JP3256356B2 - 時間差測定方法 - Google Patents

時間差測定方法

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JP3256356B2 JP31282493A JP31282493A JP3256356B2 JP 3256356 B2 JP3256356 B2 JP 3256356B2 JP 31282493 A JP31282493 A JP 31282493A JP 31282493 A JP31282493 A JP 31282493A JP 3256356 B2 JP3256356 B2 JP 3256356B2
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  • Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はクロック信号の周期と
クロック信号の発生周期とを同時に測定する時間差測定
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、連続したクロック信号の周波数を
測定する場合には単一周波数の発振器を用いて測定して
いる。それに対して、クロック信号には断続するものが
有る。クロック信号が断続する場合は、クロック信号の
周期とクロック信号の断続の周期との違いが大きすぎる
と、単一周波数の発振器を用いただけではクロック信号
の発生周期に対する計数器がオ−バ−フロ−し、両方の
周期を同時に検出することはできない場合がある。そこ
で、周期的に発生するクロック信号の周波数を測定する
場合は、帯域濾波器を使用して特定の周波数成分のみを
取り出して測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯域濾
波器を使用する場合、検出しようとする周波数成分の数
だけの帯域濾波器を持たなければならなす、検出器全体
の規模が大きくなるとともに高価なものになっていた。
【0004】さらに、検出しようとする周波数成分の周
波数帯域が接近していると、検出の精度が悪くなってい
た。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、二系統の異なった周期信号のパルス
数をそれぞれ計数し、入力したクロック信号の周期及び
クロック信号の発生周期を同時に測定することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る時間差測
定方法は、クロック信号の周期とクロック信号の発生周
期とを同時に測定する時間差測定方法であって、クロッ
ク信号の周期より十分小さい周期の短周期信号と、短周
期信号の周期より大きい周期の長周期信号とを発生し、
被測定信号であるクロック信号の立ち下がりから立ち下
がりまでの間における短周期信号と長周期信号のパルス
数を計数し、計数した短周期信号のパルス数が前回計数
した短周期信号のパルス数より一定の割合以上大きいと
きには長周期信号のパルス数を出力し、それ以外のとき
には短周期信号のパルス数を出力する。
【0007】さらに、短周期信号の計数値と長周期信号
の計数値を逐次記憶する。
【0008】さらに、短周期信号の周波数と長周期信号
の周波数をクロック信号に併せてそれぞれ変更する。
【0009】
【作用】この発明においては、クロック信号の周期より
十分小さい周期の短周期信号と、短周期信号の周期より
大きい周期の長周期信号とを発生する。被測定信号であ
るクロック信号の立ち下がりから立ち下がりまでの間に
おける短周期信号と長周期信号のパルス数を計数し、異
なった周期を同時に計数する。
【0010】また、計数した短周期信号のパルス数が前
回計数した短周期信号のパルス数より一定の割合以上大
きいときには長周期信号のパルス数を出力し、それ以外
のときには短周期信号のパルス数を出力し、短周期信号
のパルス数によりクロック信号の周期か又はクロック信
号の発生周期かを判断して、いずれかのパルス数を出力
する。
【0011】さらに、短周期信号の計数値と長周期信号
の計数値を逐次記憶し、時系列に周期を記憶する。
【0012】さらに、短周期信号の周波数と長周期信号
の周波数をクロック信号に併せてそれぞれ変更し、短周
期信号及び長周期信号の周波数がクロック信号の周波数
及びクロック信号の発生周波数の倍数に近づくように調
整する。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、この発明に係る時間差測定方法を
