JPH0341772B2 - - Google Patents
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- JPH0341772B2 JPH0341772B2 JP60243385A JP24338585A JPH0341772B2 JP H0341772 B2 JPH0341772 B2 JP H0341772B2 JP 60243385 A JP60243385 A JP 60243385A JP 24338585 A JP24338585 A JP 24338585A JP H0341772 B2 JPH0341772 B2 JP H0341772B2
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 34
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract 5
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R13/00—Arrangements for displaying electric variables or waveforms
- G01R13/02—Arrangements for displaying electric variables or waveforms for displaying measured electric variables in digital form
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D7/00—Indicating measured values
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R13/00—Arrangements for displaying electric variables or waveforms
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は測定量の変化をデジタル的に検出表示
する装置、例えば燃料計や電圧計における表示値
のチラツキを防止するデジタル表示装置に関す
る。
する装置、例えば燃料計や電圧計における表示値
のチラツキを防止するデジタル表示装置に関す
る。
従来、測定量が正規の変動以外の要因例えば外
部振動(以下、ノイズという)により不規則に変
動する場合の表示値のチラツキを防止するものと
して、例えば特開昭57−187616号公報に示す表示
装置が公知である。この公報は所定周期毎に測定
量の変位に相応したデジタル信号として出力され
るサンプリングデータと、表示器における現表示
値に対応する表示データとの差異を比較し、この
差異もしくは差異に対応する値を累積加算すると
ともに、上記累積加算値があらかじめ設定した所
定範囲を越えたか否かを判定し、上記所定範囲を
越えたときに上記表示データを更新するように
し、ノイズによる測定量の不規則な変動を吸収し
てこれによる表示値のチラツキを防止するように
したものである。
部振動(以下、ノイズという)により不規則に変
動する場合の表示値のチラツキを防止するものと
して、例えば特開昭57−187616号公報に示す表示
装置が公知である。この公報は所定周期毎に測定
量の変位に相応したデジタル信号として出力され
るサンプリングデータと、表示器における現表示
値に対応する表示データとの差異を比較し、この
差異もしくは差異に対応する値を累積加算すると
ともに、上記累積加算値があらかじめ設定した所
定範囲を越えたか否かを判定し、上記所定範囲を
越えたときに上記表示データを更新するように
し、ノイズによる測定量の不規則な変動を吸収し
てこれによる表示値のチラツキを防止するように
したものである。
しかしながら、この従来技術はサンプリングデ
ータと表示データとの差異もしくは差異に対応す
る値をそのまま累積加算する方式であり、第4図
Aに示すようなノイズ等の振幅の小さな入力変動
や短い幅のパルス状の入力による表示のチラツキ
を防止するために応答を遅くすると、第4図Bの
ように実際の入力変動に対しても応答が遅くなる
と言う問題がある。従つて、燃料計のような実際
の入力変動が緩慢な表示装置には適用できるが、
電圧計のような実際の入力変動が急峻な表示装置
には応答が遅すぎて適応できないことになる。
ータと表示データとの差異もしくは差異に対応す
る値をそのまま累積加算する方式であり、第4図
Aに示すようなノイズ等の振幅の小さな入力変動
や短い幅のパルス状の入力による表示のチラツキ
