JPH0343079A - 酵素剤 - Google Patents

酵素剤

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JPH0343079A
JPH0343079A JP1178875A JP17887589A JPH0343079A JP H0343079 A JPH0343079 A JP H0343079A JP 1178875 A JP1178875 A JP 1178875A JP 17887589 A JP17887589 A JP 17887589A JP H0343079 A JPH0343079 A JP H0343079A
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JP
Japan
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enzyme
bacillus
agents
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genus
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JP1178875A
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English (en)
Inventor
Mareyoshi Sawaguchi
希能 澤口
Fumiyoshi Onodera
小野寺 文栄
Masayoshi Kamata
鎌田 正良
Tadashi Asano
浅野 匡司
Fumiji Onodera
小野寺 文志
Asaharu Kanetake
金武 朝春
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マコモ(2izania 1atifoli
a O,5tapf)及びその近縁類を培地とし、Ba
cillus属の細菌を培養して得た酵素を含む酵素剤
を用いた、化粧品、頭髪用化粧品、医薬品、医薬部外品
、入浴剤ベット用化粧品、洗浄剤、洗剤等に関する。
[従来技術] 一般に、入浴剤は無機塩や香料を用いた物が主であるが
、本来の温泉の様な強い効果を得られる物は極めて少な
かった。
近年、タンパク質分解酵素を添加した物が肌つやを向上
させる目的で配合されているが、充分な効果が得られて
いないのが現状である。
シャンプー、台所用洗剤、ペット用シャンプー住居用洗
浄剤、洗濯用洗剤等は、洗浄成分自体の有害性の為、手
荒れ、湿疹、皮膚炎、経皮吸収による内臓疾患を引起こ
す原因となっている。この緩和の為、マイルド剤や植物
エキスの配合などの対策がとられているが不充分であり
、また、メチルタウリン系やアミノ酸系などのマイルド
な洗浄剤では、充分な洗浄力が得られないのが現状であ
る 化粧品類は、基本的に、肌にとって異物であり肌荒れ、
湿疹等のトラブルの原因となっている。
近年は、より肌の構成成分に近い物を用いる方法や消炎
剤、消炎酵素剤などの配合により緩和がなされているが
、まだ不充分なのが現状である。
近年、外用医薬品、医薬部外品等の治療剤の発展はめざ
ましいものがあるが、合成医薬品が大半であり種々の副
作用が問題になっているのが現状である。
これらの解決に消炎酵素剤が用いられ、高い成績を示す
こともあるが、不安定である為、経時変化により製品中
の力価が低下し、充分な効果が得られないことや、耐熱
性がない為、加熱加工や加熱殺菌ができない欠点がある
。洗浄剤では、同様の理由で高温洗浄の業務用クリーニ
ングには適さないなどの問題があるのが現状である。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の入浴剤は、角質層の妨害の為、有効成分の経皮吸
収不足やイオン効果が充分得られないなど効果が出にく
いという問題があった。
従って、本発明の目的は、角質層の妨害を低減させ、あ
らゆる入浴剤の効果を高めると共に、従来にない有効成
分を含む酵素剤を提供することである。
従来のシャンプーや台所用洗剤、住居用洗浄剤等は、洗
浄成分の刺激性、経皮吸収毒性の為、皮膚障害が絶えな
