JPH0341876Y2 - - Google Patents

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JPH0341876Y2
JPH0341876Y2 JP15821885U JP15821885U JPH0341876Y2 JP H0341876 Y2 JPH0341876 Y2 JP H0341876Y2 JP 15821885 U JP15821885 U JP 15821885U JP 15821885 U JP15821885 U JP 15821885U JP H0341876 Y2 JPH0341876 Y2 JP H0341876Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鋳造用の生砂型など(生型)に自動的
に塗型する装置に関する。
(従来の技術) 鋳造用の生砂型(生型)の表面を注湯時の高温
から保護するために黒鉛微粉を水に混合した塗型
剤を生型に塗布するいわゆる塗型作業は、塗型剤
を均一に塗布する必要があるが、従来一般に人力
によつて塗型面を上に向けた生型に塗型剤−空気
噴射ガンで上から吹付けて行われていた。
また、金型については特開昭56−165555号の如
き、バーナが金属鋳型に対して接近離隔可能に形
成されるとゝもに、金属鋳型の合わせ面に沿つて
往復移動可能で、且つこの往復移動の速度と往復
回数とのうちいづれか一方または、双方の調整が
可能に形成され、また鋳造機ごとに設置された金
属鋳型用自動塗型装置が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前者では、殊に生型の垂直面、傾斜面へ
の塗型剤の均一塗布が難しく、型の凹部に溜つた
塗型剤をエアで吹いて(エアブロー)塗り付けて
いるが、短時間に行わなければ型を崩すおそれが
あり非常な熟練を要していた。
従つて塗型作業を自動化せんとしても、単に型
を上に向けておいた生型に塗型用ガンを上から下
に向けて回動しつゝ移動させても、前記型の垂直
面には付着しにくゝ、型の凹所に溜つた塗型剤を
熟練者がエアブローする必要があり、塗型作業の
自動化のネツクとなつていた。
また後者(特開昭)のものは、金型に対し不完
全燃焼のバーナのすゝを付着させるものであり、
殊に崩れやすい生型の垂直面に対し塗型剤を吹付
けるものには応用できない。
本考案は前記問題点を解決し、塗型が熟練者を
要さず均一且つ効率的に行われる自動塗型装置を
得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案を、実施例に
対応する第1図乃至第4図により説明すると、塗
型面Paを下に向けて移動せしめられる生型Pの
下方において揺動軸1に固定した支持板2に塗型
剤噴射ガン3を上方に向けて取付けた全体塗型装
置を配設するとゝもに、反転後の生型の上方に
おいてロボツトアーム4の先端に塗型剤空気噴射
ガン5及び空気噴射ノズル6を下方に向けて取付
けた局所塗型装置を配設したものである。
(作用) 造型機Fにより造型された生型Pを、その塗型
面Paを下に向けて移動装置7により全体塗型装
置の上方まで移動させて停止し、該装置の揺動
軸1を後記サイクロ減速機の如き回転機構8によ
りクランク機構9を介して揺動させ、支持板2に
とりつけた塗型剤噴射ガン3から塗型剤を上方に
噴射させれば、塗型剤は溜りを作らず大量に且つ
広範囲に塗型面Paのほゞ全面に塗型される。
次に全体塗型の終つた生型Pを送つて反転機T
により塗型面Paを上に向け、この生型Pの上方
において、ロボツトアーム4の先端に取付けた塗
型剤空気噴射ガン5から塗型剤を空気で生型Pの
主に凹凸部Pbに向けて噴射し、且つ凹部Pcに適
度に溜つた塗型剤を空気噴射ノズル6からの圧縮
空気によりエアブローし、前記凹凸部Pbに定着
せしめるのである。
(実施例) 本考案自動塗型装置は塗型剤を塗型面の全体に
下から上に塗型する全体塗型装置と、塗型剤を
塗型面の局所に対し上から下に塗型する局所塗型
装置とからなる。
上記全体塗型装置は、第1図に示すように造
型機Fに接近して設けられ、第2図乃至第4図に
示す如く、例えばローラー71からなる生型移動
装置7の下方において該装置7と直角方向に立て
た2本の支柱11上に軸受12を介して揺動軸1
を水平に支持し、該揺動軸1に適当間隔で1以上
の支持板2の下端をとりつけるとゝもに、該支持
板2に塗型剤噴射ガン3をアーム31により装着
したものである。
前記揺動軸1は、例えばサイクロ減速機8に設
