JPH0618176Y2 - 背面扉付リーチインショーケースの運転制御装置 - Google Patents
背面扉付リーチインショーケースの運転制御装置Info
- Publication number
- JPH0618176Y2 JPH0618176Y2 JP13328688U JP13328688U JPH0618176Y2 JP H0618176 Y2 JPH0618176 Y2 JP H0618176Y2 JP 13328688 U JP13328688 U JP 13328688U JP 13328688 U JP13328688 U JP 13328688U JP H0618176 Y2 JPH0618176 Y2 JP H0618176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- showcase
- reach
- door
- opened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、背面扉を持っているリーチインショーケー
スの背面扉開閉にともなう運転制御装置に関する。
スの背面扉開閉にともなう運転制御装置に関する。
従来の一般的リーチインショーケースの縦断面図を第２
図に示す。五つの面が断熱壁で構成されたケース本体の
外箱１の前面の開口部には、開閉自在のガラス扉６が取
付けられており、客はこの扉を開いて自由に庫内９の商
品棚８上に並べられた商品（図示せず）を購入する。一
方、冷却器４で冷やされた冷気は、送風機５により、外
箱１と内箱２の間に作られているエァダクト３を通り、
前面にエァカーテン１０を作りつつ、強制循環させられ
ている。７は庫内照明用の蛍光灯である。
図に示す。五つの面が断熱壁で構成されたケース本体の
外箱１の前面の開口部には、開閉自在のガラス扉６が取
付けられており、客はこの扉を開いて自由に庫内９の商
品棚８上に並べられた商品（図示せず）を購入する。一
方、冷却器４で冷やされた冷気は、送風機５により、外
箱１と内箱２の間に作られているエァダクト３を通り、
前面にエァカーテン１０を作りつつ、強制循環させられ
ている。７は庫内照明用の蛍光灯である。
この様な構造に対し、リーチインショーケースを設置し
て商品を売っている業者から、ケース背面からローディ
ング（商品を庫内に陳列すること）出来るような背面扉
をつける要望が強く、第３図（Ａ）の縦断面図及びその
Ｘ−Ｘ断面図の第３図（Ｂ）に示すような、断熱壁１９
ａと仕切板１９ｂが一体となり、その間にエァダクト３
を作った背面扉１９を取付けた背面扉付リーチインショ
ーケースが造られていた。
て商品を売っている業者から、ケース背面からローディ
ング（商品を庫内に陳列すること）出来るような背面扉
をつける要望が強く、第３図（Ａ）の縦断面図及びその
Ｘ−Ｘ断面図の第３図（Ｂ）に示すような、断熱壁１９
ａと仕切板１９ｂが一体となり、その間にエァダクト３
を作った背面扉１９を取付けた背面扉付リーチインショ
ーケースが造られていた。
ところで、前記のような背面扉付リーチインショーケー
スでは、客が商品を購入しようとしてガラス扉６を開け
た時は、扉開放時間も短かく、かつ第４図に示すよう
に、循環冷気は上の吹出口（前）１４から吹出し、エァ
カーテン１０を作り、吸込口（前）１３に吸込まれるの
で、庫外に流出しにくく、庫外の暖かい空気も大量に吸
込むことはない。
スでは、客が商品を購入しようとしてガラス扉６を開け
た時は、扉開放時間も短かく、かつ第４図に示すよう
に、循環冷気は上の吹出口（前）１４から吹出し、エァ
カーテン１０を作り、吸込口（前）１３に吸込まれるの
で、庫外に流出しにくく、庫外の暖かい空気も大量に吸
込むことはない。
しかしながら、背面扉を開ける場合は、第５図に示すよ
うに、循環冷気は下の吹出口（後）１５から吹出し、上
の吸込口（後）１６に吸込まれる構造になっているのみ
ならず、背面のエァダクト３が形成されないので、庫内
冷気１７のごとく庫外に吹出し、一方上部からは暖かい
庫外空気１８が、流れ込みショートサーキットして吸込
口（前）１３に吸込まれる。更に背面扉１９を開く時
は、商品の補充の時であり前面のガラス扉を開く場合に
比較して時間も長いので、上記の現象は一層促進され
る。
うに、循環冷気は下の吹出口（後）１５から吹出し、上
の吸込口（後）１６に吸込まれる構造になっているのみ
ならず、背面のエァダクト３が形成されないので、庫内
冷気１７のごとく庫外に吹出し、一方上部からは暖かい
庫外空気１８が、流れ込みショートサーキットして吸込
口（前）１３に吸込まれる。更に背面扉１９を開く時
は、商品の補充の時であり前面のガラス扉を開く場合に
比較して時間も長いので、上記の現象は一層促進され
る。
このため、商品の温度が上がり、商品の保冷期間を短縮
したり、冷却器の霜付の量が増大して、冷却効果を低減