いという問題と、マイルドな洗浄剤では充分な洗浄力が
得られないという問題かあ。
た。
従って、本発明の目的は、皮膚障害が少なく、かつ充分
な洗浄力を持つ酵素剤を提供することである。
従来の化粧品類は、植物性、鉱油性を問わず乳化剤、防
腐剤、基剤等の皮膚刺激の為、皮膚障害が絶えないのが
通常であり、また消炎剤等を配合した物であっても、充
分な低刺激性の製品が得られないという問題があった。
従って、本発明の目的は、皮膚障害が少なく、かつ充分
な保湿力を持つ酵素剤を提供することである。
従来の外用医薬品で、心臓病薬や消炎鎮痛剤を各種膏体
に配合した物の場合は、経皮吸収不充分であったり、持
続性に欠ける問題があり、傷創治療薬の内、消炎酵素剤
の場合、不活化を起こしゃすく、経時変化の為、効果の
低下をきたすという問題があった。
従って、本発明の目的は、経皮吸収が良好で、持続性の
ある酵素剤を提供することである。
[問題点を解決する為の手段1 かかる問題を解決する為、本発明は、マコモ(Ziza
nia 1atifolia O,5tapf)及びそ
の近縁類を培地とし、Bacillus属の細菌を培養
して得た酵素を含有することを特徴とする酵素剤を提案
するものである。
本発明による酵素剤は、71モ(ZiZania 1a
tl−folia O,5tapf)及びその近縁類を
培地とし、[3aC−illus属の細菌を培養して得
た酵素を含有することが必須である。
本発明に用いるマ=+E(Zizania Iatif
olia 00Stapf)及びその近縁類を培地とし
、Bacillus属の細菌を培養して得た酵素には、
イネ科の植物マコモ(Zizania Iatifol
ia O,5tapf)及びその近縁類に、Baci 
l Ius属の細菌を作用させ、50〜95°Cの比較
的高温で培養した物を、適当な大きざに細断した物や微
粉末にした物を用いる。必要に応じて、水製エキス、水
と有機溶媒の混合溶媒抽出エキスやエキスから、膜モジ
ュールによる分子量分画精製法あるいはゲルパーミッシ
ョン精製法、塩析精製法などにより酵素分画を得るが、
単離精製してもよい。酵素は、単離するより粗精製物の
分画エキスの方が、効果、コスト等の点で有利である。
含有する酵素は、プロテアーゼ、ポリガラクチュロナー
ゼ、リパーゼ、ペクチナーゼ、β−1,3−グルカナー
ゼ、アミラーゼなどである。
本発明に用いるBacillus属の細菌は、内生芽胞
をつくる桿菌及び球菌で、Bac i I Iacea
e科の物であれば有用な物が多いが、特に、Bacil
lus 5ubt−ilis、Bacillus 5u
btilis 0N−1(工業技術院微生物技術研究所
寄託、 FER)l−PNo4608) 、Bacil
luscereuslBacillus megate
rium XBacillus poly−myxal
Bacillus Amyloliquefacien
sなどが好ましい。
本発明の酵素剤を製造する場合、抽出温度を水の場合6
0℃程度に上げても不活化することがないので、加温抽
出が可能であり、液体粗エキスや乾燥粗エキス、あるい
は酵素分画物を用いてもよい。
入浴剤、洗浄剤、化粧品、外用医薬品のいずれの場合も
、pHは4.5〜9.5の範囲とすることにより長期間
の保存が可能で、活性を維持できる。
タンニン、タンパク質凝固剤、重金属など酵素を不活化
する成分を含有しなければ、本発明の酵素剤は気分効果
を発揮することができる。
配合する濃度は目的により異なるが、0,22μ汎フイ
ルターの透過液で分子量500以下を除去した酵素粗分
画の場合、0.1〜20%程度が好ましい。
[作用・効果] 本発明の酵素剤は、60℃以上でも活性を発揮しアルカ
リプロテアーゼにおいては、95℃でも活性を持ってい
る。pHも4.0〜11.5と広範囲にわたる保存安定
性も、pH9,0の場合、水溶液中で25℃、6か月で
活性の半減期を示すなど従来の酵素の10倍以上の安定
性を示す。
実施例1(入浴剤〉 無水硫酸ナトリウム     209 炭酸水素ナトリウム     5g 炭酸カルシウム       1g ホウ砂           5g ローマカミツレオイル   o、 i g以上を混合し
