JPH0343318Y2 - - Google Patents
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- JPH0343318Y2 JPH0343318Y2 JP1984033750U JP3375084U JPH0343318Y2 JP H0343318 Y2 JPH0343318 Y2 JP H0343318Y2 JP 1984033750 U JP1984033750 U JP 1984033750U JP 3375084 U JP3375084 U JP 3375084U JP H0343318 Y2 JPH0343318 Y2 JP H0343318Y2
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、金属製又は合成樹脂製室内建具の引
手の取付構造に関する考案である。
手の取付構造に関する考案である。
(従来の技術)
従来公知の金属製と思われる例えば実開昭56−
20838号公開実用新案公報に記載した障子の引手
具は、障子框の見付面に取付ける引手本体の裏面
に障子框の見込壁に対向する板状取付部を突設し
て当該取付部に見込壁に螺着する螺子を挿通する
通孔を穿設すると共に、通孔を有する片面を傾斜
面とし取付部の先端部を突設基部よりも肉厚とし
た構成を有するが、上記公報第1図に示す丸い通
孔を設けた構成の同一の引手を一対使用した場合
竪框の見込幅の違うものには通孔の相互の位置が
づれて其の儘では使用する事が出来ず、亦框の見
込壁にネジで引手を固着しているので戸当部材を
装着する場合ネジが邪魔にになる等の問題点が予
想される。亦、例えば実開昭57−38057号公開実
用新案公報に記載した障子の引手の取付構造で
は、前後の引手の夫々の裏面から、対向して突設
した雌ネジ孔を設けた板状取付金具及び二股板状
の取付金具を差違えて重合せ、竪框のパネル装着
側の仕切壁に設けた透孔から挿入し、板状取付金
具の雌ネジ孔へ取付ビスを捻込んで、双方の取付
金具を連結する際、捻込んだ取付ビスに対し、二
股間の取付溝の位置をずらす事により、異なる見
込幅の竪框に対応できる構成を具備するが、上記
のものでは、引手の取付部に対して、取付金具の
取付位置の限定が無く、見込壁に設ける透孔との
位置決の基準がまちまちに成り、亦、雌ネジ孔を
設けた取付金具と、取付溝を設けた二股状取付金
具の二種の取付金具を必要とするので、引手の生
産では品種が増え、取付の際にも二種の金具を区
別して扱い、雌ネジ孔付の取付金具は、透孔との
関係で、必ず竪框の表側の取付孔に装着させる等
の制約が有り、手間が掛かる。本考案の目的は、
竪框の両側の見付面へ、前後一対の障子の引手を
配備する際に、唯一種の引手を用意すれば良く、
尚且、竪框の見込幅が多少異る場合も、取付が可
能な固定片を具備する引手を提供する事により、
生産に際して、部品の種類及び製造工程を減ら
し、コストを低減し、亦、引手の取付の際にも、
組合せや組込の間違いによる、作業への支障の無
い、金属製又は合成樹脂製室内建具の引手の取付
構造を、提供する事にある。
20838号公開実用新案公報に記載した障子の引手
具は、障子框の見付面に取付ける引手本体の裏面
に障子框の見込壁に対向する板状取付部を突設し
て当該取付部に見込壁に螺着する螺子を挿通する
通孔を穿設すると共に、通孔を有する片面を傾斜
面とし取付部の先端部を突設基部よりも肉厚とし
た構成を有するが、上記公報第1図に示す丸い通
孔を設けた構成の同一の引手を一対使用した場合
竪框の見込幅の違うものには通孔の相互の位置が
づれて其の儘では使用する事が出来ず、亦框の見
込壁にネジで引手を固着しているので戸当部材を
装着する場合ネジが邪魔にになる等の問題点が予
想される。亦、例えば実開昭57−38057号公開実
用新案公報に記載した障子の引手の取付構造で
は、前後の引手の夫々の裏面から、対向して突設
した雌ネジ孔を設けた板状取付金具及び二股板状
の取付金具を差違えて重合せ、竪框のパネル装着
側の仕切壁に設けた透孔から挿入し、板状取付金
