JP3655798B2 - 回転位相信号生成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転位相信号生成装置に関し、特にヘリカルスキャン方式VTRのシリンダ上に配置されたヘッドの切り換え信号の高精度な生成などに好適な回転位相信号生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ヘッド切換信号の生成に関する回転位相信号生成装置としては、特開平10−228690号公報に記載されたものがある。
図4は、従来の回転位相信号生成装置におけるシリンダ構成を説明するための図である。図に示すようにこのシリンダでは、シリンダ上に2つのヘッドとともに、回転位置を検出するための1つのPG素子と回転速度を検出するための4つのFG素子が配置されている。
【0003】
次に、このシリンダ構成を例にとって従来の回転位相信号生成装置について説明する。
図5は、従来の回転位相信号生成装置を説明するためのブロック図である。
図において、従来の回転位相信号生成装置は、シリンダが1回転する毎に1個のパルスが出力されるPG素子からのPG信号1と、シリンダが1回転する毎に4個のパルスが出力されるFG素子からのFG信号2と、PG信号1とFG信号2を用いてシリンダの回転毎にリセットし、FG信号2を数えるFGカウンタ3と、FGカウンタ3のカウント値を示す信号4と、立ち上がり点の基準FGパルス数Nrを指示する信号5aと、立ち下がり点の基準FGパルス数Nfを指示する信号5bと、FGカウンタ3の値と信号5a、信号5bとをそれぞれ比較してモノマルチ起動パルスを生成する第1及び第2の比較器6a、6bと、立ち上がり点のモノマルチ量Trを指示する信号18aと、立ち下がり点のモノマルチ量Tfを指示する信号18bと、第1及び第2の比較器6a、6bの出力信号7a、7bを起動パルスとして指定された遅延時間に相当する遅延パルスを発生する第1及び第2のモノマルチ回路19a、19bと、該モノマルチ回路19a、19bの出力により、立ち上がり変化、立ち下がり変化を出力してヘッド切換信号17(HSW)を生成するトグル部16とを有している。
【0004】
次に動作について説明する。
図6(A)は、以上のような構成でのヘッド切換信号HSWの生成動作をタイミングチャートで示した図である。
シリンダが回転することによって、PG信号1は1回転する毎に1つのパルスを、FG素子2が4つあるのでFG信号2は4パルス出力する。このパルスをもとにFGカウンタ3はPG信号1のパルスの後、最初のFG信号パルスでリセットされ、以降FG信号2が来る度にインクリメントされる。よって、FGカウンタ3のカウンタ値4は、0,1,2,3,0,1,・・・と繰り返す。FGカウンタ3のカウント値4と信号5aで指示されるHSWの立ち上がり基準FGパルス数Nrとを比較する第1の比較器6aは、FGカウンタ3のカウント値4と基準FGパルス数Nrが一致した時、モノマルチ起動のための信号7aを出力して立ち上がり用第1のモノマルチ回路19aを起動させる。図6(A)の例は基準FGパルス数Nrが「1」の期間を示している。
【0005】
第1のモノマルチ回路19aは信号7aで起動し、信号18aで設定された立ち上がり点のモノマルチ量Trだけ遅延したタイミングでトグル部16に対してハイレベルの信号を出すように指示する。
【0006】
同様にして、FGカウンタ3のカウント値4と信号5bで設定されるHSWの立ち下がりの基準FGパルス数Nfとを比較する第2の比較器6bは、FGカウンタ3のカウント値と基準FGパルス数Nfが一致した時、モノマルチ起動のための信号7bを出力して立ち下がり用モノマルチ回路19bを起動させる。図6(A)の例は基準FGパルス数Nfが「3」の期間を示している。モノマルチ回路19bは信号7bで起動し、信号18bで設定された立ち下がり点のモノマルチ量Tfだけ遅延したタイミングでトグル部16に対してローレベルの信号を出すように指示する。以上のような動作を繰り返し、ヘッド切換信号17(HSW)を発生させる。
【0007】