た物に、マコモ乾燥物200gとB−acillus 
5ubtilis、 Bacillus cereus
 、 Bacillu−3Amyloliquefac
iensを用い80℃で培養した物を水1fJで抽出し
、その液を0.22μの膜モジユールフィルターでろ過
し、そのろ液をポリスルフォン膜を用いて分子=1oo
o以下の物質を除去した物仝量(カゼイン−フォーリン
法で測定した酵素単価として約20万単位を含む。本分
画には生菌は含有されない)を加えた物。
比較例1 無水硫酸ナトリウム     20g 炭酸水素ナトリウム     59 炭酸カルシウム       1g ホウ砂           59 0−マ力ミツレオイル   0.19 以上を混合した物に、市販入浴剤用Bacillus属
産生プロテアーゼ酵素力価20万単位を加えた物。
実施例2(入浴剤) マ]モ乾燥物200 gとBacillus 5ubt
ilis 、 Baci I lus cereus、
 Baci l Ius Amylol 1quefa
ciensを用い80℃で培養した物を水11で抽出し
、その液を0.22μの膜モジユールフィルターでろ過
し、そのろ液をポリスルフォン膜を用いて分子11oo
o以下の物質を除去した物全量(カビイン−フォーワン
法で測定した酵素単価として約20万単位を含む本分画
には生菌は含有されない)。
比較例2 市販の炭酸水素ナトリウム系の酵素入浴剤50g(規定
量の約2倍)。
実験例1(入浴剤) 上記実施例及び比較例で得られた各入浴剤を、41℃、
200 Nの浴湯に溶かし、3人のパネラ−が20分間
入浴し、皮膚のすべすべ感、発汗量、保温効果(室温2
5℃において、手のひらの表面温度が5℃低下するまで
の時間を、サーモグラフィーにより入浴2分後から測定
した)を評価した。
その結果は、以下の第−表に示す通りである。
第−表 保温効果については体温降下時間(分)で表した。
以上のように、本発明の実施例の入浴剤は、皮膚のすべ
すべ感も良好で、皮膚表面の不要な角質を取除いたこと
がうかがえ美肌効果に優れている。
また発汗量は、比較例1の市販の酵素に比し数倍認めら
れ、新陳代謝が促進されたことがわかる。
更に、保温効果においても比較例の数倍持続することが
わかった。
実施例2の酵素分画のみよりも、無機塩と組合わせた実
施例1の方が更に効果があることもわかる。
実施例1,2は、2週間湯のつぎたしだけで、交換を必
要としない経済効果も認められた。
これらの結果より、本発明の酵素剤が極めて効果の高い
物であることが証明された。
実施例3(シャンプー及び台所用洗剤)ラウリルエーテ
ル硫酸ナトリウム  300gラウリン酸ジェタノール
アマイド   50gクエン酸           
    1g以上を混合した物に、マコモ乾燥物200
9と8−acillus 5ubtilis1Baci
llus cereus 、 Bacillu−S A
IIIy+01iqLIefaCienSを用い80℃
で培養した物を水1.1!で抽出し、その液を0.22
μの膜モジユールフィルターでろ過し、そのろ液をポリ
スルフォン膜を用いて分子= 1ooo以下の物質を除
去した吻合量(カゼイン−フォーリン法で測定した酵素
単価として約20万単位を含む。本分画には生菌は含有
されない)と精製水を加え混合溶解して、全量を100
0InIlとした物。
比較例3 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム  3009ラウリン
酸ジエタノールアマイド   50gクエン酸    
            1g以上を混合した物を、精
製水で全量1000Iniとした物。
実施例4(シャンプー及び台所用洗剤)2−ラウリル−
N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾ
リニウムベタイン  300 gヤシ脂肪酸ジェタノー
ルアマイド   59クエン酸           
    5gステアリン酸ジエチルアミンエチルアミド
g 以上を混合した物に、マコモ乾燥物2009とB−ac
illus 5ubtilis、 Bacillus 
cereus 、 Bacillu−3A11yIO1