けたクランク機構81に一端を連結したリンク9
の他端を揺動軸1の端面中心に設けた突軸1aに
側面から摺動自在に挿通し、減速機8によるクラ
ンク機構81の回転によるリンク9の運動によつ
て揺動せしめるものである。
塗型剤噴射ガン3は、本体32下端に圧縮空気
ホース23を、また本体上端に塗型剤ホース34
を各々連結し、本体22内のダイヤフラム(図示
せず)により作動するニードル弁35、該弁のロ
ツド37を介して塗型剤ホース34から通孔38
への通路を開き噴射ノズル36先端に導くよう構
成されている。本実施例における前記噴射ノズル
36はクリーニング機構を備えたもので、第3図
に示すようにその先端にノズル孔361をあけた
球状凹部362を形成し、該凹部362内にノズ
ルチツプ363を備え通路364をあけた回転ボ
ール365を嵌入するとゝもに、該ボール365
の側面にこれを第3図X−X軸を中心に回転する
よう噴射ノズル36に回転可能に支持した回転軸
366の先端を固定し、該軸366をジヨイント
367を介して前記支持板2にとりつけた回転機
構、例えばロータリシリンダ10の駆動軸101
にキー368,102により連結してなる。
前記回転機構10は一定時間毎に又は特定信号
により回転し、これによつて駆動軸101、ジヨ
イント367を介して回転軸366により回転ボ
ール365がX−X軸を中心に回転し、ノズルチ
ツプ363が通孔38側に通じたときノズルチツ
プ363側から逆に塗型剤を噴射させれば、ノズ
ルチツプ363入口部に溜る大径の黒煙粒子、塵
埃、又はペースト状の微粒子を取除き目詰りをな
くすことができる。
尚、前記圧縮空気ホース33及び塗型剤ホース
34の端部は、第1図に示す圧縮空気タンクA及
び塗型剤タンクBに各々連結されている。上記塗
型剤タンクBは第6図のように塗型剤Tを貯溜す
るタンク本体B−1の蓋B−2に空気作動ポンプ
B−3をとりつけたものであるが、本実施例にお
いてはクリーニング機構を備えており、これは前
記蓋B−2を上下動と回転を行うエアシリンダ9
に固定したブラケツト91にとりつけるとゝも
に、前記エアシリンダ9をはさんで塗型剤タンク
Bと対称的に設置した水タンクWの蓋W−1も前
記ブラケツト91と対称的にエアシリンダ9に固
定したブラケツト92の先端に取付けて成る。ま
た第4図において、Cは前記全体塗型装置を囲
むカバー装置で、上部を可動蓋C1,C2として生
型Paの塗型時のみこれを開き、生型が終われば
又、前記クリーニング機構を作動させるときはこ
れを閉じて環境保全を図り、また全体塗型装置
への塵埃付着を防ごうとするものである。又カバ
ー装置Cは、塗型剤の不必要な飛散を防ぎ、その
底部に塗型剤を溜めて処理を容易にしている。
局所塗型装置は、第1図に示すように反転機
Tを挟んで前記全体塗型装置と反対側に設置さ
れ、第5図に示すように生型移動装置7に沿つて
その上方に設けたガイドレールGに支持されたロ
ボツトRのアーム4の先端に設けられている。
すなわち、前記ロボツトアーム4先端の可動部
41に塗型剤空気噴射ガン5と空気噴射ノズル6
を脱着可能に取付けて局所塗型装置を構成した
ものである。なお、前記塗型空気剤噴射ガン5及
び空気噴射ノズル6は、第1図に示す塗型剤タン
クB′及び圧縮空気タンクAと例えばホースH,
H′により連結されている。またW′は水タンクで、
ロボツトRが作業の間待機する位置に設けられ、
塗型剤空気噴射ガン5の先端を水タンクWに漬け
て目詰りを防ぐものである。
以上の構成からなる本案装置では、造型機Fに
より造型された生型Pが塗型面Paを下に向けて
その鋳枠Qによつてローラ71上を移動せしめら
れ、全体塗型装置の上方において停止すると、
該装置の前記カバー装置Cの可動蓋C1,C2が開
き、次でサイクロ減速機8がクランク機構81を
回転してリンク9を経て揺動軸1を揺動せしめ、
これに支持板2を介して取付けた塗型剤噴射ガン
3を生型Pの移動方向に揺動せしめる。
ここで、圧縮空気タンクAよりホース33を経
た圧縮空気を噴射ガン3の本体32内に導けば、
ダイヤフラムに取付けたニードル弁35、同ロツ
ド37を介して塗型剤ホース34から通路38へ
の通路を開き、塗型剤を回転ボール365内の通
路364を通り、ノズルチツプ363を経てノズ
ル孔361より噴出する。
前記ガン3の揺動は生型の大きさ等に応じて予
め設定した回数揺動すれば、これによつて塗型剤
は生型の凹部Pbに溜ることなく、ほゞ塗型Pa全
体に付着させることができる。尚、前記噴射ガン
3は、1連続塗型作業例えば5基の生型の塗型を
