JPH04125182U - オ−プンシヨ−ケ−スの前面ガラス結露防止構造 - Google Patents

オ−プンシヨ−ケ−スの前面ガラス結露防止構造

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JPH04125182U
JPH04125182U JP2920791U JP2920791U JPH04125182U JP H04125182 U JPH04125182 U JP H04125182U JP 2920791 U JP2920791 U JP 2920791U JP 2920791 U JP2920791 U JP 2920791U JP H04125182 U JPH04125182 U JP H04125182U
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JP
Japan
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front glass
glass
opening
air
cover member
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Pending
Application number
JP2920791U
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English (en)
Inventor
文男 深沢
宏 大出
Original Assignee
サンデン株式会社
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Publication of JPH04125182U publication Critical patent/JPH04125182U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面ガラスへの結露を防止できる簡単なオ−
プンショ−ケ−スの前面ガラスの結露防止構造を提供す
ること。 【構成】 前面ガラス15の上端部に、前面ガラス15
に沿って延び、前記前面ガラスの上端面に対向する水平
片173 と前面ガラス15の前面に対向する垂直片172 と
を有するカバ−部材17を前面ガラス15と所定の間隔
をおいて設け、該カバ−部材17と前面ガラス15によ
って、一端が庫内に開口し、他端が前記前面ガラスの前
面に隣接して下方向に開口した風路18を形成する。こ
れにより、庫内の冷気の一部が風路18を介して前面ガ
ラス15の前面に吹出され、前面ガラス15の背面と前
面とが同温に維持される。 【効果】 簡単な構造で前面ガラスへの結露を防止でき
るため、部品加工及び組立て作業を容易に行うことがで
き、コストの低減を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オ−プンショ−ケ−スの前面ガラスの結露防止構造の改良に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
図2はオ−プンショ−ケ−スの一例を示す概略側面断面図である。図において 、1はオ−プンショ−ケ−スの本体(以下、本体と称する)で、例えば断熱部材 からなり前面に開口部2を有する内箱3と外箱4とを備えている。これらの内箱 3及び外箱4によって商品(図示せず)の貯蔵庫5が形成されると共に、内箱3 の背壁3aと外箱4の背壁4aとの間には風路6が形成されている。この風路6 の一端は開口部2の上部に形成された吹出し口7に連結され、他端側は開口部2 の下部に形成された吸入口8に連結されている。
【0003】 一方、風路6内には、その底部に吸入口8から吹出し口7へ向けて空気を流通 する送風ファン9が配設され、内箱3の背壁3aと外箱4の背壁4aとの間には 蒸発器10が配設されている。これにより、風路6内の空気は蒸発器10によっ て冷却され、この空気は送風ファン9によって図中実線矢印で示すように流通さ れ、吹出し口7から吹出され、吸入口8から吸入される。これにより、開口部2 には冷気によるエア−カ−テンが形成される。この冷気によって貯蔵庫5の内部 が冷却される。
【0004】 また、吸入口8の上部前側には所定高さの前面ガラス11が横方向に延ばして 設けられている。この前面ガラス11は図3に示すように、2枚のガラス板111, 112 の間にスペ−サ113 によって空気層114 を形成した複層ガラスで、外箱4の 前壁4bの上端部に設けられているフロントキャップ12と支持部材13との間 に固定されている。さらに、空気層114 の下部にはヒ−タ14が設けられ、ガラ ス板111,112 及び空気層114 を所定の温度に維持している。また、ガラス板111, 112 の上端部を覆うカバ−115 が設けられている。
【0005】 オ−プンショ−ケ−スの場合、エア−カ−テンによって貯蔵庫5内の吸入口8 付近の気圧が若干高くなり、貯蔵庫5内の冷気が吸入口8に吸入されず、本体1 の前側下部に流出して、お客に不快感を与えることがあった。しかし、前述した ように前面ガラス11を設けることにより、冷気の流出を防止でき、お客に不快 感を与えることがない。さらに、ヒ−タ14によってガラス板111,112 及び空気 層114 が所定の温度に維持されているので、ガラス板112,114 に結露することが なく、お客の服を濡らしたり、水滴が床に垂れてお客が足を滑らせるといったこ とを防止することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の前面ガラスの結露防止構造においては、前面ガ ラス11を複層ガラスとし、さらにヒ−タ14を設けなくてはならないため、構 造が複雑になり、コストが高くなるという問題点があった。
【0007】 本考案の目的は上記の問題点に鑑み、前面ガラスへの結露を防止できる簡単な オ−プンショ−ケ−スの前面ガラスの結露防止構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、前面に開口を有し、該開口の上部から 下部に向かって冷気を流通してエア−カ−テンを形成すると共に、前記開口下部 の前面に横方向に延設された所定高さの前面ガラスを備えたオ−プンショ−ケ− スの前面ガラスの結露防止構造において、前記前面ガラスの上端部に、前記前面 ガラスに沿って延び、前記前面ガラスの上端面に対向する水平片と前記前面ガラ スの前面に対向する垂直片とを有するカバ−部材を前記前面ガラスと所定の間隔 をおいて設け、該カバ−部材と前記前面ガラスによって、一端が庫内に開口し、 他端が前記前面ガラスの前面に隣接して下方向に開口した風路を形成してなるオ −プンショ−ケ−スの前面ガラス結露防止構造を提案する。