を防止するために応答を遅くすると、第4図Bの
ように実際の入力変動に対しても応答が遅くなる
と言う問題がある。従つて、燃料計のような実際
の入力変動が緩慢な表示装置には適用できるが、
電圧計のような実際の入力変動が急峻な表示装置
には応答が遅すぎて適応できないことになる。
本発明は前記問題点に基づいてなされたもので
あり、ノイズ等の振幅の小さな入力変動や短い幅
のパルス状の入力に対しては応答を遅らせて表示
のチラツキを抑制すると共に、ノイズでない実際
の入力変動に対しては応答を速くして正確な値を
速く表示でき、実際の入力変動が急峻な表示装置
にも適用可能なデジタル表示装置を提供すること
を目的とするものである。
あり、ノイズ等の振幅の小さな入力変動や短い幅
のパルス状の入力に対しては応答を遅らせて表示
のチラツキを抑制すると共に、ノイズでない実際
の入力変動に対しては応答を速くして正確な値を
速く表示でき、実際の入力変動が急峻な表示装置
にも適用可能なデジタル表示装置を提供すること
を目的とするものである。
前記目的を達成するための本発明の構成は所定
周期毎に測定量の変位に相応したデジタル信号と
して出力されるサンプリングデータと表示器にお
ける現表示値に対応する表示データとの差を検出
する第1の比較器と、この第1の比較器に接続し
前記差及び前記表示器において所定時間内に表示
更新された回数に応じて変化する加算値を設定す
る加算器と、この加算器に接続し前記所定周期毎
に前記加算値を累積加算する第1のカウンタと、
この第1のカウンタに接続しあらかじめ設定され
た表示更新周期基準値と累積加算値とを比較し前
記累積加算値が前記表示更新周期基準値を越えた
時に表示更新を指示する第2の比較器と、この第
2の比較器に接続し表示更新回数を計数する第2
のカウンタと、この第2のカウンタに接続しあら
かじめ設定されている表示更新回数基準値と前記
表示更新回数を比較しこの比較結果を前記加算器
に出力する第3の比較器とを備え、前記サンプリ
ングデータと表示データとの差及び前記表示更新
回数に応じて表示更新周期を変化することを特徴
とするものである。
周期毎に測定量の変位に相応したデジタル信号と
して出力されるサンプリングデータと表示器にお
ける現表示値に対応する表示データとの差を検出
する第1の比較器と、この第1の比較器に接続し
前記差及び前記表示器において所定時間内に表示
更新された回数に応じて変化する加算値を設定す
る加算器と、この加算器に接続し前記所定周期毎
に前記加算値を累積加算する第1のカウンタと、
この第1のカウンタに接続しあらかじめ設定され
た表示更新周期基準値と累積加算値とを比較し前
記累積加算値が前記表示更新周期基準値を越えた
時に表示更新を指示する第2の比較器と、この第
2の比較器に接続し表示更新回数を計数する第2
のカウンタと、この第2のカウンタに接続しあら
かじめ設定されている表示更新回数基準値と前記
表示更新回数を比較しこの比較結果を前記加算器
に出力する第3の比較器とを備え、前記サンプリ
ングデータと表示データとの差及び前記表示更新
回数に応じて表示更新周期を変化することを特徴
とするものである。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述す
る。
る。
第1図は本発明装置を電圧計に適用した場合の
実施例を示しており、電圧センサ1により出力さ
れたアナログ信号はA−D変換器2において所定
のサンプリング周期でデジタル信号に変換され
る。ラツチ回路3は、電圧変動等で逐次変化する
このデジタル信号を前記所定周期で更新保持し、
第1のデジタル比較器4へ出力する。この第1の
デジタル比較器4は、デコーダドライバを含んで
構成されるデジタル表示器5に接続され、表示デ
ータYを保持するラツチ回路6の現保持データ
と、前記ラツチ回路3の最新サンプリングデータ
Xとを比較するものであり、このサンプリングデ
ータXと表示データYとの差W及び後述する第3
の比較器から出力されるデータとに応じた加算値
Cが加算器7で設定され、この加算値Cが第1の
カウンタ8で累積加算される。
実施例を示しており、電圧センサ1により出力さ
れたアナログ信号はA−D変換器2において所定
のサンプリング周期でデジタル信号に変換され
る。ラツチ回路3は、電圧変動等で逐次変化する
このデジタル信号を前記所定周期で更新保持し、
第1のデジタル比較器4へ出力する。この第1の
デジタル比較器4は、デコーダドライバを含んで
構成されるデジタル表示器5に接続され、表示デ
ータYを保持するラツチ回路6の現保持データ
と、前記ラツチ回路3の最新サンプリングデータ
Xとを比較するものであり、このサンプリングデ
ータXと表示データYとの差W及び後述する第3
