JPH05767Y2 - - Google Patents

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JPH05767Y2
JPH05767Y2 JP6367686U JP6367686U JPH05767Y2 JP H05767 Y2 JPH05767 Y2 JP H05767Y2 JP 6367686 U JP6367686 U JP 6367686U JP 6367686 U JP6367686 U JP 6367686U JP H05767 Y2 JPH05767 Y2 JP H05767Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は圧縮機から吐出された冷媒の一部をバ
イパス管でこの圧縮機の吸込側へ流すようにした
冷凍装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の冷凍装置としては実公昭60−
17639号公報に示されたようなものが開示されて
いる。
この内容によれば、圧縮機の吐出側配管と、吸
込側配管とをバイパス管でつないで、このバイパ
ス管に開閉弁を配設していた。そして開閉弁を開
閉動作させることにより圧縮機から吐出された冷
媒の一部を圧縮機の吸込側配管へ戻すものであ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このような冷凍装置において、バイパス管は吸
込側配管に対して略直角につながれている。従つ
てバイパス管から吸込側配管に流れ込む冷媒によ
つて吸込側配管内の冷媒の流れが乱されて、この
バイパス管と吸込側配管との接続部付近から冷媒
音が発生したり、この部分の配管が振動し、騒音
の一因となるおそれがあつた。
本考案は、バイパス管と吸込側配管との接続部
付近から発生する騒音を低く抑えることを目的と
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は圧縮機の
シリンダのレリースポートから吐出された冷媒を
この圧縮機の吸込管へ流すレリース管と、この圧
縮機の吐出管から吐出された冷媒の一部を吸込管
へ流すバイパス管とを備え、冷媒の入口端と出口
端とが対向するマフラをこの吸込管に設けバイパ
ス管は冷媒の出口端と対向してこのマフラにつな
ぎ且つレリース管は冷媒の入口端と対向してこの
マフラにつなぐようにしたものである。
(ホ) 作用 バイパス管よりマフラ内に吐出される冷媒の流
れを、レリース管よりマフラ内に吐出される冷媒
の流れよりも速くして、このバイパス管より吐出
される冷媒の流れをマフラ内で冷媒の入口端から
出口端に向つて流れる冷媒の流れと一致させマフ
ラ内での冷媒の衝突をやわらげるようにしてい
る。
(ホ) 実施例 第1図において、1は室内を冷房する分離型空
気調和機で室内側熱交換ユニツト2と室外側熱交
換ユニツト3とユニツト間配管4とから構成され
ている。5は圧縮機でシリンダ内に開口されたレ
リースポート6が形成されている。7,8は圧縮
機の吸込側配管、9はこの吸込側配管7,8の途
中に配管されたマフラで、このマフラ9の下部に
は冷媒の出口端10(吸込側配管8)が上部には
冷媒の入口管11(吸込側配管7)が位置してい
る。12はレリースポート6とマフラ9とをつな
ぐレリース管で、第1開閉弁13が配設されてい
る。このレリース管12はマフラ内9の上部に位
置している。この第1開閉弁13は軽負荷運転時
に開放され、通常運転時に閉じられるようになつ
ている。
14はレリースポートに配設された逆止弁で、
レリース管12からの冷媒圧力で閉じられるもの
である。15は圧縮機5の吐出側配管16とマフ
ラ9の下部とをつなぐバイパス管で、このバイパ
ス管15にはキヤピラリチユーブ16と第2開閉
弁17とが配設されている。この第2開閉弁17
は軽負荷運転時に開放され、通常運転時に閉じら
れるようになつている。18はレリース管12と
バイパス管15とをつなぐ補助配管で、一端はレ
リースポート6と第1開閉弁13との間に、他端
は吐出側配管16と第2開閉弁17との間に夫々
つながれている。そして、圧縮機5の通常運転
時、バイパス管15からの高圧冷媒をレリース管
12へ導びいて、逆止弁14を閉鎖させるように
している。19は室外熱交換器、20は減圧装置
である。
室内側熱交換ユニツト2には室内熱交換器21
が内蔵されている。
第2図は前述のマフラ9の縦断面図で、このマ
