JP3367649B2 - 空気調和装置の運転制御方法 - Google Patents

空気調和装置の運転制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機からの吐出冷媒
が四方弁をバイパスするバイパス回路を備えた空気調和
装置の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷暖房可能な一般的な空気調和装
置は、冷凍サイクル中に四方弁を設け、この四方弁の切
り換えによって、冷房運転と暖房運転を行っている。一
方、四方弁を用いることなく、冷房運転と暖房運転を行
うことができる冷凍サイクルが過去において提案されて
いる。例えば、特開昭54−89353号公報では、1
つの三方弁と2つの開閉弁を用いて冷房運転と暖房運転
とを切り換えることができる冷凍サイクルが提案されて
いる。また同公報には、更に2つの開閉弁の代わりに三
方弁を用いることができることも提案されている。ま
た、特開昭58−193058号公報では、4つの開閉
弁を用いて冷房運転と暖房運転とを切り換えることがで
きる冷凍サイクルが提案されている。なお、2つの三方
弁を用いて冷房運転と暖房運転とを切り換えることがで
きる冷凍サイクルについては、特開昭57−15076
3号公報においても提案されている。従来一般的に用い
られている四方弁では、一つの弁体の中で高温高圧の冷
媒ガスと低温低圧の冷媒ガスが流通する冷媒通路が存在
するために、弁体を通じて熱交換を行ってしまい、大き
な熱損失となってしまう。一方、過去において提案され
ているように、四方弁を用いることなく、複数の開閉弁
や三方弁を組み合わせる方法によれば、上記のような熱
損失は生じないが、現存する二方弁や三方弁は、構造上
四方弁に比べると圧力損失が大きいという問題を有して
いる。従って、四方弁を用いつつ、四方弁の内部で生じ
る熱損失を少なくすることが重要である。
【0003】なお、四方弁を用いつつ、四方弁の内部で
生じる熱損失を少なくするものとして、特開昭56−6
6660号公報がある。これは、圧縮機の吐出側と四方
弁との間に三方弁を設けることによって、冷房運転時
に、圧縮機から吐出される冷媒を、四方弁を通すことな
く室外熱交換器に送るものである。しかしながら、一般
に三方弁は、その構造上、開閉弁(二方弁)と比較する
と、圧力損失が大きい。以下に図7から図9を用いて三
方弁と二方弁との基本的な構造の違いについて簡単に説
明する。図7、図8に示すように、三方弁500は、一
つの流入管501と二つの流出管502、503を備え
ている。また内部に備えたスライド弁504は、一方の
流出管502と他方の流出管503とを選択的に切り換
えるものである。図7は、スライド弁504を右方向に
移動させて、流入管501と流出管503とを連通さ
せ、矢印Aから矢印Bの流れを構成している。また図8
は、スライド弁504を左方向に移動させて、流入管5
01と流出管502とを連通させ、矢印Aから矢印Cの
流れを構成している。これに対し、図9に示すように、
二方弁600は、一つの流入管601と一つの流出管6
02を備えている。また内部に備えたスライド弁603
は、流出管602を開閉するものである。図9は、スラ
イド弁603を左方向に移動させて、流入管601と流
出管602とを連通させ、矢印Aから矢印Cの流れを構
成している。上記のように、三方弁500は、矢印Aか
ら矢印Bに流れるときに大きな圧力損失を生じることに
なる。また、特開昭56−66660号公報に示されて
いるように、四方弁の高圧側通路を遮断して利用する場
合には、高圧側通路に残留する冷媒が、低圧側通路を流
れる冷媒によって冷却され、その結果、四方弁中の高圧
側通路に液冷媒が滞留する可能性がある。このように、
四方弁中に液冷媒が滞留すると、四方弁の切り換え時
に、弁の開閉作動に遅れ等の不都合や弁体が破損すると
いう不都合を生じてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、冷凍サイクル
中での圧力損失を少なくして、四方弁が有する熱損失の
問題を少なくするためには、四方弁を用いつつ、圧縮機
の吐出冷媒がこの四方弁をバイパスするバイパス回路を
設け、このバイパス回路への冷媒流れの切り換えを開閉
弁で行う空気調和装置が有効である。しかし、圧縮機の
吐出側に開閉弁を備えて冷媒流れを切り換える場合に
は、特に冷凍サイクルの信頼性向上のために、冷媒が閉
塞されることを防止する必要がある。
【0005】そこで、本発明は、冷媒通路の一部を閉塞
する四方弁を用いた場合での、圧縮機からの吐出冷媒が
閉塞されることを防止することができる空気調和装置の
運転制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
空気調和装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換
器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管
