JPH0122749Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122749Y2 JPH0122749Y2 JP9609383U JP9609383U JPH0122749Y2 JP H0122749 Y2 JPH0122749 Y2 JP H0122749Y2 JP 9609383 U JP9609383 U JP 9609383U JP 9609383 U JP9609383 U JP 9609383U JP H0122749 Y2 JPH0122749 Y2 JP H0122749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- rest
- seat cushion
- cushion
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000007958 sleep Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、車両用シートに係り、さらに詳細
にはリクライニング機構を有するリヤーシートの
改良に関する。
にはリクライニング機構を有するリヤーシートの
改良に関する。
従来よりリクライニング機構を有する車両用リ
ヤーシートにあつては第１図に示す如く、シート
クツシヨン１とこのシートクツシヨン１にリクラ
イニング装置を介して前後傾倒可能に支持された
シートバツク２とから構成されており、リクライ
ニング時はシートバツク２を後に傾倒させて使用
するものである。しかしながら、この種のリヤー
シートは、シートバツク２を後に全傾倒させてシ
ートクツシヨン１とシートバツク２とを完全にフ
ラツトにすることはリヤーシートの構造上不可能
であり、従つて乗員が仰向けに寝た場合にシート
クツシヨン１と、シートバツク２の連結部と乗員
の腰部との間に空間イが生じ、身体が該シートク
ツシヨン１とシートバツク２にフイツトしない為
非常に寝辛く、特に長時間寝た場合などにかえつ
て疲れ易い等の欠点があつた。
ヤーシートにあつては第１図に示す如く、シート
クツシヨン１とこのシートクツシヨン１にリクラ
イニング装置を介して前後傾倒可能に支持された
シートバツク２とから構成されており、リクライ
ニング時はシートバツク２を後に傾倒させて使用
するものである。しかしながら、この種のリヤー
シートは、シートバツク２を後に全傾倒させてシ
ートクツシヨン１とシートバツク２とを完全にフ
ラツトにすることはリヤーシートの構造上不可能
であり、従つて乗員が仰向けに寝た場合にシート
クツシヨン１と、シートバツク２の連結部と乗員
の腰部との間に空間イが生じ、身体が該シートク
ツシヨン１とシートバツク２にフイツトしない為
非常に寝辛く、特に長時間寝た場合などにかえつ
て疲れ易い等の欠点があつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
つてその目的とするところは、シートバツクを全
傾倒させて仰向けに寝た場合において、身体全体
がシートクツシヨン及びシートバツクにフイツト
し、長時間寝ても疲れることのないリヤーシート
を提供しようとするものである。
つてその目的とするところは、シートバツクを全
傾倒させて仰向けに寝た場合において、身体全体
がシートクツシヨン及びシートバツクにフイツト
し、長時間寝ても疲れることのないリヤーシート
を提供しようとするものである。
すなわち、この考案は、シートクツシヨンと、
該シートクツシヨンにリクライニング装置を介し
て前後傾倒可能に支持されたシートバツクとから
構成される車両用シートにおいて、該シートバツ
クの一部を前後２分割とし、下部対向端を連結し
て開閉自在としてなることを特徴とする車両用シ
ートである。
該シートクツシヨンにリクライニング装置を介し
て前後傾倒可能に支持されたシートバツクとから
構成される車両用シートにおいて、該シートバツ
クの一部を前後２分割とし、下部対向端を連結し
て開閉自在としてなることを特徴とする車両用シ
ートである。
以下この考案を図に示す一実施例に基づいて説
明すると、第２図において、１はシートクツシヨ
ンで、該シートクツシヨン１にリクライニング装
置（図示せず）を介して前後傾倒可能に支持され
たシートバツク２が設けられている。このシート
バツク２は、その断面を第３図に示す如く、シー
トバツクフレーム３とウレタン樹脂等の材料より
なる緩衝材４及びビニールレザー等の表皮材５と
よりなり、その一部が前後に２分割されて背当部
Ａと腰当部Ｂが形成されている。そしてこの背当
部Ａと腰当部Ｂとの下部対向端６が織布等の連結
部材を介して連結されており、この下部対向端６
を支点として腰当部Ｂが開閉するようになつてい
る。もちろん上記背当部Ａと腰当部Ｂとの連結
は、必ずしも連結部材を介して行う必要はなく、
例えば腰当部Ｂの表皮材５の下部を延長し、この
下部延長部を背当部Ａの下部対向端に縫合連結す
るようにしてもよい。なお図中７は腰当部Ｂを背
当部Ａ側に閉じた状態を保持するためのフアスナ
ー又はマジツクテープ等の腰当部保持部材であ
る。しかしてこの考案の車両用シートにおいて
は、通常は腰当部Ｂを背当部Ａ側に閉じた状態で
シートバツクとして使用し、該シートバツクを後
に傾倒させてリクライニングとした場合は、第４
図に示す如く、シートバツクの背当部Ａより腰当
部Ｂを前面側に開いて使用すればよく、これによ
りシート全体が略平面状となり、乗員が仰向けに
寝た状態において従来の如く腰部に空間が生じる
ことがなく身体全体がフイツトする。しかも頭部
に当たる部分を残してバツクシートを前後に２分
割とした場合は、腰当部を開いた状態では、背当