フラ9の内径aは30.05mm、冷媒の出口管10並
びに入口管11の内径bは11.1mm、レリース管1
2の内径cは6.34mm、バイパス管15の内径dは
4.75mmに設定されている。このように、バイパス
管15の内径dをレリース管12の内径cよりも
小さく設定して、バイパス管15より吐出される
冷媒の流れをレリース管12より吐出される冷媒
の流れよりも速くなるようにしている。又、この
バイパス管15の開口22は出口管10の開口2
3より上方に位置され、又、レリース管12の開
口24は入口管10の開口25より下方に位置さ
れている。
このような構成を備えた分離空気調和機におい
て、室内温度が設定温度に達するまでは、第1開
閉弁13、第2開閉弁17を閉じて、圧縮機5を
運転させて、圧縮機5より吐出された冷媒を実線
矢印の様に流す(通常運転)。この時、吐出側配
管16内の冷媒の一部がバイパス管15、補助配
管18、レリース管12を介して逆止弁14にか
かり、レリースポート6を閉じる。そして、圧縮
機5で、圧縮された冷媒をすべて室外熱交換器1
9へ流す。この通常運転時においては室内熱交換
器21からの冷媒はユニツト間配管4吸込側配管
8を介してマフラ9内の下部に流れ込む。この時
第1開閉弁13、第2開閉弁17はいずれも閉じ
られているため、マフラ内の冷媒は出口管10か
ら入口管11に流れ込み圧縮機5に戻される。
上述した通常運転によつて室内温度が設定温度
に達した後は、第1開閉弁13、第2開閉弁17
を開放して圧縮機5を運転させる。この運転によ
つて破線矢印のように圧縮途中の冷媒ガスの一部
がレリース管12を介してマフラ9に導びかれ圧
縮機5から吐出される冷媒の量を減少させる。
又、圧縮機5から吐出された冷媒の一部はバイパ
ス管15を介してマフラ9に導びかれる(軽負荷
運転)。この軽負荷運転時に、マフラ9内では第
2図破線矢印のように冷媒が流れている。すなわ
ち室内熱交換器21からの冷媒は出口管10の開
口23から上方に吐出され、又バイパス管15か
らの冷媒もこのバイパス管15の開口22から上
方に吐出される。一方レリース管12からの冷媒
は、この開口24から上下に吐出される。このよ
うに三つの開口22,23,24から吐出された
冷媒はまとまつて入口管11の開口25から圧縮
機5に戻される。このバイパス管15の内径dは
レリース管12の内径cよりも小さく設定されて
いるためバイパス管15より吐出される冷媒の流
れの方がレリース管12より吐出される冷媒の流
れよりも速くなつている。このようにマフラ9の
出口管10から入口管11に向つて流れる冷媒の
流れ方向とバイパス管15から吐出された冷媒の
流れ方向とを略一致させたので、マフラ9内で速
い冷媒の流れ同志の衝突を防いでこのマフラ9内
の冷媒をスムーズに入口管11へ流れるようにし
ている。
このようにして室内・外熱交換器19,21に
流れ込む冷媒量を通常運転時よりも減らして、こ
の空気調和機の冷房能力を抑える。
又、第1開閉弁13を開放し、第2開閉弁17
を閉じて圧縮機5を運転させると、圧縮途中の冷
媒ガスの一部はレリース管12を介してマフラ9
に導びかれるものの、圧縮機5から吐出された冷
媒はすべて室外熱交換器19に導びかれる。更に
第1開閉弁13を閉じ、第2開閉弁17を開放し
て圧縮機5を運転させると、圧縮機5のレリース
ポート6は閉じられて、圧縮機5のシリンダ内の
冷媒はすべて圧縮されて吐出側配管16より吐出
される。しかしながらこの吐出側配管16内の冷
媒の一部はバイパス管15を介してマフラ9に導
びかれる。このように第1開閉弁13並びに第2
開閉弁17のいずれか一方を開放させると、前述
の通常運転時の冷房能力と軽負荷運転時の冷房能
力との中間の冷房能力を得ることができる。
第3図は本考案の冷凍装置をヒートポンプ式の
冷凍装置に採用した実施例を示すもので、30は
四方弁、31は暖房用の絞り部で、暖房用のキヤ
ピラリチユーブ32と、冷房時に開放される逆止
弁33とが並列につながれている。34は冷房暖
房兼用のキヤピラリチユーブである。35はリキ
ツドインジエクシヨン管で、一端36は暖房用の
キヤピラリチユーブ32と冷房・暖房兼用のキヤ
ピラリチユーブ34との間に、他端37は圧縮機
5のシリンダにつながれている。そしてマフラ9
には第4図に示すように上部の左側には四方弁3
0からの配管38が、上部の右側にはレリース管
12がつながれている。又下部の左側には室内ユ
ニツト(図示せず)からの配管39が、下部の右
