JP2004294031A - ショーケース - Google Patents

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Koji Hayase
浩二 早瀬
Hidekazu Kainuma
秀和 海沼
Kenji Sakanoue
賢司 坂野上
Shinya Onouchi
慎也 尾内
Koji Tamayama
弘司 玉山
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Abstract

【課題】陳列室内の商品陳列有効容積の拡張を図ることができると共に、ショーケース側方からの商品視認性の向上を図ることができるショーケースを提供する。
【解決手段】前面に開口を有する本体内に陳列室6を構成し、前面開口を開閉自在に閉塞する前面扉12を備えて成る低温ショーケースRにおいて、陳列室6下方に冷却器7と、冷却器用送風機8を備えた冷却室3を構成し、陳列室6後部には、冷却室3の冷却器7にて冷却された冷気を吐出する冷気吐出口22を形成すると共に、陳列室6前部には、陳列室6内を循環した冷気を冷却室3内に吸込む冷気吸込口23を形成した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面に開口を有する本体内に陳列室を構成し、前面開口を開閉自在に閉塞する扉を備えて成るショーケースに関するものであって、特に、陳列室内の冷気の流れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のショーケースは、上面に開口した断熱箱体内に冷却器と冷却器用送風機とを収容した冷却室と、この断熱箱体の下方には、冷却器と共に環状の冷凍サイクルを構成する圧縮機と凝縮器とを収容した機械室と、冷却室の上方において透明な周囲側壁により構成された商品収納室とから構成される。商品収納室の前面を構成する周囲側壁は、開閉自在とする前面扉とされ、商品収納室内に陳列された商品の納出が可能とされる。また、この商品収納室の下面には、前記冷却室と商品収納室とを連通する冷気吐出口と冷気吸込口とが形成される。
【0003】
ここで、冷気吐出口は、一方の商品収納室の側壁側に形成されると共に、当該商品収納室の側壁と間隔を存して上方へ延出して形成された風向板を備え、この風向板に沿って冷却室内の冷気が商品収納室内に吐出される。また、この冷気吐出口と対向する側の商品収納室の側壁側に前記冷気吸込口が形成され、冷気吐出口から吐出され、商品収納室内を循環した冷気が当該冷気吸込口を介して冷却室内に帰還する(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特公平7−26781号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のショーケースでは、商品収納室内を循環する冷気の流れは上述した如く左右方向であったため、周囲側壁と商品を陳列する棚との間に所定間隔の隙間を設け、冷気循環用の空間を形成していた。また、商品収納室の前面を構成する周囲側壁は、前面扉とされていたため、当該扉と商品収納室内に陳列された商品との干渉を防止するための空間が形成されていた。これにより、商品収納室内の商品陳列有効容積が縮小される問題があった。
【0006】
また、通常、周囲側壁は、内部商品の視認性を確保するため、ガラス板などにより構成されているが、冷気吐出口が形成される側のガラス面は特に、結露する傾向があり、ショーケース側面からの商品視認性が低下する問題があった。
【0007】
そこで、本発明は従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、陳列室内の商品陳列有効容積の拡張を図ることができると共に、ショーケース側方からの商品視認性の向上を図ることができるショーケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のショーケースは、前面に開口を有する本体内に陳列室を構成し、前面開口を開閉自在に閉塞する扉を備えて成るものであって、陳列室下方に冷却器と、冷却器用送風機を備えた冷却室を構成し、陳列室前部には、冷却室の冷却器にて冷却された冷気を吐出する冷気吐出口を形成すると共に、陳列室後部には、陳列室内を循環した冷気を冷却室内に吸込む冷気吸込口を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明のショーケースは、前面に開口を有する本体内に陳列室を構成し、前面開口を開閉自在に閉塞する扉を備えて成るものであって、陳列室下方に冷却器と、冷却器用送風機を備えた冷却室を構成し、陳列室後部には、冷却室の冷却器にて冷却された冷気を吐出する冷気吐出口を形成すると共に、陳列室前部には、陳列室内を循環した冷気を冷却室内に吸込む冷気吸込口を形成したことを特徴とする。
