JPH0223228B2 - - Google Patents

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JPH0223228B2
JPH0223228B2 JP3843284A JP3843284A JPH0223228B2 JP H0223228 B2 JPH0223228 B2 JP H0223228B2 JP 3843284 A JP3843284 A JP 3843284A JP 3843284 A JP3843284 A JP 3843284A JP H0223228 B2 JPH0223228 B2 JP H0223228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
pipe
paint
painting
spray nozzle
Prior art date
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Expired
Application number
JP3843284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60183065A (ja
Inventor
Katsusaburo Tashiro
Jiro Yamaguchi
Gunshi Tanaka
Katsumi Tamai
Akitomo Hoshina
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUBOTA TETSUKO KK
OMYA KOGYO KK
TAMAI TETSUKO KK
Original Assignee
KUBOTA TETSUKO KK
OMYA KOGYO KK
TAMAI TETSUKO KK
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Publication date
Application filed by KUBOTA TETSUKO KK, OMYA KOGYO KK, TAMAI TETSUKO KK filed Critical KUBOTA TETSUKO KK
Priority to JP3843284A priority Critical patent/JPS60183065A/ja
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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管受口内面の塗装装置に関する。
遠心鋳造によりダクタイル鋳鉄管を成形した場
合には、管内面にセメントモルタルライニング層
を形成して腐食防止を図つているが、その受口内
面は、継手接合用のシール材を嵌入する必要があ
るため、上記のようなセメントモルタルライニン
グ層を形成することができない。そこで、受口内
面および端面は塗装処理されるのが一般的である
が、スプレーノズルを使用するとミストが管の直
部内面すなわち前記セメントモルタルライニング
層に付着し、製品品質上欠陥を生じるおそれがあ
る。そこで従来、受口内面および端面の塗装は平
刷毛にて、また受口開口端に形成されたフランジ
にボルト孔を有するものにあつては、このボルト
孔を丸刷毛にて、作業者がそれぞれ塗布している
が、人手による作業のため能率が悪く、又作業環
境上の問題がある。
そこで本発明は管の直部内面へのミストの付着
を防止し、しかも能率良く塗装作業が行なえるよ
うにすることを目的とし、受口開口端のフランジ
にボルト孔を有する管の場合には、このボルト孔
をも能率良くしかも確実に塗装できるようにする
ことをも目的とするものである。
この目的を達成するため本発明は、軸心まわ
りに回転可能に水平方向に支持された管の受口内
部に挿入され、この受口の内面を塗装可能なスプ
レーノズルと、上下方向および前記管の軸心方
向に位置決め可能で前記管の軸心方向と直交する
水平軸心まわりに揺動可能なアームの先端に取付
けられ、前記スプレーノズルと択一的に受口内部
に挿入されてこの受口の内面を塗装可能な刷毛と
を有するようにしたものである。
また本発明は、軸心まわりに回転可能に水平
方向に支持された管の受口内部に挿入され、この
受口の内面を塗装可能なスプレーノズルと、上
下方向および前記管の軸心方向に位置決め可能で
前記管の軸心方向と直交する水平軸心まわりに揺
動可能なアームの先端に取付けられ、前記スプレ
ーノズルと択一的に受口内部に挿入されてこの受
口の内面を塗装可能な刷毛と、前記管の受口開
口端に形成されたフランジの下端位置部分が浸漬
可能なデイピング槽とを有するようにしたもので
ある。
したがつて、管を回転させながら、開口端近傍
の受口内面はスプレー塗装を施すことによりこの
内面の溝部における塗り溜りや塗り残しを防止で
き、また直部内面に近い受口部内面は刷毛塗装を
施すことにより前記直部内面へのミストの付着を
防止できる。また、受口開口端のフランジにおけ
るボルト孔はデイピングにより確実に塗装でき、
しかも開口端面は前記デイピング時に付着した塗
料を前記刷毛にて平滑にするだけで容易に塗装す
ることができる。
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第1図は管1の受口2を種類分けして示