側にはバイパス管15がつながれている。
冷房運転時は、四方弁30を実線状態に設定す
る。そして通常運転時は第1開閉弁13並びに第
2開閉弁17を閉じて冷媒を実線矢印の如く流
す。又、軽負荷運転時は第1開閉弁13並びに第
2開閉弁17を開放して冷媒を破線矢印の如く流
す。この時、レリース管12並びにバイパス管1
5を流れてきた冷媒を、マフラ9で合流させ第1
図で示した実施例と同様に冷媒同志の混合音がこ
のマフラ9で減少するようにしている。一方、暖
房運転時には四方弁30を一点鎖線状態に設定す
る。そして第1開閉弁13を開放し、第2開閉弁
17を閉じてマフラ9内の高圧冷媒をレリース管
12に導びいてレリースポート6の逆止弁14を
閉じ、冷媒を一点鎖線矢印のように流す。そし
て、軽負荷運転時には第2開閉弁17が開放さ
れ、マフラ9内の高圧冷媒の一部をバイパス管1
5、四方弁30を介して圧縮機5に戻される。こ
の時のマフラ9内の冷媒の流れの状態は第4図に
示すようになつている。すなわちマフラ9の上部
の左側の配管38よりこのマフラ内に流れ込んだ
冷媒はこのマフラ9内で実線矢印のように上方か
ら下方へ流れ、この下部の左側の配管39と、バ
イパス管15とに分配されて、左側の配管39に
流れ込んだ冷媒は室内側ユニツト(図示せず)
に、バイパス管15に流れ込んだ冷媒は四方弁3
0から圧縮機5へ戻される。尚レリース管12か
らは実質的な冷媒の流れはなくこのレリース管1
2によつてマフラ9内の高圧冷媒を逆止弁14を
閉じさせるようにしている。このようにマフラ9
の上部の左側の配管38よりマフラ9内に流れ込
んだ冷媒は下方へ流れこのマフラの下部の左側の
配管39とバイパス管15に分配されるので、冷
媒の流れに無理がなくスムーズにマフラ内を流れ
る。
(ト) 考案の効果 以上述べたように本考案の冷凍装置は圧縮途中
の冷媒を圧縮機の吸込管へ導びくレリース管と、
圧縮機から吐出された高圧冷媒の一部をこの吸込
管へ導びくバイパス管と、冷媒の入口端と出口端
とを対向させ圧縮機の吸込管に設けられたマフラ
とを有し、バイパス管は、出口端と対向するよう
マフラに取り付けられ、レリース管は入口端と対
向するようマフラに取り付けるようにしたもので
ある。従つてマフラ内で冷媒の流れの速い出口端
からの冷媒とバイパス管からの冷媒とが衝突する
おそれは少なく、スムーズにこれら冷媒がマフラ
内を流れる。このためバイパス管と吸込管との接
続部付近から発生する冷媒音を低く抑え、且つこ
の接続部付近での配管の振動を小さく抑えて騒音
を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の冷凍装置を示すもので、第1図
は同装置の冷媒回路図、第2図はこの装置に組み
込まれたマフラの縦断面図第3図は本考案のヒー
トポンプ式冷凍装置の一実施例を示す冷媒回路
図、第4図は第3図に示した冷凍装置に組み込ま
れたマフラの縦断面図である。 5……圧縮機、6……レリースポート、7,8
……吸込管、9……マフラ、12……レリース
管、15……バイパス管、23……出口管、25
……入口管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダにレリースポートが設けられた圧縮
    機と、このレリースポートから吐出された冷媒
    をこの圧縮機の吸込管へ流すレリース管と、圧
    縮機の吐出管から吐出された冷媒の一部を前記
    吸込管へ流すバイパス管とを備え、冷媒の入口
    端と出口端とが対向するマフラを前記吸込管に
    設け、前記バイパス管は前記出口端と対向して
    このマフラにつながれており、前記レリース管
    は前記入口端と対向してこのマフラにつながれ
    ていることを特徴とする冷凍装置。 (2) バイパス管の内径寸法はレリース管の内径寸
    法よりも小さく設定されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の冷凍装
    置。
JP6367686U 1986-04-25 1986-04-25 Expired - Lifetime JPH05767Y2 (ja)

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JPS62173668U JPS62173668U (ja) 1987-11-04
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