以上のようにして、第1及び第2の比較器6a、6bに基準となるFGパルス数Nr、Nfを設定し、そこからの時間的な距離を示すモノマルチ量Tr、Tfを調整することにより、それぞれのヘッドに最も近いFG素子(もしくは最適なFG素子)からのパルス信号を元にしたヘッド切換信号を生成できるので、精度の良いヘッド切換信号を得ることを実現している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の回転位相信号生成装置では、基準とするFGパルスからの立ち上がり点、立ち下がり点を固定周波数クロックでのカウント数による時間を単位としたモノマルチ量で制御するために、図6(B)に示すように異なるシリンダの回転速度の場合には上記モノマルチ量をその回転速度に合わせて変更する必要がある。
【0009】
また、上記モノマルチ量は離散的な所定回転速度の値を求めておき、段階的に設定するのが一般的であるため、回転速度にぴったり合致したモノマルチ量を設定できなかったり、さらにはVTRの通常再生から高速再生への移行時のように、シリンダの回転速度が動的に変化する場合には、回転速度の変化中は正しい位相のヘッド切換信号が得られないという問題がある。
【0010】
さらにヘッド切換信号の出力位置を所定位置にする調整段階においては、PG素子やFG素子の取り付け位置のばらつきを補正するために、基準とする回転速度における基準FGパルス数Nr、Nfとモノマルチ量Tr、Tf(シリンダ固有の値)を個別に求める必要がある。図7は従来の回転位相信号生成装置の調整方法を説明するためのタイミング図である。図7に示すように調整目標とする出力位置がFGパルスの変化点近傍にある場合には調整方法に次の課題がある。それは、モノマルチ量に十分大きい値を設定すれば基準となるFGパルスの次のFGパルスを越えた位置にもヘッド切換信号を生成できるが、次のFGパルスを越えているかどうかが判断できないために、基準FGパルスの設定値Nr、Nfを最適に選ぶことができない点である。図7の例では基準とするFGパルスは(p+1)番目の方がよいが、(p)番目からのモノマルチでも生成できてしまい(p+1)番目にすべきであることの判断ができないという問題があった。
【0011】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、回転位相信号の変化点を決定する設定値を回転速度によって変更する必要が全くなく、しかも回転速度が変化している遷移期間においても常に正しい位相の回転位相信号を生成することを可能とし、調整時にも一義的に最適値を求める事ができる回転位相信号生成装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明(請求項1)に係る回転位相信号生成装置は、回転体の回転に同期した同期信号から、回転体の回転位相を示す回転位相信号を生成する装置であって、上記同期信号の変化間隔に対する回転位相信号が変化すべき位置の時間比を設定する設定手段と、上記同期信号の変化間隔を計測する周期計測手段と、上記変化間隔の計測値に対して上記設定手段において設定された上記時間比を乗じて、上記同期信号の基準変化点から回転位相信号の変化点までの絶対位置を求め、回転位相信号の変化点を特定する変化点処理手段と、特定された変化点で出力を変化させて回転位相信号を生成する位相生成手段とを備えたものである。
【0013】
この発明(請求項2)は、請求項1記載の回転位相信号生成装置において、上記変化点処理手段は、回転体の回転に同期した同期信号の変化間隔の計測値として、求めるべき絶対位置の基準となる基準変化点よりも過去に計測された同期信号の変化間隔の計測値を用い、上記計測値と上記時間比との乗算により、基準変化点から回転位相信号の変化点までの絶対位置を求める構成としたものである。
【0014】
この発明(請求項3)は、請求項1記載の回転位相信号生成装置において、上記周期計測手段は、上記同期信号の変化間隔をカウントするカウント手段と、カウント値を一時的に保持する保持手段とで構成され、上記変化点処理手段は、上記カウント手段のカウント値と、上記保持手段に一時的に保持された保持値と上記時間比との乗算で求まった絶対位置とを比較する比較手段の比較結果によって回転位相信号の変化点を特定する構成としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による回転位相信号生成装置を説明するためのブロック図である。
