JP2007285545A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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正廣 新
Shigeto Yamaguchi
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Abstract

【課題】圧縮機からの吐出冷媒が四方弁をバイパスする冷凍サイクルにおいて低圧力損失かつ低熱損失の分岐部を有した冷凍サイクル装置を提供するものである。
【解決手段】圧縮機10で圧縮された高温高圧冷媒は四方弁20をバイパスさせ、且つバイパス管93A方向に冷媒をコントロール可能とするようなに冷媒経路の抵抗を変化させた配管を設置することで、四方弁20を流れずに、また圧力損失や熱損失が少なく、スムースにバイパス管93Aだけに流れることになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機からの吐出冷媒が四方弁をバイパスするバイパス回路を備えた冷凍サイクル装置に関するものである。
従来の冷暖房可能な一般的な冷凍サイクル装置は冷凍サイクル中に四方弁を設け、この四方弁の切り換えによって、冷房運転と暖房運転を行っている。従来、一般的に用いられている四方弁では、1つの弁体の中で高温高圧の冷媒ガスと低温低圧の冷媒ガスが流通する冷媒通路が存在するために、弁体を通じて熱交換を行ってしまい、大きな熱損失となってしまう。一方、従来において提案されているように、四方弁を用いることなく、複数の開閉弁や三方弁を組み合わせる方法によれば、上記のような熱損失は生じないが、現存する開閉弁(二方弁)や三方弁は構造上四方弁にくらべると圧力損失が大きいという問題を有している。
そこで、四方弁を用いつつ、四方弁の内部で生じる熱損失を少なくするようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。これは、圧縮機1の吐出側と四方弁2との間に三方弁8,9を設けることによって、冷房運転時に圧縮機1から吐出される冷媒を四方弁2を通すことなく室外熱交換器3に送るものである。
特開昭56−66660号公報
一般に三方弁はその構成上、開閉弁(二方弁)と比較すると圧力損失が大きい。また、四方弁の高圧側通路を遮断して冷媒を四方弁に通すことなく熱交換器に送る冷凍サイクルの高圧側通路中の冷媒にとっては、配管の分岐部や曲げ部での熱損失や圧力損失による性能低下が課題とされてきた。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、圧縮機からの吐出冷媒が四方弁をバイパスする冷凍サイクルにおいて低圧力損失かつ低熱損失の分岐部を有した冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷凍サイクル装置は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方弁は暖房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス管を設けると共に前記バイパス管に開閉弁を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を流す冷凍サイクル装置において、前記バイパス管が前記室内熱交換器につながる冷媒通路より配管内の流路抵抗を小さくしたものである。これによって、四方弁を介して低温の冷媒に熱を奪われることがないため、室内熱交換器での凝縮能力の低下を抑制することができ、また、暖房運転時に圧縮機に吸入される低温の冷媒は四方弁を介して高温の冷媒から熱を与えられることがないので、圧縮機効率を低下させることを抑制することができる。
本発明の冷凍サイクル装置は、四方弁における損失を抑制して効率を向上することができる。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明の冷凍サイクル装置は、圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方弁は暖房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス管を設けると共に前記バイパス管に開閉弁を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を流す冷凍サイクル装置において、前記バイパス管が前記室内熱交換器につながる冷媒通路より配管内の流路抵抗を小さくしたもので、四方弁を介して低温の冷媒に熱を奪われることがないため、室内熱交換器での凝縮能力の低下を抑制することができ、また、暖房運転時に圧縮機に吸入される低温の冷媒は四方弁を介して高温の冷媒から熱を与えられることがないので、圧縮機効率を低下させることを抑制することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1または2の冷凍サイクル装置において、バイパス管の配管長を室内熱交換器につながる冷媒通路の配管長より短くしたもので、配管が短いことにより圧力損失と熱損失を低減することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1の冷凍サイクル装置において、バイパス管の配管径を室内熱交換器につながる冷媒通路の配管径より大きくしたもので、圧力損失と熱損失を低減することができる。
請求項4記載の発明は、圧縮機の吐出管からの冷媒の流れ方向に対して、90度以上の角度で室内熱交換器につながる冷媒通路に接続し、60度以下の角度でバイパス管に接続される分岐管を設けたもので、圧力損失が少なく、スムースにバイパス管に冷媒を流すことができる。
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態の冷房運転時の冷凍サイクル図である。図2は暖房運転時の冷凍サイクル図である。
