JPH0522721Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522721Y2 JPH0522721Y2 JP1985105252U JP10525285U JPH0522721Y2 JP H0522721 Y2 JPH0522721 Y2 JP H0522721Y2 JP 1985105252 U JP1985105252 U JP 1985105252U JP 10525285 U JP10525285 U JP 10525285U JP H0522721 Y2 JPH0522721 Y2 JP H0522721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- heater unit
- plate
- top plate
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は桟の上面に設けた段部にヒータユニツ
トの上部外周縁を載置することによりこのヒータ
ーユニツトを収納部に固定する電気コタツに関す
る。
トの上部外周縁を載置することによりこのヒータ
ーユニツトを収納部に固定する電気コタツに関す
る。
(ロ) 従来の技術
従来、上面に段部を形成した桟を組合わせて収
納部を形成した枠体と、上方から前記収納部に挿
入し上部外周縁を前記段部に載置する構成とした
ヒーターユニツトとを有する電気コタツは例えば
特開昭60−62551号公報に示されている。しかし、
この電気コタツのヒーターユニツトは、平板状の
取付板及びこの取付板の下方に固定したヒーター
の下方を覆う如く保護カードを取付板に固定し、
そして上端を外方に折曲してフランジ部を形成し
た側枠の下端を保護カードの外周縁部に溶接等の
手段で固定して前記フランジ部の上面に天板を載
置してなり、このフランジ部を前記桟の段部に載
置する様にしているため、側枠を別部品で設ける
必要があると共にこの側枠を保護カードに固定す
る工程が必要となつた。
納部を形成した枠体と、上方から前記収納部に挿
入し上部外周縁を前記段部に載置する構成とした
ヒーターユニツトとを有する電気コタツは例えば
特開昭60−62551号公報に示されている。しかし、
この電気コタツのヒーターユニツトは、平板状の
取付板及びこの取付板の下方に固定したヒーター
の下方を覆う如く保護カードを取付板に固定し、
そして上端を外方に折曲してフランジ部を形成し
た側枠の下端を保護カードの外周縁部に溶接等の
手段で固定して前記フランジ部の上面に天板を載
置してなり、このフランジ部を前記桟の段部に載
置する様にしているため、側枠を別部品で設ける
必要があると共にこの側枠を保護カードに固定す
る工程が必要となつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は上記の欠点を考慮して、部品点数及び
組立工数を削減すると共に天板の周辺を強固に固
定し、且つ該天板の温度上昇を防止する。
組立工数を削減すると共に天板の周辺を強固に固
定し、且つ該天板の温度上昇を防止する。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は電気コタツであつて、ヒータユニツト
の側面を形成する側板の上部に桟に載置するフラ
ンジ部と、このフランジ部と反対方向で該フラン
ジ部と同一面となるように内方に向つて取付部を
形成し、この取付部の切り起こしにより天板と取
付板との間に形成される断熱空間とヒータユニツ
トの外側とを連通する流通孔を形成したものであ
る。
の側面を形成する側板の上部に桟に載置するフラ
ンジ部と、このフランジ部と反対方向で該フラン
ジ部と同一面となるように内方に向つて取付部を
形成し、この取付部の切り起こしにより天板と取
付板との間に形成される断熱空間とヒータユニツ
トの外側とを連通する流通孔を形成したものであ
る。
(ホ) 作 用
本考案は上記の如く構成したものであるから、
取付板を形成するときにあらかじめ側板及びフラ
ンジ部を形成することができると共に天板を取付
板のフランジ部と取付部に載置する。
取付板を形成するときにあらかじめ側板及びフラ
ンジ部を形成することができると共に天板を取付
板のフランジ部と取付部に載置する。
(ヘ) 実施例
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1
は複数の桟2A,2B,2C,2Dを井桁に組合
わせて中央に収納部3を形成した枠体で、前記
夫々の桟の周囲を別の桟4,4…により囲い、そ
して隅角部に複数本の支持脚5,5…を設けてい
る。前記収納部3を形成する桟の相対向する2つ
の桟2A,2Bの夫々の上面に段部6A,6Bが
形成されている。7は前記収納部3に固定される
ヒーターユニツトで、以下に詳述する。8は平板
状の取付板で、全周に亘り側部を上方に折曲して
側板9A,9B,9C,9Dを形成し、そしてこ
の側板9A,9B…の夫々の上部を外方に折曲し
てフランジ部10A,10B,10C,10Dを
形成している。更に、相対向する側板9A,9B
の夫々は2つの挿入孔11A,11A,11B,