の比較器から出力されるデータとに応じた加算値
Cが加算器7で設定され、この加算値Cが第1の
カウンタ8で累積加算される。
第2の比較器9は、予め設定され、表示の更新
のタイミングを示す表示更新周期基準値Aと前記
第1のカウンタ8の累積加算値とを比較する。第
2のカウンタ10は第2の比較器9において累積
加算値が基準値Aを越えてラツチ回路6へ表示更
新の指示を出力する表示更新の回数を計数するも
のである。
のタイミングを示す表示更新周期基準値Aと前記
第1のカウンタ8の累積加算値とを比較する。第
2のカウンタ10は第2の比較器9において累積
加算値が基準値Aを越えてラツチ回路6へ表示更
新の指示を出力する表示更新の回数を計数するも
のである。
第3の比較器11は、予め設定された表示更新
回数基準値Kと第2のカウンタ10の表示更新回
数を比較するのであり、この比較結果及び前記第
1の比較器4における比較結果とにより前記加算
値Cが決定する。
回数基準値Kと第2のカウンタ10の表示更新回
数を比較するのであり、この比較結果及び前記第
1の比較器4における比較結果とにより前記加算
値Cが決定する。
タイマー回路12は、第3の比較器11の比較
結果に応じてサンプリングデータXが安定状態す
なわち差Wが所定値より小さい状態にあるか否か
を測定するための設定時間Tを決めるとともに、
設定時間T経過後に第2のカウンタ10の表示更
新回数をクリアして、できるだけ早く表示更新の
安定状態を決めるものである。符号比較器13
は、第1のカウンタ8の累積加算値を逐次比較
し、加算器7から入力される加算値の符号が変化
すなわちサンプリングデータXと表示データYと
の差Wの符号が変化することを検知するものであ
り、符号がそれまでと変化する場合、第2のカウ
ンタ10をクリアする。
結果に応じてサンプリングデータXが安定状態す
なわち差Wが所定値より小さい状態にあるか否か
を測定するための設定時間Tを決めるとともに、
設定時間T経過後に第2のカウンタ10の表示更
新回数をクリアして、できるだけ早く表示更新の
安定状態を決めるものである。符号比較器13
は、第1のカウンタ8の累積加算値を逐次比較
し、加算器7から入力される加算値の符号が変化
すなわちサンプリングデータXと表示データYと
の差Wの符号が変化することを検知するものであ
り、符号がそれまでと変化する場合、第2のカウ
ンタ10をクリアする。
以上のように構成される本発明の動作を具体的
な数値を例にして説明する。先ず、所定サンプリ
ング周期1/128秒毎にラツチ回路3で更新保持さ
れるサンプリングデータXと表示器5における現
表示値に対応するラツチ回路6の表示データYと
の差W(=X−Y)は第1の比較器4によりその
正負符号も含めて検出される。第2図に示す点線
はサンプリングデータXを、また実線は表示デー
タYを各々表わしており、始めこれらのデータX
及びYは略同一で安定状態にあつたとする。ここ
で、サンプリングデータXが100から110へ増加し
て、表示データYとの間に差W=10を生じる。加
算器7はこの差Wが所定値S(=4)以上か否か
及び第3の比較器11において表示更新回数が表
示更新回数基準値K(=1)以上か否かによつて
加算する加算値Cを決定する。すなわち、差Wが
所定値S以上でサンプリングデータXが変化状態
にあると判定し、かつそのサンプリング前までは
差Wが所定値Sよりも小さくサンプリングデータ
Xが安定状態にあると判定しタイマー回路12で
設定された設定時間T内では表示更新がなかつた
ために、第3の比較器11において表示更新回数
が0で表示更新基準値Kよりも小さい時には、第
1の変化状態aであるとして、加算値CはC1(=
2)と設定される。そして、この値C1が第1の
カウンタ8へ供給される。
な数値を例にして説明する。先ず、所定サンプリ
ング周期1/128秒毎にラツチ回路3で更新保持さ
れるサンプリングデータXと表示器5における現
表示値に対応するラツチ回路6の表示データYと
の差W(=X−Y)は第1の比較器4によりその
正負符号も含めて検出される。第2図に示す点線
はサンプリングデータXを、また実線は表示デー
タYを各々表わしており、始めこれらのデータX
及びYは略同一で安定状態にあつたとする。ここ
で、サンプリングデータXが100から110へ増加し
て、表示データYとの間に差W=10を生じる。加
算器7はこの差Wが所定値S(=4)以上か否か
及び第3の比較器11において表示更新回数が表
示更新回数基準値K(=1)以上か否かによつて
加算する加算値Cを決定する。すなわち、差Wが
所定値S以上でサンプリングデータXが変化状態
にあると判定し、かつそのサンプリング前までは
