JP2906373B2 - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JP2906373B2
JP2906373B2 JP35097195A JP35097195A JP2906373B2 JP 2906373 B2 JP2906373 B2 JP 2906373B2 JP 35097195 A JP35097195 A JP 35097195A JP 35097195 A JP35097195 A JP 35097195A JP 2906373 B2 JP2906373 B2 JP 2906373B2
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Japan
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night cover
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勝美 白井
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NAKANO REIKI KK
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  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍食品やアイス
クリームなどを貯蔵陳列するための低温多段オープンシ
ョーケースに係り、特に、該ケースに有効なナイトカバ
ープレートの取付構造を持つオープンショーケースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどのセルフサービ
ス方式の食品販売店では、従来より、冷凍食品の陳列
に、低温多段オープンショーケースが用いられている。
このオープンショーケースの基本冷却構造は、貯蔵室の
下方若しくは背面奥方の冷気循環ダクト内に、冷気循環
ファン及びその風下側に冷却器を配設し、この冷気循環
ファンにて循環供給される前記冷却器からの冷気にてエ
アカーテンを形成し、貯蔵室内を冷却しようとするもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この低温多段オープン
ショーケースにおいては、非営業時の省エネルギー化を
図るため、ケース前面の開口をナイトカバーで覆うこと
の試みがなされている。しかし、この低温ケースにおい
ては、中温ケース(冷蔵ケース)と異なり、ビニール素
材のナイトカバーを重ねた程度では、密閉がほとんど困
難であった。なぜなら、貯蔵室内が低温になればなるほ
ど、貯蔵室内・外の温度差により貯蔵室内側が負圧とな
ってナイトカバーの隙間より外気が侵入し、貯蔵室内面
への異常着霜や商品着霜を引き起こすからである。その
ため、低温多段オープンショーケースにおいては、ほと
んどナイトカバーの取付けは諦められていた。ところ
が、本来は、一般の中温ケース(冷蔵ケース)と異なり
低温ケースほどランニングコストが嵩むため、ユーザー
としてはナイトカバーを取付け、省エネルギーを図りた
いとの潜在的要望は強かった。
【0004】そこで本発明は、上記実情に鑑み、アイス
クリーム等を貯蔵陳列する低温多段オープンショーケー
スにおいても、ナイトカバーを効果的に取り付けること
のできる構造を持ったオープンショーケースを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、貯蔵室の前面開口にエアカーテ
ンを形成し、前記前面開口に非営業時はナイトカバープ
レートを取り付けるオープンショーケースにおいて、吹
出し風量に対して吸込み風量が少なくなるように、ナイ
トカバープレート下端を吸込口の略中間に取り付けでき
るようにしたことを特徴としている。また、本発明は、
前記オープンショーケースの吸込口表面に、ナイトカバ
ープレート下端の位置決めを容易にするための凹部を設
けたことを特徴としている。前記ナイトカバープレート
としては、硬質のウレタン発泡ボードが軽量・安価かつ
丈夫で、製造も容易であり好ましい。
【0006】このように、吹出し風量に対して吸込み風
量を抑えることにより、従来の「貯蔵室外圧力>貯蔵室
内圧力」の関係が「貯蔵室外圧力<貯蔵室内圧力」に変
換されるため、ナイトカバープレートの隙間からの外気
侵入が排除され、保冷効果が高めれられるとともに、貯
蔵室内の異常着霜の発生を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1及び図2に基づいて詳細に説明する。図1は内
外二重ダクト構造のオープンショーケースの全体構造を
示す断面側面図、図2はナイトカバープレートの取付け
状態を示す斜視説明図である。
【0008】まず、図1において、アイスクリーム等の
冷凍商品を低温に保って収納・陳列するオープンショー
ケース1は、前面が開放され、上部の天井部2a、背面
を覆う背面部2b、下部の底面部2c、前面下部を覆う
下部前面部2d及び両側面を覆う側面部(図示せず)
に、断熱材Aを充填して、ケーシング2が一体に形成さ
れている。
【0009】このケーシング2と内部パネル3との間に
は、同じく断熱材Aを充填した中間仕切壁4を介して内
側に冷気循環ファン5と冷却器6を備えた冷気循環ダク
ト7が設けられ、その外側に保護空気循環ファン8を備
えた保護空気循環ダクト9が設けられている。
【0010】そして、冷気循環ダクト7からの冷気CA
をケーシング2の上部前端に形成した冷気吹出口10か
ら下方に向けて吹き出すとともに、保護空気循環ダクト
9からの空気GAをケーシング2の上部前端に形成した
保護空気吹出口11から下方に向けて吹き出し、ケーシ
ング2の前面開放部を冷気CA及び保護空気GAの内外
層のエアカーテンで覆って、貯蔵室12内(庫内)の陳
列棚13,13,13等に載置したアイスクリーム等の
冷凍商品(図示せず)を保冷するようにしている。この
吹き出されて内外層のエアカーテンを形成した冷気CA
