JPH08146022A - パルス計測回路 - Google Patents
パルス計測回路Info
- Publication number
- JPH08146022A JPH08146022A JP6285742A JP28574294A JPH08146022A JP H08146022 A JPH08146022 A JP H08146022A JP 6285742 A JP6285742 A JP 6285742A JP 28574294 A JP28574294 A JP 28574294A JP H08146022 A JPH08146022 A JP H08146022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counters
- pulse
- count
- read
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カウント値読取時のパルス取りこぼしをなく
す。 【構成】 入力側が並列に接続の2n個のカウンタ1〜
4と、計測周期を1/2nずらすタイマ5と、切替スイ
ッチS1と、カウンタ1〜4のコントロール信号,タイ
マ5の信号を受けてカウンタ1〜4及びスイッチS1を
制御する制御回路6及びCPUで構成する。制御回路6
はタイマ5からの信号を受けてカウンタの計測周期を1
/2nずつずらし、カウンタ1〜4に計測周期の後半時
間カウントさせると共にそのカウントの終了後カウント
値の読み出しを行いスイッチS1を切り替える。カウン
タ1〜4はそれぞれカウンタ読み出し時間と関係のない
計測周期の後半時間パルス入力をカウントするので、カ
ウンタ読み出しによるパルス入力の取りこぼしは生じな
い。読み出されたカウント値は切替スイッチS1を介し
て順次CPUに出力されるので、データが途切れること
はない。
す。 【構成】 入力側が並列に接続の2n個のカウンタ1〜
4と、計測周期を1/2nずらすタイマ5と、切替スイ
ッチS1と、カウンタ1〜4のコントロール信号,タイ
マ5の信号を受けてカウンタ1〜4及びスイッチS1を
制御する制御回路6及びCPUで構成する。制御回路6
はタイマ5からの信号を受けてカウンタの計測周期を1
/2nずつずらし、カウンタ1〜4に計測周期の後半時
間カウントさせると共にそのカウントの終了後カウント
値の読み出しを行いスイッチS1を切り替える。カウン
タ1〜4はそれぞれカウンタ読み出し時間と関係のない
計測周期の後半時間パルス入力をカウントするので、カ
ウンタ読み出しによるパルス入力の取りこぼしは生じな
い。読み出されたカウント値は切替スイッチS1を介し
て順次CPUに出力されるので、データが途切れること
はない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス入力をカウンタ
に取り込んで読み出すパルス計測回路に関する。
に取り込んで読み出すパルス計測回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように連続パルスPが入力す
るカウンタ1のカウント値をCPUに一定の間隔で読み
出す時、図4に示すようにカウント値読み込み処理時間
におけるパルス入力の取りこぼしがあり、正確なパルス
入力の測定が必要な処理及び連続測定が必要となる装置
には使用することができない。
るカウンタ1のカウント値をCPUに一定の間隔で読み
出す時、図4に示すようにカウント値読み込み処理時間
におけるパルス入力の取りこぼしがあり、正確なパルス
入力の測定が必要な処理及び連続測定が必要となる装置
には使用することができない。
【0003】このため従来は図5に示すようにパルス入
力を同時に2つのカウンタ1,2に取り込んで制御回路
6により一定時間毎に制御し、図6に示すようにカウン
タ1,2の内容を交互に読み出すことにより、単位時間
におけるパルス計測を行っている。
力を同時に2つのカウンタ1,2に取り込んで制御回路
6により一定時間毎に制御し、図6に示すようにカウン
タ1,2の内容を交互に読み出すことにより、単位時間
におけるパルス計測を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図5の方
法では2つのカウンタを交互に読み出しカウント値とす
るので、単位時間毎のパルス計測は2つのカウンタのど
ちらかを使用するので、問題なく測定できる。しかし2
つのカウンタの切換点ではどちらのカウント値も読み出
せないことになり、パルス入力の連続計測が途切れてし
まう。
法では2つのカウンタを交互に読み出しカウント値とす
るので、単位時間毎のパルス計測は2つのカウンタのど
ちらかを使用するので、問題なく測定できる。しかし2
つのカウンタの切換点ではどちらのカウント値も読み出
せないことになり、パルス入力の連続計測が途切れてし
まう。
【0005】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、カウ
ンタの切換時のパルス欠損を防止し、パルス入力の連続
