JPH0212541Y2 - - Google Patents

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JPH0212541Y2
JPH0212541Y2 JP12218083U JP12218083U JPH0212541Y2 JP H0212541 Y2 JPH0212541 Y2 JP H0212541Y2 JP 12218083 U JP12218083 U JP 12218083U JP 12218083 U JP12218083 U JP 12218083U JP H0212541 Y2 JPH0212541 Y2 JP H0212541Y2
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cooling
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヒートポンプ式空気調和機、特に、1
台の室外ユニツトと複数台の室内ユニツトとを具
えるヒートポンプ式空気調和機に関する。
第1図に、従来の1台の室外ユニツトと2台の
室外ユニツトとを具えたヒートポンプ式空気調和
機の冷媒系統図が示され、冷房運転時には、電磁
弁19,20を閉とする。圧縮機1から吐出され
た高温・高圧のガス冷媒は、四方弁2、配管3を
経て室外熱交換器4に入る。ここで、ガス冷媒
は、図示しない送風機によつて送られる室外空気
に放熱して液化し、その大半が高温・高圧の液冷
媒となる。2つの室内ユニツトを同時に冷房運転
する時は、電磁弁15,16はいずれも開とな
り、いずれか一方のみを冷房運転する時は電磁弁
15,16のいずれかが開となる。従つて、室外
熱交換器4を出た高温・高圧の液冷媒は逆止弁1
2、電磁弁19,20によつて制止されるので、
配管7,8,9には流れず配管5,6の双方もし
くはそのいずれか一方に流れる。配管5,6を流
れる高温・高圧の液冷媒は膨脹弁10,11によ
つて減圧され低温・低圧の液冷媒となつて各々電
磁弁15,16、配管21,22を経て、室内熱
交換器23,24に入る。ここで液冷媒は、図示
しない送風機によつて送られる室内空気から吸熱
してガス化し、低温・低圧のガス冷媒となり、そ
れぞれ配管25,26,29、四方弁2を経て圧
縮機1に戻り、以下、上記のサイクルを繰返す。
この時、配管25,26に各々取付けられた膨脹
弁感温筒27,28により、室内熱交換器23,
24出口の冷媒の温度を感知し、各々の膨脹弁1
0,11の開度を調節することによつてガス冷媒
の過熱度を所定の状態に保つている。2つの室内
ユニツトを同時に暖房運転する時は電磁弁15,
16を閉、電磁弁19,20を開とする。しかし
て、圧縮機1で高温・高圧になつたガス冷媒は四
方弁2、配管29,25,26を経て室内熱交換
器23,24に入る。ここで、ガス冷媒は、図示
しない送風機によつて送られる室内空気に放熱し
て液化し、その大半が高温・高圧の液冷媒とな
る。電磁弁15,16はいずれも閉、電磁弁1
9,20は、いずれも開となつているため、液冷
媒は配管21,22を経てキヤピラリチユーブ1
3,14に入り、ここで減圧されて低温・低圧の
液冷媒となつて室外熱交換器4へ入る。また、こ
れと並行して液冷媒は、キヤピラリチユーブ1
7,18および逆止弁12を経て、室外熱交換器
4へ入る。ここで、低温・低圧の液冷媒は図示し
ない送風機によつて送られる室外空気から吸熱し
てガス化し、低温・低圧のガス冷媒となつて、配
管3、四方弁2を経て圧縮機1に戻り以下、上記
のサイクルを繰返す。次にいずれか一方の室内ユ
ニツトのみを暖房運転する時は、圧縮機1で高
温・高圧になつたガス冷媒は四方弁2、配管2
9,25,26を経て室内熱交換器23,24に
入る。運転側室内ユニツトの熱交換器23に入つ
たガス冷媒は、図示しない送風機によつて送られ
る室内空気に放熱して液化し、高温・高圧の液冷
媒となる。電磁弁15,16は閉じられており、
運転側室内ユニツトに対応する電磁弁19が開
き、休止側室内ユニツトに対応する電磁弁20が
閉じられるために熱交換器23で放熱して液化し
た冷媒は配管21、電磁弁19を経て、キヤピラ
リチユーブ13に入り、ここで、減圧されて低
温・低圧の液冷媒となつて、配管8を経て室外熱
交換器4に入る。一方、休止側室内ユニツトに対
応する熱交換器24に入つた冷媒は図示しない送
風機が停止しているため、強制通風による放熱が