具の雌ネジ孔へ取付ビスを捻込んで、双方の取付
金具を連結する際、捻込んだ取付ビスに対し、二
股間の取付溝の位置をずらす事により、異なる見
込幅の竪框に対応できる構成を具備するが、上記
のものでは、引手の取付部に対して、取付金具の
取付位置の限定が無く、見込壁に設ける透孔との
位置決の基準がまちまちに成り、亦、雌ネジ孔を
設けた取付金具と、取付溝を設けた二股状取付金
具の二種の取付金具を必要とするので、引手の生
産では品種が増え、取付の際にも二種の金具を区
別して扱い、雌ネジ孔付の取付金具は、透孔との
関係で、必ず竪框の表側の取付孔に装着させる等
の制約が有り、手間が掛かる。本考案の目的は、
竪框の両側の見付面へ、前後一対の障子の引手を
配備する際に、唯一種の引手を用意すれば良く、
尚且、竪框の見込幅が多少異る場合も、取付が可
能な固定片を具備する引手を提供する事により、
生産に際して、部品の種類及び製造工程を減ら
し、コストを低減し、亦、引手の取付の際にも、
組合せや組込の間違いによる、作業への支障の無
い、金属製又は合成樹脂製室内建具の引手の取付
構造を、提供する事にある。
(課題を解決するための手段)
以下図面に示した実施例に依り本考案の構成を
説明する。第1図は本考案の障子用引手の取付装
置を実施した障子Aの室内側の正面図であり、1
は障子Aの左右の竪框、2は同じく上框、3は同
じく下框で夫々アルミニウム合金の押出型材等の
金属材料又は合成樹脂材料の成型材から成り、夫
等の接合部に於て組合せ予め押出成形等の際に形
成したビスホールを使用しネジに依つて連結接合
して框Bとして組立てある。4は上記の框Bに嵌
込んだ襖の芯材、ガラス等のパネル、Cは竪框1
の中間部位の前後の見付面に穿設した引手取付孔
に嵌装し、本考案の取付構造により固着する引手
の引手取付部である。次に第2、第3図の実施例
に於て5及び6は金属材料の鋳造材、金属薄板の
プレス成形加工材、合成樹脂材料の成形材の中の
適宜の材料の表面又は表裏両面に必要に応じメツ
キ或は塗装を施した前後同形の引手、7は薄厚で
細幅の額縁状で長方形又は長楕円形等の外縁形状
に仕上げた引手5及び6の面板、8は面板7の内
側に凹設した有底の指掛穴、9は該有底の指掛穴
8の底の裏面、10は指掛穴8の底の裏面9の上
下の中心部に配備した框に対する引手5及び6の
固定片で、指掛穴8の底の裏面9から垂直に框1
の前後方向に突出した薄い等厚の矩形片に形成
し、面板7、指掛穴8と一体に鋳造又は成形する
か、矩形片10のみを金属或は合成樹脂材料の細
幅の帯板から切出し、指掛穴8の底の裏面9に、
熔接、接着等の接合手段によつて固着する。尚、
指掛穴8の底の裏面9の中心部に対する、固定片
10の設置位置は、前後一対の同一形状の引手5
及び6を、框1の前後の見付面13に穿設した、
後述する引手取付孔14へ嵌装した際、上記引手
5及び6の、固定片10の一面が、互に差違えた
状態で、接触する様に設置するが、第3図及び第
4図の断面図に示す様に、接触面Pを、指掛穴8
の底の裏面9の、長手方向の中心線Lを通る、垂
直面に一致させると、接触面Pと、指掛穴8の裏
面9の両端間の寸法l1及びl2が等しく成り、その
結果、前後の引手5及び6として、同一形状の物
を共用する事ができる。次に11は、竪框1の前
側の見付面13に装着する、引手5及び6の固定
片10へ穿設した長溝孔で、矩形片の長手方向の
前後幅を長く、長手方向に直角な上下幅は、後述
する緊締用の雄ネジ19を、挿通できる寸法に止
めてある。次に竪框1に於て、13は竪框1の前
側及び後側の見付面、14は上記見付面13の中
間部に穿設した引手取付孔で、引手5及び6の指
掛孔8の裏面9の外周を、嵌込む事のできる大き
さとする。15は前後の見付面13を一体に連結
する平行なウエブで、見込壁として作用する。1
6は第3図に於て竪框1の右側に位置し、障子A
のパネル4を装着する竪框1の、長手方向の全長
に亙り、パネル装着側のウエブ15、及び見付面
13の端縁、並びに上記端縁に付設したリツプと
により形成したパネル装着溝、17は第3図の竪
框1の左側に位置し、上記パネル装着溝16の反
