JP2644804B2 - 貯蔵庫 - Google Patents
貯蔵庫Info
- Publication number
- JP2644804B2 JP2644804B2 JP63034281A JP3428188A JP2644804B2 JP 2644804 B2 JP2644804 B2 JP 2644804B2 JP 63034281 A JP63034281 A JP 63034281A JP 3428188 A JP3428188 A JP 3428188A JP 2644804 B2 JP2644804 B2 JP 2644804B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner box
- cooling pipe
- box
- storage
- contact portion
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は上面に開口する貯蔵庫の冷媒サイクルの冷却
パイプ配設形状に関する。
パイプ配設形状に関する。
従来の技術 従来、この種の貯蔵庫は内箱の外周部に冷媒サイクル
の冷却パイプを配設する仕様にて開発されてきた。
の冷却パイプを配設する仕様にて開発されてきた。
以下、図面を参照しながら上述した従来の貯蔵庫につ
いて説明する。
いて説明する。
第3図,第4図は従来の貯蔵庫の縦断面図及び内箱へ
の冷却パイプ取り付け図であり、第5図は他の従来の内
箱への冷却パイプ取り付け図である。第3図,第4図に
おいて上面に開口した外箱であり、2は上面に開口した
内箱である。前記外箱1と前記内箱2間には発泡断熱材
3を充填し箱体を形成し、扉体4と前記内箱2間で庫内
5を形成する。6は冷却パイプであり前記内箱2の外側
に取り付けられている。前記冷却パイプ6は、パイプの
成形性を考慮し、前記内箱2の1側面毎に蛇行する仕様
であった。
の冷却パイプ取り付け図であり、第5図は他の従来の内
箱への冷却パイプ取り付け図である。第3図,第4図に
おいて上面に開口した外箱であり、2は上面に開口した
内箱である。前記外箱1と前記内箱2間には発泡断熱材
3を充填し箱体を形成し、扉体4と前記内箱2間で庫内
5を形成する。6は冷却パイプであり前記内箱2の外側
に取り付けられている。前記冷却パイプ6は、パイプの
成形性を考慮し、前記内箱2の1側面毎に蛇行する仕様
であった。
又、第5図において6′は冷却パイプであり内箱2の
外側に取り付けられ、前記内箱2の4側面に捲着される
仕様である。
外側に取り付けられ、前記内箱2の4側面に捲着される
仕様である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら第4図のような構成では、冷却パイプ6
が側面の1つを蛇行し、そして次の側面へ渡る冷却仕様
となっている為、各側面間で温度の差が生じ、庫内の温
度ムラになり、食品保存に適さないという課題を有して
いた。
が側面の1つを蛇行し、そして次の側面へ渡る冷却仕様
となっている為、各側面間で温度の差が生じ、庫内の温
度ムラになり、食品保存に適さないという課題を有して
いた。
また、第5図のような構成では、4側面の同一高さ部
分をほぼ同時に冷やせるような冷却パイプ6′仕様とな
っているが、組立上において内箱2の成形バラツキ・冷
却0パイプ6′の成形バラツキにより、両部品の合致不
良を生じてしまうという課題を有していた。
分をほぼ同時に冷やせるような冷却パイプ6′仕様とな
っているが、組立上において内箱2の成形バラツキ・冷
却0パイプ6′の成形バラツキにより、両部品の合致不
良を生じてしまうという課題を有していた。
また、内箱のコーナ部は、冷却パイプの曲げRよりも
大きくないと配設できず、内箱コーナ部の設計裕度がな
いという課題があった。
大きくないと配設できず、内箱コーナ部の設計裕度がな
いという課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、内箱4側
面での温度差を生じさせず、冷却パイプと内箱の成形バ
ラツキによる合致不良を生じさせず、しかも内箱コーナ
部の設計裕度を持たすことを目的とするものである。
面での温度差を生じさせず、冷却パイプと内箱の成形バ
ラツキによる合致不良を生じさせず、しかも内箱コーナ
部の設計裕度を持たすことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するための本発明の貯蔵庫は、上面を
開口した内箱と外箱と、前記両箱間に発泡充填した断熱
材と、前記内箱の4側面外周に同一高さで当接する内箱
当接部と内箱のコーナ部を逃げるヒンジ部を交互に形成
し蛇行状に配設した冷却パイプとを備え、前記ヒンジ部
は、一方の前記冷却パイプの内箱当接部を内箱コーナ部
から直線状に延出させ、かつ他方の前記冷却パイプの内
箱当接部を外方に曲げて膨らみを持たせることにより形
成したものである。
開口した内箱と外箱と、前記両箱間に発泡充填した断熱
材と、前記内箱の4側面外周に同一高さで当接する内箱
当接部と内箱のコーナ部を逃げるヒンジ部を交互に形成
し蛇行状に配設した冷却パイプとを備え、前記ヒンジ部
は、一方の前記冷却パイプの内箱当接部を内箱コーナ部
から直線状に延出させ、かつ他方の前記冷却パイプの内
箱当接部を外方に曲げて膨らみを持たせることにより形
成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、内箱の4側面の同一
高さ部分をほぼ同時に冷やすことができ、4側面間で同
じ温度となり、庫内の温度ムラ防止を行える。また冷却
パイプの3コーナにヒンジ部を有するため、内箱・冷却
パイプの成形バラツキを吸収し、両部品の合致不良を防
止するとともに、内箱コーナ部の設計裕度を持たせるこ
とができる。
高さ部分をほぼ同時に冷やすことができ、4側面間で同
じ温度となり、庫内の温度ムラ防止を行える。また冷却
パイプの3コーナにヒンジ部を有するため、内箱・冷却
パイプの成形バラツキを吸収し、両部品の合致不良を防
止するとともに、内箱コーナ部の設計裕度を持たせるこ
とができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の貯蔵庫について、図面を参照
しながら説明する。尚、従来と同一構成については同一
符号を付し、その詳細な説明を省略し、異なる部分につ
いてのみ述べる。
しながら説明する。尚、従来と同一構成については同一
符号を付し、その詳細な説明を省略し、異なる部分につ
いてのみ述べる。
第1図は本発明の貯蔵庫の縦断面図であり、第2図は
