JPH0344714Y2 - - Google Patents

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JPH0344714Y2
JPH0344714Y2 JP16833888U JP16833888U JPH0344714Y2 JP H0344714 Y2 JPH0344714 Y2 JP H0344714Y2 JP 16833888 U JP16833888 U JP 16833888U JP 16833888 U JP16833888 U JP 16833888U JP H0344714 Y2 JPH0344714 Y2 JP H0344714Y2
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JP
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heater
outer frame
box
present
air
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ヒータ付きすのこ構造に関し、詳し
くは、寒冷地においても移動可能な車載用断熱箱
のすのこ構造に関する。
[従来の技術] 従来の車載用の断熱箱では、この断熱箱内の底
に木材や樹脂よりなるすのこを置き、すのこ上に
物品を置き、これによつて、物品の底面側の冷気
の流通を良くしている。
[考案が解決しようとする課題] 寒冷地に断熱箱を輸送する場合には、外気の冷
え込みで断熱箱内部までの空気が冷却されて所望
の庫内温度以下となる。そこで、庫内温度を所望
の温度に保つためには、断熱箱内のすのこの下に
ヒータ等の加熱器具を設ける必要が生じる。しか
しながら、このような場合に、木材や樹脂製のす
のこでは、火災の危険性があり、また、すのこの
下にヒータを置くためのスペースが必要になり、
不都合を生ずる。
そこで、本考案の技術課題は、火災等の危険が
なく、箱体内の商品収納空間の減少を防ぐことが
でき、しかも、箱体内を効率よく一定の温度に保
つことができる。ヒータ付きすのこ構造を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、熱伝導性の良好な金属よりな
り、下面に溝を有する外枠と、この外枠の一対の
対向部間に夫々の両端を互いに間隔をおいて接合
された複数のリブと、前記外枠の前記溝内に取付
けられたヒータとを有し、前記外枠の側面には通
気孔が設けられていることを特徴とするヒータ付
きすのこ構造が得られる。
[作用] 本考案の作用について述べる。
本考案のヒータ付きすのこ構造においては、ヒ
ータを取付けてから断熱箱底部に設けて、ヒータ
に通電すると、ヒータより発生した熱は、熱伝導
により外枠からエアリブに伝達する。このため、
エアリブからの熱放射及び対流によつて、枠面か
らのみでなくエアリブ等の中央からも加温ができ
る。さらに、エアリブ同士は間隔を明けて設けら
れているので、加熱された空気の流通もよい。ま
た、外枠に通気孔が設けられているので、この外
枠の溝から通気孔を通つて加熱された空気が、溝
内に停滞することなく容易に対流する。
従つて、効率よく箱体内の加温がなされる。
[実施例] 本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本考案の実施例に係るヒータ付きす
のこ構造を示す図である。
この図において、ヒータ付きすのこ構造は、外
枠1と複数のリブ2よりなる。外枠1は、矩形を
なすステンレス等の熱伝導性の良好な金属で、こ
の金属の下面の延在方向にそつて、設けられた溝
3を有している。更に、外枠1の側面は、通気孔
4が設けられている。
第2図は、第1図の実施例に係るヒータ付きす
のこ構造をA−A面にて、切断した時の部分断面
図である。この図において、外枠1の一対の対向
部5a及び5c間に夫々の両端を、互いに間隔を
おいて、接合された角型波形状断面を有する複数
のリブ2a,2b……がある。この外枠1の構3
に沿つてヒータ6が取付けられる。ヒータ止め具
7及び8は、それぞれステンレス製及び碍子製で
ある。
第1図及び第2図を参照して、本実施例にヒー
タを取付けてから断熱箱底部に設けて、ヒータに
通電すると、ヒータより発生した熱は、熱伝導に
より外枠からエアリブ3に伝達する。このため、
箱体内への熱放射及び対流によつて、枠面からの
みでなくエアリブ等の中央からも加温ができる。
さらに、エアリブ同士2a,2b,……は間隔を
明けて設けられているので、加熱された空気の流
通もよい。また、外枠に通気孔4が設けられてい
るので、この外枠の溝から通気孔4を通つて加熱
された空気が、溝内に停滞することなく容易に対
流する。
以上のことから、効率よく箱体内の加温がなさ
れる。
第3図は本考案の実施例に係るヒータ付きすの
こ構造の外枠ヒータ固定部分の一例を示す一部切
欠いた斜視図である。この図において、矩形をな
す外枠1内のヒータ6は、中央に凹部が設けられ
た金属板製の止め具9のこの凹部に挿入されてい
る。止め具9は、外枠両側に対向するように設け
られた通気孔4,4の夫々の部分を挟み、ビス1
0,10で夫々固定される。
第4図aは本考案の実施例に係るヒータ付きす
のこ構造の外側ヒータ固定部分の別の例を示す一
部切欠いた斜視図である。第4図bは、第4図a
のB−Bラインに沿う断面図である。
これらの図において、矩形をなす外枠1内のヒ
ータ6は、中央に凹部のある直方体形状の碍子製
止め具9′の、この凹部に挿入されている。
止め具9′は、側方に突起9a′を有し、外枠1
内に挿入され、外枠の通気孔4,4にこの突起9
a′を挿入することにより外枠1に固定される。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、箱体内
の底部に加熱用ヒータを設けることができるの
で、箱体内の空間を占有することなく加熱ができ
る。
本考案によれば、外枠及びエアリブが熱伝導製
の良い金属よりなるために、耐火性、熱効率、さ
らには、強度の優れたヒータ付きすのこ構造を提
供することができる。
更に本考案によれば、寒冷地への断熱箱内の加
熱用ヒータとしては、最適であるヒータ付きすの
こ構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るヒータ付きすの
こ構造を示す斜視図、第2図は第1図のA−A切
断面における斜視図、第3図は本考案の実施例に
係るヒータ付きすのこ構造の外枠ヒータ固定部分
の一例を示す一部切欠いた斜視図、第4図aは本
考案の実施例に係るヒータ付きすのこ構造の外側
ヒータ固定部分の別の例を示す一部切欠いた斜視
図、第4図bは、第4図aのB−Bラインに沿う
断面図である。 図中、1は外枠、2及び2a,2b……はエア
リブ、3は溝、4は通気孔、5a及び5cは外枠
の対向部、6はヒータ、7,8はヒータ止め具、
9,9′は止め具、9a′は突起、10はビスであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱伝導性の良好な金属よりなり、下面に溝を有
    する外枠と、該外枠の一対の対向部間に夫々の両
    端を互いに間隔をおいて接合された複数のリブ
    と、前記外枠の前記溝内に取付けられたヒータと
    を有し、前記外枠の側面には通気孔が設けられて
    いることを特徴とするヒータ付きすのこ構造。
JP16833888U 1988-12-28 1988-12-28 Expired JPH0344714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16833888U JPH0344714Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16833888U JPH0344714Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0290291U JPH0290291U (ja) 1990-07-17
JPH0344714Y2 true JPH0344714Y2 (ja) 1991-09-19

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JP16833888U Expired JPH0344714Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000320A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Showa Denko Kk ベッド、ベッド用マットの加熱方法及びベッドの寝床板部構成部材

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Publication number Publication date
JPH0290291U (ja) 1990-07-17

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