iquefaCienSを用い80℃で培養した物を水
1.1!で抽出し、その液を0.22μの膜モジユール
フィルターでろ過し、そのろ液をポリスルフォン膜を用
いて分子量1ooo以下の物質を除去した吻合N(カゼ
イン−フォーリン法で測定した酵素単価として約20万
単位を含む。本分画には生菌は含有されない)と精製水
を加え混合溶解して、全量を1000rI11とした物
比較例4 2−ラウリル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン  3009ヤシ脂肪
酸ジエタノールアマイド   5gクエン酸     
          5gステアリン酸ジエヂルアミノ
エチルアミドg 以上を混合した物を、精製水で仝量10007とした物
実施例5(住居用洗浄剤) ポリオキシエチレン(10モル)ラウリルエーテル  
    300d ブチルジエチレングリ」−ルエーテル 5rn1 リモネン   17! 以上を混合した物に、マコモ乾燥物200 gとB−a
cillus 5ubtiliS、 Bacillus
 CeretJS 、 Bacillu−3AmyIo
l 1QLIefaciensを用い80’Cで培養し
た物を水1fJで抽出し、その液を0.22μの膜モジ
ユールフィルターでろ過し、そのろ液をポリスルフォン
膜を用いて分子1tooo以下の物質を除去した物量量
(カゼイン−フォーリン法で測定した酵素単価として約
20万単位を含む。本分画には生菌は含有されない)と
精製水を加え混合溶解して、全量を1000mとした物
比較例5 ポリオキシエチレン(10モル)ラウリルエーテル  
     30(7 ブチルジエチレングリコールエーテル 5ml1 リモネン   17 以上を混合した物を、精製水で全ff1lo00Ir1
1とした物。
実施例6(クレンジングクリーム) 固形パラフィン       50g セタノール         30g ワセリン         200g 流動パラフィン      3003 セチル硫酸ナト1ノウム    309ポリオキシエチ
レン(16モル)ソルビタンモノラウリン酸エステル 
     40g1.3−ブチレングリコール   6
0tj香料             5g ブチルパラベン       159 以上を混合した物に、マコモ乾燥物2009と8−ac
illus 5ubtilis、 Bacillus 
cereus 、 Bacillus Amyloli
quefaciensを用い80℃で培養した物を水1
1て抽出し、その液を0.22μの膜モジユールフィル
ターでろ過し、そのろ液をポリスルフォン膜を用いて分
子量1ooo以下の物質を除去した物量量(カゼイン−
フォーリン法で測定した酵素単価として約20万単位を
含む。本分画には生菌は含有されない)と精製水を加え
混合溶解して、全量を1000gとした物。
比較例6 固形パラフィン       50g セタノール         30g ワセリン         200g 流動パラフィン      300 Ljセチル硫酸ナ
トリウム    30g ポリオキシエチレン(16モル〉ソルビタンモノラウリ
ン酸エステル      4091.3−ブチレングリ
コール   609香料            59 ブチルパラベン       15g 以上を混合した物を、精製水で仝量10009とした物
実施例7(洗)R用洗剤〉 米ぬか脂肪酸ナトリウム    °  300 ’jヤ
シ脂肪酸ナトリウム       250gラウリン酸
ジェタノールアマイド   509パルミチル硫酸ナト
リウム     100g炭酸ナトリウム      
     230gメタケイ酸ナトリウム      
  509以上を混合した物に、マコモ乾燥物200 
gとB−acillus 5ubtilis、 Bac
illus cereus 、 Bacillu−s 
Amylol 1quefaciensを用い80℃で
培養した物を水1fJで抽出し、その液を0.22μの
膜モジユールフィルターでろ過し、そのろ液をポリスル
フォン膜を用いて分子量1ooo以下の物質を除去した
物量量(カゼイン−フォーリン法で測定した酵素単価と
して約20万単位を含む。本分画には生菌は含有されな