対側に形成した、パネル装着溝16と類似の構造
から成り、後記の戸当部材20を嵌込んで装着す
る戸当材装着溝、18は上記戸当材装着溝17側
のウエブ15に穿設した、引手のネジ止めの際、
後記の雄ネジ19を挿通する透孔、22は〓じく
パネル装着溝16側のウエブ15に穿設した透孔
で、雌ネジを刻んだナツト23を挿入する目的を
持つ。19は引手5及び6を、竪框1の引手取付
部Cへ固定する為の、緊締用の雄ネジ、20は前
記した戸当材装着溝17の通しのリツプ溝へ、そ
の基部を嵌込んで装着し、戸当面21により、竪
框1の全長に亙り戸当を形成する、軟質合成樹脂
材の押出材で造つた戸当部材である。尚、固定片
10の接触面Pを、第4図に示す様なローレツト
加工等の慣用手段を使用して、粗面又は鋸歯状面
24に仕上げて置くと、引手同志の連結強度及び
竪框1に対する固着強度を高め、障子Aの操作に
伴う衝撃による、固着状態の弛を防止できる。
説明する。第1図は本考案の障子用引手の取付装
置を実施した障子Aの室内側の正面図であり、1
は障子Aの左右の竪框、2は同じく上框、3は同
じく下框で夫々アルミニウム合金の押出型材等の
金属材料又は合成樹脂材料の成型材から成り、夫
等の接合部に於て組合せ予め押出成形等の際に形
成したビスホールを使用しネジに依つて連結接合
して框Bとして組立てある。4は上記の框Bに嵌
込んだ襖の芯材、ガラス等のパネル、Cは竪框1
の中間部位の前後の見付面に穿設した引手取付孔
に嵌装し、本考案の取付構造により固着する引手
の引手取付部である。次に第2、第3図の実施例
に於て5及び6は金属材料の鋳造材、金属薄板の
プレス成形加工材、合成樹脂材料の成形材の中の
適宜の材料の表面又は表裏両面に必要に応じメツ
キ或は塗装を施した前後同形の引手、7は薄厚で
細幅の額縁状で長方形又は長楕円形等の外縁形状
に仕上げた引手5及び6の面板、8は面板7の内
側に凹設した有底の指掛穴、9は該有底の指掛穴
8の底の裏面、10は指掛穴8の底の裏面9の上
下の中心部に配備した框に対する引手5及び6の
固定片で、指掛穴8の底の裏面9から垂直に框1
の前後方向に突出した薄い等厚の矩形片に形成
し、面板7、指掛穴8と一体に鋳造又は成形する
か、矩形片10のみを金属或は合成樹脂材料の細
幅の帯板から切出し、指掛穴8の底の裏面9に、
熔接、接着等の接合手段によつて固着する。尚、
指掛穴8の底の裏面9の中心部に対する、固定片
10の設置位置は、前後一対の同一形状の引手5
及び6を、框1の前後の見付面13に穿設した、
後述する引手取付孔14へ嵌装した際、上記引手
5及び6の、固定片10の一面が、互に差違えた
状態で、接触する様に設置するが、第3図及び第
4図の断面図に示す様に、接触面Pを、指掛穴8
の底の裏面9の、長手方向の中心線Lを通る、垂
直面に一致させると、接触面Pと、指掛穴8の裏
面9の両端間の寸法l1及びl2が等しく成り、その
結果、前後の引手5及び6として、同一形状の物
を共用する事ができる。次に11は、竪框1の前
側の見付面13に装着する、引手5及び6の固定
片10へ穿設した長溝孔で、矩形片の長手方向の
前後幅を長く、長手方向に直角な上下幅は、後述
する緊締用の雄ネジ19を、挿通できる寸法に止
めてある。次に竪框1に於て、13は竪框1の前
側及び後側の見付面、14は上記見付面13の中
間部に穿設した引手取付孔で、引手5及び6の指
掛孔8の裏面9の外周を、嵌込む事のできる大き
さとする。15は前後の見付面13を一体に連結
する平行なウエブで、見込壁として作用する。1
6は第3図に於て竪框1の右側に位置し、障子A
のパネル4を装着する竪框1の、長手方向の全長
に亙り、パネル装着側のウエブ15、及び見付面
13の端縁、並びに上記端縁に付設したリツプと
により形成したパネル装着溝、17は第3図の竪
框1の左側に位置し、上記パネル装着溝16の反
対側に形成した、パネル装着溝16と類似の構造
から成り、後記の戸当部材20を嵌込んで装着す
る戸当材装着溝、18は上記戸当材装着溝17側
のウエブ15に穿設した、引手のネジ止めの際、
後記の雄ネジ19を挿通する透孔、22は〓じく