行なわれず自然循環による放熱により、その一部
の冷媒が液化することになる。この液冷媒は、電
磁弁16,20が閉止しているのでキヤピラリチ
ユーブ18、逆止弁12、配管7を経て、室外熱
交換器4に戻され熱交換器24への溜込みを防い
でいる。
上記従来のものにおいては、休止中の室内ユニ
ツトの熱交換器内に貯る液冷媒を室外熱交換器4
に戻すための回路7、逆止弁12、キヤピラリチ
ユーブ17,18を特別に設ける必要があり、従
つて冷媒回路が複雑になりその分設置スペースを
確保しなければならないという不具合があつた。
本考案は上記不具合を解消するために提案され
たものであつて、その要旨とするところは、1台
の室外ユニツトに対し複数台の室内ユニツトを並
列接続すると共に各室内ユニツトの熱交換器に対
しそれぞれ暖房用減圧回路及び冷房用減圧回路を
接続し、同暖房用減圧回路及び冷房用減圧回路に
それぞれ開閉弁を設けたヒートポンプ式空気調和
機において、暖房時休止側室内ユニツトの熱交換
器に対する冷房用減圧回路に暖房時に開となる開
閉弁を設けるとともに減圧手段としてキヤピラリ
チユーブを設けたことを特徴とするヒートポンプ
式空気調和機にある。
本考案においては、上記構成を具えているの
で、複数台の室内ユニツトの中一部を暖房運転
し、残部を休止させる場合、休止中の室内ユニツ
トの室内熱交換器で液化してこの内に溜り込もう
とする液冷媒はこの休止中の熱交換器に対応する
冷房用減圧回路の開閉弁およびキヤピラリチユー
ブを通つて室外熱交換器に戻る。従つて、休止中
の室内ユニツトの室内熱交換器内に液化して溜り
込もうとする液冷媒を冷房用減圧回路を利用して
戻すことができるため、従来のように液冷媒を戻
すための特別の回路が不要となり、かくして、冷
媒回路が簡素化され、その設置スペースを節約で
きる。
以下、本考案を1台の室内ユニツトと2台の室
内ユニツトを具えるヒートポンプ式空気調和機に
適用した第2図に示す1実施例を参照しながら具
体的に説明する。
第2図において、1は圧縮機、2は四方弁、4
は室外熱交換器、23,24は室内熱交換器、
5,6は冷房用減圧回路、8,9は暖房用減圧回
路である。各室内ユニツトの室内熱交換器23,
24は1台の室外ユニツトの圧縮機1および室外
熱交換器4に対して、配管3、冷房用減圧回路
5,6、暖房用減圧回路8,9、配管21,2
2,25,26,29によつて並列に接続されて
いる。13,14は暖房用減圧回路8,9に介装
されたキヤピラリチユーブ、19,20は暖房用
減圧回路8,9に介装された開閉弁で、暖房運転
中の室内ユニツトに対応するものが開となる。1
5,16は冷房用減圧回路5,6に介装された開
閉弁で、冷房運転中の室内ユニツトに対応するも
のが開となる。30は冷房用メインキヤピラリチ
ユーブ、31,32は冷房用減圧回路5,6に介
装された冷房用補助キヤピラリチユーブで、これ
らキヤピラリチユーブ30,31,32は並列に
接続され、冷房運転時に室外熱交換器4から冷房
用メインキヤピラリチユーブ30を流通した冷媒
が逆止弁33,34を通つて補助キヤピラリチユ
ーブ31,32と開閉弁15,16との間に流入
するように接続されている。しかして、2つの室
内ユニツトを同時に冷房運転する際は、圧縮機
1、四方弁2、配管3、室外熱交換器4を経て高
温・高圧となつた液冷媒は電磁開閉弁19,20
が閉、電磁開閉弁15,16が開となつているた
め冷房用メインキヤピラリチユーブ30を経てそ
の略1/2が逆止弁33を通り、電磁開閉弁15へ、
また、冷房用メインキヤピラリチユーブ30を経
て、その残りの略1/2が、逆止弁34を通り電磁
開閉弁16へ流れ、さらに、この冷房用メインキ
ヤピラリチユーブ30と逆止弁33,34に側路
する冷房補助キヤピラリ31,32を通して、そ
れぞれ電磁開閉弁15,16へ流れる。電磁開閉
弁15,16へ到つた低温・低圧のガス冷媒は、
それぞれ、室内熱交換器23,24に入りここで
蒸発して配管25,26,29、四方弁2を通り
圧縮機1へ戻る。1つの室内ユニツトを冷房運転
する際は前述と同様室外熱交換器4から出た液冷
媒は、電磁弁19,20が閉、運転側室内ユニツ
トに対応する電磁開閉弁15が開、休止側室内ユ
ニツトに対応する電磁開閉弁16が閉となつてい
るため、冷房用メインキヤピラリチユーブ30、
逆止弁33を経て電磁開閉弁15へ、更に、冷房
用補助キヤピラリチユーブ31を経て電磁開閉弁