測定をすることができるパルス計測回路を提供すること
にある。
てなされたものであり、その目的とするところは、カウ
ンタの切換時のパルス欠損を防止し、パルス入力の連続
測定をすることができるパルス計測回路を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるパルス計測回路は、入力側が並列に
接続された2n個(nは整数)のカウンタと、前記各カ
ウンタの出力を切り替えるスイッチと、前記2n個のカ
ウンタにそれぞれ計測周期を1/2nずらして計測周期
毎にその前半又は後半だけカウントさせ、そのカウント
の終了後カウント値読み出しを行うと共に前記スイッチ
の切替信号を出力する制御回路とを備えてなるものであ
る。
に、本発明におけるパルス計測回路は、入力側が並列に
接続された2n個(nは整数)のカウンタと、前記各カ
ウンタの出力を切り替えるスイッチと、前記2n個のカ
ウンタにそれぞれ計測周期を1/2nずらして計測周期
毎にその前半又は後半だけカウントさせ、そのカウント
の終了後カウント値読み出しを行うと共に前記スイッチ
の切替信号を出力する制御回路とを備えてなるものであ
る。
【0007】
【作用】2n個のカウンタは制御回路によりそれぞれ計
測周期が1/2nずつずらされ各カウンタは計測周期の
前半又は後半だけ入力パルスをカウントするので、その
カウント終了後に行われるカウント値読出時はカウント
しない期間となるので、カウント値読み出し時間がカウ
ントに影響することはない。そして各カウンタは計測周
期の1/2nずつずれて計測期間の1/2nずつカウン
トするので、データが途切れることなくパルス入力の連
続計測ができる。
測周期が1/2nずつずらされ各カウンタは計測周期の
前半又は後半だけ入力パルスをカウントするので、その
カウント終了後に行われるカウント値読出時はカウント
しない期間となるので、カウント値読み出し時間がカウ
ントに影響することはない。そして各カウンタは計測周
期の1/2nずつずれて計測期間の1/2nずつカウン
トするので、データが途切れることなくパルス入力の連
続計測ができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図1、図2を参照し
て説明する。図1において、1〜4はパルス入力Pをカ
ウントするカウンタ、5はカウンタ1〜4の計測周期T
を1/4ずらすためのタイマ、6はカウンタ1〜4のコ
ントロール信号及びタイマ5からの信号を受けて、カウ
ンタ1〜4及びカウンタ切替スイッチを制御する制御回
路で、カウンタ1〜4の計測周期Tをそれぞれ1/4ず
つずらすと共に、各カウンタがそれぞれ計測周期Tの後
半1/2T期間パルス入力Pをカウントするように制御
し、カウント終了と同時にカウント値読み出しを行いス
イッチS1を切り替えてパルス計測値を出力させるよう
に制御する構成となっている。
て説明する。図1において、1〜4はパルス入力Pをカ
ウントするカウンタ、5はカウンタ1〜4の計測周期T
を1/4ずらすためのタイマ、6はカウンタ1〜4のコ
ントロール信号及びタイマ5からの信号を受けて、カウ
ンタ1〜4及びカウンタ切替スイッチを制御する制御回
路で、カウンタ1〜4の計測周期Tをそれぞれ1/4ず
つずらすと共に、各カウンタがそれぞれ計測周期Tの後
半1/2T期間パルス入力Pをカウントするように制御
し、カウント終了と同時にカウント値読み出しを行いス
イッチS1を切り替えてパルス計測値を出力させるよう
に制御する構成となっている。
【0009】しかして、図2に示すように、カウンタ1
〜4の計測周期Tは1/4ずつずれる。そして各カウン
タはそれぞれ計測周期Tの後半1/2T期間パルス入力
Pをカウントし、その後カウンタ値の読み出しが行われ
るので、この読み出しはそれぞれ次の計測周期Tの初め
に行うことになるので次回のカウントには影響を及ぼす
ことはない。またカウンタ1〜4のデータ読出周期が1
/4ずれるので、パルス入力の連続計測のデータが途切
れることはない。
〜4の計測周期Tは1/4ずつずれる。そして各カウン
タはそれぞれ計測周期Tの後半1/2T期間パルス入力
Pをカウントし、その後カウンタ値の読み出しが行われ
るので、この読み出しはそれぞれ次の計測周期Tの初め
に行うことになるので次回のカウントには影響を及ぼす
ことはない。またカウンタ1〜4のデータ読出周期が1
/4ずれるので、パルス入力の連続計測のデータが途切
れることはない。
【0010】このパルス計測回路で例えば、回転数の計
測をする場合、回転数は1秒間のパルス入力数をカウン
トして求めるが、カウンタ1〜4のカウント値を1/4
秒毎に読み出すことにより0.25秒毎のパルス数を求
めることができる。このため従来の2倍の速さの計測が
可能となる。また高速パルス計測が正確に行えるように
なる。
測をする場合、回転数は1秒間のパルス入力数をカウン
トして求めるが、カウンタ1〜4のカウント値を1/4
秒毎に読み出すことにより0.25秒毎のパルス数を求
めることができる。このため従来の2倍の速さの計測が
可能となる。また高速パルス計測が正確に行えるように
なる。