パネル装着溝16側のウエブ15に穿設した透孔
で、雌ネジを刻んだナツト23を挿入する目的を
持つ。19は引手5及び6を、竪框1の引手取付
部Cへ固定する為の、緊締用の雄ネジ、20は前
記した戸当材装着溝17の通しのリツプ溝へ、そ
の基部を嵌込んで装着し、戸当面21により、竪
框1の全長に亙り戸当を形成する、軟質合成樹脂
材の押出材で造つた戸当部材である。尚、固定片
10の接触面Pを、第4図に示す様なローレツト
加工等の慣用手段を使用して、粗面又は鋸歯状面
24に仕上げて置くと、引手同志の連結強度及び
竪框1に対する固着強度を高め、障子Aの操作に
伴う衝撃による、固着状態の弛を防止できる。
(作用)
上記の部分構造を具備する本考案の実施例の作
用を説明すると、室内建具の障子Aの竪框1の引
手取付部Cへ、同一形状の2個の引手5及び6を
取付けるには、第3図の断面図で分かる様に、先
づ、引手5及び6の指掛穴8の外側部を、竪框1
の前後の両見付面13に穿設した、引手取付孔1
4へ嵌込んで装着し、夫々の面板7の裏側が、見
付面13へ密接する様にし、且、指掛穴8の底の
裏面9に固着した固定片10の一面の接触面P
を、差違えた状態で接触させれば、双方の固定片
10の長溝孔11が対向して、両者の相当部分が
重なり、共通々孔Qを形成する。この状態で、竪
框1の戸当材装着溝17側のウエブ15の透孔1
8から、ドライバーの先に保持する等して、雄ネ
ジ19を挿入し、更に上記共通々孔Qへ、雄ネジ
19のネジ部を挿通して、パネル装着溝16側
へ、ネジ部の先端部を突出させて置いた後、パネ
ル装着溝側16のウエブ15の透孔22から、雌
ネジを刻んだナツト23を、ナツト保持具等を使
つて、上記雄ネジ19のネジ部へ螺着して締着
け、双方の引手5及び6を竪框1へ、強固に緊締
固着する。尚、上記の取付に際し、本考案の引手
5及び6は2個共同一形状の物であるが、この事
は、夫々の接触面Pが、第4図に示す様に、指掛
穴8の裏面9の、長手方向の中心線を通る垂直面
に一致する位置に配備してある結果、上記接触面
Pと、指掛孔8の裏面9の両端との寸法l1及びl2
が等しい事によるもので、それは第5図に於て、
上方に描いた引手6の上下を逆様にして、その接
触面Pを中心線Lに合致させた状態で、同図で下
側へ移せば第4図に於ける引手6の状態に成る事
でも分かる亦、第2図の場合には、左側の引手6
を、上下をその儘にして、右側に移して前後又は
左右を反転すれば、右側の引手5の状態に成る。
従つて、本考案では、一種類の引手を前後の引手
として共用できる。
用を説明すると、室内建具の障子Aの竪框1の引
手取付部Cへ、同一形状の2個の引手5及び6を
取付けるには、第3図の断面図で分かる様に、先
づ、引手5及び6の指掛穴8の外側部を、竪框1
の前後の両見付面13に穿設した、引手取付孔1
4へ嵌込んで装着し、夫々の面板7の裏側が、見
付面13へ密接する様にし、且、指掛穴8の底の
裏面9に固着した固定片10の一面の接触面P
を、差違えた状態で接触させれば、双方の固定片
10の長溝孔11が対向して、両者の相当部分が
重なり、共通々孔Qを形成する。この状態で、竪
框1の戸当材装着溝17側のウエブ15の透孔1
8から、ドライバーの先に保持する等して、雄ネ
ジ19を挿入し、更に上記共通々孔Qへ、雄ネジ
19のネジ部を挿通して、パネル装着溝16側
へ、ネジ部の先端部を突出させて置いた後、パネ
ル装着溝側16のウエブ15の透孔22から、雌
ネジを刻んだナツト23を、ナツト保持具等を使
つて、上記雄ネジ19のネジ部へ螺着して締着
け、双方の引手5及び6を竪框1へ、強固に緊締
固着する。尚、上記の取付に際し、本考案の引手
5及び6は2個共同一形状の物であるが、この事
は、夫々の接触面Pが、第4図に示す様に、指掛
穴8の裏面9の、長手方向の中心線を通る垂直面
に一致する位置に配備してある結果、上記接触面
Pと、指掛孔8の裏面9の両端との寸法l1及びl2
が等しい事によるもので、それは第5図に於て、
上方に描いた引手6の上下を逆様にして、その接
触面Pを中心線Lに合致させた状態で、同図で下
側へ移せば第4図に於ける引手6の状態に成る事