11Bを形成し、そして上面が前記フランジ部1
0A,10Bの上面と同一面をなす様に2つの取
付部12A,12A,12B,12Bを内方に向
つて切り起こし形成している。この取付部12
A,12B,12B,12Bの切り起こし形成に
伴ない流通孔12C,12Cを形成すると共に前
記取付部12A,12A…の夫々はネジ孔13,
13…を形成している。14,14は前記取付板
8の下面に固定した棒状のヒーター、15,15
は該ヒーターの下方を覆つて前記取付板8の下面
に固定した遮熱板、16は前記ヒーター14,1
4及び遮熱板15,15の下方を覆つて上述した
相対向する側板9A,9Bに固定した保護カード
で、複数の第1線材17,17…を平行に揃え、
そしてこの第1線材に複数の第2線材18,18
…を直交する如く連結してなり、この第2線材の
少なくとも2本の両端を上方に延設し、そしてそ
の上端を内方に折曲して前記挿入孔11A,11
A,11B,11Bに挿入係止する挿入部19,
19…を形成している。20は前記フランジ部1
0A,10B…の上面及び取付部12A,12A
…の上面に載置される天板で、ネジ挿入孔21,
21…を形成しており、ネジ22,22…をこの
ネジ挿入孔21,21…を介して取付部のネジ孔
13,13…に螺合することにより固定されるも
のである。この天板20はフランジ部10A,1
0B…に載置されることにより、このフランジ部
を補強するものである。また、天板20の固定に
より該天板と取付板8との間に断熱空間Sを形成
する。
は複数の桟2A,2B,2C,2Dを井桁に組合
わせて中央に収納部3を形成した枠体で、前記
夫々の桟の周囲を別の桟4,4…により囲い、そ
して隅角部に複数本の支持脚5,5…を設けてい
る。前記収納部3を形成する桟の相対向する2つ
の桟2A,2Bの夫々の上面に段部6A,6Bが
形成されている。7は前記収納部3に固定される
ヒーターユニツトで、以下に詳述する。8は平板
状の取付板で、全周に亘り側部を上方に折曲して
側板9A,9B,9C,9Dを形成し、そしてこ
の側板9A,9B…の夫々の上部を外方に折曲し
てフランジ部10A,10B,10C,10Dを
形成している。更に、相対向する側板9A,9B
の夫々は2つの挿入孔11A,11A,11B,
11Bを形成し、そして上面が前記フランジ部1
0A,10Bの上面と同一面をなす様に2つの取
付部12A,12A,12B,12Bを内方に向
つて切り起こし形成している。この取付部12
A,12B,12B,12Bの切り起こし形成に
伴ない流通孔12C,12Cを形成すると共に前
記取付部12A,12A…の夫々はネジ孔13,
13…を形成している。14,14は前記取付板
8の下面に固定した棒状のヒーター、15,15
は該ヒーターの下方を覆つて前記取付板8の下面
に固定した遮熱板、16は前記ヒーター14,1
4及び遮熱板15,15の下方を覆つて上述した
相対向する側板9A,9Bに固定した保護カード
で、複数の第1線材17,17…を平行に揃え、
そしてこの第1線材に複数の第2線材18,18
…を直交する如く連結してなり、この第2線材の
少なくとも2本の両端を上方に延設し、そしてそ
の上端を内方に折曲して前記挿入孔11A,11
A,11B,11Bに挿入係止する挿入部19,
19…を形成している。20は前記フランジ部1
0A,10B…の上面及び取付部12A,12A
…の上面に載置される天板で、ネジ挿入孔21,
21…を形成しており、ネジ22,22…をこの
ネジ挿入孔21,21…を介して取付部のネジ孔
13,13…に螺合することにより固定されるも
のである。この天板20はフランジ部10A,1
0B…に載置されることにより、このフランジ部
を補強するものである。また、天板20の固定に
より該天板と取付板8との間に断熱空間Sを形成
する。
次に電気コタツの組立順序について説明する。
予め側板9A,9B,9C,9D、フランジ部1
0A,10B,10C,10D及び取付部12
A,12A,12B,12Bをプレス機等で形成
しておいた取付板8にヒーター14,14及び遮
熱板15,15を固定し、そして挿入部19,1
9…を挿入孔11A,11A,11B,11Bに
挿入係止することにより保護カード16を固定
し、最後に天板20をフランジ部10A,10B
及び取付部12A,12A,12B,12Bに載
置した後で取付部12A,12A…にネジ止めし
てヒーターユニツト7を組立て、そしてこのヒー
ターユニツト7を枠体1の上方より収納部3に収
納し、相対向する2つのフランジ部10A,10
Bを段部5A,5Bに載置して組立てを完了する
ものである。
予め側板9A,9B,9C,9D、フランジ部1
0A,10B,10C,10D及び取付部12
A,12A,12B,12Bをプレス機等で形成
しておいた取付板8にヒーター14,14及び遮
熱板15,15を固定し、そして挿入部19,1
9…を挿入孔11A,11A,11B,11Bに
挿入係止することにより保護カード16を固定
し、最後に天板20をフランジ部10A,10B
及び取付部12A,12A,12B,12Bに載
置した後で取付部12A,12A…にネジ止めし
てヒーターユニツト7を組立て、そしてこのヒー