で接続し、前記四方弁は、暖房運転モードで前記圧縮機
から前記室内熱交換器につながる冷媒通路を遮断する構
成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス管を設けるとと
もに前記バイパス管に開閉弁を設け、暖房運転時に前記
バイパス管に冷媒を流す空気調和装置の運転制御方法で
あって、暖房運転開始時又は除霜運転からの暖房運転復
帰時には、前記開閉弁を開とした後に、前記四方弁を暖
房運転モードに切り換えることを特徴とする。請求項2
記載の本発明の空気調和装置の運転制御方法は、圧縮
機、室内熱交換器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方
弁を介して配管で接続し、前記四方弁は、暖房運転モー
ドで前記圧縮機から前記室内熱交換器につながる冷媒通
路を遮断する構成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス
管を設けるとともに前記バイパス管に開閉弁を設け、暖
房運転時に前記バイパス管に冷媒を流す空気調和装置の
運転制御方法であって、暖房運転時には前記開閉弁を開
とし、除霜運転又は冷房運転への切り換えは、まず前記
四方弁を冷房運転モードに切り換え、その後前記開閉弁
を閉として行うことを特徴とする。請求項3記載の本発
明の空気調和装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱交
換器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配
管で接続し、前記四方弁は、暖房運転モードで前記圧縮
機から前記室内熱交換器につながる冷媒通路を遮断する
構成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス管を設けると
ともに前記バイパス管に開閉弁を設け、暖房運転時に前
記バイパス管に冷媒を流す空気調和装置の運転制御方法
であって、暖房運転時には前記開閉弁を開とし、暖房運
転の停止は、まず前記四方弁を冷房運転モードに切り換
え、その後前記開閉弁を閉として行うことを特徴とす
る。請求項4記載の本発明の空気調和装置の運転制御方
法は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び室外熱交
換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方弁は、暖
房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換器につな
がる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通路と並列
にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管に開閉弁
を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を流す空気
調和装置の運転制御方法であって、前記開閉弁は、前記
四方弁が冷房運転モードに切り替わっているときに、閉
とする動作を行うことを特徴とする。請求項5記載の本
発明の空気調和装置の運転制御方法は、圧縮機、室内熱
交換器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して
配管で接続し、前記四方弁は、冷房運転モードで前記圧
縮機から前記室外熱交換器につながる冷媒通路を遮断す
る構成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス管を設ける
とともに前記バイパス管に開閉弁を設け、冷房運転時に
前記バイパス管に冷媒を流す空気調和装置の運転制御方
法であって、冷房運転開始時には、前記開閉弁を開とし
た後に、前記四方弁を冷房運転モードに切り換えること
を特徴とする。請求項6記載の本発明の空気調和装置の
運転制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及
び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四
方弁は、冷房運転モードで前記圧縮機から前記室外熱交
換器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒
通路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス
管に開閉弁を設け、冷房運転時に前記バイパス管に冷媒
を流す空気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転
時には前記開閉弁を開とし、暖房運転への切り換えは、
まず前記四方弁を暖房運転モードに切り換え、その後前
記開閉弁を閉として行うことを特徴とする。請求項7記
載の本発明の空気調和装置の運転制御方法は、圧縮機、