図のように、圧縮機10、四方弁20、室外熱交換器30、絞り装置40、室内熱交換器50をそれぞれ介して環状に接続している。ここで圧縮機10、四方弁20、室外熱交換器30、絞り装置40は室外機Aに設けられ、室内熱交換器50は室内機Bに設けられている。室外機Aと室内機Bとは、液側接続配管61Cとガス側接続配管62Cとで接続されている。液側接続配管61Cは液側室外バルブ81と液側室内バルブ82によって接続され、ガス側接続配管62Cはガス側室外バルブ83とガス側室内バルブ84によって接続されている。また、液側配管61Aは室外熱交換器30と絞り装置40とを接続し、液側配管61Bは絞り装置40と液側室外バルブ81とを接続している。ガス側配管62Aは、四方弁20と室外熱交換器30とを接続し、ガス側配管62Bは、四方弁20とガス側室外バルブ83とを接続し、ガス側配管62Dは圧縮機10の吐出口と四方弁20とを接続し、バイパス管93Aよりも流路抵抗が大きくなるような形態である。ガス側配管62Eは四方弁20と圧縮機10の吸入口とを接続している。なお、ガス側配管62Eにはアキュームレータ70が接続している。
なお、図1に示す四方弁20中の冷媒通路21はガス側配管62Dとガス側配管62Aとを連通する通路、冷媒通路24はガス側配管62Bとガス側配管62Eとを連通する通路である。このように、四方弁20が冷媒通路21と冷媒通路24を形成するような状態が冷房運転モードである。また、図2に示す四方弁20中の冷媒通路23はガス側配管62Aとガス側配管62Eとを連通する通路で、冷媒通路22は弁体20Aによってガス側
配管62Bとガス側配管62Dとを遮断されている。このように四方弁20が冷媒通路23だけを形成するような状態が暖房運転モードである。
図2において、バイパス管93Aは遮断された冷媒通路22と並列に設けられている。すなわち、バイパス管93Aの一端は、分岐管100Aでガス側配管62Dと接続され、他端は分岐管100Bでガス側配管62Bと接続されている。このバイパス管93Aには、開閉弁93Bが設けられている。冷房運転と暖房運転との切り換えは、四方弁20を切り換えて冷媒の流れを変えることにより行う。冷房運転時には、室外熱交換器30は凝縮器として、室内熱交換器50は蒸発器として機能する。また暖房運転時には室外熱交換器30は蒸発器として、室内熱交換器50は凝縮器として機能する。
以下に開閉弁の開閉動作と冷媒の流れについて説明する。まず、冷房運転における冷媒流れについて図1を用いて説明する。冷房運転時には、開閉弁93Bは閉状態とする。圧縮機10で圧縮された高温高圧冷媒は分岐管100Aを通って四方弁20の冷媒通路21、ガス側配管62Aを流れて室外熱交換器30に導かれる。そして室外熱交換器30で凝縮した冷媒は、液側配管61Aを通って室内熱交換器50に導かれる。この室内熱交換器50で蒸発した冷媒は、ガス側接続配管62C、ガス側配管62B、分岐管100B、四方弁20の冷媒通路24、ガス側配管62Eを通って圧縮機10の吸入口に吸入される。
次に暖房運転における冷媒流れについて図2を用いて説明する。暖房運転の開始時には、まず開閉弁93Bを開とする。このように開閉弁93Bを開状態に動作させた状態で四方弁20を暖房運転モードに切り換える。圧縮機10の吐出管からの冷媒流れ方向に対して、分岐管100Aによって90度以上の角度でガス側配管62Dに接続され、60度以下の角度でバイパス管93Aに接続されているため、圧縮機10で圧縮された高圧高温冷媒の大部分は、配管抵抗の小さいバイパス管93Aを流れて室内熱交換器50に導かれる。その後この室内熱交換器50で凝縮した冷媒は液側接続配管61C、液側配管61Bを通って絞り装置40に導かれる。そして絞り装置40で減圧された冷媒は、液側配管61Aを通って、室外熱交換器30に導かれる。この室外熱交換器30で蒸発した冷媒は、ガス側配管62A、四方弁20の冷媒通路23、ガス側配管62Eを通って圧縮機10の吸入口に吸入される。
バイパス管93Aの圧力損失を低減するには、配管長をなるべく短く、また、配管径をなるべく大きくすることが良い。このように、圧縮機10で圧縮された高温高圧冷媒は四方弁20をバイパスさせ、且つバイパス管93A方向に冷媒の流れを流路抵抗でコントロールするような配管形態や分岐管を設置することで、四方弁20を流れずに、また圧力損失や熱損失が少なく、スムースにバイパス管93Aだけに流れることになる。
本発明は冷凍サイクル装置で四方弁による損失を低減するものであり、空気調和装置の効率を向上させるのに好適である。
本発明の第1の実施形態を示す空気調和装置の冷房運転状態を示す冷凍サイクル図 本発明の第1の実施形態を示す空気調和装置の暖房運転状態を示す冷凍サイクル図 従来の空気調和装置の冷凍サイクル図
符号の説明
10 圧縮機
20 四方弁
30 室外熱交換器
40 絞り装置
50 室内熱交換器
93A バイパス管
93B 開閉弁
100A 分岐管
100B 分岐管

Claims (4)

  1. 圧縮機、室内熱交換器、絞り装置、及び室外熱交換器を四方弁を介して配管で接続し、前記四方弁は暖房運転モードで前記圧縮機から前記室内熱交換器につながる冷媒通路を遮断する構成とし、前記冷媒通路と並列にバイパス管を設けると共に前記バイパス管に開閉弁を設け、暖房運転時に前記バイパス管に冷媒を流す冷凍サイクル装置において、前記バイパス管が前記室内熱交換器につながる冷媒通路より配管内の流路抵抗を小さくしたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. バイパス管の配管長を室内熱交換器につながる冷媒通路の配管長より短くしたことを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置。
  3. バイパス管の配管径を室内熱交換器につながる冷媒通路の配管径より大きくしたことを特徴とする請求項1または2記載の冷凍サイクル装置。
  4. 圧縮機の吐出管からの冷媒の流れ方向に対して、90度以上の角度で室内熱交換器につながる冷媒通路に接続し、60度以下の角度でバイパス管に接続される分岐管を設けたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項記載の冷凍サイクル装置。

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