でも分かる亦、第2図の場合には、左側の引手6
を、上下をその儘にして、右側に移して前後又は
左右を反転すれば、右側の引手5の状態に成る。
従つて、本考案では、一種類の引手を前後の引手
として共用できる。
(考案の効果)
上記の構造及び作用を具備する本考案は、下記
の効果をもたらす。(1)竪框の前後の引手を、同一
形状の、単一種類の引手で共用できるので、生産
段階での品種が減らせ、従つて、加工々数を大幅
に削減でき、加えて在庫保管の簡易化が可能であ
る。(2)取付作業の際に、従来の一方が雌ネジ孔
で、他方が長溝孔の場合の様に、組合せの必要が
無いので、選択組合せの手間が省け、能率が向上
できる。双方が長溝孔である為、一方のみが長溝
孔の物に比べ、より見込幅の大きな場合にも、対
応できる。
の効果をもたらす。(1)竪框の前後の引手を、同一
形状の、単一種類の引手で共用できるので、生産
段階での品種が減らせ、従つて、加工々数を大幅
に削減でき、加えて在庫保管の簡易化が可能であ
る。(2)取付作業の際に、従来の一方が雌ネジ孔
で、他方が長溝孔の場合の様に、組合せの必要が
無いので、選択組合せの手間が省け、能率が向上
できる。双方が長溝孔である為、一方のみが長溝
孔の物に比べ、より見込幅の大きな場合にも、対
応できる。
第1図は本考案を実施した室内建具の正面図、
第2図は本考案の実施例の要部の分解斜視図、第
3図は第1図−位置に於ける断面図、第4図
は前後の引手の位置関係を示す説明図的断面図、
第5図は前後の引手が同一形状である事を示す説
明図的断面図である。 図の主要な部分を表す符号の説明、A……障
子、C……引手取付部、1……竪框、5,6……
引手、7……面板、8……指掛穴、9……裏面、
10……固定片、P……接触面、Q……共通々
孔、11……長溝孔、13……見付面、14……
引手取付孔、15……ウエブ、16……パネル装
着溝、17……戸当材装着溝、18,22……透
孔、19……雄ネジ、20……戸当部材、21…
…戸当面、23……ナツト。
第2図は本考案の実施例の要部の分解斜視図、第
3図は第1図−位置に於ける断面図、第4図
は前後の引手の位置関係を示す説明図的断面図、
第5図は前後の引手が同一形状である事を示す説
明図的断面図である。 図の主要な部分を表す符号の説明、A……障
子、C……引手取付部、1……竪框、5,6……
引手、7……面板、8……指掛穴、9……裏面、
10……固定片、P……接触面、Q……共通々
孔、11……長溝孔、13……見付面、14……
引手取付孔、15……ウエブ、16……パネル装
着溝、17……戸当材装着溝、18,22……透
孔、19……雄ネジ、20……戸当部材、21…
…戸当面、23……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中間部位の引手取付部Cの前後の見付面13
へ、引手取付孔14を穿設し、且、戸当材装着溝
17側及びパネル装着溝16側の、夫々のウエブ
15へ、引手固定作業の際、雄ネジ等を挿入する
透孔18及び22を穿設した、アルミニウム合金
等の金属材料の押出型材又は合成樹脂材料の押出
成型材で造り、前側及び後側の双方が平行する、
細幅で縦長の前後の見付面13と、この見付面1
3を連結する、平行する2枚のウエブ15と、上
記ウエブ15、及び見付面13の端縁、並びに上
記端縁の全長に亙り付設したリツプとで形成した
パネル装着溝16及び戸当材装着溝17とを具備
する障子Aの竪框1と、 上記竪框1の前後の見付面13へ装着する、薄
厚で細幅の額縁状で、長方形又は長楕円形等の外
縁形状に仕上げた面板7と、この面板7の内側に
凹設した有底の指掛穴8と、その底の裏面9の上
下の中心部から垂直に突出して固定し、等厚の矩
形片に形成した固定片10とを具備する、金属材
料の鋳造材、金属薄板のプレス成形加工材、合成
樹脂材料の成型材等から成る、2個同一形状の引
手5及び6と、 の組合せから成る室内建具の障子Aの竪框1に於
て、 上記固定片10の固定位置を、接触面Pが指掛
穴8の裏面9の、長手方向の中心線Lを通る垂直
面に一致する様にして、上記接触面Pと、指掛穴
