JPH0979733A - 冷凍・冷蔵ショーケース及びその除霜運転方法 - Google Patents

冷凍・冷蔵ショーケース及びその除霜運転方法

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Publication number
JPH0979733A
JPH0979733A JP26492795A JP26492795A JPH0979733A JP H0979733 A JPH0979733 A JP H0979733A JP 26492795 A JP26492795 A JP 26492795A JP 26492795 A JP26492795 A JP 26492795A JP H0979733 A JPH0979733 A JP H0979733A
Authority
JP
Japan
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cooler
defrosting
duct
shielding plates
display room
Prior art date
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Pending
Application number
JP26492795A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Maekawa
勝彦 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却器除霜中の暖気の庫内への流入を防止す
る。 【解決手段】冷却器3の前後の吸込ダクト6及び吹出ダ
クト9に商品陳列室2との間を閉鎖する開閉自在な遮蔽
板13及び14を設け、除霜中はこれを閉じる。これに
より、除霜中に除霜ヒータで加熱されて生じた冷却3の
近傍の暖気が閉じ込められ、商品陳列室2に流入しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍・冷蔵ショ
ーケースに関し、詳しくはその冷却器の除霜に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は冷凍・冷蔵ショーケース(以下、
単にショーケースという)の従来構成を示す縦断面図で
ある。図示ショーケースはガラス扉付のもので、前面
(図の右側面)が開口する断熱構造の箱体からなる本体
1の内部に商品陳列室2が構成されるとともに冷却器
(冷凍機の蒸発器)3が設置され、本体1の開口はガラ
ス扉4で覆われている。商品陳列室2は本体1の断面形
状に沿ってその内壁面と間隔を置いて断面C形に配置さ
れた板材により区画形成され、その内部には数段の棚板
5が設置されている。
【0003】冷却器3は、本体1と商品陳列室2の下面
板(デッキパン)との間に形成された空間に背面側(図
の左側)に寄せて配設され、その前方空間は吸込ダクト
6としてリターングリル7を介して商品陳列室2の下部
に通じるとともに、この吸込ダクト6内には通風ファン
8が設置されている。一方、本体1と商品陳列室2の背
面板及び上面板との間に形成された空間は吹出ダクト9
として冷却器3の後方に位置し、冷気吹出口10を介し
て商品陳列室2の上部に通じている。なお、11は棚板
5を支持する棚柱、12は庫内照明用の蛍光灯である。
【0004】このようなショーケースにおいて、通常運
転時は冷却器3を冷却運転しながら通風ファン8を回転
させる。これにより、リターングリル7から吸込ダクト
6に吸い込まれた庫内空気は冷却器3を通過して冷却さ
れた後、吹出ダクト6を通って冷気吹出口10から吹き
出され、商品陳列室2の前面に沿って下降するという矢
印で示す循環を繰り返し、この冷気の循環により商品陳
列室2内の図示しない商品が冷却される。この冷却運転
の間、冷却器3には徐々に霜が付着して冷却効率が低下
する。そこで、タイマあるいはセンサにより除霜時期の
到来を検知したら、通風ファン8を停止するとともに冷
却器3の下方に配置された図示しない除霜ヒータに通電
し、付着した霜を溶かす。そして、除霜が終了したら、
再び上記冷却運転に復帰する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したショーケース
の除霜運転において、従来は除霜中に除霜ヒータで加熱
された暖気が吸込ダクト及び吹出ダクトを通って庫内に
入り込むため、除霜効率が悪い上、庫内に流入した暖気
のために庫内温度が上昇し、かつそれに伴いガラス扉に
曇りが生じるという問題があった。そこで、この発明の
課題は、除霜中に生じた暖気が庫内に流入しないように
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、前面が開口する断熱構造の箱体からな
る本体の内部に商品陳列室が構成されるとともに冷却器
が設置され、この冷却器の前後に前記商品陳列室に通じ
る吸込ダクトと吹出ダクトとが形成された通風路を通し
て冷気を循環させることにより前記商品陳列室内の商品
を冷却する冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、前記冷却
器の除霜の際に前記吸込ダクトと前記吹出ダクトとを前
記商品陳列室に対して閉鎖する開閉自在な遮蔽板を設け
るものとする。このような手段によれば、除霜中に遮蔽
板を閉めることにより、吸込ダクトと吹出ダクトとを商
品陳列室に対して閉鎖し、暖気の庫内への流入を阻止す
ることができる。
【0007】その場合において、冷却器の除霜が終了し
た後、遮蔽板を閉じたまま前記冷却器の冷却運転を開始
し、その後、一定時間が経過してから前記遮蔽板を開い
て通風を開始する運転方法を採用すれば、除霜終了段階
で冷却器周辺に残留している暖気を冷却してから庫内通
風を開始するので、この残留暖気についても庫内への流
入を阻止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4は従来例で示したもの