すものであり、3は直部、4は直部3の内面に施
されたセメントモルタルライニング層である。a
およびcに示すものでは受口2の開口端にフラン
ジ5が形成され、このフランジ5にボルト孔6が
設けられている。bはいわゆるスリツプオンタイ
プの管継手用のものを示し、上記のようなフラン
ジは形成されていない。またbおよびcに示すも
のでは受口2の内面に溝部7が形成されている。
8は受口2の端面、9は受口奥端面である。a,
b,cにおいて、一点鎖線Aを施した部分が塗装
すべき箇所である。
第2図は本発明による管受口内面の塗装装置の
一実施例の全体図を示す。ここで1は受口2を有
した管であり、ローラ等適当な支持部材により、
軸心まわりに回転可能なように水平方向に支持さ
れている。管1の受口2の近傍にはレール11が
敷設され、このレール11上をシリンダ装置12
の作用により管軸心方向に走行可能な台車13が
設けられている。
台車13上には、パンタグラフ機構14および
ガイドバー15の作用により、管1の口径に応じ
て昇降可能な第1の昇降フレーム16が設けられ
ている。また、この第1の昇降フレーム16上に
は、ガイドバー17に案内されかつシリンダ装置
18に駆動されて管軸方向に移動可能とされた移
動台19が設けられている。この移動台19上に
は塗料調整装置20が設けられ、この塗料調整装
置20から管1側に向けて管軸心方向に伸びる棹
体21の先端には、塗料噴出用のスプレーノズル
22が取付けられている。塗料調整装置20に
は、台車13外から図示しない塗料供給用ホース
および噴出用エア供給ホースが接続され、両ホー
スからの塗料とエアが塗料調整装置20内で調整
され、棹体21の内部を通つてスプレーノズル2
2から噴出されるようになつている。23は噴出
量調節ツマミである。
台車13上には逆L字状の支持フレーム24が
立設され、この支持フレーム24には、ガイドバ
ー25およびシリンダ装置26の作用により上下
方向に位置決め可能な第2の昇降フレーム27が
設けられている。この第2の昇降フレーム27に
は管1の軸心方向と直交する水平軸心としてのピ
ン28が設けられ、かつこのピン28にて揺動自
在に支持されるベルクランク式のアーム29が設
けられている。アーム29の先端には平刷毛30
が取付けられている。31はアーム29を揺動さ
せるためのシリンダ装置であり、アーム29およ
び平刷毛30を、管1に向けて伸びる水平方向と
鉛直方向との間で角度設定できるようになつてい
る。アーム29を鉛直方向としたときの平刷毛3
0の下方における台車13上には塗料槽32が設
けられている。この塗料槽32のやや上方には、
この塗料槽32に浸漬された後の平刷毛30を適
度に絞つてこの平刷毛30に含ませる塗料を適正
一定量とするための絞りローラ33が設けられて
いる。
台車13上における管1側端部位置には、シリ
ンダ装置34およびパンタグラフ機構35の作用
により昇降可能とされたデイピング槽36が設け
られ、管1の受口2の開口端に形成されてボルト
孔6を有したフランジ5の下端位置部分が、塗料
37内に浸漬可能なようにされている。なお、塗
料槽32およびデイピング槽36はオーバーフロ
ー式とされ、塗料37の液面高さが一定位置とな
るように考慮されている。
デイピング槽36と塗料槽32との間における
台車13上には、シリンダ装置40により昇降さ
れるとともに、上昇時における台車13の走行に
より管1の端面8に当接され、この端面8の面揃
え(芯出し)を行なうためのローラ41が設けら
れている。
次に塗装方法を説明する。まず第2図に示すよ
うに塗装すべき管1を水平方向に支持し、軸心ま
わりにゆつくりと回転させる。次にローラ41を
上昇させた状態で台車13を走行させ、このロー
ラ41を管の端面8に当接させて管1の端面8の
面揃えを行なう。その後台車13を戻してデイピ
ング槽36をフランジ5の下方に位置させ、これ
をシリンダ装置34の作用により上昇させ、図示
のようにフランジ5の下端位置部分を塗料37内
に浸漬させる。これにより、ボルト孔6がデイピ
ングされる。また、これとともに、シリンダ装置
18の作用により、第3図に示すようにスプレー
ノズル22を受口2内に挿入し、溝部7を含む受
口2内面に塗料37を噴出して塗装する。なお、
スプレーノズル22は自在継手38を介してノズ
ル部39が取付けられた構成となつており、塗料
37の噴射方向をある程度の範囲内で調整可能と
されている。
続いて刷毛塗り作業に移る。すなわち、まずデ
イピング槽36を降下させるとともにスプレーノ
ズル22を管1外に出し、アーム29を鉛直方向
として平刷毛30を塗料槽32の上方に位置させ
る。次にシリンダ装置26を作用させて平刷毛3
0を塗料37内に浸漬させた後引上げ、引上げ時
に絞りローラ33を作用させて平刷毛30に含ま
せる塗料の量を適正一定値とさせる。その後アー
ム29を適正角度に揺動させ、台車13の走行お
よび第2の昇降フレーム27の昇降により平刷毛
30の位置を設定し、管1の直部3の内面の近傍
の受口2の内面、すなわち受口奥端面9付近を塗
装する。また、受口2の端面8は、前記デイピン
グ時に付着した塗料を平刷毛30にて平滑にする
ことにより、塗装が行なわれる。
塗装が完了したなら、アーム29の旋回等によ
り本装置を管1から遠ざけ、塗装済の管を搬出し
た後に次の管を搬入して上記操作を繰り返す。
なお、第1図bのようにボルト孔を有しない管
1にあつてはデイピングを行なわず、受口2の端