差Wが所定値Sよりも小さくサンプリングデータ
Xが安定状態にあると判定しタイマー回路12で
設定された設定時間T内では表示更新がなかつた
ために、第3の比較器11において表示更新回数
が0で表示更新基準値Kよりも小さい時には、第
1の変化状態aであるとして、加算値CはC1(=
2)と設定される。そして、この値C1が第1の
カウンタ8へ供給される。
第2の比較器9は、表示更新のタイミングすな
わち表示更新周期基準値A(=52)と第1のカウ
ンタ8の累積加算値とを比較している。この比較
はサンプリング周期毎に行われ、累積加算値が基
準値Aを越えるまで表示更新は行われない。サン
プリング周期1/128秒毎にC1が累積加算されるた
め、26/128秒後に累積値加算値が基準値Aに達
し、ラツチ回路6は前回の表示データYに表示切
替単位値B(=1)を加算した101を保持して表示
器5にてこの新しい表示データYが表示更新され
る。加えて、表示器5の表示更新が成される毎に
第2のカウンタ9はこの表示更新回数を計数す
る。第3の比較器11は、更新回数基準値K(=
1)に表示更新回数が達すると加算器7に可変値
Cの値を変更する指示を与える。
わち表示更新周期基準値A(=52)と第1のカウ
ンタ8の累積加算値とを比較している。この比較
はサンプリング周期毎に行われ、累積加算値が基
準値Aを越えるまで表示更新は行われない。サン
プリング周期1/128秒毎にC1が累積加算されるた
め、26/128秒後に累積値加算値が基準値Aに達
し、ラツチ回路6は前回の表示データYに表示切
替単位値B(=1)を加算した101を保持して表示
器5にてこの新しい表示データYが表示更新され
る。加えて、表示器5の表示更新が成される毎に
第2のカウンタ9はこの表示更新回数を計数す
る。第3の比較器11は、更新回数基準値K(=
1)に表示更新回数が達すると加算器7に可変値
Cの値を変更する指示を与える。
加算器7は、差WがSの絶対値を越えておりか
つ表示更新回数がKを越えて第2の変化状態bに
あるとして、可変値CをC2(=18)に設定する。
以後サンプリング周期毎に差WがS以上である場
合、第1のカウンタ8はC2を累積加算するため、
第2の比較器9において累積加算値が3/128秒後
に基準値Aを越え、再び表示データYに1が加算
されて表示更新が行われる。以後同様の動作によ
り差WがSより小さい値となるまで3/128秒毎に
1ずつ表示更新が行われ、急速に表示データが実
際のサンプリングデータに近づく。
つ表示更新回数がKを越えて第2の変化状態bに
あるとして、可変値CをC2(=18)に設定する。
以後サンプリング周期毎に差WがS以上である場
合、第1のカウンタ8はC2を累積加算するため、
第2の比較器9において累積加算値が3/128秒後
に基準値Aを越え、再び表示データYに1が加算
されて表示更新が行われる。以後同様の動作によ
り差WがSより小さい値となるまで3/128秒毎に
1ずつ表示更新が行われ、急速に表示データが実
際のサンプリングデータに近づく。
一方、前記動作を繰り返し差WがS(=4)よ
り小さい値すなわち3となると、加算器7はサン
プリングデータが安定状態に達していると判定し
て可変値CをC0(=1)に設定する。そして、差
WがSより小さい値であれば第1のカウンタ8は
C0を累積加算する。従つて、以後52/128秒毎に
表示器5の表示が1ずつ更新される。このよう
に、サンプリングデータXがある程度表示データ
に近づくと早く安定状態を作るため、表示更新周
期をそれまでより遅くする。
り小さい値すなわち3となると、加算器7はサン
プリングデータが安定状態に達していると判定し
て可変値CをC0(=1)に設定する。そして、差
WがSより小さい値であれば第1のカウンタ8は
C0を累積加算する。従つて、以後52/128秒毎に
表示器5の表示が1ずつ更新される。このよう
に、サンプリングデータXがある程度表示データ
に近づくと早く安定状態を作るため、表示更新周
期をそれまでより遅くする。
尚、タイマー回路12は前記第1及び第2の変
化状態a,bにおいて、サンプリングデータXが
安定状態にあるとみなすための設定時間Tを設定
するもので、すなわち、第1の変化状態aにおい
てはそれまで安定状態にあつた後、変化状態に移
行したため、設定時間TをT0(=36/128)とする
ようタイマー回路12は設定し、この時間内に第
2のカウンタ10内であらたに表示更新回数が増
加されない限りサンプリングデータXは安定状態
にあると判定して第2のカウンタ9はクリアされ
る。また、第2の変化状態bにおいては設定時間
TをT1(=5/128)に設定する。これら設定時間
T0及びT1は第3の比較器11にて決定される。
