JPH0320711Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0320711Y2
JPH0320711Y2 JP205484U JP205484U JPH0320711Y2 JP H0320711 Y2 JPH0320711 Y2 JP H0320711Y2 JP 205484 U JP205484 U JP 205484U JP 205484 U JP205484 U JP 205484U JP H0320711 Y2 JPH0320711 Y2 JP H0320711Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front wall
decorative board
upper front
wall
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP205484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60116183U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP205484U priority Critical patent/JPS60116183U/ja
Publication of JPS60116183U publication Critical patent/JPS60116183U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0320711Y2 publication Critical patent/JPH0320711Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は前面に商品取出用の開口部を有する
冷蔵オープンシヨーケースにおいて、前記開口部
上縁に露が生じるのを防止するための防露装置に
関する。
〔従来技術とその問題点〕
冷蔵オープンシヨーケースとして、一般に第1
図および第2図に示すものが知られている。第1
図および第2図において、前面に商品取出用の開
口部1を有する外箱2は薄鉄板製の内板21と外
板22との間に発泡ウレタン23を充満させた断
熱壁により形成されている。この外箱2との間に
適当な間〓を設けて配設された内箱3は、その内
側に棚板4を備えた陳列室5が形成され、また前
記間〓が冷気循環路6をなしている。冷気循環路
6は、路内にフアン7および冷却器8が配設され
るとともに、その両端が開口部1の上下位置で開
口し、外箱2の上部前面壁2aと内箱3の上縁部
との間に形成される冷気吹出口6a、および外箱
2の下部前面壁2bと内箱3の下縁部との間に形
成される吸込口6bをなしている。前記冷気吹出
口6aには、ハニカム状に形成された空気整流体
9が挿設されている。外箱2の上部には、その前
方に、外箱2に固定される上部化粧板11が設け
られるとともに、前面壁2aの下面および前面を
覆う化粧板12が設けられている。この化粧板1
2は、前面壁2aにその下端縁を形成するように
設けられたプラスチツク成形品としてなる支持枠
24の溝24aに、後縁部を挿入固定されるとと
もに、前縁部を上部化粧板11に固定して保持さ
れており、その前方部分は下方に吊下配設された
蛍光灯14の笠を兼ねている。前記支持枠24の
下面と、化粧板12との間には若干の空間が設け
られるとともに、化粧板12に密接するように防
露用発熱体としてなるヒータ15が設置されてい
る。
上記冷蔵オープンシヨーケースでは、フアン7
によつて、吸込口6bから吸込まれ冷気循環路6
を循環させられる室内空気が冷却器8で冷却され
て冷気となり、この冷気が冷気吹出口6aより吐
出され、開口部1に冷気エアーカーテンAを形成
して陳列室5内を外気から遮断するとともに、陳
列室5内に流入して室内を冷却する。
上述のように陳列室5内が冷却される際に、冷
気吹出口6aに近接する化粧板12は冷気によつ
て冷却される。このままでは冷却された化粧板1
2に接触する外気中の水分によつて化粧板12の
表面に露を生じ、この露が開口部1に滴下した
り、冷気エアーカーテンAにまき込まれて流れ、
客の衣服や肌を濡らすことになる。これを避ける
ために前記ヒータ15が設けられており、ヒータ
15が通電され、化粧板12をヒータ15によつ
て加温することにより、前記露の発生が防止され
る。
ところで従来の冷蔵オープンシヨーケースで
は、冷気吹出口6aに向つて流れる冷気の熱が前
面壁2aの内板21から支持枠24を経て外板2
2まで伝わり、支持枠24および外板22が冷却
される。このために支持枠24および外板22の
表面に接触する空気中の水分が前記表面に結露す
る。前記露は滴下してヒータ15を故障させたり
化粧板12を腐食させたりする。このために冷蔵
オープンシヨーケースの耐用年数が短かくなる危
険があつた。
前記対策として、支持枠24および外板22の
表面に密接するように、ヒータを増設することが
考えられるが、この場合には増設ヒータによる製
作コストの増大および、電力消費量の増加に伴う
運転費用の増大を招く欠点がある。
〔考案の目的〕
この考案は防露用ヒータを増設することなく、
外箱の前面壁への結露を防止して耐用年数が短か
くなることをなくした冷蔵オープンシヨーケース
の防露装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
この考案は発熱体の熱が前面壁と化粧板との間
から逸出しないように前面壁と化粧板との間を閉
鎖する壁状体を設け、前記発熱体によつて前面壁
をも加温するようにしたものである。
〔考案の実施例〕
実施例の図において、第1図および第2図と共
通あるいは同一の部分は同一の符号で示す。
第3図はこの考案の実施例を示すもので、前面
壁2aの下端縁を形成する支持枠24には、先端
部が容易に屈曲し、壁状体としてなる囲い板25
が一体に形成されている。前記囲い板25は、ヒ
ータ15の引出線を〓間なく貫通させる孔(図示
せず)を備え、また前記先端部が若干屈曲して化
粧板12に密着する。しかして支持枠24と化粧
板12との間には、ヒータ15を内在し、一方で
は、化粧板12の後縁部が溝24aに嵌つて閉鎖
され、もう一方では、囲い板25で囲われた閉鎖
空間Sが形成される。
前述の構成において、通電されたヒータ15に
よつて、化粧板12は直接加温されて結露が防止
され、併せて閉鎖空間S内の空気が温められる。
前記空気は流出が阻まれているので急速に温度を
高める。この加温空気は、加温空気に接する支持
枠24およびこの支持枠24に接する外板22の
下部を加温して、前述の冷気によつて支持枠24
および外板22が冷却される熱伝導を遮断する。
従つて支持枠24および外板22は冷却されるこ
とがなくなり、前面壁2aには露が生じない。
また第4図はこの考案の別の実施例を示すもの
であり、第2図と同一の部分は同一の符号で示
す。支持枠24と化粧板12との間に壁状体とし
てなる囲い片30を介挿させたものであり、放熱
を防止して第3図の場合と同様の効果が得られ
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば、前面壁と化粧板との間に結
露防止用の発熱体を設けるとともに、前記前面壁
と化粧板との間を閉鎖する壁状体を設けて発熱体
の熱の逃散を防止するようにしたので、発熱体を
増設することなく前面壁への結露が防止できて、
冷蔵オープンシヨーケースの耐用年数を短かくす
る危険を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の対象となる冷蔵オープンシ
ヨーケースの断面図、第2図は第1図における従
来の要部拡大断面図、第3図は第1図におけるこ
の考案の実施例の要部拡大断面図、第4図はこの
考案の別の実施例を示す要部拡大断面図である。 2……外箱、2a……前面壁、3……内箱、6
a……冷気吹出口、12……化粧板、15……ヒ
ータ(発熱体)、24……支持枠、25……囲い
板(壁状体)、30……囲い片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に開口部を有する外箱の上部前面壁と内箱
    の上縁部との間に冷気吹出口が形成され、かつ前
    記上部前面壁の下面および前面を覆うように化粧
    板が設けられた冷蔵オープンシヨーケースにおい
    て、前記上部前面壁の下面と化粧板との間に結露
    防止用の発熱体を設けるとともに、前記上部前面
    壁と化粧板との間を閉鎖する壁状体を設けて、前
    記発熱体を設けた部分を前記上部前面壁の下面と
    前記化粧板と前記壁状体とで囲まれた閉鎖空間と
    し、前記発熱体の熱の逃散を防止するようにした
    ことを特徴とする冷蔵オープンシヨーケースの防
    露装置。
JP205484U 1984-01-11 1984-01-11 冷蔵オ−プンシヨ−ケ−スの防露装置 Granted JPS60116183U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP205484U JPS60116183U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 冷蔵オ−プンシヨ−ケ−スの防露装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP205484U JPS60116183U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 冷蔵オ−プンシヨ−ケ−スの防露装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60116183U JPS60116183U (ja) 1985-08-06
JPH0320711Y2 true JPH0320711Y2 (ja) 1991-05-02