15へ流れる。ここに、前述の2つの室内ユニツ
トを同時に暖房運転する時の全冷媒循環量はメイ
ンキヤピラリ30と2つの補助キヤピラリ31,
32の3通路を通る量であるのに対し、1つの室
内ユニツトのみを暖房運転する時の全冷媒循環量
はメインキヤピラリチユーブ30と補助キヤピラ
リチユーブ31および32のどちらかの2つの通
路を通る量となり、前者の全冷媒循環量を後者の
それより少くして室内ユニツトの2台運転時およ
び1台運転のいずれの場合も冷媒の過不足がな
く、液バツクや過熱度の過大等の不具合を防止し
て最適の運転状態となしうる。電磁弁15へ到つ
た低温・低圧の液冷媒は、室内熱交換器23へ入
つて蒸発する。2つの室内ユニツトを同時に暖房
運転する際は、室内熱交換器23,24を通つて
高温・高圧となつて配管21,22に到つた液冷
媒は、電磁弁19,20が開となるために、暖房
用キヤピラリチユーブ13,14により、それぞ
れ減圧され、低温・低圧の液冷媒となつて、室外
熱交換器4に入る。
1つの室内ユニツトのみを暖房運転する際は圧
縮機1により高温・高圧になつたガス冷媒は、室
内熱交換器23,24に入る。この時運転側室内
ユニツトに対応する電磁開閉弁15が閉、電磁開
閉弁19が開となり、休止側室内ユニツトに対応
する電磁開閉弁16が開、電磁開閉弁20が閉と
なるため、運転側室内ユニツトの室内熱交換器2
3において、図示されない送風機によつて送られ
た室内空気により強制的に放熱・液化した高温・
高圧の液冷媒は電磁開閉弁19を経て、暖房用キ
ヤピラリチユーブ13により減圧され、低温・低
圧ガス冷媒となつて室外熱交換器4に入る。一
方、休止側の室内ユニツトの室内熱交換器24に
入つた冷媒は図示しない送風機が停止しているた
め、強制通風による放熱が行なわれず、自然循環
による放熱により、この中で一部の冷媒が液化す
る。この液冷媒は、休止側室内ユニツトに対応す
る電磁開閉弁16が開となつているため、冷房用
補助キヤピラリ32を経て室外熱交換器4に戻さ
れ、休止側室内ユニツトの熱交換器24への液冷
媒の溜込みを防いでいる。
上記実施例装置においては、暖房時の休止側室
内ユニツトの熱交換器内に貯る液冷媒を、冷房用
補助キヤピラリを利用して行なうようにしている
ので、従来のものに設けていた液冷媒戻しのため
の特別の回路即ち、第1図における7,12,1
7,18が不要となり、冷媒回路の簡素化がで
き、従つて、コストダウンできると共に配管スペ
ースが小さくてすむので、空気調和機が小型とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヒートポンプ式空気調和機の冷
媒回路系統図、第2図は本考案の1実施例を示す
冷媒回路系統図である。 23,24……室内熱交換器、8,9……暖房
用減圧回路、5,6……冷房用減圧回路、15,
16……減圧回路の開閉弁、30,31,32…
…減圧回路のキヤピラリチユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1台の室外ユニツトに対し複数台の室内ユニツ
    トを並列接続すると共に各室内ユニツトの熱交換
    器に対しそれぞれ暖房用減圧回路及び冷房用減圧
    回路を接続し、同暖房用減圧回路及び冷房用減圧
    回路にそれぞれ開閉弁を設けたヒートポンプ式空
    気調和機において、暖房時休止側室内ユニツトの
    熱交換器に対応する冷房用減圧回路に暖房時に開
    となる開閉弁を設けるとともに減圧手段としてキ
    ヤピラリチユーブを設けたことを特徴とするヒー
    トポンプ式空気調和機。
JP12218083U 1983-08-08 1983-08-08 ヒ−トポンプ式空気調和機 Granted JPS6030970U (ja)

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JP12218083U JPS6030970U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 ヒ−トポンプ式空気調和機

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JPS6030970U JPS6030970U (ja) 1985-03-02
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