と同一構造のショーケースにおけるこの発明の実施の形
態を示すもので、図1は遮蔽板が閉じた状態のショーケ
ースの冷却器付近の縦断面図、図2は同じく遮蔽板が開
いた状態の縦断面図、図3は図2の III−III 線に沿っ
て見た平面図、図4は運転方法を説明するタイムチャー
トである。図1〜図3において、吸込ダクト6のリター
ングリル7に面する空気入口6a、及び吹出ダクト9の
冷却器3に面する空気入口9aには、それぞれ遮蔽板1
3及び14が設置されている。遮蔽板13及び14は吸
込ダクト6及び吹出ダクト9の左右幅にわたる長尺の平
板からなり、それぞれ両端を上下一対のレール板15及
び16に挟まれて、前後方向(矢印方向)にスライド自
在に水平支持されている。
【0009】遮蔽板13及び14は左右の中央部におい
て、両端がかぎ形に折り曲げられた線材からなるリンク
17及び18を介して平板からなるアーム19の両端に
連結されており、アーム19はその中心で操作機構20
の垂直な操作軸20aに結合されている。操作機構20
は図示しないモータに駆動されてアーム19を左右交互
に90度ずつ回動させ、遮蔽板13,14を開閉操作す
る。図1は遮蔽板13,14が閉状態にあり、吸込ダク
ト6及び吹出ダクト9は商品陳列室2に対して閉鎖され
ている。この状態から操作機構20を駆動してアーム1
9を90度回動させると、遮蔽板13,14は互いに接
近するように内側に引き寄せられ、図2及び図3に示す
開状態となって吸込ダクト6及び吹出ダクト9を商品陳
列室2に対して開放する。
【0010】さて、通常運転時は図2及び図3の状態で
従来例で述べたように冷気を循環させるが、除霜時には
図4のタイムチャートに示すように運転する。以下、こ
れについて説明する。すなわち、除霜時期が到来したら
(時刻t1)、冷却器3及び通風ファン8を停止し、遮蔽
板13,14を閉にするとともに、除霜ヒータをONす
る。これにより、冷却器3に付着した霜は溶かされて除
去されるが、その間、除霜ヒータにより加熱されて生じ
た冷却器3周辺の暖気は遮蔽板13,14により閉じ込
められ、商品陳列室2には流入しない。その後、図示し
ない除霜サーモにより冷却器3の表面温度が所定温度に
上昇したことを検知して除霜終了と判定したら(時刻
t2)、除霜ヒータをOFFするとともに、冷却器3を運
転する。
【0011】その際、一定時間(時刻t2→t3)、通風フ
ァン8を停止したまま及び遮蔽板13,14を閉にした
ままとし、除霜終了段階で残留している暖気を冷却す
る。その後、残留暖気がなくなったと見込まれる時点
(時刻t3)で遮蔽板13,14を開にするとともに通風
ファン8を運転し、通常運転に復帰する。これにより、
除霜終了と同時に通風を開始した場合における残留暖気
の庫内への循環が防止される。なお、上述実施の形態で
はガラス扉付ショーケースについて説明したが、この発
明は、オープンショーケースにおいても適用可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば以下の効
果が得られる。 (1) 除霜中の暖気が庫内に流入しないので、庫内温度の
上昇及びそれに伴うガラス扉の曇りが防止できる。 (2) 除霜中の暖気が冷却器近傍に閉じ込められるので、
除霜効率が向上する。 (3) 除霜終了により冷却運転開始後、一定時間が経過し
てから通風を開始すれば、除霜終了段階での残留暖気の
庫内流入も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すショーケースの冷
却器付近の縦断面図で、遮蔽板が閉じた状態を示す。
【図2】この発明の実施の形態を示すショーケースの冷
却器付近の縦断面図で、遮蔽板が開いた状態を示す。
【図3】図2の III−III 線から見た平面図である。
【図4】図1のショーケースの運転方法を説明するタイ
ムチャートである。
【図5】従来例を示すショーケースの縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 商品陳列室 3 冷却器 4 ガラス扉 6 吸込ダクト 8 通風ファン 9 吹出ダクト 13 遮蔽板 14 遮蔽板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開口する断熱構造の箱体からなる本
    体の内部に商品陳列室が構成されるとともに冷却器が設
    置され、この冷却器の前後に前記商品陳列室に通じる吸
    込ダクトと吹出ダクトとが形成された通風路を通して冷
    気を循環させることにより前記商品陳列室内の商品を冷
    却する冷凍・冷蔵ショーケースにおいて、 前記冷却器の除霜の際に前記吸込ダクトと前記吹出ダク
    トとを前記商品陳列室に対して閉鎖する開閉自在な遮蔽
    板を設けたことを特徴とする冷凍・冷蔵ショーケース。
  2. 【請求項2】冷却器の除霜が終了した後、遮蔽板を閉じ
    たまま前記冷却器の冷却運転を開始し、その後、一定時
    間が経過してから前記遮蔽板を開いて通風を開始するこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷凍・冷蔵ショーケース
    の除霜運転方法。
JP26492795A 1995-09-19 1995-09-19 冷凍・冷蔵ショーケース及びその除霜運転方法 Pending JPH0979733A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109303445A (zh) * 2018-09-10 2019-02-05 海信容声(广东)冷柜有限公司 一种前吹风防凝露制冷展示柜
CN110448106A (zh) * 2019-07-04 2019-11-15 澳柯玛股份有限公司 一种新型立式风冷冷冻展示柜
CN110553455A (zh) * 2019-06-06 2019-12-10 河南农业大学 风冷式冷冻工作台的制冷设备及其控制方法

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