JPH052131Y2 - - Google Patents

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JPH052131Y2
JPH052131Y2 JP1988069688U JP6968888U JPH052131Y2 JP H052131 Y2 JPH052131 Y2 JP H052131Y2 JP 1988069688 U JP1988069688 U JP 1988069688U JP 6968888 U JP6968888 U JP 6968888U JP H052131 Y2 JPH052131 Y2 JP H052131Y2
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JP
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seat
cushion
heater
bag
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用シート(特に自動車座席)のヒ
ータ付クツシヨン構造に関し、詳しくは、シート
上に座布団状のヒータ付クツシヨン部材を載置
し、乗員を保温するための前記ヒータ付クツシヨ
ン部材のシートへの取付構造に係るものである。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) この種、自動車座席のヒータ付クツシヨン構造
は、着座部と背もたれ部とからなる座布団状クツ
シヨン部材内に、着座者を保温するためのヒータ
を配設し、このヒータと電源との間に接続コード
を配線するとともに、この接続コードを座布団状
クツシヨン部材の側部から外部へ沿つて設けてい
た。
このヒータ付クツシヨン構造は、内部にヒータ
を配設した座布団状クツシヨン部材を、シートバ
ツクとシートクツシヨンとからなるシートに載置
し、この座布団状クツシヨン部材に乗員が着座し
ていたが、この乗員がシート上で体を移動させた
際、シート上の座布団状クツシヨン部材はシート
に固定して取付けられていないため、この座布団
状クツシヨン部材が乗員の移動とともにシート上
を移動し、シート上でずれて座り心地が悪くなる
おそれがあつた。
本考案は、かかる点に鑑みなされたものであ
り、座布団状クツシヨン部材がシート上でずれる
ことなく、確実にシートに取付けられるヒータ付
クツシヨン構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案にかかる車両用シートのヒータ付クツ
シヨン構造は、ヒータを内部に配設した座布団状
クツシヨン部材の後方裏面に、前記ヒータの配線
コードが挿通する収納部材を取付け、この収納部
材の後端に、シートクツシヨンとシートバツクと
の隙間に係止する係止部材を設けたものであり、
この座布団状クツシヨン部材は前記係止部材がシ
ートバツクとシートクツシヨンとの隙間に係止
し、シート上での移動、前方向への移動が規制さ
れる。
(実施例) 本考案にかかる一実施例を第1図ないし第4図
に基づいて説明する。
同図中、自動車座席1はシートクツシヨン2と
シートバツク3とからなり、この座席1上にはヒ
ータ付クツシヨン部材4が設けられる。このヒー
タ付クツシヨン部材4は着座部5と背もたれ部6
とからなり、これら背もたれ部6と着座部5とに
はその内部に乗員を保温するためのヒータ(図示
せず)が配設される。そして、このクツシヨン部
材4の着座部5にはその裏面5aの後方に袋状収
納部材7の一端7aが着座部5の幅方向に沿つて
縫着して取付けられており、他端7bが着座部5
の裏面5aに沿つてシートクツシヨン2とシート
バツク3との隙間8に配設される。この袋状収納
部材7の他端7bにはシートクツシヨン2とシー
トバツク3との隙間8に係止する係止部材9が設
けられる。すなわち、袋状収納部材7の他端7b
には座席1の幅方向に沿つて四角形状の係止部材
9たる板材が配設されており、この板材がシート
クツシヨン2とシートバツク3との後端と下端と
に係止し、ヒータ付クツシヨン部材4が座席1か
ら前方への移動することを規制している。さら
に、この袋状収納部材7にはクツシヨン部材4内
のヒータと電源とを接続するためのコード10が
配線し、コード10の入口と出口となる案内孔1
1,12が穿設されており、コード10が着座部
5の裏面5aから収納部材7の案内孔11、収納
部材内、案内孔11を通り、座席1の後方へ配線
する。なお、13,14,15はクツシヨン部材
4の孔および袋状収納部材7の案内孔11,12
を補強するための補強材で、それぞれ内面側に固
設される。
上記構成にかかる自動車座席のヒータ付クツシ
ヨン構造は、クツシヨン部材4の着座部裏面5a
に袋状収納部材7の一端7aを固定し、他端7b
に係止部材9を設け、この係止部材9をシートク
ツシヨン2とシートバツク3との隙間8に差し込
み、シートクツシヨン2とシートバツク3とに係
止しているため、クツシヨン部材4は座席1から
ずれることなく、座席1上に載置した状態となる
ので、乗員は着座時にクツシヨン部材4のずれに
よる異和感を生じることなく、快適な着座感が得
られる。また、ヒータと電源とを接続するコード
10は着座部5の裏面5aから収納部材7に沿つ
て座席1の後方へ配線するため、表面に露出する
ことがないので、外観上見栄えが良好化する。
なお、上記実施例においては、収納部材7をク
ツシヨン部材4の幅方向の略中央に取付けている
場合を示しているが、この収納部材7を幅方向に
沿つて同幅に取付け、係止部材9も同様に同幅と
すると、係止状態が一層向上する。
(考案の効果) この考案によれば、クツシヨン部材の裏面に、
配線コードが挿通する収納部材を取付け、この収
納部材にシートクツシヨンとシートバツクとの隙
間に係止する係止部材を設けているため、座席上
のクツシヨン部材は収納部材の係止部材がシート
クツシヨンとシートバツクとの隙間に引掛つてい
るので、座席から前方向へずれることなく、乗員
は快適な着座感がえられる。そのうえ、この収納
部材に沿つて配線コードを座席後方へ配線してい
るため、配線コードが表面に露出することがない
ので、外観上見栄えが良好化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるヒータ付クツシヨン部
材の斜視図、第2図は第1図の−線に沿う部
分断面図、第3図は座席上に第1図に示すヒータ
付クツシヨン部材を載置した斜視図、第4図は第
3図の側面図である。 図中、1は座席、2はシートクツシヨン、3は
シートバツク、4はヒータ付クツシヨン部材、5
は着座部、7は収納部材、9は係止部材、10は
配線コードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席に着座者を保温するためのヒータを内蔵し
    たヒータ付クツシヨン部材を載置する車両用シー
    トのヒータ付クツシヨン構造において、前記ヒー
    タ付クツシヨン部材の着座部裏面に、前記ヒータ
    の配線コードが挿通する収納部材を取付け、この
    収納部材の後端に、前記座席を形成するシートク
    ツシヨンとシートバツクとの隙間に係止する係止
    部材を設け、この係止部材によつて前記ヒータ付
    クツシヨン部材の前記座席上での移動を規制した
    ことを特徴とする車両用シートのヒータ付クツシ
    ヨン構造。
JP1988069688U 1988-05-26 1988-05-26 Expired - Lifetime JPH052131Y2 (ja)

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JP1988069688U JPH052131Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JP1988069688U JPH052131Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JPH01177561U JPH01177561U (ja) 1989-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483712U (ja) * 1971-05-21 1973-01-17

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JPS483712U (ja) * 1971-05-21 1973-01-17

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JPH01177561U (ja) 1989-12-19

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