部から下側にかけて一段低くなる状態となるの
で、該頭部に当たる部分が枕代りとなる。
明すると、第２図において、１はシートクツシヨ
ンで、該シートクツシヨン１にリクライニング装
置（図示せず）を介して前後傾倒可能に支持され
たシートバツク２が設けられている。このシート
バツク２は、その断面を第３図に示す如く、シー
トバツクフレーム３とウレタン樹脂等の材料より
なる緩衝材４及びビニールレザー等の表皮材５と
よりなり、その一部が前後に２分割されて背当部
Ａと腰当部Ｂが形成されている。そしてこの背当
部Ａと腰当部Ｂとの下部対向端６が織布等の連結
部材を介して連結されており、この下部対向端６
を支点として腰当部Ｂが開閉するようになつてい
る。もちろん上記背当部Ａと腰当部Ｂとの連結
は、必ずしも連結部材を介して行う必要はなく、
例えば腰当部Ｂの表皮材５の下部を延長し、この
下部延長部を背当部Ａの下部対向端に縫合連結す
るようにしてもよい。なお図中７は腰当部Ｂを背
当部Ａ側に閉じた状態を保持するためのフアスナ
ー又はマジツクテープ等の腰当部保持部材であ
る。しかしてこの考案の車両用シートにおいて
は、通常は腰当部Ｂを背当部Ａ側に閉じた状態で
シートバツクとして使用し、該シートバツクを後
に傾倒させてリクライニングとした場合は、第４
図に示す如く、シートバツクの背当部Ａより腰当
部Ｂを前面側に開いて使用すればよく、これによ
りシート全体が略平面状となり、乗員が仰向けに
寝た状態において従来の如く腰部に空間が生じる
ことがなく身体全体がフイツトする。しかも頭部
に当たる部分を残してバツクシートを前後に２分
割とした場合は、腰当部を開いた状態では、背当
部から下側にかけて一段低くなる状態となるの
で、該頭部に当たる部分が枕代りとなる。
以上のような構成よりなるこの考案によればシ
ートバツクの一部を前後２分割とし、その一部を
腰当部としたので、リクライニングの状態ではシ
ート全体が略平面状となるので乗員が仰向けに寝
た場合身体全体を該シートにフイツトすることが
でき、従つて長時間寝た場合においても疲れるこ
とが全くないものである。
ートバツクの一部を前後２分割とし、その一部を
腰当部としたので、リクライニングの状態ではシ
ート全体が略平面状となるので乗員が仰向けに寝
た場合身体全体を該シートにフイツトすることが
でき、従つて長時間寝た場合においても疲れるこ
とが全くないものである。
第１図は従来の車両用シートのリクライニング
時の状態を示す説明図、第２図ないし第４図はこ
の考案の一実施例を示す車両用シートで第２図は
一部省略斜視図、第３図は要部断面図、第４図は
リクライニング時の状態を示す説明図である。 １……シートクツシヨン、２……シートバツ
ク、イ……空間、３……シートバツクフレーム、
４……緩衝材、５……表皮材、６……下部対向
端、７……腰当部保持部材、Ａ……背当部、Ｂ…
…腰当部。
時の状態を示す説明図、第２図ないし第４図はこ
の考案の一実施例を示す車両用シートで第２図は
一部省略斜視図、第３図は要部断面図、第４図は
リクライニング時の状態を示す説明図である。 １……シートクツシヨン、２……シートバツ
ク、イ……空間、３……シートバツクフレーム、
４……緩衝材、５……表皮材、６……下部対向
端、７……腰当部保持部材、Ａ……背当部、Ｂ…
…腰当部。
Claims (1)
- シートクツシヨンと該シートクツシヨンにリク
ライニング装置を介して前後傾倒可能に支持され
たシートバツクとから構成される車両用シートに
おいて、該シートバツクの一部を前後２分割とし
下部対向端を連結して開閉自在とした腰当部によ
り該シートバツクの後傾倒時に生ずる該シートク
ツシヨンと該シートバツクとの段差を埋めること
を特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9609383U JPS603127U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 車両用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9609383U JPS603127U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 車両用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS603127U JPS603127U (ja) | 1985-01-11 |
| JPH0122749Y2 true JPH0122749Y2 (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=30229171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9609383U Granted JPS603127U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 車両用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603127U (ja) |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP9609383U patent/JPS603127U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS603127U (ja) | 1985-01-11 |
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