JPS6328385Y2 - - Google Patents

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JPS6328385Y2
JPS6328385Y2 JP12238381U JP12238381U JPS6328385Y2 JP S6328385 Y2 JPS6328385 Y2 JP S6328385Y2 JP 12238381 U JP12238381 U JP 12238381U JP 12238381 U JP12238381 U JP 12238381U JP S6328385 Y2 JPS6328385 Y2 JP S6328385Y2
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refrigerant
liquid
heat exchanger
connection ports
outdoor heat
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JP12238381U
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和装置に関する。
公知の2室内ユニツト空調システムにおいて
は、第1図系統図に示すように、まず、冷房運転
時は、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒
は、破線矢印に示すように、四方弁11を通り室
外熱交換器13で図示せざる送風機により冷却さ
れ、凝縮液化し、受液器14を通り、逆止弁9を
通つた後、液電磁弁8A,8Bに至る。
液電磁弁8A,8Bは、室内ユニツトA,Bの
制御回路によつて、スイツチが投入され、運転を
選択された室内ユニツト側の電磁弁が開となるも
のである。
室内ユニツト1台運転の場合は、休止側の液電
磁弁8A又は8Bが閉となり、以後冷媒は流れ
ず、この室内ユニツトA又はBでは当然冷房運転
は行なわれないのである。
室内ユニツトA,Bとも運転する場合は、液電
磁弁8A,8Bを通つた冷媒は冷房用絞り機構7
A,7Bで断熱膨張し、液操作弁4A,4Bを経
て、室内熱交換器3A,3Bで図示せざる送風機
によつて加熱され、蒸発気化し、ガス操作弁2
A,2Bを経てガス電磁弁1A,1Bを通り、四
方弁11からアキユームレータ12を通り、圧縮
機10に吸入される。
こゝで、ガス操作弁2A,2Bは内部に逆止弁
を有するものを用い冷房運転時非励磁状態のまゝ
で開となり、後述の暖房運転時のみ逆止弁が閉方
向のため、電磁弁として作用することになる。ま
た、アキユームレータ12は冷媒の過度な液バツ
ク時に一時的に液ガスを分離し圧縮機を保護し、
受液器14は、室内ユニツトA,Bの運転台数の
差異による冷媒量の差を吸収するもので、2台運
転時は殆んどカラの状態であるが、1台運転時に
は余剰冷媒が高圧液状態で溜まるのである。
次に、暖房運転時は、2台暖房とすると、圧縮
機10から吐出された高圧ガス冷媒は、実線矢印
に示すように、四方弁11、ガス電磁弁1A,1
B、ガス操作弁2A,2Bを経て室内ユニツト
A,Bに入り、室内熱交換器3A,3Bで冷却さ
れ凝縮液化し、液操作弁4A,4Bを経た後、暖
房用絞り機構5A,5Bで断熱膨張し、逆止弁6
A,6Bを通り、受液器14を経て、室外熱交換
器13で蒸発気化し、四方弁11からアキユーム
レータ12を通り、圧縮機10へ吸入される。
この間、受液器14は低圧中に保持され、冷房
運転時のように高圧凝縮液冷媒を溜めるものでは
ないので、1台暖房運転時においては、冷房運転
時と異なり、冷媒回路中に余剰となつた冷媒は、
貯留されるところがなく、冷媒回路を循環するこ
とになり、室外熱交換器13の蒸発能力以上の冷
媒が流入した場合には未蒸発液冷媒が、四方弁1
1、アキユームレータ12に入り、このアキユー
ムレータ12でも液分の分離が不可能な場合に
は、圧縮機10に液冷媒が流入し、圧縮機10が
液圧縮を行ない弁割れ等の故障を起こす。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、暖房運転時弁割れ等の故障を起こすことの
ない長寿命の空気調和装置を提供することを目的
とし、圧縮機、室外熱交換器、四方弁等からなる
室外ユニツトと、室内熱交換器、室内送風機から
なる複数の室内ユニツトとを具えた空気調和装置
において、冷房運転時高圧冷媒液部分となり暖房
運転時低圧冷媒部分となる冷媒回路に挿入され1
つの上部接続口および2つの下部接続口を有する
受液器と、上記下部接続口の一方を暖房用絞り機
構および冷房用絞り機構に接続するとゝもに、上
記下部接続口の他方および上記上部接続口をそれ
ぞれ上記室外熱交換器に接続する複数の配管と、
上記下部接続口の他方を上記室外熱交換器に接続
する配管に挿入され上記複数の室内ユニツトの暖
房運転時開弁する電磁弁とを具えたことを特徴と
する。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第2図はその系統図である。
上図において、第1図と同一の記号は第1図と
同一の部材を示し、15は3個の接続口を有する
受液器で、第1図に示した受液器14の冷房運転
時の作用と同一の作用を行なうほか、暖房運転時
配管16より流入した冷媒の一部を下部接続口の
一方および配管17を経て、残部を上部接続口お
よび配管19を経て合流したのち室外熱交換器1
3に流入する、16,17,19はそれぞれ配
管、18は配管17に挿入され2室内ユニツト
A,Bがともに暖房運転されるときのみ開弁され
る電磁弁である。