Family

ID=30475368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP205484U Granted JPS60116183U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 冷蔵オ−プンシヨ−ケ−スの防露装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60116183U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5633684B2 (ja) * 2010-10-06 2014-12-03 富士電機株式会社 オープンショーケース

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60116183U (ja) 1985-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0320711Y2 (ja)
JPH0548019Y2 (ja)
JP3423012B2 (ja) 恒温装置
JPH0417143Y2 (ja)
JPS6034985Y2 (ja) 加熱調理器
JP3567105B2 (ja) ペリカウンター式空調装置
JPH0447588Y2 (ja)
JPH04125182U (ja) オ−プンシヨ−ケ−スの前面ガラス結露防止構造
JPH042363Y2 (ja)
JPH10232082A (ja) 冷却貯蔵庫におけるガラス管ヒータの取付構造
JPH0747452Y2 (ja) 暖房装置
JP3071120B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JPH0517583Y2 (ja)
JP2508385B2 (ja) 電気暖房器
JPS6317978Y2 (ja)
JP2531848Y2 (ja) ショ−ケ−ス
JPS6030692Y2 (ja) 熱供給ユニツト
JPH0618176Y2 (ja) 背面扉付リーチインショーケースの運転制御装置
JPS637022Y2 (ja)
JPS61151180U (ja)
JPS61194178U (ja)
JPS5918293Y2 (ja) 冷却箱体
JPH0440626B2 (ja)
JPH03103910U (ja)
JPH01318878A (ja) 冷却箱体