本実施の形態1の回転位相信号生成装置は、シリンダが1回転する毎に1個のパルスが出力されるPG素子からのPG信号1と、シリンダが1回転する毎に4個のパルスが出力されるFG素子からのFG信号2と、PG信号1とFG信号2を用いてシリンダの回転毎にリセットし、FG信号2を数えるFGカウンタ3と、FGカウンタ3のカウント値を示す信号4と、立ち上がり点の基準FGパルス数Nrを指示する信号5aと、立ち下がり点の基準FGパルス数Nfを指示する信号5bと、FGカウンタ3の値と信号5a、信号5bとをそれぞれ比較してモノマルチ起動パルスを生成する第1及び第2の比較器6a、6bと、FGのパルス周期を計測する周期カウンタ8と、周期カウンタ8のカウンタ出力である信号9と、基準FGパルス数Nr、NfとFGカウンタが一致した時に出力される信号7a、7bをラッチパルスとして周期カウンタ8のカウント値をラッチし、基準FGパルス数Nr、Nfで指示されるFGパルスのパルス周期を一時的に保持する第1及び第2のラッチ10a及び10bと、ヘッド切換信号の立ち上がり点の相対位置Krと立ち下がり点の相対位置Kf(基準FGパルス周期に対する出力位置)を指示する信号12a及び12bと、ラッチされたFGパルス周期11a、11bと回転位相信号を変化させたい所望位置との時間比や角度比などで表される相対位置Kr、Kfの演算により、基準FGパルスの変化点からの絶対位置情報14a、14bを求める第1及び第2の変換部13a及び13bと、絶対位置情報14a、14bとFGの周期カウンタとを比較する第3及び第4の比較器15a及び15bと、第3及び第4の比較器15a、15bの出力により、立ち上がり変化、立ち下がり変化を出力してヘッド切換信号17(HSW)を生成するトグル部16を有している。
【0016】
次に動作について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1による回転位相信号生成装置の動作を説明するためのタイミング図である。
図において、シリンダが回転することによって、PG信号1は1回転する毎に1つのパルスを、FG素子2が4つあるのでFG信号2は4パルス出力する。このパルスをもとにFGカウンタ3はPG信号1のパルスの後、最初のFG信号パルスでリセットされ、以降FG信号2が来る度にインクリメントされる。よって、FGカウンタ3のカウンタ値4は、0,1,2,3,0,1,・・・と繰り返すのは従来技術と同じである。
【0017】
FGカウンタ3のカウント値4と信号5aで指示されるHSWの立ち上がり基準FGパルス数Nrとを比較する第1の比較器6aは、カウント値4と基準FGパルス数Nrが一致した時、一致信号7aを出力する。この一致信号7aは、基準FGパルス数Nrが「1」の期間を示している。
【0018】
周期カウンタ8は一致信号7aの立ち上がりタイミングからカウントを開始し、第1のラッチ10aは一致信号7aの立ち下がりタイミング(次のFGパルスの開始タイミング)でカウント値9をラッチすることによって基準FGパルス数Nrで指示されるFGパルスの周期(パルス幅)を計測する。この計測値に対して第1の変換部13aは相対位置情報Krを掛け算することによって個々の回転ヘッド毎の取り付け角の変動を示す絶対位置情報14a(Cr)を求める。第3の比較器15aはこの絶対位置情報14aと周期カウンタ8のカウント値9とを比較し、かつ指定のFGパルス区間である場合に一致信号をトグル部16に出力して立ち上がり変化を生成させる。
【0019】
同様にして、FGカウンタ3のカウント値4と信号5bで指示されるHSWの立ち下がり基準FGパルス数Nfとを比較する第2の比較器6bは、カウント値4と基準FGパルス数Nfが一致した時、信号7bを出力する。本実施の形態1では基準FGパルス数Nfが「3」の場合を示している。
【0020】