い)を乾燥した物20g以上を加え、均一に混合した物
比較例7 米ぬか脂肪酸ナトリウム      3009X7シ脂
肪酸ナトリウム        2503ラウリン酸ジ
ェタノールアマイド   50gパルミチル硫酸ナトリ
ウム     100g炭酸ナトリウム       
    2509メタケイ酸ナトリウム       
 50g以上を均一に混合した物。
比較例8 米ぬか脂肪酸ナトリウム      300 (jヤシ
脂肪酸ナトリウム       250gラウリン酸ジ
ェタノールアマイド   50gパルミチル硫酸ナトリ
ウム ・    ioog炭酸ナトリウム      
  ”   170gメタケイ酸ナトリウム     
   50g以上を混合した物に、市販洗濯用酵素プロ
テアーゼ209、アミラーゼ209、リパーゼ20g、
セルラーゼ209を加え、均一に混合した物。
実施例8(住居用洗浄剤) ポリオキシエチレン(10モル)ラウリルエーテル  
     300d ブチルジエチレングリコールエーテル 5rni リモネン   1rIII1 以上を混合した物に、マ」モ乾燥物2009と8−ac
illus 5ubtilis、 Bacillus 
cereus 1Bacillu−s Amyloli
queraciensを用い80℃で培養した物を水1
1て抽出した液を、ポリスルフォンと酢酸セルロース複
合膜モジュールを用いて分子量5000以下の分画ろ液
とし、これを100−に濃縮した吻合品(本分画には酵
素は含有されない)を加え、精製水で全量をi ooo
−とした物。
実験例2(洗浄剤) 上記実施例及び比較例で得られた各洗剤を、5人のパネ
ラ−が15日間使用し、肌荒れを5段階に評価した。洗
浄力は、人工汚染布法による皿の洗浄枚数、人工汚染布
法による洗浄効率で表示した。
なお汚染器は、牛脂80部、大豆油20部、5ndan
 [10,2部からなる汚垢1gをφ6cmの時計器に
塗布した物である。人工汚染布法はJISに準じ、洗剤
19/Iで使用し、30℃時と85℃時の2種類の温度
で洗浄した。
その結果は以下の第二衣の通りである。
第二衣 肌荒れ感:◎・・・全員が手荒れを感じない0・・・1
人が手荒れを感じた Δ・・・2人が手荒れを感じた− ■・・・3人が手荒れを感じた X・・・4Å以上が手荒れを感じた 以上の結果から、手荒れの起こりゃすい洗浄剤を著しく
マイルド化する作用が認められ、洗浄かも向上すること
を認めた。マイルド化は、酵素を含まない分画にも認め
られる。市販の洗剤用酵素よりも強い洗浄力増強効果が
認められ、特に、85℃の高温時でも洗浄力増強効果が
あることは優れた特徴である。マイルドでかつ洗浄力が
強く、高温下でも高い洗浄力があるなど相反する要素が
高いレベルで一致できていることが証明された。
実施例9(化粧水) グリセリン       50g オレイルアルコール     2g ポリオキシエチレン(30モル〉オレイルエーテル  
            30gエヂルアルコール  
  150g 香料           19 パラベンプロピル     0.59 パラベンブチル     0.5g エデト酸ナトリウム   0.2g 、以上を混合した物に、マコモ乾燥物2009と8−a
cillus 5ubtil+s、 Bacillus
 cereus 、 Bacillu−s Amylo
liquef’aciensを用い80℃で培養した物
を水10で抽出し、その液を0.22μの膜上ジュール
フィルターでろ過し、そのろ液をポリスルフォン膜を用
いて分子量1000以下の物質を除去した物(カゼイン
−74−リン法で測定した酵素単価として約20万単位
を含む。本分画には生菌は含有されない〉の1710を
加え、精製水で金星を1000−とした物。
比較例9 グリセリン       509 オレイルアルコール     2g ポリオキシエチレン(30モル)オレイルエーテル  
           30gエチルアルコール   
  1509 香料           19 パラベンプロピル     0.5g パラベンブチル     0.59 エデト酸す1〜リウム    0.29以上を混合した
物を、精製水で全11000−とじた物。