室内熱交換器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を
介して配管で接続し、前記四方弁は、冷房運転モードで
前記圧縮機から前記室外熱交換器につながる冷媒通路を
遮断する構成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス管を
設けるとともに前記バイパス管に開閉弁を設け、冷房運
転時に前記バイパス管に冷媒を流す空気調和装置の運転
制御方法であって、冷房運転時には前記開閉弁を開と
し、冷房運転の停止は、まず前記四方弁を暖房運転モー
ドに切り換え、その後前記開閉弁を閉として行うことを
特徴とする。求項8記載の本発明の空気調和装置の運転
制御方法は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び室
外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方弁
は、冷房運転モードで前記圧縮機から前記室外熱交換器
につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通路
と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管に
開閉弁を設け、冷房運転時に前記バイパス管に冷媒を流
す空気調和装置の運転制御方法であって、前記開閉弁
は、前記四方弁が暖房運転モードに切り替わっていると
きに、閉とする動作を行うことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における第1から第4の実
施の形態は、暖房運転モードで圧縮機から室内熱交換器
につながる冷媒通路を遮断する構成の四方弁を用い、こ
の遮断する冷媒通路と並列にバイパス管を設けて、暖房
運転時にこのバイパス管に冷媒を流すもので、暖房運転
時に圧縮機から吐出される高温の冷媒は、四方弁を介し
て低温の冷媒に熱を奪われることがないため、室内熱交
換器での凝縮能力が低下することが少なく、また暖房運
転時に圧縮機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介し
て高温の冷媒から熱を与えられることがないので、圧縮
効率を低下させることを少なくすることができる。
【0008】特に本発明における第1の実施の形態は、
暖房運転開始時又は除霜運転からの暖房運転復帰時に
は、開閉弁を開とした後に、四方弁を暖房運転モードに
切り換えるもので、暖房運転開始時又は除霜運転からの
暖房運転復帰時に、冷媒が四方弁中又は圧縮機から四方
弁までの吐出管内で閉塞されることによる弊害を防止で
き、信頼性の高い運転制御を行うことができる。
【0009】また本発明における第2の実施の形態は、
暖房運転時には前記開閉弁を開とし、除霜運転又は冷房
運転への切り換えは、まず四方弁を冷房運転モードに切
り換え、その後開閉弁を閉として行うもので、除霜運転
又は冷房運転への切り換え時に、冷媒が四方弁中又は圧
縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞されることによる
弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うことがで
きる。
【0010】また本発明における第3の実施の形態は、
暖房運転時には開閉弁を開とし、暖房運転の停止は、ま
ず四方弁を冷房運転モードに切り換え、その後開閉弁を
閉として行うもので、暖房運転の停止時に、冷媒が四方
弁中又は圧縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞される
ことによる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行
うことができる。
【0011】また本発明における第4の実施の形態は、
開閉弁は、四方弁が冷房運転モードに切り替わっている
ときに、閉とする動作を行うもので、冷媒が四方弁中又
は圧縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞されることに
よる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うこと
ができる。
【0012】本発明における第5から第8の実施の形態
は、冷房運転モードで圧縮機から室外熱交換器につなが
る冷媒通路を遮断する構成の四方弁を用い、この遮断す
る冷媒通路と並列にバイパス管を設けて、冷房運転時に
このバイパス管に冷媒を流すもので、冷房運転時に圧縮
機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介して高温の冷
媒から熱を与えられることがないので、圧縮効率を低下
させることを少なくすることができる。
【0013】特に本発明における第5の実施の形態は、
冷房運転開始時には、開閉弁を開とした後に、四方弁を
冷房運転モードに切り換えるもので、冷房運転開始時