【0011】実施例では、カウンタを4個並列に接続し
て使用しているが、これに限定されるものではなく、2
n個並列に接続して計測周期を1/2nずらして計測す
ることが可能である。またカウントを周期の半前に行っ
てもよい。
て使用しているが、これに限定されるものではなく、2
n個並列に接続して計測周期を1/2nずらして計測す
ることが可能である。またカウントを周期の半前に行っ
てもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0013】(1)2n個のカウンタのカウント開始を
1/2n周期ずらすことにより、カウンタ切替時のパル
ス欠損を防止することができ、パルス入力の連続測定が
可能となる。
1/2n周期ずらすことにより、カウンタ切替時のパル
ス欠損を防止することができ、パルス入力の連続測定が
可能となる。
【0014】(2)回転数の計測を行う場合、1秒間の
パルスをカウントして求めるが、2n個のカウンタの値
を順次読み出すことにより、1/2n秒間のパルス数を
求めることができ、従来のn倍の速さの計測が可能にな
る。
パルスをカウントして求めるが、2n個のカウンタの値
を順次読み出すことにより、1/2n秒間のパルス数を
求めることができ、従来のn倍の速さの計測が可能にな
る。
【図1】実施例にかかるパルス計測回路の構成説明図。
【図2】実施例の動作を説明するタイムチャート。
【図3】従来例のパルス計測回路の構成説明図。
【図4】従来例の動作を説明するタイムチャート。
【図5】他の従来例のパルス計測回路の構成説明図。
【図6】他の従来例の動作を説明するタイムチャート。
1〜4…カウンタ 5…タイマ 6…制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 入力側が並列に接続された2n個(nは
整数)のカウンタと、 前記各カウンタの出力を切り替えるスイッチと、 前記2n個のカウンタにそれぞれ計測周期を1/2nず
らして計測周期毎にその前半又は後半だけカウントさ
せ、そのカウントの終了後カウント値読み出しを行うと
共に前記スイッチの切替信号を出力する制御回路と、 を備えてなることを特徴としたパルス計測回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6285742A JPH08146022A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | パルス計測回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6285742A JPH08146022A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | パルス計測回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146022A true JPH08146022A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17695467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6285742A Pending JPH08146022A (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | パルス計測回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08146022A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009250808A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Seiko Epson Corp | 周波数測定装置 |
CN109270344A (zh) * | 2018-10-07 | 2019-01-25 | 扬州大学 | 脉冲丢失下的相参脉冲信号频率估计方法 |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP6285742A patent/JPH08146022A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009250808A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Seiko Epson Corp | 周波数測定装置 |
CN109270344A (zh) * | 2018-10-07 | 2019-01-25 | 扬州大学 | 脉冲丢失下的相参脉冲信号频率估计方法 |
CN109270344B (zh) * | 2018-10-07 | 2021-01-08 | 扬州大学 | 脉冲丢失下的相参脉冲信号频率估计方法 |
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