実施例10(クリーム) ミツロウ            20gステアリン酸
         150gオレイルアルコール   
    50gスクワラン           50
gポリオキシエチレン(20モル)セチルニーアル  
                   409グリセ
リン          150gトリエタノールアミ
ン       7g香料             
  3gブチルヒドロキシアニソール   5gパラベ
ンブチル         10g以上を混合した物に
、マコモ乾燥物2009と8−acillus 5ub
tilis1Bacillus cereus 、 B
acillu−s Amylol 1Quefacie
nsを用イ80℃で培養した物を水1.Qで抽出した液
を、ポリスルフォンと酢酸セルロース複合膜を用いて分
子量5000以下の分画ろ液とし、これを100 dに
濃縮した物(本分画には酵素は含有されない〉の175
を加え、精製水で金星を1000−とした物。
比較例10 ミツロウ            20gステアリン酸
         150gオレイルアルコール   
    509スクワラン           50
9ポリオキシエチレン(20モル〉セチルエーテル  
                   4ogグリヒ
リン            150gトリエタノール
アミン       7g香料           
    39ブヂルヒドロキシアニソール   53パ
ラベンブチル         109以上を混合した
物を、精製水で全rilo00rr11と−した物。
実施例11(口紅) 二酸化チタン         58g赤色223号 
        8g だいだい203号        39ミツロウ   
       2009カルナバロウ        
 80gヒマシ油           5009イソ
プロピルミリスデル酸工ステル 00g ブチルヒドロキシ1〜ルエン   1g以上を混合した
物に、マコモ乾燥物2009と8−acillus 5
ubtilis、 Bacillus cereus 
、 Bac+IIu−s AmyloliQuefac
iensを用い80℃で培養した物を水1Dで抽出した
液を、ポリスルフォンと酢酸セルロース複合膜を用いて
分子量5000以下の分画ろ液とし、これを乾固した物
(本分画には酵素は含有されない)をh[lえ、加温し
ながら均一に混合し型に入れて冷FJI Lだ物。
比較例11 二酸化チタン         58g赤色223号 
        83 だいだい203号       3g ミツロウ           200gカルナバロウ
         809ヒマシ油         
  500gイソプロピルミリスチル酸エステル 50g ブチルヒドロキシトルエン   1g 以上を、加温しながら均一に混合し、型に入れて冷却し
た物。
実施例12(除毛剤〉 チオグリコール酸カルシウム   30gステアリルア
ルコール      40gセチルアルコール    
    40gミツロウ           100
9ヒマシ油            150rr11ポ
リオキシエチレン(15モル)ミリスチルエーテル  
             509バニリン     
      0.19以上を混合した物に、マコモ乾燥
物2009と8−acillus 5ubtilis1
Bacillus cereus 、 Bacillu
−S Amy+011quefaciensを用い80
℃で培養した物を水1.i!で抽出した液を、ポリスル
フォンと酢酸セルロース複合膜を用いて分子fi500
0以下の分画ろ液とし、これを100−に濃縮した吻合
量(本分画には酵素は含有されない)を加え、精製水で
全量を1000rI11とした物。
比較例12 チオグリコール酸カルシウム   30gステアリルア
ルコール      40gセチルアルコール    
    409ミツロウ            10
0gヒマシ油            150rnIl
ポリオキシエチレン(15モル)ミリスチルエーテル 
               509バニリン   