【0010】
請求項1又は請求項2の本発明によれば、前面に開口を有する本体内に陳列室を構成し、前面開口を開閉自在に閉塞する扉を備えて成るショーケースにおいて、陳列室下方に冷却器と、冷却器用送風機を備えた冷却室を構成し、陳列室前部又は後部には、冷却室の冷却器にて冷却された冷気を吐出する冷気吐出口を形成すると共に、陳列室後部又は前部には、陳列室内を循環した冷気を冷却室内に吸込む冷気吸込口を形成したので、前面開口を開閉自在に閉塞する扉と、陳列室内の商品との干渉を防止するための空間と、冷気循環用の空間とを共用することができるようになる。これにより、従来の同様の設置スペースのままで、陳列室内の容積を拡大することができるようになり、商品収容数の増加を図ることができるようになる。
【0011】
また、陳列室を構成する周囲側壁が陳列室内部を視認可能とする透明な材料にて構成されている場合には、陳列室内の冷気の流れを従来の左右方向から前後方向とすることにより、陳列室を構成する左右側面に生じる結露による左右側壁の視認性の低下を改善することができるようになる。これにより、左右側壁からの商品の視認性が向上し、顧客の購買意欲を増進させることができるようになる。
【0012】
特に、請求項2の発明によれば、陳列室後部から冷却室内の冷気を吐出し、陳列室前部から冷却室内の冷気を吸込むため、陳列室の前壁を構成する扉が内部を視認可能とする材料にて構成されていた場合に、冷却室からの冷気吐出により、当該前面扉が結露することを未然に回避することができるようになる。これにより、前面扉からの視認性が確保され、顧客の購買意欲の増進を図ることができるようになる。
【0013】
請求項3の発明のショーケースは、上記各発明において、陳列室の隅部に、該陳列室内の冷気を整流する整流部材を備え、この整流部材は、角度を変更可能とされていることを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明によれば、上記各発明において、陳列室の隅部に、該陳列室内の冷気を整流する整流部材を備え、この整流部材は、角度を変更可能とされているので、例えば前面扉の開閉に応じて整流部材の角度を変更することができ、陳列室内の冷却効率を向上させることができるようになる。
【0015】
請求項4の発明のショーケースは、上記において、整流部材は、扉の開閉に連動して角度が変わることを特徴とする。
【0016】
請求項4の発明によれば、上記において、整流部材は、扉の開閉に連動して角度が変わるので、扉の閉鎖時において、効果的な冷気流を形成することができると共に、扉の開放時において、陳列室内への外気の侵入を効果的に抑制することができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述する。図1は本発明を適用した低温ショーケースRの正面図、図2は低温ショーケースRの縦断側面図、図3は低温ショーケースRの下部分拡大縦断側面図、図4は低温ショーケースRの上部分拡大縦断側面図、図5は陳列室6の横断平面図を示している。
【0018】
本発明の低温ショーケースRは、縦長直方体状を呈しており、上面を開口した耐水性の発泡スチロール等から成る容器状断熱箱体2により形成された冷却室3と、前記断熱箱体2の下方に側壁4、4にて周囲を覆われ形成された機械室5と、前記冷却室3の上方に設置された陳列室6とを備えている。ここで、冷却室3にはプレートフィン型の冷却器7と、この冷却器用の軸流形送風機8とが設けられ、機械室5には、前記冷却器7と共に、冷凍サイクルを構成する凝縮器9と、凝縮器用送風機10と、電動圧縮機11とが設けられている。尚、機械室5の前面を形成する側壁4には、凝縮器用送風機10により機械室5内の空気を外部に吐出するための複数の吐出口が形成された前面グリル13が形成されている。
【0019】