周期カウンタ8は一致信号7bの立ち上がりタイミングからカウントを開始し、ラッチ10bは一致信号7bの立ち下がりタイミング(次のFGパルスの開始タイミング)でカウント値9をラッチすることによって基準FGパルス数Nfで指示されるFGパルスの周期(パルス幅)を計測する。この計測値に対して第2の変換部13bは相対位置情報Kfをかけることによって絶対位置情報14b(Cf)を求める。第4の比較器15bはこの絶対位置情報14bと周期カウンタ8のカウント値9とを比較し、かつ指定のFGパルス区間(信号7bがアクティブ)である場合に一致信号をトグル部16に出力して立ち下がり変化を生成させる。以上の動作を繰り返し、ヘッド切換信号17(HSW)を発生させる。
【0021】
なお、図6(B)のように図6(A)とは回転速度が異なる場合にも、相対位置情報Kr、Kfは各相対位置の個々のばらつきを比率によって示しているため、これらを改めて外部から設定し直す必要はない。
【0022】
さらに常に最新(一回転前)の周期計測値をもとに出力変化位置を決定するので、回転速度が動的に変化している最中であっても、外部から設定を変更する必要はなく、回転速度の変化に追従した回転位相信号を生成することができる。
【0023】
このように、本実施の形態1の回転位相信号生成装置によれば、モノマルチ量(絶対量)を用いて出力変化位置を特定するのではなく、基準とするパルス幅に対する相対位置情報Kr、Kfを用いて出力位置を特定するようにしたので、いかなる回転速度においても精度良いヘッド切換信号を得ることができるとともに、回転速度が変化中であっても自動的に速度変化に追従した高精度なヘッド切換信号を得ることができる。
【0024】
なお、FGパルスの相対位置が一周期の範囲内で調整できずに、次の周期までかかった場合は、明らかに基準とするFGパルスとは別のFGパルスを入力したことになるため、基準とすべきFGパルスを一義的に決定することができる。
【0025】
なお、本実施の形態1では、周期計測値として一回転前の値を用いているが、それ以上過去の値であってもよい。もし各FG素子に対応したFGパルスの幅が均等であるなどの条件があれば、基準FGパルスで指示されたFGパルスとは別のFGパルスの周期を計測しても良い。
【0026】
図3は本実施の形態1による回転位相信号生成動作の変形例を説明するためのタイミング図である。
図3に示すように、周期計測は指定されたFGパルス以外でもすべてのFGパルスについてその周期を計測し、かつ基準FGパルス数で指示された計測値のみを比較器に用いても良い。ただしそのような場合では、回転速度が速くなっていくような変化中に、周期計測値と相対位置Kr、Kfとを掛け合わせた演算値に到達する前に次のFGパルスがやってきて周期カウンタ8がリセットされてしまうために、演算値とカウンタ値が等しくなる点がなくなることがある。そのような場合にも、出力変化がなくならないように、周期カウンタがリセットされる時(次のFGパルスが入ってきた時)に、出力変化を起こすように対策すればよい。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、この発明(請求項1)に係る回転位相信号生成装置によれば、回転体の回転に同期した同期信号から、回転体の回転位相を示す回転位相信号を生成する装置であって、上記同期信号の変化間隔に対する回転位相信号が変化すべき位置の時間比を設定する設定手段と、上記同期信号の変化間隔を計測する周期計測手段と、上記変化間隔の計測値に対して上記設定手段において設定された上記時間比を乗じて、上記同期信号の基準変化点から回転位相信号の変化点までの絶対位置を求め、回転位相信号の変化点を特定する変化点処理手段と、特定された変化点で出力を変化させて回転位相信号を生成する位相生成手段とを備えるようにしたので、回転速度に合わせて設定を変更することなく、いかなるシリンダの回転速度においても精度良いヘッド切換信号(回転位相信号)を得ることができるとともに、回転速度が変化中であっても自動的に速度変化に追従した高精度な回転位相信号を得ることができる。
【0028】
この発明(請求項2)によれば、請求項1記載の回転位相信号生成装置において、上記変化点処理手段は、回転体の回転に同期した同期信号の変化間隔の計測値として、求めるべき絶対位置の基準となる基準変化点よりも過去に計測された同期信号の変化間隔の計測値を用い、上記計測値と上記時間比との乗算により、基準変化点から回転位相信号の変化点までの絶対位置を求めるようにしたので、回転速度が変化中であっても変化間隔の計測値が自動的に更新されて速度変化に追従し、安定して正しい位相の回転位相信号を生成することができる。