に、冷媒が四方弁中又は圧縮機から四方弁までの吐出管
内で閉塞されることによる弊害を防止でき、信頼性の高
い運転制御を行うことができる。
【0014】また本発明における第6の実施の形態は、
冷房運転時には前記開閉弁を開とし、暖房運転への切り
換えは、まず四方弁を冷房運転モードに切り換え、その
後開閉弁を閉として行うもので、暖房運転への切り換え
時に、冷媒が四方弁中又は圧縮機から四方弁までの吐出
管内で閉塞されることによる弊害を防止でき、信頼性の
高い運転制御を行うことができる。
【0015】また本発明における第7の実施の形態は、
冷房運転時には開閉弁を開とし、冷房運転の停止は、ま
ず四方弁を暖房運転モードに切り換え、その後開閉弁を
閉として行うもので、冷房運転の停止時に、冷媒が四方
弁中又は圧縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞される
ことによる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行
うことができる。
【0016】また本発明における第8の実施の形態は、
開閉弁は、四方弁が暖房運転モードに切り替わっている
ときに、閉とする動作を行うもので、冷媒が四方弁中又
は圧縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞されることに
よる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うこと
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例による空気調和装置
を図面に基づいて説明する。図1は冷房運転時の冷凍サ
イクル図、図2は暖房運転時の冷凍サイクル図である。
図に示すように、圧縮機10、四方弁20、室外熱交換
器30、絞り装置40、室内熱交換器50をそれぞれ配
管を介して環状に接続している。ここで、圧縮機10、
四方弁20、室外熱交換器30、絞り装置40は室外機
Aに設けられ、室内熱交換器50は室内機Bに設けられ
ている。
【0018】室外機Aと室内機Bとは、液側接続配管6
1Cとガス側接続配管62Cとで接続されている。液側
接続配管61Cは、液側室外バルブ81と液側室内バル
ブ82によって接続され、ガス側接続配管62Cは、ガ
ス側室外バルブ83とガス側室内バルブ84によって接
続されている。また、液側配管61Aは、室外熱交換器
30と絞り装置40とを接続し、液側配管61Bは、絞
り装置40と液側室外バルブ81とを接続している。ガ
ス側配管62Aは、四方弁20と室外熱交換器30とを
接続し、ガス側配管62Bは、四方弁20とガス側室外
バルブ83とを接続し、ガス側配管62Dは、圧縮機1
0の吐出口と四方弁20とを接続し、ガス側配管62E
は、四方弁20と圧縮機10の吸入口とを接続してい
る。なお、ガス側配管62Eには、アキュムレータ70
が接続されている。なお、図1に示す四方弁20中の冷
媒通路21はガス側配管62Dとガス側配管62Aとを
連通する通路、冷媒通路24はガス側配管62Bとガス
側配管62Eとを連通する通路である。このように、四
方弁20が冷媒通路21と冷媒通路24を形成するよう
な状態が冷房運転モードである。また、図2に示す四方
弁20中の冷媒通路23はガス側配管62Aとガス側配
管62Eとを連通する通路である。ここで、図2に示す
四方弁20中の冷媒通路22は、弁体によってガス側配
管62Bとガス側配管62Dとを遮断している。このよ
うに、四方弁20が冷媒通路23を形成するような状態
が暖房運転モードである。
【0019】同図に示すように、バイパス管93Aは、
遮断された冷媒通路22と並列に設けられている。すな
わち、バイパス管93Aの一端は、ガス側配管62D
に、他端はガス側配管62Bに接続されている。このバ
イパス管93Aには、開閉弁93Bが設けられている。
【0020】冷房運転と暖房運転との切り換えは、四方
弁20を切り換えて冷媒の流れを変えることにより行
う。冷房運転時には、室外熱交換器30は凝縮器とし
て、室内熱交換器50は蒸発器として機能する。また、
暖房運転時には、室内熱交換器50は凝縮器として、室
外熱交換器30は蒸発器として機能する。
【0021】以下に開閉弁の開閉動作と冷媒の流れにつ
いて説明する。まず冷房運転における冷媒流れについて
図1を用いて説明する。冷房運転時には、開閉弁93B
を閉状態とする。圧縮機10で圧縮された高温高圧の冷
媒は、四方弁20の冷媒通路21、ガス側配管62Aを
流れて室外熱交換器30に導かれる。そして室外熱交換
器30で凝縮した冷媒は、液側配管61Aを通って絞り
装置40で減圧され、液側配管61B、液側接続配管6
1Cを通って室内熱交換器50に導かれる。この室内熱
交換器50で蒸発した冷媒は、ガス側接続配管62C、
ガス側配管62B、四方弁20の冷媒通路24、ガス側
配管62Eを通って圧縮機10の吸入口に吸入される。
【0022】次に暖房運転における冷媒流れについて図
2を用いて説明する。運転停止時には、四方弁20は図