及び保護空気GAは、下部前面部2dの後方に取り付け
られた吸込口グリル14の内層吸込口15及び外層吸込
口16からダクト7,9内に導かれて、循環される。な
お、この吸込口グリル14前方には、貯蔵室内を照射す
る照明ランプ17が配設され、この照明ランプ17はラ
ンプカバー18で覆われている。
【0011】また、前記冷気吹出口10と保護空気吹出
口11の間には、冷気吹出口10の前方覆いとなるノジ
ング部19が形成されている。このノジング部19は、
前壁が前倒しの傾斜面に形成され、内部空間には防露ヒ
ータや庫内温度を表示する隔測温度計の本体などが収納
されている。
【0012】そして、非営業時にケースの前面開口を塞
いで省エネルギーを図るナイトカバープレート20は、
下端を冷気CAの吸込口である内層吸込口15の中間位
置に取り付けられ、上端をノジング部19に接触して取
り付けられる。
【0013】図2は、その取付け状態の詳細を示すもの
で、ナイトカバープレート20は厚さ5mm程度の硬質
のウレタン発泡ボードからなり、ケース前面の開口を塞
ぐようにその開口と同等の大きさに形成されている。ま
た、このナイトカバープレート20の上端の一側面に
は、左右に平板状のマグネット21,21が接着剤等に
より固定されている。
【0014】また、吸込口グリル14の内層吸込口15
の中間位置には、横方向全体に亘って凹部15aが形成
されている。この凹部15aは、ナイトカバープレート
20を取り付ける際に、その下端を差し込んで保持する
ためのもので、ナイトカバープレート20の厚みよりも
やや広めに形成されている。
【0015】そして、このナイトカバープレート20を
取り付けて、ケースの前面開口を塞ぐ場合には、ナイト
カバープレート20の下端を凹部15aに差し込んでか
ら上端の左右に設けた平板状のマグネット21,21
で、ナイトカバープレート20の上端をノジング部19
の前壁に磁着する。このように、ナイトプレート20
は、位置決めとなる凹部15aに差し込んで磁着するだ
けであるので、取付け及び取外しが容易であり、また取
付け状態においては、安定した状態でケースの前面開口
を塞ぐことができる。しかも、ウレタン発泡ボードのナ
イトカバープレート20であるため、保冷性に優れてい
る。具体的には、例えば、5mm厚程度の硬質ウレタン
発泡ボードを用いた場合には、貯蔵室12内のアイスク
リーム品温を3℃程下げる効果がある。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、吹出し
風量に対して吸込み風量が少なくなるように、ナイトカ
バープレート下端を吸込口の略中間に取り付けるように
したので、ナイトカバープレート内側(貯蔵室内)の圧
力が外側(貯蔵室外)の圧力よりも高くなり、ナイトカ
バープレート隙間からの外気侵入が排除される。その結
果、貯蔵室内の異常着霜の発生を防止できるとともに、
保冷効果も高められる。通常、このナイトカバープレー
トとして5mm厚程度の硬質ウレタン発泡ボードを用い
た場合には、貯蔵室内のアイスクリーム品温を3℃程下
げる効果があり、プレハブ冷凍庫並の商品保管能力を発
揮できる。そのため、その分非営業中はサーモスタット
の設定値を上げ、省エネルギー運転が可能になる。ま
た、このナイトカバープレートを用いることにより、店
内壁面や天井面に蓄えられた輻射熱の放射を受けること
がなくなるので、非営業中(夜間)に商品を充分冷却
し、しめることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内外二重ダクト構造のオープンショー
ケースの全体構造を示す断面側面図である。
【図2】同じくナイトカバープレートの取付け状態を示
す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース 2 ケーシング 2a 天井部 2b 背面部 2c 底面部 2d 前面部 A 断熱材 3 内部パネル 4 中間仕切壁 5 冷気循環ファン 6 冷却器 7 冷気循環ダクト 8 保護空気循環ファン 9 保護空気循環ダクト 10 冷気吹出口 11 保護空気吹出口 12 貯蔵室 13 陳列棚 14 吸込口グリル 15 内層吸込口 15a 凹部 16 外層吸込口 17 照明ランプ 18 ランプカバー 19 ノジング部 20 ナイトカバープレート 21 マグネット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室の前面開口にエアカーテンを形成
    し、前記前面開口に非営業時はナイトカバープレートを
    取り付けるオープンショーケースにおいて、吹出し風量
    に対して吸込み風量が少なくなるように、ナイトカバー
    プレート下端を吸込口の略中間に取り付けるようにした
    ことを特徴とするオープンショーケース。
  2. 【請求項2】 前記オープンショーケースの吸込口は、
    ナイトカバープレート下端の位置決めを容易にするた
    め、吸込口表面に凹部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のオープンショーケース。
JP35097195A 1995-12-25 1995-12-25 オープンショーケース Expired - Lifetime JP2906373B2 (ja)

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JPH09178335A JPH09178335A (ja) 1997-07-11
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JP5857238B2 (ja) * 2011-05-31 2016-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 オープンショーケース

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