採った時間差測定装置は断続的に発生するクロック信号
の周期とそのクロック信号の発生周期とを同時に測定す
る装置であって、第1発振部1、第2発振部2、入力バ
ッファ部3、制御部4、第1計数部5、第2計数部6、
第1記憶部7、第2記憶部8、第1入力ポ−ト部9及び
第2入力ポ−ト部10を備える。
【0014】第1発振部1はクロック信号の周期より十
分小さい周期の短周期信号を連続的に発生する。第2発
振部2はクロック信号の発生周期より小さく、且つ、第
1発振部1が発生する短周期信号より大きい周期の長周
期信号を連続的に出力する。入力バッファ部3は被測定
信号であるクロック信号を入力し、ディジタル信号に波
形整形する。制御部4は第1計数部5及び第2計数部6
の計数値の出力及びリセットを制御する部分である。制
御部4はクロック信号の立ち下がりを検知したときに、
第1計数部5の計数値を読み込み、今回読み込んだ計数
値と前回読み込んだ計数値とを比較し、比較結果により
第1計数部5又は第2計数部6に計数値の出力を指示す
る。また、制御部4は第1計数部5又は第2計数部6が
計数値を出力すると、第1計数部5及び第2計数部6に
計数値のリセットを指示する。第1計数部5は第1発振
部1が発生した周期信号のパルス数を計数し、制御部4
の指示により計数値を出力したり、計数値をリセットし
たりする。第2計数部6は第2発振部2が発生した周期
信号野パルス数を計数し、制御部4の指示により計数値
を出力したり、計数値をリセットしたりする。第1記憶
部7は第1計数部5で出力した計数値を記憶する。第2
記憶部8は第2計数部6で出力した計数値を出力する。
第1入力ポ−ト部9は第1発振部1の出力信号の周期の
変更情報を入力する。第2入力ポ−ト部10は第2発振
部2の出力信号の周期の変更情報を入力する。
【0015】上記構成の時間差測定装置を用いて、クロ
ック信号の周期及びクロック信号の発生周期を測定する
場合の動作を図2のフロ−チャ−ト及び図3のタイミン
グチャ−トを参照して説明する。
【0016】時間差測定装置が測定を開始すると、最初
に第1発振部1及び第2発振部2はそれぞれ短周期信号
及び長周期信号の発生を開始する(ステップS1)。入
力バッファ部3はクロック信号を入力し、デジタル信号
に波形整形する。第1計数部5及び第2計数部6はそれ
ぞれ独立に短周期信号及び長周期信号のパルス数の計数
を開始する。制御部4は入力バッファ部3を介して入力
したクロック信号の立ち下がりを検出すると(ステップ
S2)、第1計数部5の計数値を読み込み、制御部4内
部に記憶する。
【0017】制御部4は第1計数部5の計数値を記憶す
ると、第1計数部5及び第2計数部6に計数値をリセッ
トする信号を出力し、第1計数部5及び第2計数部6に
第1発振部1及び第2発振部2のパルス数の計数を再開
させる(ステップS3)。制御部4は次ぎのクロック信
号の立ち下がりを検出すると(ステップS4)、第1計
数部5の計数値を読み込み、今回読み込んだ計数値と前
回読み込んだ計数値とを比較し、今回読み込んだ計数値
を記憶する。このように、今回読み込んだ計数値と前回
読み込んだ計数値とを比較するので、第1発振部1の周
期や第2発振部2の周波数が変更されても、その他の設
定値を変更する等の調整をせずに、さまざまな周波数の
クロック信号を測定することができる。
【0018】制御部4は今回読み込んだ計数値が前回読
み込んだ計数値より一定割合以上大きい場合でないとき
は、検出した周期は図3におけるクロック信号の周期で
あるので、第1計数部5に計数値の出力を指示する(ス
テップS5)。第1計数部5は制御部4の指示により第
1発振部1の計数値を出力する。第1記憶部7は第1計
数部5が出力した計数値を記憶する(ステップS6)。
これにより、第1記憶部7はクロック信号の周期を第1
発振部1の周期の倍数の形で記憶することができる。
【0019】制御部4は今回読み込んだ計数値が前回読
み込んだ計数値より一定割合以上大きい場合は、検出し
た周期は図3におけるクロック信号の発生周期であるの
で、第2計数部6に計数値の出力を指示する(ステップ
S5)。第2計数部6は制御部4の指示により第2発振
部2の計数値を出力する。第2記憶部8は第2計数部6
が出力した計数値を記憶する(ステップS7)。これに
より、第2記憶部8はクロック信号の発生周期を第2発
振部2の周期の倍数の形で記憶することができる。
【0020】制御部4は第1計数部5又は第2計数部6
が計数値を出力すると、第1計数部5及び第2計数部6