化状態a,bにおいて、サンプリングデータXが
安定状態にあるとみなすための設定時間Tを設定
するもので、すなわち、第1の変化状態aにおい
てはそれまで安定状態にあつた後、変化状態に移
行したため、設定時間TをT0(=36/128)とする
ようタイマー回路12は設定し、この時間内に第
2のカウンタ10内であらたに表示更新回数が増
加されない限りサンプリングデータXは安定状態
にあると判定して第2のカウンタ9はクリアされ
る。また、第2の変化状態bにおいては設定時間
TをT1(=5/128)に設定する。これら設定時間
T0及びT1は第3の比較器11にて決定される。
符号比較器13は第1のカウンタ8の累積が加
算値を逐次比較し、加算器7からの加算値Cの正
負符号が前回と変わることを検知し、符号が変化
すると、それまでの変化状態とは異なる状態が生
じたとして第2のカウンタ10をクリアする。こ
のような符号の変化は一種の安定状態とみなされ
る。すなわち、加算器7から出力される加算値C
の一度の符号反転は、ノイズによる単なる一過性
のものか、あるいは、それまでの変化とは逆の正
式なサンプリングデータXの変化なのか不明であ
るため、それ以後のサンプリングデータXの様子
を見てから判断しないと分からないことを理由と
して、一種の安定状態とみなるのである。尚、第
1の比較器4は差Wを正負符号も含めて検出し、
加算器7はこの正負符号も含めた加算値を第1の
カウンタ8へ出力している。
算値を逐次比較し、加算器7からの加算値Cの正
負符号が前回と変わることを検知し、符号が変化
すると、それまでの変化状態とは異なる状態が生
じたとして第2のカウンタ10をクリアする。こ
のような符号の変化は一種の安定状態とみなされ
る。すなわち、加算器7から出力される加算値C
の一度の符号反転は、ノイズによる単なる一過性
のものか、あるいは、それまでの変化とは逆の正
式なサンプリングデータXの変化なのか不明であ
るため、それ以後のサンプリングデータXの様子
を見てから判断しないと分からないことを理由と
して、一種の安定状態とみなるのである。尚、第
1の比較器4は差Wを正負符号も含めて検出し、
加算器7はこの正負符号も含めた加算値を第1の
カウンタ8へ出力している。
このようにして、表示データYがある時間変化
しない安定状態から急にサンプリングデータXが
変化した場合、このサンプリングデータXと表示
データYとの差W及び表示更新が行われた回数に
応じて表示更新周期を変化させることにより、第
2図に示すようにサンプリングデータXが急に変
化した始めの内は表示更新周期が比較的遅く、そ
の後表示更新周期を速くして表示データYをサン
プリングデータXに速く近づけ、また表示データ
YがサンプリングデータXに近づくと表示更新周
期を再び遅くすることによつて、第3図に示すよ
うに正常な変化状態においては表示更新周期を速
め応答性を良好にし、振幅値は大きいが時間幅の
少ないノイズに対しては継続して累積加算されな
いため、表示更新がなされずチラツキを防止でき
る。
しない安定状態から急にサンプリングデータXが
変化した場合、このサンプリングデータXと表示
データYとの差W及び表示更新が行われた回数に
応じて表示更新周期を変化させることにより、第
2図に示すようにサンプリングデータXが急に変
化した始めの内は表示更新周期が比較的遅く、そ
の後表示更新周期を速くして表示データYをサン
プリングデータXに速く近づけ、また表示データ
YがサンプリングデータXに近づくと表示更新周
期を再び遅くすることによつて、第3図に示すよ
うに正常な変化状態においては表示更新周期を速
め応答性を良好にし、振幅値は大きいが時間幅の
少ないノイズに対しては継続して累積加算されな
いため、表示更新がなされずチラツキを防止でき
る。
以上本発明の一実施例について詳述したが本発
明の要旨の範囲内で適宜変形可能である。例えば
前記加算値C、表示更新周期基準値A、表示更新
回数基準値K及びタイマー回路内の設定時間T等
の数値は種々変形可能であり、適用される装置に
対して設定される。又、適用される装置は電圧計
の他に燃料計等が使用される。
明の要旨の範囲内で適宜変形可能である。例えば
前記加算値C、表示更新周期基準値A、表示更新
回数基準値K及びタイマー回路内の設定時間T等
の数値は種々変形可能であり、適用される装置に
対して設定される。又、適用される装置は電圧計
の他に燃料計等が使用される。
以上詳述したように本発明によれば、測定量に
おけるサンプリングデータと表示データとを逐次
比較し、これらの差及び表示値がある時間更新さ
れていない状態から更新された時間内の更新回数
に応じて加算値を設定し、この加算値を累積加算
