JPH0317275Y2 - - Google Patents

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JPH0317275Y2
JPH0317275Y2 JP1985015439U JP1543985U JPH0317275Y2 JP H0317275 Y2 JPH0317275 Y2 JP H0317275Y2 JP 1985015439 U JP1985015439 U JP 1985015439U JP 1543985 U JP1543985 U JP 1543985U JP H0317275 Y2 JPH0317275 Y2 JP H0317275Y2
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はIC等の特性を測定する、特に2つの
信号間の微小時間差測定回路に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来の時間差測定回路は、第1図に示す本考案
にかかる回路のブロツク図よりチヤネルBに接続
するプログラマブル・デイレイ・ラインPを除い
たものである。ここで、簡単に従来回路の測定動
作を説明する。本回路は、チヤネルA,Bに入力
される2つの信号間の時間差を測定するものであ
る。チヤネルAないしBより入力される測定信号
は容易に処理できるように波形整形し1、マルチ
プレクサ2へ与えられる。マルチプレクサ2にお
ける入力信号のスイツチ切替は、制御回路5によ
つて行なわれる。F.F・メインゲート3は、メイ
ン・ゲート4の開閉、つまりカウンタ測定開始と
終了を伝達するもので、例えば図示したようなD
型フリツプ・フロツプを用い、測定信号(クロツ
ク信号)と制御回路から送るデータ信号によつ
て、メインゲートの開閉が行なわれる。
チヤネルAより波形整形した信号が入力される
とF.F・メイン・ゲート3を経て、メイン・ゲー
ト4が開かれて測定が開始され、カウンタ7は、
基準発振器6からのクロツクパルスを計数する。
次に制御回路5によつて、マルチプレクサ2のス
イツチが、チヤネルBへ切替わり、F.F・メイ
ン・ゲート3がクロツク信号を受信すると、メイ
ン・ゲート4は閉じ、カウンタ測定が終了する。
第2図に、前述した測定動作をタイミング・チ
ヤートで示す。その順序は、イ→ロ→ハ→ニ→ホ
→ヘとなる。測定信号aの立ち上がり部分イから
測定信号bの立ち上がり部分ニまでの時間差を測
定する。チヤネルAから測定信号aが入力され
イ、メイン・ゲート4が開き、カウンタ7の測定
が開始されロ、マルチプレクサ4のスイツチが制
御回路5を経て、チヤネルBへ切り替りハ、チヤ
ネルBより第2の測定信号が入力されるニ。F.
F・メイン・ゲート3を経てメイン・ゲート4は
閉じ、カウンタ測定は終了するホ。次の測定の
為、マルチプレクサ4のスイツチがチヤネルAへ
切り替わるヘ。
以上説明した従来回路では、微小時間差測定に
おいて、次のような問題が生じていた。チヤネル
Aから測定信号aが入力されてからイ、マルチプ
レクサ4のスイツチがチヤネルBへ切換るハまで
の時間、つまりチヤネルA入力時から、チヤネル
Bを入力可能モードに設定するまでの時間(チヤ
ネルBセツト・アツプ時間)より短い時間差を測
定することは、当然不可能であつた。従来回路で
は実質上10o sec(10-9 sec)より短い時間差を測定
することはできなかつた。
この問題を解消するため、従来技術において
は、時間差測定回路の2つの入力の一方に固定の
デイレイ・ラインを挿入することが行なわれてい
た。しかし、このような構成では、ごくわずかの
時間差でも測定できるように遅延時間を余裕を持
つて充分に大きく取ると、今度は大きな時間差の
測定において不都合があつた。
〔考案の目的〕
したがつて、本考案の目的は簡単な構成でごく
わずかな時間差から大きな時間差まで測定できる
回路を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案では、従来回路にデイレイ・ラインを第
2測定信号のライン上に設置して、第2測定信号
を遅延させ、チヤネルBセツト・アツプ時間より
短い時間差を測定する。
さらに、時間差が大きい場合に、チヤネルBの
測定信号の1周期前の信号を測定してしまうとい
う誤差を除去するために、プログラマブル・デイ
レイ・ラインを用い、かつ、最適な遅延時間を制
御装置で自動的に設定し、制御系では、設定遅延
時間を記憶し、演算処理等を行ない、容易に微小
時間差測定する。
〔考案の実施例〕
本考案は、従来回路のチヤネルBにデイレイ・
ラインPを接続し、第2測定信号bの入力を遅延
させることによつてb′、微小時間差測定を行なう
ものである。第1図は、本考案にかかる時間差測
定回路のブロツク図である。以下、第3A〜C図
のタイム・チヤートにそつて実施例を説明する。
第3A図では、遅延手段Pを用いることによつ
て、チヤネルBセツト・アツプ時間より短い時間
差が測定可能となる。カウンタ7が読む測定時間
Tmを次式に示すように、遅延時間Tdをさしひ
くことによつて、真の時間差Tiが得られる(第
3A図参照)。
Ti=Tm−Td(sec) しかし、第3B図に示すように、比較的大きい時
間差値の測定の際、同様に第2測定信号を遅延さ
せると、1周期前の入力信号トを測定し、故に真
の時間差Tiは負になつてしまう。
これは、設定した遅延時間がチヤネルBセツ
ト・アツプ時間より長いことが原因で、下記に示
す関係が成立する場合に生ずる。
(真の時間差+遅延時間−チヤネルBセツト・
アツプ時間) 〉チヤネルBの入力信号の周期 遅延時間Tdは、チヤネルBセツト・アツプ時
間に依存し、その設定値が等しいことが最も望ま
しい。だが、素子のバラツキにより、チヤネルB
セツト・アツプ時間が任意に決定できない。さら
に、遅延時間TdがチヤネルBセツト・アツプ時
間より短くなつてしまうと遅延手段の効果が全く
消滅してしまう。そこで、次の関係が成立し、か
つ、1周期前の入力信号を測定しないようにする
ことが必要である。
最大チヤネルBセツト・アツプ時間<遅延時間 このような問題を避ける為にプログラマブル・デ