面8も塗料を含んだ平刷毛30にて塗装する。
このように本発明によれば、ボルト孔6はデイ
ピング方法、受口2の内面はスプレー方法、また
受口2の内面と直部3の内面との境界部等は刷毛
塗り方法と、塗装部位ごとに最適な塗装部位ごと
に最適な塗装方法を採用することが可能となる。
すなわち、本発明によれば、受口2の内面はスプ
レー塗装することにより溝部7における塗り溜り
や塗り残し等平刷毛塗装時の欠陥を補うことがで
き、また受口2と直部3との境界部は平刷毛塗装
することにより直部3の内面へのミストの付着等
スプレー塗装時の欠陥を補うことができる。さら
に、ボルト孔6はデイピング塗装することによ
り、このボルト孔6を作業者が丸刷毛にて塗装し
なければならないという従来の問題点を確実に解
消できる。
また、上述のように台車13上にすべての装置
を搭載することにより、システムとしての整合性
を得ることができ、この結果、受口2の形状に応
じて夫々の装置が作動するパターンを、マイクロ
コンピユータ等により容易に制御可能となる。な
お、各シリンダ装置にはパルスエンコーダを付設
し、位置の検出を行なつている。また、要求され
るライン能率に応じて本装置を複数配置すれば容
易に対応が可能であり、この点から本装置はきわ
めて自由度の高いものであるといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは管の受口を種類分けして示
す図、第2図は本発明の一実施例の全体図、第3
図はスプレーノズルによる塗装状態を示す図であ
る。 1…管、2…受口、5…フランジ、6…ボルト
孔、13…台車、16…第1の昇降フレーム、1
9…移動台、20…塗料調整装置、21…棹体、
22…スプレーノズル、27…第2の昇降フレー
ム、28…ピン(水平軸心)、29…アーム、3
0…平刷毛、32…塗料槽、33…絞りローラ、
36…デイピング槽。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸心まわりに回転可能に水平方向に支持され
    た管1の受口内部に挿入され、この受口2の内面
    を塗装可能なスプレーノズル22と、上下方向お
    よび前記管1の軸心方向に位置決め可能で前記管
    1の軸心方向と直交する水平軸心28まわりに揺
    動可能なアーム29の先端に取付けられ、前記ス
    プレーノズル22と択一的に受口2内部に挿入さ
    れてこの受口2の内面を塗装可能な刷手30とを
    有することを特徴とする管受口内面の塗装装置。 2 軸心まわりに回転可能に水平方向に支持され
    た管1の受口内部に挿入され、この受口2の内面
    を塗装可能なスプレーノズル22と、上下方向お
    よび前記管1の軸心方向に位置決め可能で前記管
    1の軸心方向と直交する水平軸心28まわりに揺
    動可能なアーム29の先端に取付けられ、前記ス
    プレーノズル22と択一的に受口2内部に挿入さ
    れてこの受口2の内面を塗装可能な刷毛30と、
    前記管1の受口開口端に形成されたフランジ5の
    下端位置部分が浸漬可能なデイピング槽36とを
    有することを特徴とする管受口内面の塗装装置。
JP3843284A 1984-02-28 1984-02-28 管受口内面の塗装装置 Granted JPS60183065A (ja)

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JP3843284A JPS60183065A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 管受口内面の塗装装置

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JP3843284A JPS60183065A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 管受口内面の塗装装置

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Publication Number Publication Date
JPS60183065A JPS60183065A (ja) 1985-09-18
JPH0223228B2 true JPH0223228B2 (ja) 1990-05-23

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JP3843284A Granted JPS60183065A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 管受口内面の塗装装置

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JP5611287B2 (ja) * 2011-08-09 2014-10-22 株式会社栗本鐵工所 塗装方法
JP5667112B2 (ja) * 2012-03-23 2015-02-12 株式会社栗本鐵工所 鋳鉄管の受口内面の塗装装置
CN113000266B (zh) * 2021-02-08 2022-03-01 新兴铸管股份有限公司 一种铸管喷漆系统

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