8の底の裏面9の両端との寸法l1及びl2を等しく
し、 亦、固定片10には、前後幅を長く、上下幅を
緊締用の雄ネジ19を挿通できる寸法に止めた長
溝孔11を穿設し、 上記2個の引手5及び6の、夫々の指掛穴8の
外側部を、前記竪框1の前後の見付面13に穿設
した、夫々の引手取付孔14へ装着して、面板7
の裏面を見付面13へ密接させ、次いで、双方の
固定片10の接触面Pを、互に差違えて接触させ
た状態で、前記竪框1の戸当材装着溝17側のウ
エブ15の透孔18から挿通する雄ネジ19と、
パネル装着溝16側のウエブ15の透孔22から
挿入するナツト23とにより、上記2個の引手5
及び6の固定片10を緊締固着した、金属製又は
合成樹脂製室内建具の引手の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3375084U JPS60146148U (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 金属製又は合成樹脂製室内建具の引手の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3375084U JPS60146148U (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 金属製又は合成樹脂製室内建具の引手の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60146148U JPS60146148U (ja) | 1985-09-28 |
JPH0343318Y2 true JPH0343318Y2 (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=30536490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3375084U Granted JPS60146148U (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 金属製又は合成樹脂製室内建具の引手の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60146148U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014198959A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 株式会社Lixil | 開口部装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738057B2 (ja) * | 1978-10-18 | 1982-08-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5938851Y2 (ja) * | 1980-08-08 | 1984-10-29 | ワイケイケイ株式会社 | 建具用引手の取付構造 |
-
1984
- 1984-03-09 JP JP3375084U patent/JPS60146148U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738057B2 (ja) * | 1978-10-18 | 1982-08-13 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014198959A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 株式会社Lixil | 開口部装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60146148U (ja) | 1985-09-28 |
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