に計数値をリセットする信号を出力する。第1計数部5
及び第2計数部6は計測を続行する場合は、再び計数を
開始する(ステップS8)。これにより、第1計数部5
及び第2計数部6はクロック信号の立ち下がりから次ぎ
の立ち下がりまでの第1発振部1及び第2発振部2のパ
ルス数を正確に計数できる。
【0021】なお、クロック信号に併せて第1発振部1
及び第2発振部2の周波数を調整すると更に正確な測定
値を得ることができる。その場合は、第1入力ポ−ト部
9に第1発振部1の出力信号の周波数の変更情報を入力
し、第2入力ポ−ト部10に第2発振部2の出力信号の
周波数の変更情報を入力する。第1入力ポ−ト部9及び
第2入力ポ−ト部10は、入力された値を基に第1発振
部1及び第2発振部2の発振周波数を設定変更する。こ
の場合、周波数の変更情報は外部からの信号により入力
したり、手動で入力する。
【0022】また、上記実施例では、制御部4は前回読
み込んだ計数値を記憶しているが、予め基準値を記憶す
るようにしたり、最初にアイドリング状態を持ち、アイ
ドリング状態のときに基準値を固定的に設定するように
しても良い。それにより、処理が早くなるとともに、ゆ
るやかな変化も検出することができる。
【0023】また、発振部や計数部を増やして、合成信
号の複数の周期を別々に測定できるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、クロッ
ク信号の周期より十分小さい周期の短周期信号と、短周
期信号の周期より大きい周期の長周期信号とを発生し、
被測定信号であるクロック信号の立ち下がりから立ち下
がりまでの間における短周期信号と長周期信号のパルス
数を計数し、異なった周期を同時に計数するので、クロ
ック信号が周期が周期的に発生する場合でもクロック信
号の周期とクロック信号の発生周期とを同時に計数でき
る。また、それぞれ独立して計数するので、周波数の帯
域が近くとも、発生周期を同時に計数できる。
【0025】また、計数した短周期信号のパルス数が前
回計数した短周期信号のパルス数より一定の割合以上大
きいときには長周期信号のパルス数を出力し、それ以外
のときには短周期信号のパルス数を出力し、検出した時
間により、クロック信号の周期か又はクロック信号の発
生周期かを判断してパルス数を出力するので、クロック
信号をその周期成分ごとに分離することなく、クロック
信号の周期とクロック信号の発生周期とを測定できる。
【0026】さらに、短周期信号の計数値と長周期信号
の計数値を逐次記憶し、時系列に周期を記憶するので、
周期を連続して検出することができ、再生して変化を検
査することができる。
【0027】さらに、短周期信号の周波数と長周期信号
の周波数をクロック信号に併せてそれぞれ変更し、短周
期信号及び長周期信号の周波数がクロック信号の周波数
及びクロック信号の発生周波数の倍数に近づくように調
整するので、周期を更に正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例の動作を示すフロ−チャ−ト
である。
【図3】各信号のタイミングチャ−トである。
【符号の説明】
1 第1発振部 2 第2発振部 3 入力バッファ部 4 制御部 5 第1計数部 6 第2計数部 7 第1記憶部 8 第2記憶部 9 第1入力ポ−ト部 10 第2入力ポ−ト部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号の周期とクロック信号の発
    生周期とを同時に測定する時間差測定方法であって、ク
    ロック信号の周期より十分小さい周期の短周期信号と、
    短周期信号の周期より大きい周期の長周期信号とを発生
    し、被測定信号であるクロック信号の立ち下がりから立
    ち下がりまでの間における短周期信号と長周期信号のパ
    ルス数を計数し、計数した短周期信号のパルス数が前回
    計数した短周期信号のパルス数より一定の割合以上大き
    いときには長周期信号のパルス数を出力し、それ以外の
    ときには短周期信号のパルス数を出力することを特徴と
    する時間差測定方法。
  2. 【請求項2】 短周期信号の計数値と長周期信号の計数
    値を逐次記憶する請求項1記載の時間差測定方法。
  3. 【請求項3】 短周期信号の周波数と長周期信号の周波
    数をクロック信号に併せてそれぞれ変更する請求項1又
    は2記載の時間差測定方法。
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