このような装置において、まず冷房運転時は、
室外熱交換器13で凝縮液化した液冷媒は、破線
矢印に示すように、配管19を通り、受液器15
に入り、配管16から逆止弁9に至り、以下の経
路は第1図と同一で、その作用効果も液冷媒の入
口部分が異なるものゝ実質的に第1図と同様であ
る。
次に、暖房運転時は、電磁弁18は2台の室内
ユニツトの同時運転時に開となるので、例えば、
室内ユニツトAの1台運転時は電磁弁18は閉、
ガス電磁弁1Aは開となることから、圧縮機1
0、四方弁11、ガス電磁弁1A、ガス操作弁2
Aを経た高圧ガス冷媒は第1図について述べたと
同様に室内熱交換器3Aで凝縮液化し、液操作弁
4Aに至り、暖房用絞り機構5Aで断熱膨張し、
逆止弁6Aを通つた後、配管16を通つて受液器
15に流入する。
こゝで、従来は配管17から冷媒が流出するの
であるが、いま電磁弁18が閉であるので、低圧
ガス混合冷媒は受液器15中に溜まり込み、比重
差によつてガス分は配管19から流出し、液分は
余剰冷媒が十分分離され、配管19の開口位置ま
で液ヘツドが上昇して始めて配管19に流れ出
す。
こうして受液器15を出た冷媒はこの後、室外
熱交換器13で蒸発気化し、四方弁11を通つて
圧縮機10に吸入されることは従来と同一である
が、吸入ガスは叙上のように受液器15で余剰冷
媒が貯留される関係で、従来例とは異なり液一分
は殆んど含まれず、したがつて圧縮機10の長命
化の顕著な効果がある。
一方、室内ユニツト2台運転時においては電磁
弁18が開となることによつて、配管16から受
液器15を経て配管17、電磁弁18を通つて、
室外熱交換器13に至る冷媒循環路が形成され、
従来のものと実質的に同一の作用効果を奏する。
このような装置によれば、暖房運転時、受液器
を低圧領域で用いて、余剰冷媒を分離し、室内負
荷に応じた最適冷媒量を冷媒循環路中に供給する
ことで、良好な冷媒サイクルが形成され、圧縮機
の損傷をも防ぐことができる。
要するに、本考案によれば、圧縮機、室外熱交
換器、四方弁等からなる室外ユニツトと、室内熱
交換器、室内送風機からなる複数の室内ユニツト
とを具えた空気調和装置において、冷房運転時高
圧冷媒液部分となり暖房運転時低圧冷媒部分とな
る冷媒回路に挿入され1つの上部接続口および2
つの下部接続口を有する受液器と、上記下部接続
口の一方を暖房用絞り機構および冷房用絞り機構
に接続するとゝもに、上記下部接続口の他方およ
び上記上部接続口をそれぞれ上記室外熱交換器に
接続する複数の配管と、上記下部接続口の他方を
上記室外熱交換器に接続する配管に挿入され上記
複数の室内ユニツトの暖房運転時開弁する電磁弁
とを具えたことにより、圧縮機の故障の発生を防
止し、長寿命の空気調和装置を得るから、本考案
は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の2室内ユニツト空調装置を示す
系統図、第2図は本考案の一実施例を示す系統図
である。 1A,1B……ガス電磁弁、2A,2B……ガ
ス操作弁、3A,3B……室内熱交換器、4A,
4B……液操作弁、5A,5B……暖房用絞り機
構、6A,6B……逆止弁、7A,7B……冷房
用絞り機構、8A,8B……液電磁弁、9……逆
止弁、10……圧縮機、11……四方弁、12…
…アキユームレータ、13……室外熱交換器、1
5……受液器、16,17……配管、18……電
磁弁、19……配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、室外熱交換器、四方弁等からなる室外
    ユニツトと、室内熱交換器、室内送風機からなる
    複数の室内ユニツトとを具えた空気調和装置にお
    いて、冷房運転時高圧冷媒液部分となり暖房運転
    時低圧冷媒部分となる冷媒回路に挿入され1つの
    上部接続口および2つの下部接続口を有する受液
    器と、上記下部接続口の一方を暖房用絞り機構お
    よび冷房用絞り機構に接続するとゝもに、上記下
    部接続口の他方および上記上部接続口をそれぞれ
    上記室外熱交換器に接続する複数の配管と、上記
    下部接続口の他方を上記室外熱交換器に接続する
    配管に挿入され上記複数の室内ユニツトの暖房運
    転時開弁する電磁弁とを具えたことを特徴とする
    空気調和装置。
JP12238381U 1981-08-20 1981-08-20 空気調和装置 Granted JPS5828256U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12238381U JPS5828256U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12238381U JPS5828256U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5828256U JPS5828256U (ja) 1983-02-23
JPS6328385Y2 true JPS6328385Y2 (ja) 1988-08-01

Family

ID=29916307

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JP12238381U Granted JPS5828256U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 空気調和装置

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