        0・1g以上を混合した物を、精製水
で仝量1ooo−とじた物。
実験例3(化粧品〉 上記実施例及び比較例で得られた化粧品を、10人のパ
ネラ−に1か月間(除毛剤は5回)使用し、肌(口唇)
の荒れ、湿疹を7段階に、しっとり感を5段階に評価し
た。
その結果は、以下の第三表に示す通りである。
第三表 肌(口唇)の荒れ: ◎・・・全員が感じない   O・・・1人が感じたO
・・・2人が感じた    Δ・・・4人が感じたX・
・・8Å以上が感じた  XX・・・発赤XXX・・・
湿疹、かゆみ等のトラブルがあるしっとり感:◎・・・
充分みずみずしい○・・・みずみずしい ■・・・一般化粧品並み Δ・・・やや乾燥 X・・・カサカサする 以上のように、本弁明の化粧品は、しっとり感が強く保
湿作用が強いこと、また肌や口唇の荒れを防止する能力
が高いことが証明された。
実施例13(プラスター剤) イソプレンゴム         10090ジン  
          1oo9日本薬局方流動パラフィ
ン   5009ソルビタンモノオレート     5
09ポリオキシエチレン(15−Eル)オレイルエーデ
ル                509以上を混合
した物と、マ]L乾燥物2009と8−acillus
 5ubtilis、 Bacillus cereu
s 、 Bacillus Amylol 1quef
aciensを用い80’Cで培養した物を水1Bで抽
出し、その液を10μ汎の膜上ジュールでろ過し、その
ろ液をポリスルフォン膜を用いて分子量1000以下の
物質を除去した物仝量(カゼイン−フォーリン法で測定
した酵素単価として約20万単位を含む。本分画には生
菌も含有される〉とを70’Cに/J[l熱しながら混
和し、更に水2009を加え強く乳化させる。これを温
時、不織イ5に10μ汎の厚さに塗布し、離型紙を上か
ら被せた物。
実施例14 イソプレンゴム        100gロジン   
         100g日本薬日本論動パラフィン
   340gソルビタンモノオレート     50
gポリオキシエチレン(15モル)オレイルエーテル 
               5091−メントール
            50gd−カンファー   
        509リ−リチル酸メチル     
   100g旧−α−1へコフエロール     1
0g以上を混合した物と、マコモ乾燥物2009とB−
acillus 5ubtilis、 Bacillu
s cereus 、 Bac+1lu−s Amyl
oliquefaciensを用い80℃で培養した物
を水1fJで抽出し、その液を10μ仇の膜モジュール
でろ過し、そのろ液をポリスルフォン膜を用いて分子H
1ooo以下の物質を除去した吻合量(カゼイン−フォ
ーリン法で測定した酵素単価として約20万単位を含む
。本分画には生菌は含有される)とを70°Cに加熱し
ながら混和し、更に水2009を加え強く乳化させる。
これを温時、不織布に10μ汎の厚さに塗布し、離型紙
を上から被せた物。
比較例13 イソプレンゴム         100gロジン  
          10057日本薬局日本初パラフ
ィン   340 gソルビタンモノオレート    
 50gポリオキシエチレン(15モル〉オレイルエー
テル                5091−メン
トール           509d−カンファー 
         50gサリチル酸メチル     
  1009d1−α−トコフェロール     10
9以上を70℃に加熱しながら混和し、更に水2009
を加え強く乳化させる。これを温時、不織布に10μ汎
の厚さに塗布し、離型紙を上から被せた物。
実験例4(外用剤) ラットの皮膚に80番のサンドペーパーですり傷をつく
り、皮下にカラゲニンを注入した後、上記実施例及び比
較例で得られた各軟汽(プラスター剤〉を0.19/c
ffl(φ2.5cm>の(Xで塗布し、24時間放置
後、浮腫の東署を求めた。
その結果は、以下の第四表に示す通りである。
(以下余白) 第四表 実験例5 滲出液のあるヒト湿疹に対して、上記実施例及び比較例
で得られた各軟膏(プラスター剤)を、0.19/cf
