JPH0343106Y2 - - Google Patents

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JPH0343106Y2
JPH0343106Y2 JP349185U JP349185U JPH0343106Y2 JP H0343106 Y2 JPH0343106 Y2 JP H0343106Y2 JP 349185 U JP349185 U JP 349185U JP 349185 U JP349185 U JP 349185U JP H0343106 Y2 JPH0343106 Y2 JP H0343106Y2
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seat
skin
seat cushion
cushion
upper skin
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JP349185U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、オートバイ、スクータその他の二輪
車用シート、特に、座部の後端に、凹曲の前面を
有する腰当を連設したシートクツシヨンを備える
ものに関する。
(2) 従来の技術 従来、この種シートの表皮として、座部の上面
を覆う座部表皮、及び腰当の前面を覆う腰当表皮
とを個別に裁断し、両者を縫合して上部表皮を構
成する継ぎ合せ型のものと、座部表皮及び腰当表
皮を、継目の無い一枚の上部表皮を構成するよう
に連続させた継目無し型のものとがある。
(3) 考案が解決しようとする問題点 従来の継ぎ合せ型の表皮では、座部表皮及び腰
当表皮がそれぞれシートクツシヨンの対応する部
分の形状に合せて裁断されるので、両者の縫合線
をシートクツシヨンの座部及び腰当の湾曲した境
界線に合致させることができ、外観が良好、且つ
座り心地の良いシートが得られるが、製作工数が
多いためコスト高となる欠点がある。他方、継目
無し型の表皮では、縫合工程を省いただけコスト
の低減を図ることができるが、その反面、座部表
皮及び腰当表皮の境界線即ち折り曲げ線はシート
クツシヨン上の座部及び腰当の湾曲した境界線に
合致させ得ず、境界線の中央部で表皮がシートク
ツシヨンから浮上つて突張り状態となり、座り心
地を阻害する欠点がある。
そこで、本考案は、低廉な継目無し型の表皮を
採用するも、外観及び座り心地の上で継ぎ合せ型
のものに比し遜色がない前記シートを提供するこ
とを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、座部の
上面及び腰当の前面をそれぞれ覆う上部表皮を継
目の無い一枚物とすると共に、座部及び腰当の境
界線近傍部で該境界線の左右両端部に向つて深さ
を増す蛇腹状の皺を上部表皮に付し、この上部表
皮と、シートクツシヨンの側面を覆う側部表皮
と、シートクツシヨンの側面を覆う側部表皮とを
縫合したことを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、一枚物の上部表皮を採用す
るにも拘らず、上部表皮上の座部及び腰当の境界
線をシートクツシヨン上の座部及び腰当の境界線
に合致させ、上部表皮をシートクツシヨンの座部
及び腰当に全面的に密着させることができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、オートバイ用シ
ート1は、運転者用の前部シート2f及び同乗者
用の後部シート2rを一体に連結してタンデム型
に構成される。各シート2f,2rは、座部3
f,3rの後端に腰当4f,4rがそれぞれ連設
されており、腰当4f,4rの各前面は、運転者
及び同乗者の腰に適合するように凹曲面に形成さ
れている。
ダンデム型シート1は、第2図に示すように、
鋼板または合成樹脂製の底板5と、この底板5上
に載置されるシートクツシヨン6(第4図参照)
と、前部シート2fに対応する部分でシートクツ
シヨン6の上面を被覆する前部シートカバー7f
と、後部シート2rに対応する部分でシートクツ
シヨン6の上面を被覆する後部シートカバー7r
と、前部シート2fに対応する部分でシートクツ
シヨン6の側面を被覆する側部表皮8fと、後部
シート2rに対応する部分でシートクツシヨン6
の側面を被覆する側部表皮8rとから構成され、
前部シートカバー7fと側部表皮8f、後部シー
トカバー7rと側部表皮8rはそれぞれ糸9,1
0で縫合され、また側部表皮8f,8rは糸11
で互いに縫合されると共に底板5に結着される。
第5図ないし第8図において、前部シートカバ
ー7fは、ワデング12を挾んで各一枚の上部表
皮13と下部のワデングカバー14とを格子状に
溶着して構成され、その際、一部の溶着線によつ
て、シートクツシヨン6の座部3f上面を覆う座
部表皮13aと、シートクツシヨン6の腰当4f
の前面を覆う腰当表皮13bとの湾曲した境界線
15が上部表皮13に描かれる。
また、上部表皮13には、境界線15の近傍部
に境界線15の左右両端に向つて深さを増す蛇服
状の皺16が付され(ワデングカバー14にも同
様の皺を付すこともある)、このような皺16を
付すことにより、湾曲した境界線15での前部シ
ートカバー7fの折曲げが可能となる。そして、
前部シートカバー7fと側部表皮8fとを糸9に
より縫合すれば、腰当表皮13bの起立状態及び
皺16の蛇腹状態が保持される。
かくして、前部シートカバー7f上の座部及び
腰当の境界線15をシートクツシヨン上の座部及
び腰当の境界線17(第4図参照)に合致させ、
前部シートカバー7fをシートクツシヨン6の前
部シート2fに対応する部分に全面的に密着させ
ることができる。
後部シートカバー7rも上記と略同様の構造で
あるので、その詳細な説明は省略する。
尚、本考案は、ワデング12を用いず上部表皮
13でシートクツシヨン6の上面を直接被覆する
場合にも適用し得るものである。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、座部の上面及び
腰当の前面をそれぞれ覆う上部表皮を継目の無い
一枚物とすると共に、座部及び腰当の境界線近傍
部で該境界線の左右両端部に向つて深さを増す蛇
腹状の皺を上部表皮に付し、この上部表皮と、シ
ートクツシヨンの側面を覆う側部表皮とを縫合し
たので、一枚物の上部表皮を採用するにも拘ら
ず、その上部表皮をシートクツシヨンの座部及び
腰当に全面的に密着させることができ、したがつ
て底廉で、しかも外観良好且つ座り心地の良い腰
当付シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はオートバイ用タンデム型シートの全体斜視図、
第2図及び第3図は第1図の−線及び−
線断面図、第4図はシートクツシヨンの斜視図、
第5図は前部シートカバーの展開図、第6図、第
7図及び第8図は第5図の−線、−線及
び−線断面図である。 1……シート、2f……前部シート、2r……
後部シート、3f,3r……座部、4f,4r…
…腰当、5……底板、6……シートクツシヨン、
7f……前部シートカバー、7r……後部シート
カバー、8f,8r……側部表皮、12……ワデ
ング、13……上部表皮、13a……座部表皮、
13b……腰当表皮、14……ワデングカバー、
15……上部表皮上の境界線、16……皺、17
……シートクツシヨン上の境界線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座部の後端に、凹曲の前面を有する腰当を連設
    したシートクツシヨンを備える二輪車用シートに
    おいて、座部の上面及び腰当の前面をそれぞれ覆
    う上部表皮を継目の無い一枚物とすると共に、座
    部及び腰当の境界線近傍部で該境界線の左右両端
    部に向つて深さを増す蛇腹状の皺を上部表皮に付
    し、この上部表皮と、シートクツシヨンの側面を
    覆う側部表皮とを縫合したことを特徴とする、二
    輪車用シート。
JP349185U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0343106Y2 (ja)

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JP349185U JPH0343106Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JP349185U JPH0343106Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Publication Number Publication Date
JPS61118887U JPS61118887U (ja) 1986-07-26
JPH0343106Y2 true JPH0343106Y2 (ja) 1991-09-10

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JPS61118887U (ja) 1986-07-26

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