JPH08247504A - 空気熱交換器 - Google Patents

空気熱交換器

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Publication number
JPH08247504A
JPH08247504A JP7726895A JP7726895A JPH08247504A JP H08247504 A JPH08247504 A JP H08247504A JP 7726895 A JP7726895 A JP 7726895A JP 7726895 A JP7726895 A JP 7726895A JP H08247504 A JPH08247504 A JP H08247504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat exchanger
blower
heat exchange
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7726895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Yatsuhashi
元 八橋
Osayuki Inoue
修行 井上
Akiyoshi Suzuki
晃好 鈴木
Taku Kawanishi
卓 川西
Yoshiyuki Maruta
芳幸 丸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP7726895A priority Critical patent/JPH08247504A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音を低減し、熱交換部の風損増大にも対応
することができる空気熱交換器を提供する。 【構成】 フィンを多数有し空気とで熱の授受を行う熱
交換器において、大気から熱交換部3を経て送風機の吸
込部に空気を流入させるよう熱交換部3を囲むように設
けられたケーシング1と、熱交換部3の下流側に空気を
吸引圧送する送風機4とを備え、送風機4は送風機回転
軸4aを中心として外周方向に空気を送出する羽根車6
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気熱交換器に係り、特
に空気調和機用室外機ユニット、空冷熱交換器、空気熱
源機等の空気と熱交換器内部を流れる媒体の熱交換を行
う空気熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の空気熱交換器を示し、図3
(a)は断面図、図3(b)は正面図である。空気熱交
換器は、図3に示すようにケーシング21内に、多数の
フィン22を具備した熱交換部23と、2台の送風機2
4とを備えている。ケーシング21の裏面は空気を吸引
するために開放されており、ケーシング21の正面には
空気を吐出するための開口21a,21aが形成されて
いる。そして、送風機24によって熱交換部23に空気
を流通させ、熱交換部23の伝熱管の内部を流れる媒体
(流体)と空気との間で熱交換を行うようにしている。
【0003】図3に示す従来の空気熱交換器は、熱交換
用の空気を熱交換部23に圧送又は吸引するための送風
機として、送風機回転軸に平行に空気を送出する軸流フ
ァンを用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気熱交換器
は、上述したように熱交換用の空気を熱交換部に圧送又
は吸引するために、軸流ファンを用いていたため、以下
に列挙するような不具合があった。 軸流ファンは同一圧力を得るために、斜流ファンよ
り周速を大きくする必要があり騒音が大きくなる。 軸流ファンは吐出口の正面の受音点に直接風が到達
するが、さらに熱交換部における伝熱量を大きくするた
めに伝熱フィンを多くしたり密にしようとすると、空気
の通過抵抗が増加してしまう。そうすると、その風損を
まかなうために送風機(軸流ファン)の吐出圧力を高め
ねばならなくなり、送風機の仕様を変えるにともなって
騒音が増大する欠点があった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、騒音を低減し、熱交換部の風損増大にも対応するこ
とができる空気熱交換器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、フィンを多数有し空気とで熱の授受を行
う熱交換器において、大気から熱交換部を経て送風機の
吸込部に空気を流入させるよう熱交換部を囲むように設
けられたケーシングと、前記熱交換部の下流側に空気を
吸引圧送する送風機とを備え、前記送風機は送風機回転
軸を中心として外周方向に空気を送出する羽根車を備え
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、熱交換部の下流側に送風機を
設けて、大気→熱交換部→送風機吸込部を経て空気を吸
引して、送風機の羽根車吐出口から送風機の外周側に空
気を送出することができる。即ち、本発明においては送
風機として斜流ファンを用いたため、同一圧力を得るた
めに、軸流ファンに比較して回転速度が小さくて済み、
騒音が少ない。また、斜流ファンは、送出された風が分
散するため、軸流ファンに比べて騒音値が2〜3dB低く
て済む。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る空気熱交換器の実施例を
図面を参照して説明する。する。図1は本発明の空気熱
交換器の一実施例を示す図であり、図1(a)は断面
図、図1(b)は正面図である。空気熱交換器は、図1
に示すように、ケーシング1内に、多数のフィン2を具
備した熱交換部3と、送風機を構成する2台の斜流ファ
ン4とを備えている。ケーシング1の裏面は空気を吸引
するために開放されており、ケーシング1の正面には空
気を吐出するための開口1a,1aが形成されている。
【0009】前記斜流ファン4は、回転軸4aに対して
斜めに設置された複数の翼5を具備した羽根車6を備え
ており、回転軸4aを中心として外周方向に空気を送出
するようになっている。翼5は円周方向に6枚等配に設
けられている(図1(b)では図を簡略化するため1枚
のみ示されている)。
【0010】本実施例によれば、斜流ファン4によって
吸引されるべき空気は熱交換部3を通過する。このと
き、熱交換部3の伝熱管の内部を流れる媒体(流体)と
空気の間で熱交換を行う。そして、斜流ファン4の羽根
車6に吸引された空気は、羽根車6から回転軸4aを中
心として外周方向に送出される。斜流ファン4は、同一
圧力を得るために、軸流ファンに比較して風速が小さく
て済み、騒音が少ない。また、斜流ファン4は、送出さ
れた風が分散するため、軸流ファンに比べて騒音値が2
〜3dB低くて済む。
【0011】図2は本発明の空気熱交換器の他の実施例
を示す図であり、図2(a)は断面図、図2(b)は正
面図である。本実施例の空気熱交換器は、図1に示す実
施例と同様に、ケーシング1内に、多数のフィン2を具
備した熱交換部3と、送風機を構成する2台の斜流ファ
ン4とを備えている。ケーシング1の裏面は空気を吸引
するために開放されており、ケーシング1の正面側に
は、斜流ファン4の回転軸4aに対して垂直に配置され
た案内板8が設置されている。案内板8は、図示しない
固定手段によってケーシング1に固定されている。
【0012】斜流ファン4は、図1に示す実施例と同様
に、回転軸4aに対して斜めに設置された複数の翼5を
具備した羽根車6を備えており、回転軸4aを中心とし
て外周方向に空気を送出するようになっている。前記案
内板8は、長円形の平板状をなし、案内板8の外周部の
空気吐出口には案内羽根9が設けられている。また案内
板8は斜流ファン4の支持架台10を保持している。
【0013】隣接する2台の斜流ファン4,4間には、
各斜流ファン4の送出空気流線が互いに干渉することを
防止するための遮風板11が配設されており、この遮風
板11は案内板8に固定されている。また、案内板8の
内側面には騒音を低下するための吸音材12が貼設され
ている。また、ケーシング1の底部には、底板13が固