イレイ・ラインPと演算制御装置8とを使用し、
好適な遅延時間を選択し、測定を行なう(第1図
参照)。
第3C図は、プログラマブル・デイレイ・ライ
ンPの遅延時間を決定する動作手順を説明するタ
イム・チヤートである。まず最初に、プログラマ
ブル・デイレイ・ラインPと演算制御装置8によ
つて、プログラマブル・デイレイ・ラインPの持
つ最長の遅延時間Aを設定する。そして、遅延時
間を順次短かくなる方向に連続的に切換えA→B
…→F、その都度時間差を測定する。すなわち、
プログラマブル・デイレイ・ラインPのもつ最小
分解能の範囲で、遅延時間を変化させる。遅延時
間が任意のチヤネルBセツト・アツプ時間より小
さくなるとF、その測定値は、信号の1周期加算
されるため、急増する。つまり、チヤネルBから
の遅延された測定信号b′がチヤネルBセツト・ア
ツプより早く入力されるので、実際には、次周期
の入力信号が測定される。したがつて、第1図に
示すプログラマブル・デイレイ・ラインPに接続
する演算制御装置8は、この測定値の変化によ
り、最適な遅延時間Eを決定する。
また、ジツタ等の雑音による測定上の悪影響を
除くため、1段階前の遅延時間Dを、選択するこ
とが好ましい。演算制御回路8は、実際の測定値
より遅延時間をさしひいて真値とする。
尚、チヤネルBセツトアツプ時間は、各時間差
測定回路に特有の値があるので、遅延時間の設定
は、本回路の使用時に1度行なうのみで高精度な
測定を遂次行うことができる。
〔考案の効果〕
以上のように、従来の時間差測定回路では、測
定系の制限が存在し、10osec(10-9 sec)以下の時
間差を測定することが不可能であつたが、本考案
における遅延手段を用いることによつて、安価で
簡単に購入できるプログラマブル・デイレイ・ラ
インの分解能領域内の(通常0.01〜0.1o sec
(10-11〜10-10 sec))微小時間差を測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる時間差測定回路のブ
ロツク図。第2図は、従来の測定動作を示すタイ
ム・チヤート。第3A,B図は、本考案にかかる
遅延手段を用いる時間差測定のタイム・チヤー
ト。第3C図は、プログラマブル・デイレイ・ラ
インを使用し、本考案にかかる遅延時間の自動設
定を示すタイム・チヤートである。 1……波形整形回路、P……プログラマブル・
デイレイ・ライン、2……マルチプレクサ、3…
…F.F・メイン・ゲート、4……メインゲート、
5……制御回路、6……基準発振器、7……カウ
ンタ、8……演算制御装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 夫々周期的な信号を入力する第1および第2の
    信号入力端と、 夫々前記第1および第2の信号入力端に接続さ
    れた第1および第2の入力と、前記第1および第
    2の入力からの信号の内の一方を選択的に出力す
    る出力とを有し、前記第1の入力からの信号の入
    力に応答して、前記出力へ出力される信号の選択
    を前記第1の入力から前記第2の入力へと切り替
    えるマルチプレクサと、 前記第2の信号入力端と前記第2の入力との間
    に設けられたデイレイ手段と、 前記マルチプレクサの出力からの2つの出力の
    時間間隔の間に入るクロツク・パルスの個数に基
    づいて前記第1の信号入力端と前記第2の信号入
    力端に夫々与えられた2つの信号間の時間差を測
    定する時間差測定回路において、 前記デイレイ手段はプログラマブル・デイレイ
    手段であり、 前記プログラマブル・デイレイ手段の遅延時間
    を変化させながら所定信号を測定することによ
    り、前記遅延時間を当該測定結果が不連続変化を
    示す値よりもわずかに長い値に設定する手段を更
    に設けた ことを特徴とする時間差測定回路。
JP1985015439U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPH0317275Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985015439U JPH0317275Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JP1985015439U JPH0317275Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61131689U JPS61131689U (ja) 1986-08-16
JPH0317275Y2 true JPH0317275Y2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=30501286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985015439U Expired JPH0317275Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315168A (en) * 1976-07-27 1978-02-10 Mitsubishi Electric Corp Pulse separation measuring system
JPS5759991U (ja) * 1980-09-27 1982-04-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315168A (en) * 1976-07-27 1978-02-10 Mitsubishi Electric Corp Pulse separation measuring system
JPS5759991U (ja) * 1980-09-27 1982-04-09

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JPS61131689U (ja) 1986-08-16

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