JPH0344067Y2 - - Google Patents

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JPH0344067Y2
JPH0344067Y2 JP14353286U JP14353286U JPH0344067Y2 JP H0344067 Y2 JPH0344067 Y2 JP H0344067Y2 JP 14353286 U JP14353286 U JP 14353286U JP 14353286 U JP14353286 U JP 14353286U JP H0344067 Y2 JPH0344067 Y2 JP H0344067Y2
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JP
Japan
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seat
sheet
cushion body
skin
cushion
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JP14353286U
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JPS6350299U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用座席などの車両用座席、詳し
くは、その表面を構成する表皮が汚染した場合
に、座席全体を取替えることなく、汚損した表皮
のみを取替ることができる車両用座席に関する。
(従来の技術) 従来この種の座席として、実開昭49−144506号
公報に開示されているのがある。
これはシートクツシヨン及びシートバツクにお
ける表皮の身頃部を額縁部に対して着脱自在に取
付けて、その汚染し易い身頃部を取替えできるよ
うな構造である。
ところで、この座席は身頃部の周囲をベルベツ
ト式フアスナで額縁部に取付けているため、着座
した際にフアスナにより異物感が生じ、また、身
頃部が発泡体製クツシヨン体の表面に密着せず外
観が悪く、しかも、表皮の身頃部はモールド加工
したクツシヨン体に直接当接しているため、感触
も悪い不具合があつた。
(目的) そこで、本考案は斯様に表皮が汚染した場合
に、その汚染した表皮を取替できる座席におい
て、異物感が生じることなく、且つ、表面の感触
が良いようにすることを目的とする。
(構成) そのため、本考案は表皮を、第1シートと、端
末を座席の固定部材に固定する第2シートと、前
記第1シートとクツシヨン体との間に介装され端
末が前記第2シートに一体に止着されている第3
シートとより構成し、その第1シートを第2シー
トにクツシヨン体の側面において着脱自在に取付
け、且つ第3シートに発泡体製(スラブ材)ワデ
イングを設けてなるものである。
従つて、第1シートと第2シートとの連結部が
クツシヨン材の側面に位置しているため、着座し
た際に前記従来品の如く異物感が生じない。ま
た、第3シートにはワデイングが設けてあり、こ
のワデイングによつてモールド加工したクツシヨ
ン材の表面は被われるため、着座部の感触が良好
になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る自動車用座席を示し、図
中11,11′は第1シート、12,12′は第2
シートを夫々示し、第1シート11,11′は第
2シート12,12′は開離嵌挿具付スライドフ
アスナ13a,13b,14a,14bで連結さ
れている。
この両シート11,12…の連結部は座席形状
にモールド加工した発泡体製クツシヨン体2の外
側面に位置している。即ち、第1シート11は身
頃部、額縁部、まち部の一部を加えた大きさで、
メリヤス、編物、ウイリーナイロンなど伸縮性を
有する部材、構造のものであり、そのシートバツ
ク側には連結片11aが延設されており、その身
頃部と額縁部とは一枚の生地11bより構成さ
れ、この生地11bの端末はまち部の一部11c
に縫着されている。そして、そのまち部の一部1
1c端末に前記スライドフアスナーの一方13a
が設けてある。
また、第2シート12は端末が座席の固定部
材、例えば、フレーム1にホツグリング5などの
結着部材で結着されている。
クツシヨン体2はその上面左右に隆起部を有し
前方より後方に低く傾斜する発泡体(ウレタンフ
オームなどのモールド品)であり、前記フレーム
1に張架したSばねなどの支持部材4に載置され
ている。
以上の第1シート11の裏側には第3シート1
5が配設されている。
第3シート15は帆布などの強靱な布地で、第
1シート11と略同形で第2シート12に一体に
縫着されている(第4図)。そして、この第3シ
ート15は第5図に示すように多数の布地を縫着
してクツシヨン体2の表面に密着するように形成
されている。即ち、第3シート15は所定の形状
に裁断した身頃15aと額縁15b,15bと、
まち15c,15cとから構成され、また、この
第3シート15身頃15a、額縁15b,15b
の裏側には、ウレタンフオームのスラブ材からな
るワデイング16が、ワデイングカバー17と共
に一体に縫着されている。
斯して、この第3シート15はその身頃15
a、額縁15bを前後方向に引張つてクツシヨン
体2の上面に張着すると、凹凸状のクツシヨン体
2上面に沿つて密着される。
前記第1シート11の連結片11aはシートバ
ツクの第1シート11′の連結片11a′に連結し
一体になる。そのため、この連結片11a,11
a′には相互に係合するベルベツト式フアスナなど
の係止具に設けてある。
従つて、第2シート12のフアスナ13bと第
1シート11のそれ13aとを連結して、連結片
11aをシートバツクの連結片11a′に連結する
と、第1シート11の身頃部、額縁部11bは前
後方向に引張られるため、凹凸状のクツシヨン材
b上面に密着した第3シート15に沿つて接合す
る。
斯して、フアスナをスライダー(不図示)によ
つて開放すると、第1シート11,11′が固定
されている第2シート12,12′より分離され
る。そのため、第1シート11,11′が座席よ
り取り外せるため、第1シート11,11′が汚
染された場合には取替可能となり、第1シート1
1,11′を取り外した状態においても第3シー
ト15,15′があるため、座席として使用でき
る。
(効果) 本考案によれば、前記従来品と同様に汚染され
た表皮の第1シートを取替えることができること
は勿論、第1シートと第2シートとの連結部がク
ツシヨン材の外側面に位置しているため、連結部
によつて異物感が生じることがないので、座り心
地が良い。しかも、着座する部分にはワデイング
が介在されているため、感触良く座り心地を一層
向上し得る。
また、第1シート、第3シートをクツシヨン体
の隆起部の長さ方向に引張ることができるので、
凹凸状表面を有するクツシヨン体に密着する。そ
のため、外観が良好になり、たるみ、皺が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第1図の−線断面図、第4図は表皮の第1シ
ートを取り外した状態の斜視図、第5図は表皮の
分解断面図である。 図中、2はクツシヨン材、11,11′は第1
シート、12,12′は第2シート、15,1
5′は第3シート、16はワデイングを夫々示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 座席形状にモールド加工した発泡体製クツシ
    ヨン体を表皮で被覆し、その表皮の一部をクツ
    シヨン体に着脱自在に取付けてなる車両用座席
    において、前記表皮は第1シートと、端末を座
    席の固定部材に固定する第2シートと、前記第
    1シートとクツシヨン体との間に介装され端末
    が前記第2シートに一体に止着されている第3
    シートとから構成され、前記第1シートは第2
    シートに前記クツシヨン体の側面において着脱
    自在に取付け、前記第3シートには発泡体製ワ
    デイングを設けてなる車両用座席。 (2) 前記第1シートは、伸縮性を有する布地で形
    成されている前記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の車両用座席。
JP14353286U 1986-09-19 1986-09-19 Expired JPH0344067Y2 (ja)

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JP14353286U JPH0344067Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JP14353286U JPH0344067Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS6350299U JPS6350299U (ja) 1988-04-05
JPH0344067Y2 true JPH0344067Y2 (ja) 1991-09-17

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