したりするほか、扉閉止後、商品を再び冷却してゆく時
間が長くなるので、電力量も多くなる等の問題点があ
る。
したり、冷却器の霜付の量が増大して、冷却効果を低減
したりするほか、扉閉止後、商品を再び冷却してゆく時
間が長くなるので、電力量も多くなる等の問題点があ
る。
この考案の目的は、背面扉付リーチインショーケース
で、背面扉を開けたことを検知し、送風機の運転を停止
するようにすることにより、背面扉開放時の冷気の庫外
への流出を自然対流のみに止め、従って庫外からの暖か
い空気の流入も同様にして、商品の温度上昇、冷却器へ
の着霜増大及び再冷却に要する電力量の増大等の問題点
を解消するための背面扉付リーチインショーケースの運
転制御装置を提供することにある。
で、背面扉を開けたことを検知し、送風機の運転を停止
するようにすることにより、背面扉開放時の冷気の庫外
への流出を自然対流のみに止め、従って庫外からの暖か
い空気の流入も同様にして、商品の温度上昇、冷却器へ
の着霜増大及び再冷却に要する電力量の増大等の問題点
を解消するための背面扉付リーチインショーケースの運
転制御装置を提供することにある。
この考案は、直方体の箱で、その前面と背面が開口さ
れ、他の四面は断熱壁で構成されたケース本体の外箱の
内部に内箱を持ち、外箱と内箱との間を冷気循環用ダク
トとして冷却器で冷やされた冷気を送風機で強制循環し
て庫内を冷却し、開口された前面には開閉自在のガラス
扉が設けられ、開口された背面には断熱壁でなる背面扉
を持った背面扉付リーチインショーケースにおいて、背
面扉が開いた時にこれを検知する検知スイッチを設け、
この検知スイッチの作動によって送風機の運転を停止す
るようにするものである。
れ、他の四面は断熱壁で構成されたケース本体の外箱の
内部に内箱を持ち、外箱と内箱との間を冷気循環用ダク
トとして冷却器で冷やされた冷気を送風機で強制循環し
て庫内を冷却し、開口された前面には開閉自在のガラス
扉が設けられ、開口された背面には断熱壁でなる背面扉
を持った背面扉付リーチインショーケースにおいて、背
面扉が開いた時にこれを検知する検知スイッチを設け、
この検知スイッチの作動によって送風機の運転を停止す
るようにするものである。
背面扉付リーチインショーケースの背面扉を開く時は、
主として商品をローディングする為であり、客が商品を
購入するために前面のガラス扉を開ける時間より、長く
かゝる。しかも背面扉を開くと、冷気循環用の送風機に
より吹出される冷気は下から上に行く方式なので、背面
扉の開放により、そこにエァダクトが形成されていない
と、上昇せず外に吹出され、又、上方から庫外の暖かい
空気を吸込み、ショートサーキットしてしまう問題が起
る。
主として商品をローディングする為であり、客が商品を
購入するために前面のガラス扉を開ける時間より、長く
かゝる。しかも背面扉を開くと、冷気循環用の送風機に
より吹出される冷気は下から上に行く方式なので、背面
扉の開放により、そこにエァダクトが形成されていない
と、上昇せず外に吹出され、又、上方から庫外の暖かい
空気を吸込み、ショートサーキットしてしまう問題が起
る。
従って、背面扉を開けた時、冷気循環用の送風機の運転
を止めてしまえば、冷気の循環がなくなり、自然対流だ
けとなるので、冷気の流出と庫内の暖かい空気の侵入を
最少限に止めることが出来る。
を止めてしまえば、冷気の循環がなくなり、自然対流だ
けとなるので、冷気の流出と庫内の暖かい空気の侵入を
最少限に止めることが出来る。
第１図はこの考案の実施例を示すもので、第２図ないし
第５図に対応する部分に同じ符号が付してある。背面扉
１９の開閉を検知する検知スイッチ２０を、ショーケー
ス本体側、この場合外箱１の背面に取付け、背面扉１９
を閉めた時ＯＮし、冷気循環用の送風機５が運転され、
背面扉を開いた時ＯＦＦし、冷気循環用の送風機５が停
止される。
第５図に対応する部分に同じ符号が付してある。背面扉
１９の開閉を検知する検知スイッチ２０を、ショーケー
ス本体側、この場合外箱１の背面に取付け、背面扉１９
を閉めた時ＯＮし、冷気循環用の送風機５が運転され、
背面扉を開いた時ＯＦＦし、冷気循環用の送風機５が停
止される。
このことにより背面扉１９が開いている時は、庫内冷気
は循環せず、第５図に示すような流れはなくなり、自然
対流だけとなるので、送風機５が運転している場合と比
較すると、冷気の庫外への流出は促進されず、従って、
庫外からの暖かい空気の流入もそれに見合ったものとな
り、冷却器４への霜付きも増加しない。
は循環せず、第５図に示すような流れはなくなり、自然
対流だけとなるので、送風機５が運転している場合と比
較すると、冷気の庫外への流出は促進されず、従って、
庫外からの暖かい空気の流入もそれに見合ったものとな
り、冷却器４への霜付きも増加しない。
この考案によれば、背面扉付リーチインショーケース
で、その背面扉を開け、エァダクトの形成がなくなった