ターユニツト7を枠体1の上方より収納部3に収
納し、相対向する2つのフランジ部10A,10
Bを段部5A,5Bに載置して組立てを完了する
ものである。
(ト) 考案の効果
本考案は上記の如く構成したものであるから、
ヒータユニツトの側板を形成する時に、あらかじ
め枠体の桟に載置されるフランジ部と、このフラ
ンジ部と同一面となりヒータユニツトの天板をネ
ジ止めするための取付部を形成でき、部品点数の
削減を組立て作業性の向上を計ることができる。
ヒータユニツトの側板を形成する時に、あらかじ
め枠体の桟に載置されるフランジ部と、このフラ
ンジ部と同一面となりヒータユニツトの天板をネ
ジ止めするための取付部を形成でき、部品点数の
削減を組立て作業性の向上を計ることができる。
また、天板はフランジ部と取付部に載置するこ
とから天板の周辺を強固にして取付部に固定でき
ると共にフランジ部をヒータユニツトの装着と天
板の載置に利用できる。
とから天板の周辺を強固にして取付部に固定でき
ると共にフランジ部をヒータユニツトの装着と天
板の載置に利用できる。
特に、流通孔によつて断熱空間内の熱気をヒー
タユニツトの外側に放散でき天板の温度上昇を抑
える。
タユニツトの外側に放散でき天板の温度上昇を抑
える。
第1図は本考案の電気コタツの枠体の斜視図、
第2図は同じくヒーターユニツトを枠体に装着し
た時の部分断面図、第3図は同じく天板と、側
板、フランジ部及び取付部を形成した取付板の斜
視図である。 1……枠体、2A,2B,2C,2D……桟、
3……収納部、5A,5B……段部、7……ヒー
ターユニツト、8……取付板、9A,9B……側
板、10A,10B……フランジ部、12A,1
2A,12B,12B……取付部、14,14…
…ヒーター、16……保護カード、20……天
板。
第2図は同じくヒーターユニツトを枠体に装着し
た時の部分断面図、第3図は同じく天板と、側
板、フランジ部及び取付部を形成した取付板の斜
視図である。 1……枠体、2A,2B,2C,2D……桟、
3……収納部、5A,5B……段部、7……ヒー
ターユニツト、8……取付板、9A,9B……側
板、10A,10B……フランジ部、12A,1
2A,12B,12B……取付部、14,14…
…ヒーター、16……保護カード、20……天
板。
Claims (1)
- 桟を枠形に組合わせて形成した枠体と、該枠体
の収納部に上方より収納され取付板と該取付板の
下面に設けたヒーターを有するヒータユニツトか
らなる電気コタツにおいて、前記ヒータユニツト
の側面を形成する側板の上部に前記桟に載置され
るフランジ部を形成するとともに、前記側板に
は、その適所を切り起こして前記ヒータユニツト
の天板を前記取付板の上面に位置してネジ止めす
るための取付部及びこの取付部により流通孔を形
成し、前記天板と取付板とによつて形成される断
熱空間とヒータユニツトの外側とを前記流通孔に
よつて連通したことを特徴とする電気コタツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985105252U JPH0522721Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985105252U JPH0522721Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214202U JPS6214202U (ja) | 1987-01-28 |
JPH0522721Y2 true JPH0522721Y2 (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=30979504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985105252U Expired - Lifetime JPH0522721Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522721Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5601938B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2014-10-08 | 伊藤忠商事株式会社 | 電気こたつ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5955362U (ja) * | 1982-10-06 | 1984-04-11 | 三洋電機株式会社 | 電気コタツ |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP1985105252U patent/JPH0522721Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6214202U (ja) | 1987-01-28 |
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