本発明の貯蔵庫の内箱への冷却パイプ取り付け図であ
る。6″は冷却パイプであり内箱2の外周に取り付けら
れている。6a″は前記冷却パイプ6a″の内箱当接部であ
り、6b″は前記内箱当接部6a″よりも外側に脹らみを持
つヒンジ部である。冷却パイプ6″は前記内箱当接部6
a″と前記ヒンジ部6b″を交互に形成し、内箱2の4側
面の同一高さを横切るように蛇行しながら下部へ降りる
形成としている。
本発明の貯蔵庫の内箱への冷却パイプ取り付け図であ
る。6″は冷却パイプであり内箱2の外周に取り付けら
れている。6a″は前記冷却パイプ6a″の内箱当接部であ
り、6b″は前記内箱当接部6a″よりも外側に脹らみを持
つヒンジ部である。冷却パイプ6″は前記内箱当接部6
a″と前記ヒンジ部6b″を交互に形成し、内箱2の4側
面の同一高さを横切るように蛇行しながら下部へ降りる
形成としている。
以上のように本実施例によれば、冷媒は図に示した矢
印の如く冷却パイプ2の上部から下部に向かって流れ、
冷却パイプ2の内箱当接部6a″が当接たる内箱2の4側
面の同一高さはほぼ同じ温度になり、庫内の温度ムラが
生じるのを防止することができる。
印の如く冷却パイプ2の上部から下部に向かって流れ、
冷却パイプ2の内箱当接部6a″が当接たる内箱2の4側
面の同一高さはほぼ同じ温度になり、庫内の温度ムラが
生じるのを防止することができる。
また、内箱2と冷却パイプ6″の成形バラツキによる
合致不良は、冷却パイプ6″に設けたヒンジ部6b″によ
り吸収させることができ、しかも、内箱コーナ部も直角
曲げ等の対応が図れ、設計裕度が生まれる。
合致不良は、冷却パイプ6″に設けたヒンジ部6b″によ
り吸収させることができ、しかも、内箱コーナ部も直角
曲げ等の対応が図れ、設計裕度が生まれる。
発明の効果 以上のように本発明は、内箱4側面の温度が同一にす
ることができるので、庫内温度ムラを防止できるととも
に、内箱のと冷却パイプの成形バラツキによる合致不良
を防止でき、しかも、内箱コーナ部の設計裕度向上を図
れる。
ることができるので、庫内温度ムラを防止できるととも
に、内箱のと冷却パイプの成形バラツキによる合致不良
を防止でき、しかも、内箱コーナ部の設計裕度向上を図
れる。
第1図は本発明の一実施例を示す貯蔵庫の縦断面図、第
2図は本発明の貯蔵庫の内箱への冷却パイプ取り付ける
前の斜視図、第3図は従来の貯蔵庫の縦断面図、第4図
は従来の貯蔵庫の内箱への冷却パイプ取り付けた斜視
図、第5図は従来の貯蔵庫の第2例で内箱への冷却パイ
プ取り付け状態を示す分解斜視図である。 2……内箱、6″……冷却パイプ、6a″……内箱当接
部、6b″……ヒンジ部。
2図は本発明の貯蔵庫の内箱への冷却パイプ取り付ける
前の斜視図、第3図は従来の貯蔵庫の縦断面図、第4図
は従来の貯蔵庫の内箱への冷却パイプ取り付けた斜視
図、第5図は従来の貯蔵庫の第2例で内箱への冷却パイ
プ取り付け状態を示す分解斜視図である。 2……内箱、6″……冷却パイプ、6a″……内箱当接
部、6b″……ヒンジ部。
Claims (1)
- 【請求項1】上面を開口した内箱と外箱と、前記両箱間
に発泡充填した断熱材と、前記内箱の4側面外周に同一
高さで当接する内箱当接部と内箱のコーナ部を逃げるヒ
ンジ部を交互に形成し蛇行状に配設した冷却パイプとを
備え、前記ヒンジ部は、一方の前記冷却パイプの内箱当
接部を内箱コーナ部から直線状に延出させ、かつ他方の
前記冷却パイプの内箱当接部を外方に曲げて膨らみを持
たせることにより形成したことを特徴とする貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034281A JP2644804B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034281A JP2644804B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 貯蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01208687A JPH01208687A (ja) | 1989-08-22 |
JP2644804B2 true JP2644804B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=12409778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63034281A Expired - Lifetime JP2644804B2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2644804B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048073U (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-24 | ||
CN103047815B (zh) * | 2012-12-11 | 2015-07-15 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 制冷设备、用于制冷设备的内胆系统及其制造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS522967U (ja) * | 1975-06-23 | 1977-01-10 | ||
JPS59197777A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-09 | 日新興業株式会社 | 冷凍庫類の側壁部冷却管の配置方法並びに其の装置 |
JPS6127089U (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-18 | 三菱電機株式会社 | 冷凍庫 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP63034281A patent/JP2644804B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01208687A (ja) | 1989-08-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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