を隠すこともできる。
熱源側熱交換器ユニット31も騒音による煩わしさがないという利点を有する。圧縮機が熱源側熱交換器ユニット31内に収容されていないので、空気流に乗る可能性のある唯一の音は、ファンの騒音だけであって、空気流の騒音が大幅に低減される。更に、ケース2が空調対象の空間72に完全に閉鎖されているので、この空間に音が伝わらない。また、このケースは、しっかりと防音材によって防音されている。熱源側熱交換器ユニット31の高さが低いので、例えば天井内にユニットを隠すのが容易である。従って、ユニット31は外部から見えない。同じケース内に圧縮機を有するユニットと較べて重量が小さく、熱源側熱交換器ユニット31の高さが低いので、その設置作業が更に改善される。高さが低いのは、特に熱交換器5の「V」字形状に因るものであって、比較的低い高さで高い効率が得られる。
過冷却ユニット特に過冷却熱交換器を熱源側熱交換器ユニットではなく圧縮機ユニット内に一体化したことによって、熱源側熱交換器と圧縮機の吸入側とを接続する一つの長い気体状冷媒配管を、圧縮機ユニット内に収容した短いライン52で置き換えることが可能である。従って、気体状の冷媒を流すのに通常必要な大径の配管を短くすることができる。即ち、圧縮機ユニット内に過冷却熱交換器を配置して、熱源側熱交換器モジュールを圧縮機ユニットを通って室内ユニットと接続する冷媒配管をループ状にすることによって、熱源側熱交換器ユニットと室内ユニットとの間の追加の経路を避けることができる。
過冷却熱交換器を熱源側熱交換器モジュール内に配置してユニット31と50との間の流体接続を圧縮機ユニット32のケース44を通ってループ状にせずに直接接続した場合には、圧縮機ユニット32において第三の熱源側熱交換器ポートが必要となり、ライン52を実現するために圧縮機ユニット32と熱源側熱交換器ユニット31とを接続する更なるラインが必要となってしまう。このように、このような場合と比較して本実施形態は改善され、より容易な設置作業と設置費用が抑えられるという結果が得られる。
更に、主膨張弁33が熱源側熱交換器ユニット31内に配置されているので、圧縮機ユニット32と熱源側熱交換器ユニット31との間の比較的長い冷媒配管による冷媒圧力の低下を補償可能であって、二相流の騒音が少なくとも幾分低減される。
図6に、図1に示した構成の変形による空調装置の回路図を示す。図1と図6との構成の差異は、水熱源を利用するよう構成した熱源側熱交換器モジュール31’を使用したことである。
本変形による空調装置は、熱源側熱交換器ユニット31’と、冷却塔90と、圧縮機ユニット32とを備える熱源ユニット30を有する。熱源側熱交換器ユニット31’は、冷却塔90と協働して動作することによって水熱源としての役目を果たす。
冷房動作(図8の実線の矢印)の間、気体状の冷媒を圧縮機37内に導入し圧縮する。圧縮された冷媒は、第一冷媒配管接続部42、35及び冷媒配管76を介して熱源側熱交換器ユニット31’内に導入される。冷媒は、熱源側熱交換器ユニット31’の水−冷媒熱交換器5’の冷媒回路部を通過し、これによって、冷媒が凝縮する(水−冷媒熱交換器5’は凝縮器として機能する)。従って、熱は、水−冷媒熱交換器’5の水回路部を通過する水に伝えられる。膨張弁33を完全に開いて、冷房時に圧力が大きく低下することのないようにする。次に、冷媒は、第三冷媒配管接続部34、43及び冷媒配管を介して圧縮機ユニット32内に流入する。
この水は、冷却塔90と水−冷媒熱交換器5’の水回路部とを備える水回路を循環する。冷却塔90では、循環する水が熱を放出して冷却される。
設置に関して、例えば熱源側熱交換器ユニット31’は、空調対象の空間の天井内に配置可能であり、冷却塔90は建物の屋根等に配置可能である。
暖房動作について、循環水を加熱するボイラー設備(図示せず)を、冷却塔90の代わりに又はこれに加えて採用可能である。