また、陳列室6の周囲側壁のうちの一側壁、例えば前面が開口し、当該開口には透明ガラスの前面扉12が設けられ、また、他の周囲3側壁14は透明ガラスで構成されている。尚、この前面扉12には、図示しない制御装置に接続された扉センサが設けられ、当該前面扉12の開閉動作が検知されるものとする。また、陳列室6の四隅即ち、周囲側壁14間には縦方向に延出した図示しない支柱が配置され、これら支柱には複数の商品載置棚15(図1及び図5のみ図示する。)が上下に渡って架設支持される。尚、16は陳列室6の天壁であり、17は低温ショーケースRを支持するため、低温ショーケースRの四隅に取り付けられた台車である。
【0020】
一方、前記断熱箱体2の上面2Aには、前記各側壁14の下部を嵌合支持する枠部21が設けられ、この枠部21には、冷却室8と陳列室6とを区画するための仕切板20が設けられる。この仕切板20の後部には、冷却室8と陳列室6とを連通すると共に、冷却室8からの冷気を陳列室6内に吐出するための冷気吐出口22が形成される。この冷気吐出口22の前縁には、風向板24が設けられる。この風向板24は、陳列室6の背面を構成する側壁14と所定間隔を存して、立設され、冷気吐出口22から吐出され、図3の矢印の如く強制循環される冷気を陳列室6上方にまで指向案内するものである。
【0021】
また、仕切板20の前部には、冷却室8と陳列室6とを連通すると共に、陳列室6内の冷気を冷却室8内に吸い込むための冷気吸込口23が形成される。この冷気吸込口23の前方には、可動式の下部整流部材25が設けられる。この下部整流部材25は、陳列室6の左右に渡って構成される板状部材であり、この下部整流部材25の下端を中心として例えば図示しないヒンジ部材やバネ部材等により後方に回動自在に構成され、当該下部整流部材25の傾斜角度を変更可能とされている。
【0022】
尚、この下部整流部材25は、略水平とされた状態で、当該下部整流部材25により、前記仕切板20に形成された冷気吸込口23の一部を閉塞するが、該冷気吸込口23のすべてを閉塞するものではないものとする。また、この下部整流部材25の傾斜角度は、前記前面扉12の開閉動作に応じて前記制御装置により、制御されるものとする。更にまた、この下部整流部材25は、弾性体により構成されているため、使用者が自在に角度調整を行うことができるものとする。
【0023】
他方、陳列室6の後上部の角隅には、図4に示す如く当該陳列室6内を照明するための照明装置26が設けられると共に、この照明装置26の下方には、当該照明装置26を被覆すると共に、前記冷気吐出口22から上方に向けて吐出された冷気を前方に整流するための後上部整流部材27が設けられる。この後上部整流部材27は、図4に示す如く下方から前方に向けて所定曲率で湾曲して形成されていると共に、照明装置26からの照明を透過するため透光性材料により構成されている。尚、本実施例では、当該照明装置26と後上部整流部材27は、一体に構成されているものとする。
【0024】
また、陳列室6の前上部の角隅には、可動式の前上部整流部材28が設けられる。この前上部整流部材28は、陳列室6の左右に渡って構成される板状部材であり、この前上部整流部材28の中央において左右方向に渡って設けられる軸部材29を中心として前後に回動自在に構成され、当該前上整流部材28の傾斜角度を変更可能とされている。尚、この前上部整流部材28の傾斜角度は、前記前面扉12の開閉動作に応じて前記制御装置により、制御されるものとする。
【0025】
以上の構成により、圧縮機11、冷却器用の送風機8及び凝縮器用送風機10が運転されると、冷却室3内に配設された冷却器7は冷却作用を発揮して、冷却室3内の空気を冷却する。ここで、冷却器用送風機8が運転されていることから、冷却器7にて冷却された後の冷気は、冷却室3後部に形成された冷気吐出口22を介して陳列室6内に吐出される。
【0026】
陳列室6内に吐出された冷気は、風向板24により陳列室6上方に指向案内され、当該陳列室6の背面を形成する側壁14に沿って上昇する。陳列室6後上部に到達した冷気は、上述した如く照明装置26の下方に設けられた後上部整流部材27により、前方に指向案内され、陳列室6前上部に整流される。
【0027】
ここで、前記扉センサの出力により、陳列室6の前面に設けられた前面扉12が閉鎖されている場合には、前記制御装置は、前上部整流部材28を軸部材29を中心として下端が前、上端が後ろとなるように回動させ(図4の28Aの状態)、下部整流部材25を後方に回動させ、略水平状態とする。