【0029】
この発明(請求項3)によれば、請求項1記載の回転位相信号生成装置において、上記周期計測手段は、上記同期信号の変化間隔をカウントするカウント手段と、カウント値を一時的に保持する保持手段とで構成され、上記変化点処理手段は、上記カウント手段のカウント値と、上記保持手段に一時的に保持された保持値と上記時間比との乗算で求まった絶対位置とを比較する比較手段の比較結果によって回転位相信号の変化点を特定するようにしたので、回転速度変化に自動的に追従する安定して正しい位相の回転位相信号を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による回転位相信号生成装置を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による回転位相信号生成装置の動作を説明するためのタイミング図である。
【図3】本実施の形態1による回転位相信号生成動作の変形例を説明するためのタイミング図である。
【図4】従来の回転位相信号生成装置におけるシリンダ構成を説明するための図である。
【図5】従来の回転位相信号生成装置を説明するためのブロック図である。
【図6】従来の回転位相信号生成装置の動作を説明するためのタイミング図である。
【図7】従来の回転位相信号生成装置の調整方法を説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1 PG信号
2 FG信号
3 FGカウンタ
4、FGカウンタ3のカウント値
5a、5b 基準FGパルス数Nr及びNfを指示する信号
6a、6b 第1及び第2の比較器
7a、7b 第1及び第2の比較器6a、6bの比較出力
8 周期カウンタ
9 周期カウンタ8のカウント値
10a、10b 第1及び第2のラッチ
11a、11b 第1及び第2のラッチ10a、10bで保持された周期計測値
12a、12b 相対位置Kr及びKfを指示する信号
13a、13b 第1及び第2の変換部
14a、14b 絶対位置を示す信号
15a、15b 第3及び第4の比較器
16 トグル部
17 回転位相信号出力
18a、18b モノマルチ量Tr、Tfを指示する信号
19a、19b 第1及び第2のモノマルチ回路
Claims (3)
- 回転体の回転に同期した同期信号から、回転体の回転位相を示す回転位相信号を生成する装置であって、
上記同期信号の変化間隔に対する回転位相信号が変化すべき位置の時間比を設定する設定手段と、
上記同期信号の変化間隔を計測する周期計測手段と、
上記変化間隔の計測値に対して上記設定手段において設定された上記時間比を乗じて、上記同期信号の基準変化点から回転位相信号の変化点までの絶対位置を求め、回転位相信号の変化点を特定する変化点処理手段と、
特定された変化点で出力を変化させて回転位相信号を生成する位相生成手段とを備えたことを特徴とする、
回転位相信号生成装置。 - 請求項1記載の回転位相信号生成装置において、
上記変化点処理手段は、
回転体の回転に同期した同期信号の変化間隔の計測値として、求めるべき絶対位置の基準となる基準変化点よりも過去に計測された同期信号の変化間隔の計測値を用い、上記計測値と上記時間比との乗算により、基準変化点から回転位相信号の変化点までの絶対位置を求めるものであることを特徴とする、
回転位相信号生成装置。 - 請求項1記載の回転位相信号生成装置において、
上記周期計測手段は、
上記同期信号の変化間隔をカウントするカウント手段と、
カウント値を一時的に保持する保持手段とで構成され、
上記変化点処理手段は、
上記カウント手段のカウント値と、上記保持手段に一時的に保持された保持値と上記時間比との乗算で求まった絶対位置とを比較する比較手段の比較結果によって回転位相信号の変化点を特定するものであることを特徴とする、
回転位相信号生成装置。
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