fl(φ2.5cm>の量で塗布(貼布)し、1日2回
交換して1週間後、その状態を観察した。
その結果は、以下の第五表に示す通りである。
第五表 本発明の外用剤は、上記実験から明らかなように優れた
抗炎症作用と経皮吸収促進効果を示し、かつ副作用ない
し毒性の低いものであり、外用剤として極めて優れたも
のである。
実験例6 マコモ乾燥物200 gとBacillus 5ubt
ilis 、 B−acillus cereus、 
Bacillus Amyloliquel’acie
nsを用い80℃で培養した物を水11で抽出し、その
液を0.22μの膜モジユールフィルターでろ過し、そ
のろ液をポリスルフォン膜を用いて分子量1000以下
の物質を除去して得た酵素分画のプロテアーゼ特性は、
以下のグラフの実線で示す通りである。
また、市販aacrrlus属のプロテアーゼ特性を、
グラフに破線で示した。なお、分析方法はカゼイン−フ
ォーリン法によった。
(以下余白〉 c%) 0 1 2 (pH) (%) (保#w4闇 at2s’″C1 pH9,0) 0 鉛 ω iO 0 0 0 90(°c) 以上の結果から、pH特性、保存性、温度特性のいずれ
においても、従来のBaC11ltlS属産生酵素より
著しく優れていることが証明された。
これらの実験例から、本発明の酵素剤は、応用範囲が極
めて広く、酵素の特性も極めて優秀であることが証明さ
れた。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マコモ(ZizanialatifoliaO.
    Stapf)及びその近縁類を培地とし、Bacill
    us属の細菌を培養して得た酵素を含有する酵素剤。
  2. (2)マコモ(ZizanialatifoliaO.
    Stapf)及びその近縁類を培地とし、Bacill
    us属の細菌を培養して得た酵素を単離した酵素剤。
  3. (3)酵素が、プロテアーゼ、ポリガラクチュロナーゼ
    、ペクチナーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、リパーゼ
    、アミラーゼの内、一種類以上を含む特許請求の範囲第
    (1)項に記載の酵素剤。
  4. (4)酵素が、プロテアーゼ、ポリガラクチュロナーゼ
    、ペクチナーゼ、β−1,3−グルカナーゼ、リパーゼ
    、アミラーゼの内、一種類以上を含む特許請求の範囲第
    (2)項に記載の酵素剤。
  5. (5)無機塩、無機酸、有機酸、精油、動植物エキス、
    油脂の内、一種類以上と混合して成る特許請求の範囲第
    (1)項から第(4)項に記載の酵素剤。
  6. (6)界面活性剤、包接ホスト化合物、無機塩、キレー
    ト剤、アルカリ剤、酸性剤、有機溶剤の内一種類以上と
    混合して成る特許請求の範囲第(1)項から第(4)項
    に記載の酵素剤。
  7. (7)界面活性剤、ビタミン、ホルモン、ミネラル、塩
    類、キレート剤、酸化防止剤、ペプタイドプロテイン、
    香料、精油、油脂類、pH調製剤、色素、顔料、有機溶
    剤、ムコ多糖体、グリコール類糖類、防腐剤の内、一種
    類以上と混合して成る特許請求の範囲第(1)項から第
    (4)項に記載の酵素剤。
  8. (8)軟膏剤、湿布剤、プラスター剤、ローション剤、
    液剤、クリーム剤の基剤に混合して成る特許請求の範囲
    第(1)項から第(4)項に記載の酵素剤。
  9. (9)Bacillus属の細菌が、Bacillus
    subtilisBacillussubtilisO
    N−1(工業技術院微生物技術研究所寄託、FERM−
    PNo4608)、BacilluscereusBa
    cillusmegaterium、Bacillus
    polymyxa、B−acillusAmyloli
    quefaciensの中から選ばれた物の内、一種類
    以上を含む物である特許請求の範囲第(1)項から第(
    8)項に記載の酵素剤。
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