した値が表示更新周期基準値を超えた場合に表示
更新を行うようにして表示更新周期をサンプリン
グデータの変化状態に対応して変化させたことに
より、ノイズ等の振幅の小さな入力変動や短い幅
のパルス状の入力に対しては表示更新周期を長く
し応答を遅らせて表示のチラツキを制御すると共
に、ノイズでない実際の入力変動に対しては表示
更新周期を短くし応答を速くて正確な値を速く表
示でき、実際の入力変動が急峻な表示装置にも適
用可能なデジタル表示装置を提供することができ
る。
おけるサンプリングデータと表示データとを逐次
比較し、これらの差及び表示値がある時間更新さ
れていない状態から更新された時間内の更新回数
に応じて加算値を設定し、この加算値を累積加算
した値が表示更新周期基準値を超えた場合に表示
更新を行うようにして表示更新周期をサンプリン
グデータの変化状態に対応して変化させたことに
より、ノイズ等の振幅の小さな入力変動や短い幅
のパルス状の入力に対しては表示更新周期を長く
し応答を遅らせて表示のチラツキを制御すると共
に、ノイズでない実際の入力変動に対しては表示
更新周期を短くし応答を速くて正確な値を速く表
示でき、実際の入力変動が急峻な表示装置にも適
用可能なデジタル表示装置を提供することができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明の動作を示すグラフ、第3図は他
の動作を示すグラフ、第4図Aは入力変動対時間
のグラフ、第4図Bは表示対時間のグラフであ
る。 3,6……ラツチ回路、5……表示器、4……
第1の比較器、7……加算器、8……第1のカウ
ンタ、9……第2の比較器、10……第2のカウ
ンタ、11……第3の比較器。
第2図は本発明の動作を示すグラフ、第3図は他
の動作を示すグラフ、第4図Aは入力変動対時間
のグラフ、第4図Bは表示対時間のグラフであ
る。 3,6……ラツチ回路、5……表示器、4……
第1の比較器、7……加算器、8……第1のカウ
ンタ、9……第2の比較器、10……第2のカウ
ンタ、11……第3の比較器。
Claims (1)
- 1 所定周期毎に測定量の変位に相応したデジタ
ル信号として出力されるサンプリングデータと表
示器における現表示値に対応する表示データとの
差を検出する第1の比較器と、この第1の比較器
に接続し前記差及び前記表示器において所定時間
内に表示更新された回数に応じて変化する加算値
を設定する加算器と、この加算器に接続し前記所
定周期毎に前記加算値を累積加算する第1のカウ
ンタと、この第1のカウンタに接続しあらかじめ
設定された表示更新周期基準値と累積加算値とを
比較し前記累積加算値が前記表示更新周期基準値
を越えた時に表示更新を指示する第2の比較器
と、この第2の比較器に接続し表示更新回数を計
数する第2のカウンタと、この第2のカウンタに
接続しあらかじめ設定されている表示更新回数基
準値と前記表示更新回数を比較しこの比較結果を
前記加算器に出力する第3の比較器とを備え、前
記サンプリングデータと表示データとの差及び前
記表示更新回数に応じて表示更新周期を変化する
ことを特徴とするデジタル表示装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243385A JPS62102117A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | デジタル表示装置 |
US06/924,629 US4736185A (en) | 1985-10-29 | 1986-10-29 | Digital display apparatus |
AT86308446T ATE59914T1 (de) | 1985-10-29 | 1986-10-29 | Digitale anzeigevorrichtung. |
EP86308446A EP0221771B1 (en) | 1985-10-29 | 1986-10-29 | Digital display apparatus |
DE8686308446T DE3676787D1 (de) | 1985-10-29 | 1986-10-29 | Digitale anzeigevorrichtung. |
CA000521919A CA1260639A (en) | 1985-10-29 | 1986-10-31 | Digital display apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243385A JPS62102117A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | デジタル表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62102117A JPS62102117A (ja) | 1987-05-12 |
