JPH034171Y2 - - Google Patents

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JPH034171Y2
JPH034171Y2 JP2405586U JP2405586U JPH034171Y2 JP H034171 Y2 JPH034171 Y2 JP H034171Y2 JP 2405586 U JP2405586 U JP 2405586U JP 2405586 U JP2405586 U JP 2405586U JP H034171 Y2 JPH034171 Y2 JP H034171Y2
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JP
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lid
container body
container
hinge
recess
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JP2405586U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器本体と蓋体とが開閉自在にヒン
ジ結合されてなるコンパクト容器に関する。
(従来の技術) 容器本体と蓋体とが開閉自在にヒンジ結合され
てなるコンパクト容器の蓋体の開閉装置として、
実願昭59−62931号に示される如く、蓋体と容器
本体とを相対的にスライドさせることによつて係
合部と被係合部との係合を解除させ、その後、蓋
体をヒンジ部回りに開操作する構造のものがあ
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構造の開閉装置によれば、
デザイン的にスツキリした形状のコンパクト容器
が提供できる反面、蓋体の開操作時において容器
本体下面側の指が滑り易く、円滑なスライド操作
が行ない難い欠点が生じた。
そこで、本考案は上記問題点を解消することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、容器本体2と蓋体3とが後
端部で開閉自在にヒンジ結合され、該ヒンジ部4
が容器本体2もしくは蓋体3のいずれか一方に設
けられたヒンジ孔10と、他方に設けられると共
にヒンジ孔10に相対回動自在に挿入されたヒン
ジ軸11とからなり、蓋体3の閉状態で容器本体
2と蓋体3とが前後方向に相対的にスライド操作
自在とすべく、前記ヒンジ孔10がヒンジ軸11
を前後方向に相対移動自在に案内する前後方向の
長孔状に形成され、前記スライド操作により互い
に係脱自在に係合する係合部14が蓋体3に、被
係合部17が容器本体2に夫々設けられたコンパ
クト容器において、容器本体2の下面に開操作時
における指滑り止め用凹部22が形成された点に
ある。
(作用) 本考案によれば、容器本体2の指滑り止め用凹
部22に指を係合させて、蓋体3全体を前後方向
にスライド操作し、係合部14と被係合部17の
係合を解除すれば、蓋体3が開閉操作自在な状態
となる。また蓋体3を閉じた後、蓋体3を逆方向
にスライド操作すれば、係合部14と被係合部1
7との係合状態が得られる。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を図面に基づいて説
明すると、第1図乃至第7図において、1は弾性
を有する硬質の合成樹脂製コンパクト容器であつ
て、容器本体2と蓋体3とが後端部においてヒン
ジ部4で結合され、該ヒンジ部4回りに蓋体3が
開閉自在とされ、閉状態において箱型を呈するも
のである。
前記容器本体2には化粧品等が収容される収容
部5が設けられ、蓋体3の内面には鏡6が設けら
れている。また容器本体2の後壁部7中央に凹部
8が形成され、該凹部8内に蓋体3に突設された
ヒンジ基部9が嵌入され、該ヒンジ基部9には側
方向のヒンジ孔10が貫通形成されている。11
はヒンジ軸で、凹部8両側面間に架設されると共
に、ヒンジ孔10に相対回動自在に挿通されてい
る。また第3図及び第5図に示される如く、蓋体
3の閉状態で、容器本体2に対し、蓋体3を前後
方向にスライド操作自在とすべく、前記ヒンジ孔