行つた後、信号によつてロータリシリンダ10を
回転して回転ボール365を第3図のX−X線を
中心にゆるく回転せしめ、その際圧縮空気により
前記の如くノズルチツプ363側から塗型剤を噴
出するよう操作すればノズルチツプ363がぬれ
た状態に保たれ、また回転する際ノズルチツプ3
63内通孔38に付着した塗型剤を落とすことが
できる。また第6図の如きクリーニング機構を持
つ本実施例においては、上記と同時にエアーシリ
ンダ9を上方に作動し、ブラケツト91,92を
介して蓋B−2及びW−1を上昇させ、これを
180゜回転して下降すれば、蓋B−2は水タンクW
に、又蓋W−1は塗型剤タンク本体B−1を覆
う。こゝでポンプB−3を作動させれば噴射ガン
3より水が噴射し洗浄が行われる。
以上の如く全体塗型装置上を通過した生型P
は、次に反転装置Tにより反転されてローラ71
上におかれ、次工程に送られるが、本案局所塗型
装置の下方にきたときストツパSで停止し、同
時に信号によりロボツトRが作動し、そのアーム
4先端41の塗型剤空気噴射ガン5を生型Pの凹
凸部Pb上に位置せしめ、こゝで前記噴射ガン5
により加圧された塗型剤が充分霧化して噴射され
凹凸部Pbに吹付けられる。
この際、ロボツトアーム4の先端41を回動す
れば凹凸部Pbの垂直面又は斜面にも塗型剤が吹
付けられる。また、凹部Pcに溜つた塗型剤は空
気噴射ノズル6により減圧した圧縮空気を噴射さ
せ、ロボツトアーム先端41の回動とロボツトア
ーム4の揺動等によつて凹凸部Pbの前記垂直面、
斜面、隅部などに塗り付ける。この場合、ロボツ
トRに熟練作業者と同様な動きを記憶させ、作動
させれば効率よく、ムラなく、しかも生型を破壊
しない塗型を行うことができる。
(考案の効果) 本考案は上記のように構成されたので、塗型面
に下に向けて移動せしめられる生型の下方に設け
た揺動しうる全体塗型装置により、塗型剤を下か
ら上に噴射せしめることによつて、生型の塗型面
に塗型剤の溜りを作らずほゞ均一に塗布すること
ができ、また反転した生型の凹凸部に対して局所
塗型装置によつて塗型剤を上から下にきめこまか
く噴射せしめ、更に凹部に溜つた塗形剤は空気噴
射ノズルをロボツトアームによつて回動揺動せし
めることによつて凹凸部の垂直面、斜面等に万遍
なく塗布することができ、従つて熟練作業員によ
らずとも生型を傷けずに、効率よく、ムラのない
塗型作業が行える効果がある。
また本案実施例の如く全体塗型装置の塗型剤噴
射ガンをその先端にノズルチツプを備えた回転ボ
ールを設け、これを回転機構により回転するよう
にしたものでは、これを一定間隔で回転すること
により、塗型剤の詰りもなくし効率よく作業が進
められる効果がある。
更に全体塗型装置の前記クリーニング機構及び
局所塗型装置の水タンクなどを備えた本案実施例
では、1連続塗型工程を終了毎にクリーニング機
構を作動することによりポンプより噴射ガンまで
の系続の詰りをなくし、かつ常に濡れた状態に保
つことができ、塗型作業の効率を一層向上せしめ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の配列を示す平面略図、第2
図は本案全体塗型装置の正面図、第3図は要部の
詳細図、第4図は本案装置の側断面図、第5図は
局所塗型装置の側面図、第6図は全体塗型装置の
クリーニング機構の正面図である。 ……全体塗型装置、……局所塗型装置、P
……生型、Pa……塗型面、Pb……凹凸面、1…
…揺動軸、2……支持板、3……塗型剤噴射ガ
ン、4……ロボツトアーム、5……塗型剤空気噴
射ガン、6……空気噴射ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 塗型面を下に向けて移動せしめられる生型の
    下方において揺動軸に固定した支持板に塗型剤
    噴射ガンを上方に向けて取付けた全体塗型装置
    を配設するとゝもに、反転後の生型の上方にお
    いてロボツトアームの先端に塗型剤空気噴射ガ
    ン及び空気噴射ノズルを下方に向けて取付けた
    局所塗型装置を配設してなる生型の自動塗型装
    置。 (2) 前記塗型剤噴射ガンが先端にノズルチツプを
    備えた回転ボールを設け、該ボール回転機構に
    より回転せしめるよう構成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の生型の
    自動塗型装置。
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