1に示すような冷房運転モードにある。そして、暖房運
転の開始時には、まず開閉弁93Bを開とする。このよ
うに開閉弁93Bを開状態に動作させた状態で四方弁2
0を暖房運転モードに切り換える。
【0023】圧縮機10で圧縮された高温高圧の冷媒
は、バイパス管93A、ガス側配管62B、ガス側接続
配管62Cを流れて室内熱交換器50に導かれる。この
とき、四方弁20から室内熱交換器50への冷媒流れは
阻止されている。この室内熱交換器50で凝縮した冷媒
は、液側接続配管61C、液側配管61Bを通って絞り
装置40に導かれる。そして、絞り装置40で減圧され
た冷媒は、液側配管61Aを通って、室外熱交換器30
に導かれる。この室外熱交換器30で蒸発した冷媒は、
ガス側配管62A、四方弁20の冷媒通路23、ガス側
配管62Eを通って圧縮機10の吸入口に吸入される。
このように、圧縮機10で圧縮された高温高圧の冷媒
は、四方弁20を流れずに、バイパス管93Aだけに流
れることになる。このように四方弁20をバイパスさせ
ることで、低温の冷媒に四方弁20を介して熱を与える
ことを少なくでき圧縮機効率の低下を防止することがで
きるとともに、室内熱交換器50での凝縮能力を低下さ
せることがない。また四方弁20の動作前にあらかじめ
開閉弁93Bを開としておくことで、圧縮機10から吐
出される冷媒が、四方弁20内で閉塞される状態を確実
に回避することができる。暖房運転を停止する場合に
は、まず四方弁20を冷房運転モードに切り換え、その
後に開閉弁93Bを閉状態とする。
【0024】なお、開閉弁93Bとしては、電磁弁の
他、膨張弁を用いることもできる。膨張弁を用いる場合
には、電磁弁のように開閉のいずれかの動作時に常時入
力を必要とせず、開閉動作を行う時だけ入力を行えばよ
いため、消費電力の低減を図ることができる。
【0025】次に、暖房運転時における除霜運転への切
り換え、及び除霜運転からの暖房運転への復帰運転の制
御方法について図3を用いて説明する。なお、本実施例
における開閉弁は、図1、図2に示す構成の開閉弁93
Bと同じである。なお、図3では、暖房運転開始時の開
閉弁の動作については省略している。まず、暖房運転時
には、上記説明の通り、四方弁20は、暖房運転モード
にあり、圧縮機10から室内熱交換器50につながる冷
媒通路は遮断されている。開閉弁93Bは開状態にあ
り、圧縮機10から吐出される高温高圧の冷媒は、四方
弁20をバイパスしてバイパス管93Aを流れている。
上記の状態で、除霜運転に入るときには、開閉弁93B
を開状態に保ったままで、四方弁20を冷房運転モード
に切り換える。そしてその後、開閉弁93Bを閉とし
て、バイパス管93Aに流さない通常の冷媒流れとす
る。このとき、圧縮機10の運転周波数は、四方弁20
の切り換え前に最低運転周波数又はそれに近い運転周波
数まで十分に低下させておき、四方弁20の切り換え後
に上昇させる。
【0026】そして除霜運転終了前には、まず開閉弁9
3Bを開とし、その後に四方弁20を暖房運転モードに
切り換える。この場合にも、四方弁20を暖房運転モー
ドに切り換える前に開閉弁93Bを開とすることで、冷
媒が閉塞することを防止することができる。このとき、
圧縮機10の運転周波数は、四方弁20の切り換え前に
最低運転周波数又はそれに近い運転周波数まで十分に低
下させておき、四方弁20の切り換え後に上昇させる。
【0027】なお、上記実施例では、暖房運転から除霜
運転、更に暖房運転への復帰運転について説明したが、
例えば自動運転機能を有する空気調和装置にあっては、
暖房運転から冷房運転、更に暖房運転への切り換え運転
ということも考えられ、係る場合には、暖房運転と除霜
運転との切り換えと同様の制御を行うことができる。ま
た、上記実施例では、運転停止時に開閉弁93Bを閉状
態とする場合で説明したが、運転停止時に、開閉弁93
Bを開状態に維持するように構成してもよい。この場合
には、四方弁20が冷房運転モードに切り替わっている
ときだけ、開閉弁93Bを閉とすることで、四方弁20
内での冷媒の閉塞を防止することができる。なお、開閉
弁93Bの閉塞動作を、四方弁20の冷房運転モード状
態、又は冷房運転モードへの切り換え動作状態を条件と
して行うことで、四方弁20内での冷媒の閉塞を確実に
防止することができる。
【0028】以下、本発明の他の実施例による空気調和
装置を図面に基づいて説明する。図4は冷房運転時の冷
凍サイクル図、図5は暖房運転時の冷凍サイクル図であ
る。上記実施例と同一機能を有する部材には、同一符号
を付して説明を省略する。
【0029】なお、図4に示す四方弁20中の冷媒通路
21は、弁体によってガス側配管62Dとガス側配管6
2Aとを遮断している。冷媒通路24はガス側配管62
Bとガス側配管62Eとを連通する通路である。このよ
うに、四方弁20が冷媒通路24を形成するような状態
が冷房運転モードである。また、図5に示す四方弁20
中の冷媒通路23はガス側配管62Aとガス側配管62
Eとを連通する通路、冷媒通路22はガス側配管62B
とガス側配管62Dとを連通する通路である。このよう