JPH0341772B2 true JPH0341772B2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=17103066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60243385A Granted JPS62102117A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | デジタル表示装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4736185A (ja) |
EP (1) | EP0221771B1 (ja) |
JP (1) | JPS62102117A (ja) |
AT (1) | ATE59914T1 (ja) |
CA (1) | CA1260639A (ja) |
DE (1) | DE3676787D1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102011081901A1 (de) | 2011-08-31 | 2013-02-28 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zum Betreiben einer Steuervorrichtung für ein Display eines Fahrzeugs und Steuervorrichtung |
US10417306B1 (en) * | 2013-01-03 | 2019-09-17 | Amazon Technologies, Inc. | Determining load completion of dynamically updated content |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4509044A (en) * | 1981-05-13 | 1985-04-02 | Nippon Seiki Kabushiki Kaisha | Device which accurately displays changes in a quantity to be measured |
US4521885A (en) * | 1983-01-05 | 1985-06-04 | Towmotor Corporation | Diagnostic display apparatus |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP60243385A patent/JPS62102117A/ja active Granted
-
1986
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- 1986-10-29 US US06/924,629 patent/US4736185A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-29 EP EP86308446A patent/EP0221771B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-29 AT AT86308446T patent/ATE59914T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-10-31 CA CA000521919A patent/CA1260639A/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0221771A1 (en) | 1987-05-13 |
CA1260639A (en) | 1989-09-26 |
ATE59914T1 (de) | 1991-01-15 |
DE3676787D1 (de) | 1991-02-14 |
EP0221771B1 (en) | 1991-01-09 |
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US4736185A (en) | 1988-04-05 |
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