Claims (8)
- 空調装置用の圧縮機ユニット(32)であって、
第一のケース(44)内に配置された圧縮機(37)と、
前記空調装置の少なくとも一つの熱源側熱交換器ユニット(31)の熱源側熱交換器(5)と、前記圧縮機ユニットとを接続するよう構成された第一及び第二熱源側熱交換器ユニットポート(42、43)であって、熱源側熱交換器は、前記第一のケースとは分離された第二のケース(2)内に配置されて熱源と熱を交換するよう構成されている、第一及び第二熱源側熱交換器ユニットポート(42、43)と、
前記空調装置の少なくとも一つの室内ユニット(50)の室内側熱交換器(53)と前記圧縮機ユニットとを接続するよう構成された第一及び第二室内ユニットポート(46、47)と、
前記第一熱源側熱交換器ユニットポート(43)と前記第一室内ユニットポート(46)とを流体接続する第一冷媒配管(49)と、
前記第一のケースの内部に配置され、前記第一冷媒配管と流体接続されて前記第一冷媒配管を流れる冷媒によって熱移動させるための過冷却熱交換器(40)と、を備える圧縮機ユニット。 - 前記第二熱源側熱交換器ユニットポート(42)と前記第二室内ユニットポート(47)とを流体接続する第二冷媒配管(80)であって、前記圧縮機(37)と四方弁(39)とが前記第二熱源側熱交換器ユニットポートと前記第二冷媒配管の前記第二室内ユニットポートとの間に介在する、第二冷媒配管と、
前記圧縮機と前記四方弁(39)との間の前記圧縮機(37)の吸入側で前記第二冷媒配管に接続されたバイパス流路(52)であって、前記過冷却熱交換器(40)が前記バイパス流路(52)に流体接続されて前記バイパス流路内を流れる冷媒と前記第一冷媒配管(49)内を流れる冷媒との間で熱移動させるようなバイパス流路と、を更に備える、請求項1に記載の圧縮機ユニット。 - 前記圧縮機ユニット(32)は、前記空調装置の主膨張弁(33)を備えない、請求項1又は2に記載の圧縮機ユニット。
- 前記圧縮機と四方弁(39)との間の前記圧縮機(37)の排出側に位置するオイルセパレータを更に備える、請求項1から3のいずれか1つに記載の圧縮機ユニット。
- 空調装置用の熱源ユニットであって、
請求項1から4のいずれか1つに記載の圧縮機ユニット(32)と、
熱源側熱交換器(5)を有する熱源側熱交換器ユニット(31)と、を備え、
前記熱源側熱交換器は、前記第一のケース(44)とは分離された第二のケース(2)内に配置されて熱源と熱を交換するよう構成され、前記熱源側熱交換器ユニットは、前記第一及び第二熱源側熱交換器ユニットポート(42、43)を介して前記圧縮機ユニットと流体接続される、熱源ユニット。 - 前記空調装置の主膨張弁(33)が前記第二のケース(2)内に配置される、請求項5に記載の熱源ユニット。
- 空調装置用の熱源ユニットであって、
請求項1に記載の圧縮機ユニット(32)と、
熱源側熱交換器(5)を有する熱源側熱交換器ユニット(31)と、を備え、
前記熱源側熱交換器は、前記第一のケース(44)とは分離された第二のケース(2)内に配置されて熱源と熱を交換するよう構成され、前記熱源側熱交換器ユニットは、前記第一及び第二熱源側熱交換器ユニットポート(42、43)を介して前記圧縮機ユニットと流体接続され
前記空調装置の主膨張弁(33)が前記第二のケース(2)内に配置され、
前記圧縮機ユニットは、四方弁(39)をさらに備える、
熱源ユニット。 - 少なくとも一つの室内ユニット(50)が前記第一及び第二室内ユニットポート(46、47)を介して前記圧縮機ユニット(32)と流体接続される、請求項5から7のいずれか1つに記載の熱源ユニットを有する空調装置。
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