に、四方弁20が冷媒通路22や冷媒通路23を形成す
るような状態が暖房運転モードである。
【0030】同図に示すように、バイパス管91Aは、
遮断された冷媒通路21と並列に設けられている。すな
わち、バイパス管91Aの一端は、ガス側配管62D
に、他端はガス側配管62Aに接続されている。このバ
イパス管91Aには、開閉弁91Bが設けられている。
【0031】以下に開閉弁の開閉動作と冷媒の流れにつ
いて説明する。まず冷房運転における冷媒流れについて
図4を用いて説明する。運転停止時には、四方弁20は
図5に示すような暖房運転モードにある。そして、冷房
運転の開始時には、まず開閉弁91Bを開とする。この
ように開閉弁91Bを開状態に動作させた状態で四方弁
20を冷房運転モードに切り換える。圧縮機10で圧縮
された高温高圧の冷媒は、バイパス管91A、ガス側配
管62Aを流れて室外熱交換器30に導かれる。このと
き、四方弁20から室外熱交換器30への冷媒流れは阻
止されている。そして室外熱交換器30で凝縮した冷媒
は、液側配管61Aを通って絞り装置40で減圧され、
液側配管61B、液側接続配管61Cを通って室内熱交
換器50に導かれる。この室内熱交換器50で蒸発した
冷媒は、ガス側接続配管62C、ガス側配管62B、四
方弁20の冷媒通路24、ガス側配管62Eを通って圧
縮機10の吸入口に吸入される。このように、圧縮機1
0で圧縮された高温高圧の冷媒は、四方弁20を流れず
に、バイパス管91Aだけに流れることになる。このよ
うに四方弁20をバイパスさせることで、低温の冷媒に
四方弁20を介して熱を与えることを少なくでき圧縮機
効率の低下を防止することができる。また四方弁20の
動作前にあらかじめ開閉弁91Bを開としておくこと
で、圧縮機10から吐出される冷媒が、四方弁20内で
閉塞される状態を確実に回避することができる。冷房運
転を停止する場合には、まず四方弁20を暖房運転モー
ドに切り換え、その後に開閉弁91Bを閉状態とする。
【0032】次に暖房運転における冷媒流れについて図
5を用いて説明する。暖房運転時には、開閉弁91Bを
閉状態とする。
【0033】圧縮機10で圧縮された高温高圧の冷媒
は、四方弁20の冷媒通路22、ガス側配管62B、ガ
ス側接続配管62Cを流れて室内熱交換器50に導かれ
る。この室内熱交換器50で凝縮した冷媒は、液側接続
配管61C、液側配管61Bを通って絞り装置40に導
かれる。そして、絞り装置40で減圧された冷媒は、液
側配管61Aを通って、室外熱交換器30に導かれる。
この室外熱交換器30で蒸発した冷媒は、ガス側配管6
2A、四方弁20の冷媒通路23、ガス側配管62Eを
通って圧縮機10の吸入口に吸入される。
【0034】なお、開閉弁91Bとしては、電磁弁の
他、膨張弁を用いることもできる。膨張弁を用いる場合
には、電磁弁のように開閉のいずれかの動作時に常時入
力を必要とせず、開閉動作を行う時だけ入力を行えばよ
いため、消費電力の低減を図ることができる。
【0035】次に、暖房運転時における除霜運転への切
り換え、及び除霜運転からの暖房運転への復帰運転の制
御方法について図6を用いて説明する。なお、本実施例
における開閉弁は、図4、図5に示す構成の開閉弁91
Bと同じである。まず、暖房運転時には、上記説明の通
り、開閉弁91Bは閉状態にある。この状態で、除霜運
転に入るときには、まず開閉弁91Bを開状態とし、そ
の後四方弁20を冷房運転モードに切り換える。この切
り換えによって圧縮機10から室外熱交換器30につな
がる冷媒通路は遮断されるが、開閉弁91Bは開状態に
あるため、圧縮機10から吐出される高温高圧の冷媒
は、四方弁20をバイパスしてバイパス管91Aを流れ
ている。このとき、圧縮機10の運転周波数は、四方弁
20の切り換え前に最低運転周波数又はそれに近い運転
周波数まで十分に低下させておき、四方弁20の切り換
え後に上昇させる。
【0036】そして除霜運転終了時には、まず四方弁2
0を暖房運転モードに切り換え、その後に開閉弁91B
を閉とする。この場合にも、四方弁20を暖房運転モー
ドに切り換えた後に、開閉弁91Bを閉とすることで、
冷媒が閉塞することを防止することができる。このと
き、圧縮機10の運転周波数は、四方弁20の切り換え
前に最低運転周波数又はそれに近い運転周波数まで十分
に低下させておき、四方弁20の切り換え後に上昇させ
る。
【0037】なお、上記実施例では、暖房運転から除霜
運転、更に暖房運転への復帰運転について説明したが、
例えば自動運転機能を有する空気調和装置にあっては、
暖房運転から冷房運転、更に暖房運転への切り換え運転
ということも考えられ、係る場合には、暖房運転と除霜
運転との切り換えと同様の制御を行うことができる。ま
た、上記実施例では、運転停止時に開閉弁91Bを閉状
態とする場合で説明したが、運転停止時に、開閉弁91
Bを開状態に維持するように構成してもよい。この場合
には、四方弁20が暖房運転モードに切り替わっている
ときだけ、開閉弁91Bを閉とすることで、四方弁20
内での冷媒の閉塞を防止することができる。なお、開閉