時、冷気循環用の送風機の運転を停止するので、冷気の
庫外への流出は自然対流のみとなり、送風機による促進
がなくなり庫外の暖かい空気の流入も同様となるので、
冷却器への霜付きも増加せず、扉を閉めた後の冷却器性
能低下もなくなり、 （１）庫内の陳列商品の温度上昇を防ぎ、鮮度保持期間
の減少を防ぎ、 （２）背面扉を閉めた後の、再冷却時間が短かくてすみ
省電力となる。、 等の効果がある。
で、その背面扉を開け、エァダクトの形成がなくなった
時、冷気循環用の送風機の運転を停止するので、冷気の
庫外への流出は自然対流のみとなり、送風機による促進
がなくなり庫外の暖かい空気の流入も同様となるので、
冷却器への霜付きも増加せず、扉を閉めた後の冷却器性
能低下もなくなり、 （１）庫内の陳列商品の温度上昇を防ぎ、鮮度保持期間
の減少を防ぎ、 （２）背面扉を閉めた後の、再冷却時間が短かくてすみ
省電力となる。、 等の効果がある。
第１図はこの考案による背面扉付リーチインショーケー
スの実施例を示す縦断面図、第２図は一般のリーチイン
ショーケースの縦断面図、第３図（Ａ）は背面扉付リー
チインショーケースの縦断面図、第３図（Ｂ）はそのＸ
−Ｘ断面図、第４図は背面扉付リーチインショーケース
のガラス扉開放時の冷気の流れを示す説明図、第５図は
背面扉付リーチインショーケースの背面扉開放時の冷気
及び庫外からの空気の流れを示す説明図である。 １……外箱、２……内箱、３……エァダクト、４……冷
却器、５……送風機、６ガラス扉、１９……背面扉、２
０……検知スイッチ。
スの実施例を示す縦断面図、第２図は一般のリーチイン
ショーケースの縦断面図、第３図（Ａ）は背面扉付リー
チインショーケースの縦断面図、第３図（Ｂ）はそのＸ
−Ｘ断面図、第４図は背面扉付リーチインショーケース
のガラス扉開放時の冷気の流れを示す説明図、第５図は
背面扉付リーチインショーケースの背面扉開放時の冷気
及び庫外からの空気の流れを示す説明図である。 １……外箱、２……内箱、３……エァダクト、４……冷
却器、５……送風機、６ガラス扉、１９……背面扉、２
０……検知スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項１】直方体の箱で、その前面と背面が開口さ
れ、他の四面は断熱壁で構成されたケース本体の外箱の
内部に内箱を持ち、外箱と内箱との間を冷気循環用ダク
トとして冷却器で冷やされた冷気を送風機で強制循環し
て庫内を冷却し、開口された前面には開閉自在のガラス
扉が設けられ、開口された背面には、断熱壁でなる背面
扉を持った背面扉付リーチインショーケースにおいて、
背面扉が開いた時にこれを検知する検知スイッチを設
け、この検知スイッチの作動によって送風機の運転を停
止するようにすることを特徴とする背面扉付リーチイン
ショーケースの運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13328688U JPH0618176Y2 (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 背面扉付リーチインショーケースの運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13328688U JPH0618176Y2 (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 背面扉付リーチインショーケースの運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255069U JPH0255069U (ja) | 1990-04-20 |
| JPH0618176Y2 true JPH0618176Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31391009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13328688U Expired - Lifetime JPH0618176Y2 (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 背面扉付リーチインショーケースの運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618176Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP13328688U patent/JPH0618176Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0255069U (ja) | 1990-04-20 |
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