【0028】
これにより、後上部整流部材27により、前方に指向案内され、陳列室6前上部に整流された冷気は、前上部整流部材28により、上方から斜め前方向に整流され、前面扉12の後面に沿って降下した後、下部整流部材25が略水平状態とされていることから、当該下部整流部材25と仕切板20との隙間、及び該下部整流部材25にて閉塞されていない冷気吸込口23を介して冷却室3内に帰還する。冷却室3に帰還した冷気は、冷却器7により再び冷却された後、再度冷気吐出口22を介して陳列室6内に吐出され、当該陳列室6内を循環することにより、陳列室6全体を冷却する。
【0029】
ここで、前上部整流部材28は、冷気を上方から斜め前方向に整流することにより、該冷気を前面扉12の後面に沿って降下させることができるため、効果的に陳列室6全体を冷却することができるようになる。
【0030】
また、前面扉12の閉鎖状態において、下部整流部材25は、略水平状態とされていることから、前方からの下部整流部材25付近に陳列される商品の視認性を確保することができるようになる。
【0031】
他方、前記扉センサの出力により、陳列室6の前面に設けられた前面扉12が開放されている場合には、前記制御装置は、前上部整流部材28を軸部材29を中心として上端が前、下端が後ろとなるように回動させ(図4の28Bの状態)、下部整流部材25を前方に回動させ、略垂直状態とする。
【0032】
これにより、後上部整流部材27により、前方に指向案内され、陳列室6前上部に整流された冷気は、前上部整流部材28により、上方から斜め後方向に整流され、陳列室6内方を降下した後、下部整流部材25が略垂直状態とされていることから、下部整流部材25に影響されることなく冷気を冷気吸込口23から冷却室3内に帰還する。
【0033】
ここで、前面扉12の開放時において、前上部整流部材28は、冷気を上方から斜め後方に整流することにより、陳列室6内の冷気が外部に漏出する不都合を抑制することができるようになる。
【0034】
また、下部整流部材25は、略垂直状態とされているため、図3に矢印で示す如く外気を該下部整流部材25により陳列室6内部に侵入することを抑制することができるようになる。これにより、陳列室6内の温度が外気に影響されて、上昇する不都合を著しく抑制することができるようになる。更に、この下部整流部材25は、上述した如く弾性体により構成されていることから、該下部整流部材25の後方に陳列されている商品を取り出す際には、当該弾性体を後方に押し倒すことにより、容易に商品の取り出しを行うことができるようになる。
【0035】
以上の構成により、冷却室3にて冷却された冷気は、陳列室6後部の冷気吐出口22から吐出され、陳列室6内を循環した後、陳列室6前部の冷気吸込口23から冷却室3に吸い込まれることとしたため、当該冷気循環用の空間を、前面開口を開閉自在に閉塞する前面扉12と、陳列室6内の商品との干渉を防止するための空間と、共用することができ、従来と同様の設置スペースのままで、陳列室6内の容積の拡大を図ることができるようになる。これにより、商品収容数の増加を図ることができるようになる。
【0036】
また、本実施例の如く陳列室6を構成する周囲側壁14が陳列室6内部を視認可能とする透明ガラスにて構成されている場合であっても、陳列室6内の冷気の流れを前後方向とすることにより、陳列室6を構成する左右側面に生じる結露による左右側壁14の視認性の低下を改善することができるようになる。これにより、左右側壁14からの商品の視認性が向上し、顧客の購買意欲を増進させることができるようになる。
【0037】
尚、本実施例では、陳列室6後部から冷気吐出を行い、前部から冷気吸込を行っているが、これ以外にも、陳列室6前部から冷気吐出を行い、後部から冷気吸込を行っても、同様の効果を得ることができる。
【0038】