【0009】
【作用】
本考案によれば、開口の上部から下部に向かって流通する冷気の一部が、風路 に流入し、さらに該風路に流入した冷気は前面ガラスの前面に吹出される。これ により、前記前面ガラスの前面と背面は同温に維持される。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す側面断面図、図4は一実施例の要部を示す分解 斜視図である。図において、前述した従来例と同一構成部分は同一符号をもって 表す。即ち、8は吸気口、4bは外箱4の前壁で、その上端前部にはフロントキ ャップ12が固定されている。
【0011】 さらに、前壁4bの上端には、支持部材13によって、支持部材12とフロン トキャップ12との間に前面ガラス15が固定されている。この前面ガラス15 は1枚のガラス板からなるもので、その上端部には複数のスペ−サ16を介して カバ−部材17が外嵌されている。
【0012】 スペ−サ16は所定の厚さを有する合成樹脂部材をL字形状に形成したもので 、その水平片161 を前面ガラス15の上端面に当接し、垂直片162 を前面ガラス 15の前面に当接した状態において、水平片161 の端面161aが前面ガラス15の 背面に一致するように形成されている。複数のスペ−サ16が前述した状態で等 間隔をおいて前面ガラス15の上端に固着されている。
【0013】 カバ−部材17はステンレス又は合成樹脂部材からなると共に、前面ガラス1 5に対応した長さを有し、その断面は略コ字形状となっている。また、カバ−部 材17の両垂直片171,172 の間に位置する水平片173 の幅はスペ−サ16の水平 片161 の前後方向の長さに対応している。さらに、垂直片171,172 の幅は、スペ −サ16の垂直片162 の上下方向の長さよりも長く設定され、前面ガラス15の 背面側に位置する垂直片171 の上部には水平方向に延びる複数の長穴174 が形成 されている。このカバ−部材17をスペ−サ16を介して前面ガラス15の上端 部に外嵌すると、スペ−サ16によって前面ガラス15の上端部とカバ−部材1 6との間に風路18が形成される。この風路18の一端は長穴174 に連通し、他 端は前面ガラス15の前面に隣接して下方向に開口する。
【0014】 従って、開口部2にエア−カ−テンが形成されると吸入口8付近の気圧が高ま り、図1に実線矢印で示すように冷気の一部がカバ−部材17の長穴174 及び風 路18を介して前面ガラス15の前面に吹出される。これにより、前面ガラス1 5の前面と背面は同温に維持されるので、前面ガラス15の前面への結露を防止 することができる。
【0015】 これにより、本体1の前側下部への冷気の流出を防止でき、お客に不快感を与 えることがなくなると共に、前面ガラス15の前面への結露が抑制されるので、 本体1の前が濡れてお客の服を濡らしたり、水滴が床に垂れて客が足を滑らせる ことがなくなる。また、前述したように簡単な構造であるため、部品加工及び組 立て作業を容易に行うことができ、コストの低減を図ることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、前面ガラスの前面と背面は同温に維持さ れ、前面ガラスへの結露が防止されるので、オ−プンショ−ケ−スの前面が濡れ てお客の服を濡らしたり、水滴が床に垂れて客が足を滑らせることがなくなる。 また、簡単な構造で前面ガラスを取付けることができるため、部品加工及び組立 て作業を容易に行うことができ、コストの低減を図ることができるという非常に 優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す側面断面図
【図2】 オ−プンショ−ケ−スの一例を示す概略側面
断面図
【図3】 従来例を示す側面断面図
【図4】 本考案の要部を示す分解斜視図
【符号の説明】
1…本体、2…開口部、3…内箱、4…外箱、5…貯蔵
庫、6…風路、7…吹出し口、8…吸入口、9…送風フ
ァン、10…蒸発器、12…フロントキャップ、15…
前面ガラス、16…スペ−サ、17…カバ−部材、174
…長穴、18…風路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口を有し、該開口の上部から下
    部に向かって冷気を流通してエア−カ−テンを形成する
    と共に、前記開口下部の前面に横方向に延設された所定
    高さの前面ガラスを備えたオ−プンショ−ケ−スの前面
    ガラス結露防止構造において、前記前面ガラスの上端部
    に、前記前面ガラスに沿って延び、前記前面ガラスの上
    端面に対向する水平片と前記前面ガラスの前面に対向す
    る垂直片とを有するカバ−部材を前記前面ガラスと所定
    の間隔をおいて設け、該カバ−部材と前記前面ガラスに
    よって、一端が庫内に開口し、他端が前記前面ガラスの
    前面に隣接して下方向に開口した風路を形成してなる、
    ことを特徴とするオ−プンショ−ケ−スの前面ガラス結
    露防止構造。
JP2920791U 1991-04-25 1991-04-25 オ−プンシヨ−ケ−スの前面ガラス結露防止構造 Pending JPH04125182U (ja)

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JP2920791U JPH04125182U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 オ−プンシヨ−ケ−スの前面ガラス結露防止構造

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JP2920791U Pending JPH04125182U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 オ−プンシヨ−ケ−スの前面ガラス結露防止構造

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JP (1) JPH04125182U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101684221B1 (ko) * 2016-04-21 2016-12-09 주식회사 신밧드디자인 수영장 관람석 경계 유리 결로 방지 장치
JP2023030852A (ja) * 2021-08-24 2023-03-08 中野冷機株式会社 ショーケースの結露防止装置

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