弁91Bの閉塞動作を、四方弁20の暖房運転モード状
態、又は暖房運転モードへの切り換え動作状態を条件と
して行うことで、四方弁20内での冷媒の閉塞を確実に
防止することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1から請求項4記載の本発明によ
れば、暖房運転時に圧縮機から吐出される高温の冷媒
は、四方弁を介して低温の冷媒に熱を奪われることがな
いため、室内熱交換器での凝縮能力が低下することが少
なく、また暖房運転時に圧縮機に吸入される低温の冷媒
は、四方弁を介して高温の冷媒から熱を与えられること
がないので、圧縮効率を低下させることを少なくするこ
とができる。特に請求項1記載の本発明によれば、暖房
運転開始時又は除霜運転からの暖房運転復帰時に、冷媒
が四方弁中又は圧縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞
されることによる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制
御を行うことができる。また請求項2記載の本発明によ
れば、除霜運転又は冷房運転への切り換え時に、冷媒が
四方弁中又は圧縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞さ
れることによる弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御
を行うことができる。また請求項3記載の本発明によれ
ば、暖房運転の停止時に、冷媒が四方弁中又は圧縮機か
ら四方弁までの吐出管内で閉塞されることによる弊害を
防止でき、信頼性の高い運転制御を行うことができる。
また請求項4記載の本発明によれば、暖房運転モードで
圧縮機から室内熱交換器につながる冷媒通路を遮断する
構成の四方弁を用いた場合、冷媒が四方弁中又は圧縮機
から四方弁までの吐出管内で閉塞されることによる弊害
を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うことができ
る。請求項5から請求項6記載の本発明によれば、冷房
運転時に圧縮機に吸入される低温の冷媒は、四方弁を介
して高温の冷媒から熱を与えられることがないので、圧
縮効率を低下させることを少なくすることができる。特
に請求項5記載の本発明によれば、冷房運転開始時に、
冷媒が四方弁中又は圧縮機から四方弁までの吐出管内で
閉塞されることによる弊害を防止でき、信頼性の高い運
転制御を行うことができる。また請求項6記載の本発明
によれば、暖房運転への切り換え時に、冷媒が四方弁中
又は圧縮機から四方弁までの吐出管内で閉塞されること
による弊害を防止でき、信頼性の高い運転制御を行うこ
とができる。また請求項7記載の本発明によれば、冷房
運転の停止時に、冷媒が四方弁中又は圧縮機から四方弁
までの吐出管内で閉塞されることによる弊害を防止で
き、信頼性の高い運転制御を行うことができる。また請
求項8記載の本発明によれば、冷房運転モードで圧縮機
から室外熱交換器につながる冷媒通路を遮断する構成の
四方弁を用いた場合、冷媒が四方弁中又は圧縮機から四
方弁までの吐出管内で閉塞されることによる弊害を防止
でき、信頼性の高い運転制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である空気調和装置の冷房運
転状態を示す冷凍サイクル図
【図2】本発明の一実施例である空気調和装置の暖房運
転状態を示す冷凍サイクル図
【図3】本発明の一実施例による暖房運転時における除
霜運転への切り換え、及び除霜運転からの暖房運転への
復帰運転の制御方法を示すタイムチャート
【図4】本発明の他の実施例である空気調和装置の冷房
運転状態を示す冷凍サイクル図
【図5】本発明の他の実施例である空気調和装置の暖房
運転状態を示す冷凍サイクル図
【図6】本発明の他の実施例による暖房運転時における
除霜運転への切り換え、及び除霜運転からの暖房運転へ
の復帰運転の制御方法を示すタイムチャート
【図7】三方弁の概略構成を示す断面図
【図8】三方弁の概略構成を示す断面図
【図9】二方弁の概略構成を示す断面図
【符号の説明】
10 圧縮機 20 四方弁 30 室外熱交換器 40 絞り装置 50 室内熱交換器 91A バイパス管 91B 開閉弁 93A バイパス管 93B 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成相 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 犬井 正雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−132587(JP,A) 特開2000−111188(JP,A) 特開 昭54−89353(JP,A) 特開 昭58−193058(JP,A) 特開 昭57−150763(JP,A) 特開 昭56−66660(JP,A) 特開 昭55−12306(JP,A) 特開2000−234824(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 13/00 F25B 41/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、暖房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、暖房運転開