また、本実施例の如く陳列室6後部から冷却室3内の冷気を吐出し、陳列室6前部から冷却室3内の冷気を吸込むことにより、陳列室6の前壁を構成する前面扉12が、冷却室3からの冷気吐出により、結露することを未然に回避することができるようになる。これにより、前面扉12からの視認性が確保され、より一層、顧客の購買意欲の増進を図ることができるようになる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述した如く請求項1又は請求項2の本発明によれば、前面に開口を有する本体内に陳列室を構成し、前面開口を開閉自在に閉塞する扉を備えて成るショーケースにおいて、陳列室下方に冷却器と、冷却器用送風機を備えた冷却室を構成し、陳列室前部又は後部には、冷却室の冷却器にて冷却された冷気を吐出する冷気吐出口を形成すると共に、陳列室後部又は前部には、陳列室内を循環した冷気を冷却室内に吸込む冷気吸込口を形成したので、前面開口を開閉自在に閉塞する扉と、陳列室内の商品との干渉を防止するための空間と、冷気循環用の空間とを共用することができるようになる。これにより、従来の同様の設置スペースのままで、陳列室内の容積を拡大することができるようになり、商品収容数の増加を図ることができるようになる。
【0040】
また、陳列室を構成する周囲側壁が陳列室内部を視認可能とする透明な材料にて構成されている場合には、陳列室内の冷気の流れを従来の左右方向から前後方向とすることにより、陳列室を構成する左右側面に生じる結露による左右側壁の視認性の低下を改善することができるようになる。これにより、左右側壁からの商品の視認性が向上し、顧客の購買意欲を増進させることができるようになる。
【0041】
特に、請求項2の発明によれば、陳列室後部から冷却室内の冷気を吐出し、陳列室前部から冷却室内の冷気を吸込むため、陳列室の前壁を構成する扉が内部を視認可能とする材料にて構成されていた場合に、冷却室からの冷気吐出により、当該前面扉が結露することを未然に回避することができるようになる。これにより、前面扉からの視認性が確保され、顧客の購買意欲の増進を図ることができるようになる。
【0042】
請求項3の発明によれば、上記各発明において、陳列室の隅部に、該陳列室内の冷気を整流する整流部材を備え、この整流部材は、角度を変更可能とされているので、例えば前面扉の開閉に応じて整流部材の角度を変更することができ、陳列室内の冷却効率を向上させることができるようになる。
【0043】
請求項4の発明によれば、上記において、整流部材は、扉の開閉に連動して角度が変わるので、扉の閉鎖時において、効果的な冷気流を形成することができると共に、扉の開放時において、陳列室内への外気の侵入を効果的に抑制することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した低温ショーケースの正面図である。
【図2】低温ショーケースの縦断側面図である。
【図3】低温ショーケースの下部分拡大縦断側面図である。
【図4】低温ショーケースの上部分拡大縦断側面図である。
【図5】陳列室の横断平面図である。
【符号の説明】
R 冷却貯蔵庫
3 冷却室
6 陳列室
7 冷却器
8 送風機
12 前面扉
14 側壁
22 冷気吐出口
23 冷気吸込口
24 風向板
25 下部整流部材
26 照明装置
27 後上部整流部材
28 前上部整流部材

Claims (4)

  1. 前面に開口を有する本体内に陳列室を構成し、前記前面開口を開閉自在に閉塞する扉を備えて成るショーケースにおいて、
    前記陳列室下方に冷却器と、冷却用送風機を備えた冷却室を構成し、
    前記陳列室前部には、前記冷却室の前記冷却器にて冷却された冷気を吐出する冷気吐出口を形成すると共に、
    前記陳列室後部には、前記陳列室内を循環した冷気を前記冷却室内に吸込む冷気吸込口を形成したことを特徴とするショーケース。
  2. 前面に開口を有する本体内に陳列室を構成し、前記前面開口を開閉自在に閉塞する扉を備えて成るショーケースにおいて、
    前記陳列室下方に冷却器と、冷却器用送風機を備えた冷却室を構成し、
    前記陳列室後部には、前記冷却室の前記冷却器にて冷却された冷気を吐出する冷気吐出口を形成すると共に、
    前記陳列室前部には、前記陳列室内を循環した冷気を前記冷却室内に吸込む冷気吸込口を形成したことを特徴とするショーケース。
  3. 前記陳列室の隅部に、該陳列室内の冷気を整流する整流部材を備え、
    該整流部材は、角度を変更可能とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2のショーケース。
  4. 前記整流部材は、前記扉の開閉に連動して角度が変わることを特徴とする請求項3のショーケース。
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