JPH0344624Y2 - - Google Patents

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JPH0344624Y2
JPH0344624Y2 JP6017785U JP6017785U JPH0344624Y2 JP H0344624 Y2 JPH0344624 Y2 JP H0344624Y2 JP 6017785 U JP6017785 U JP 6017785U JP 6017785 U JP6017785 U JP 6017785U JP H0344624 Y2 JPH0344624 Y2 JP H0344624Y2
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JP
Japan
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glass
support
rear spoiler
vehicle
spoiler
Prior art date
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Expired
Application number
JP6017785U
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JPS61176073U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両等のガラスに直接装着し、気流中
に出すことによつて気流を乱し揚力を減殺すると
同時に、抗力を増加させるリアスポイラーの支持
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、上記スポイラーとしては、例えば実開昭
58−75088(実願昭56−169452)として、断面略三
角形状で一側に挿入溝を設けた弾性体の条片を、
リヤーウインドの下縁に前記挿入溝を係合せしめ
て取着したものが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記実開昭58−75088号等、ガ
ラスに直接リアスポイラーを装着するものは、信
頼性の面で問題があるばかりでなく、車両走行時
に飛石、急激な温度変化、車両の振動等によつて
ガラスが破損した時にリアスポイラーを保持でき
なくなつて、飛散してしまい危険である。
このため、リアスポイラーをボデイに連結する
ためのサポートが必要となるが、このサポートを
車室外に取付けると外観が悪くなるため車室内側
に取付ける必要がある。しかし、通常ガラスはボ
デイに対して相対誤差が大きく、この精度を良く
しなければ剛体のサポートを使用した時に、ガラ
スに応力が加わりガラス破損の引金になつて、サ
ポートそのものが成立しなくなつてしまうと考え
られる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記に鑑み、ガラスに直接装着するリ
アスポイラーを成立させるため、車両走行時にガ
ラスが破損した時に、この飛散を防止することが
できるばかりでなく、ガラスとボデイとの相対誤
差を吸収して、カラスにかかる応力を低減できる
ものを提供せんとして案出されたもので、サポー
トの少なくとも中央付近に弾性を持たせ、該サポ
ートの一端をボデイに、他端はガラスを介在させ
つゝリアスポイラーに夫々連結するよう構成した
ものである。
(作用) 而して、サポートの少なくとも中央付近に弾性
を持たせることによりガラスとボデイとの浮き沈
み方向の相対誤差を吸収して応力の発生を押え、
サポートの一端をガラスを介在させつゝリアスポ
イラーに、他端をボデイに夫々連結することによ
りガラスが破損した時にリアスポイラーが飛散し
てしまうことを防止するものである。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
同図において1はリアスポイラーで、この両端の
取付け座2,2には夫々下方に突出して各二個の
スタツドボルト3,3が固着されている。
4は車両用ガラスで、上記スタツドボルト3,
3……に対応する位置には通孔4a,4a……が
穿設され、この通孔4a,4a……内にはこの周
囲を保護するためのパツキン5,5……が、この
パツキン5,5……内にはカラー6,6……が
夫々装着されて、上記スタツドボルト3,3……
を締め付けた時に、これにかかる軸力が大き過ぎ
ることからくるガラス4の破損が防止されるよう
構成されている。
7はサポートで、両端に取付け座7a,7bを
形成し、ここに上記スタツドボルト3,3及び下
記のボルト10,10を挿通させるための穿孔7
d,7d……を穿設し、ほゞ中央に立ち上がり部
7cを屈曲形成するとゝもに、十分な強度を有
し、且つ弾性を持たせるためにばね鋼や炭素工具
鋼等の材質で、板厚を約0.4〜0.6t程度としたもの
である。このように構成することにより、立ち上
がり部7cにおいて板厚方向に柔軟性を持たせて
いるのである。
このサポート7は車室内側からその一方の取付
け座7aを上記ガラス4の下面に当接させ、スタ
ツドボルト3,3を穿孔7d,7dに挿通させて
ナツト8,8で締め付けることによりガラス4を
介在させつゝリアスポイラー1と連結し、他の取
付け座7bの上面をボデイ9の下面に当接させ、
ボルト・ナツト10,10により連結するための
ものである。
このように、サポート7の一端をガラス4を介
在させつゝリアスポイラー1に、他端をボデイ9
に夫々連結することによりガラス4が破損した時
にリアスポイラー1が飛散してしまうことを防止
し、またサポート7の立ち上がり部7cにおいて
板厚方向に柔軟性を持たせることにより、ガラス
4の浮き沈み方向の相対誤差を吸収して応力の発
生を極力防止するのである。
なお、11はガラス4の端面とボデイ9との間
に挿着したウエザーストリツプで、12はハツチ
バツクタイプの車両等、必要に応じて取付ける内
装トリムである。
また、第4図に示すように取付け座7′a,
7′bとして鋼板等を使用してここに穿孔7′d,
7′d……を穿設し、両者を柔軟性を有するとゝ
もに引張強度の大きい硬鋼線13,13等で連結
することにより、この硬鋼線13,13等で板厚
方向、即ちガラス4の浮き沈み方向に柔軟性を持
たせてサポート7′を構成しても良い。
(考案の効果) 本考案は上記のような構成であるので、通常考
えられる剛体のサポートでは、ガラスをボデイへ
組付け後でなければ取付けられず、しかもガラス
の浮き沈み方向の組付け誤差があるとサポートの
組付けが困難となり、むりやり組付けるとガラス
に応力がかかつてガラス破損の原因となるが、本
考案によればガラスの浮き沈み方向の誤差は十分
な弾性により吸収できるため、応力を低減させて
取付けることができ、しかも確実にガラス破損時
のリアスポイラーの飛散を防止することができ
る。更に、サポートとボデイとを先に組付けた後
にガラス及びリアスポイラーを装着することが可
能なため工法的に自由度が大きくなり、特にハツ
チタイプの車両等、テールゲートの内装トリムが
ある場合は外観上、サポートの取付け部をこのト
リムで覆わなければ意味がないが、ガラス取付け
工程がトリム装着より後の場合においても、これ
に対処することができるといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は分解斜視図、第2図は組付け後の断面
図、第3図はサポートを示す斜視図、第4図はサ
ポートの他の実施例を示す斜視図である。 1……リアスポイラー、3……スタツドボル
ト、4……ガラス、7,7′……サポート、9…
…ボデイ、13……硬鋼線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サポートの少なくとも中央付近に弾性を持た
    せ、該サポートの一端をボデイに、他端はガラス
    を介在させつゝリアスポイラーに夫々連結するよ
    う構成したことを特徴とするリアスポイラーの支
    持装置。
JP6017785U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0344624Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6017785U JPH0344624Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6017785U JPH0344624Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61176073U JPS61176073U (ja) 1986-11-01
JPH0344624Y2 true JPH0344624Y2 (ja) 1991-09-19

Family

ID=30587281

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6017785U Expired JPH0344624Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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JPS61176073U (ja) 1986-11-01

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