定されている。
【0014】本実施例によれば、ファン吐出部に案内板
8を設置し、かつ案内板8に案内羽根9を設けているた
め、斜流ファン4より送出された空気は案内羽根9と案
内板8の間を通って円周方向にスムーズに導かれる。ま
た、案内板8がディフューザの機能を果たし、風速を減
速させるため、高周波騒音が減少する。そして、案内板
8に案内羽根9を設けることにより、大気解放するエネ
ルギーを減らして有効な静圧を上げることにより効率が
上昇する。
【0015】また、本実施例によれば、案内板8に吸音
材12が貼設されているため、騒音を低減させることが
できる。また、ケーシング1の底部に底板13が固定さ
れているため、底板12が風を横方向に案内するため、
設置面の砂塵を巻き上げることを防止できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に列挙する効果が得られる。 (1)送風機として送風機回転軸を中心として外周方向
に空気を送出するタイプのものを用いたため、同一圧力
を得るために軸流ファンに比較して風速が小さくて済
み、騒音が少ない。また送風機より送出された風が分散
するため、軸流ファンに比べて騒音値が2〜3dB低くて
済む。 (2)送風機の回転軸に垂直に案内板を設けたため、案
内板の外周部のみから空気が送出される。また案内板が
ディフューザの機能を果たし、風速を減速させるため、
高周波騒音が低減する。 (3)案内板に案内羽根を設けたため、大気解放するエ
ネルギーを減らして有効な静圧を上げることにより効率
が上がる。 (4)案内板の内面に貼設された吸音材がサイレンサと
して機能し、騒音が低減する。 (5)ケーシングの底部近傍には、底板が設けられてい
るため、外周方向に送出された風を横方向に案内し、設
置面の砂塵を巻き上げることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気熱交換器の一実施例を示す図
であり、図1(a)は断面図、図1(b)は正面図であ
る。
【図2】本発明に係る空気熱交換器の他の実施例を示す
図であり、図2(a)は断面図、図2(b)は正面図で
ある。
【図3】従来の空気熱交換器を示す図であり、図3
(a)は断面図、図3(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 フィン 3 熱交換部 4 斜流ファン 5 翼 6 羽根車 8 案内板 9 案内羽根 10 支持架台 11 遮風板 12 吸音材 13 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川西 卓 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 丸田 芳幸 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィンを多数有し空気とで熱の授受を行
    う熱交換器において、大気から熱交換部を経て送風機の
    吸込部に空気を流入させるよう熱交換部を囲むように設
    けられたケーシングと、前記熱交換部の下流側に空気を
    吸引圧送する送風機とを備え、前記送風機は送風機回転
    軸を中心として外周方向に空気を送出する羽根車を備え
    たことを特徴とする空気熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記羽根車は回転軸に対して斜めに設置
    された翼を具備することを特徴とする請求項1記載の空
    気熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記送風機の空気送出側に回転軸に対し
    て垂直な案内板を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の空気熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記案内板の空気吐出口に大気解放する
    エネルギーを減らして有効な静圧を上げるための案内羽
    根を設けたことを特徴とする請求項3記載の空気熱交換
    器。
  5. 【請求項5】 前記送風機を複数配置し、各送風機の相
    隣りあう吐出部分に遮風板を設け、各送風機の送出空気
    流線が互いに干渉することを防止したことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記ケーシングの底部近傍に、風を横方
    向に案内し設置面の砂塵を巻き上げることを防止するた
    めの底板を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1項に記載の空気熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記案内板は送風機の支持架台を兼用し
    ていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項
    に記載の空気熱交換器。
  8. 【請求項8】 前記案内板の送風機側に、騒音を低下さ
    せるための吸音材を設けたことを特徴とする請求項3乃
    至7のいずれか1項に記載の空気熱交換器。
JP7726895A 1995-03-08 1995-03-08 空気熱交換器 Pending JPH08247504A (ja)

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JP7726895A JPH08247504A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 空気熱交換器

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JP7726895A JPH08247504A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 空気熱交換器

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JPH08247504A true JPH08247504A (ja) 1996-09-27

Family

ID=13629108

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JP7726895A Pending JPH08247504A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 空気熱交換器

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JP (1) JPH08247504A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156485A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Hitachi Appliances Inc マルチ型空気調和機
JP2013152076A (ja) * 2013-04-08 2013-08-08 Hitachi Appliances Inc マルチ型空気調和機
JP2018084410A (ja) * 2015-04-17 2018-05-31 ダイキン工業株式会社 空調装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156485A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Hitachi Appliances Inc マルチ型空気調和機
JP2013152076A (ja) * 2013-04-08 2013-08-08 Hitachi Appliances Inc マルチ型空気調和機
JP2018084410A (ja) * 2015-04-17 2018-05-31 ダイキン工業株式会社 空調装置

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