    始時又は除霜運転からの暖房運転復帰時には、前記開閉
    弁を開とした後に、前記四方弁を暖房運転モードに切り
    換えることを特徴とする空気調和装置の運転制御方法。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、暖房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、暖房運転時
    には前記開閉弁を開とし、除霜運転又は冷房運転への切
    り換えは、まず前記四方弁を冷房運転モードに切り換
    え、その後前記開閉弁を閉として行うことを特徴とする
    空気調和装置の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、暖房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、暖房運転時
    には前記開閉弁を開とし、暖房運転の停止は、まず前記
    四方弁を冷房運転モードに切り換え、その後前記開閉弁
    を閉として行うことを特徴とする空気調和装置の運転制
    御方法。
  4. 【請求項4】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、暖房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、前記開閉弁
    は、前記四方弁が冷房運転モードに切り替わっていると
    きに、閉とする動作を行うことを特徴とする空気調和装
    置の運転制御方法。
  5. 【請求項5】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、冷房運転モードで前記圧縮機から前記室外熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、冷房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転開
    始時には、前記開閉弁を開とした後に、前記四方弁を冷
    房運転モードに切り換えることを特徴とする空気調和装
    置の運転制御方法。
  6. 【請求項6】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、冷房運転モードで前記圧縮機から前記室外熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、冷房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転時
    には前記開閉弁を開とし、暖房運転への切り換えは、ま
    ず前記四方弁を暖房運転モードに切り換え、その後前記
    開閉弁を閉として行うことを特徴とする空気調和装置の
    運転制御方法。
  7. 【請求項7】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、冷房運転モードで前記圧縮機から前記室外熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、冷房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、冷房運転時
    には前記開閉弁を開とし、冷房運転の停止は、まず前記
    四方弁を暖房運転モードに切り換え、その後前記開閉弁
    を閉として行うことを特徴とする空気調和装置の運転制
    御方法。
  8. 【請求項8】 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び
    室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方
    弁は、冷房運転モードで前記圧縮機から前記室外熱交換
    器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通
    路と並列にバイパス管を設けるとともに前記バイパス管
    に開閉弁を設け、冷房運転時に前記バイパス管に冷媒を
    流す空気調和装置の運転制御方法であって、前記開閉弁
    は、前記四方弁が暖房運転モードに切り替わっていると
    きに、閉とする動作を行うことを特徴とする空気調和装
    置の運転制御方法。
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