10が前後方向の長孔状に形成されると共に、該
ヒンジ孔10の前後方向中間部12はヒンジ軸1
1の直径Rより僅かに狭い巾Sに形成され、ヒン
ジ軸11はヒンジ基部9の弾性を利用して中間部
12を通過自在とされ、ヒンジ孔10の前端部位
置及び後端部位置で相対回動自在に構成されてい
る。前記蓋体3の前端部内面には断面略L字状の
係合体13が突設されており、その下端の係合部
14は前方へ突出状とされている。一方、容器本
体2の前壁部15上面には、前記係合体13が挿
脱自在に挿入される係合凹部16が形成されると
共に、蓋体3の前方向スライド操作により係合部
14が係脱自在に係合する被係合部17が係合凹
部16の上部前縁より後方に張出し形成されてい
る。また係合凹部16の両側方に位置した前壁部
15上面には側方向の突条段部18,18が夫々
突設され、対応する蓋体3の内面の係合体13両
側方には、各突条段部18,18が挿入される凹
部19,19が夫々形成されると共に、各凹部1
9,19内に側方向の突条段部20,20が夫々
突設され、蓋体3の前後方向のスライド操作によ
り、蓋体3の各突条段部20,20が容器本体2
の各突条段部18,18に弾性変形を介して相対
摺動され、前後に乗上げ通過自在とされている。
また容器本体2の下面後部側には指滑り止め用
凹部22が側方向に複数形成されている。
本考案の第1実施例は以上のように構成されて
おり、第2図、第3図及び第7図に示される如
く、蓋体3が閉じた状態より蓋体3を開く場合に
は、容器本体2の指滑り止め用凹部22に指を係
合させて、蓋体3を後方向にスライド操作すれ
ば、ヒンジ部4においては第5図に示されるよう
に、ヒンジ孔10の後端部に位置されていたヒン
ジ軸11は仮想線で示される如く、ヒンジ孔10
の前端部に相対的に移動され、またコンパクト容
器1の前端部側では、第4図仮想線で示される如
く、係合体13は係合凹部16の後方に移動さ
れ、係合部14と被係合部17との係合が解除さ
れると共に、第6図仮想線で示される如く、容器
本体2の各突条段部18,18上を蓋体3の各突
条段部20,20が後方に乗上げ、通過される。
ここに、蓋体3がヒンジ軸11回りに開閉操作自
在な係合解除状態が得られ、第1図に示される如
く、蓋体3を開操作して使用すればよい。以上の
ように、コンパクト容器1の蓋体3開操作に際し
て、容器本体2下面に形成された指滑り止め用凹
部22に指を係合させた状態で、蓋体3を後方向
にスライドさせることができ、容器本体2下面側
での指の滑りが防止できる。従つてスライド操作
を効率よく円滑に行なうことができる。
また蓋体3を閉じる場合には、蓋体3を閉回動
し、係合体13が係合凹部16内に挿入された状
態とした後、蓋体3を容器本体2に対し前方向に
スライド操作すれば、前述と逆作動により、ヒン
ジ軸11はヒンジ孔10の後端部側に相対的に移
動され、係合体13は係合凹部16内で前方に移
動され係合部14と被係合部17とが係合した状
態が得られ、蓋体3の各突条段部20,20は容
器本体2の各突条段部18,18を前方に乗上
げ、通過する。ここに、係合部14と被係合部1
7とが係合した蓋体3の閉状態が得られる。この
閉状態において、第6図に示される如く、蓋体3
の各突条段部20,20の後部と容器本体2の各
突条段部18,18前部とが当接しており、また
ヒンジ孔10の中間部がヒンジ軸11の直径Rよ
り僅かに狭い巾Sに形成されているため、蓋体3
の不用意な前後方向スライドが防止される。
第8図は第2実施例を示しており、容器1内に
上下2段の内容器24,25が収納されている。
そして下側の内容器25は容器本体2内に収納さ
れ、上側の内容器25は下側の内容器25上に載
置されると共に、後部側でヒンジ軸11に枢支さ
れている。また指滑り止め用凹部22は容器本体
2及び内容器25を貫通して形成されている。従
つて、凹部22を通じて内容器25内の通気性が
良好となり、内容器25内に収容されるパフ等の
乾燥が促進される。
尚、上記各実施例において、係合部14及び被
係合部17をコンパクト容器1の前部に設けたも
のを示しているが、側部にあつてもよく、その位
置は何等限定されない。また蓋体3にヒンジ孔1
0を設け、容器本体2にヒンジ軸11を設けたも
のを示しているが、蓋体3ににヒンジ軸11を設
け、容器本体2にヒンジ孔10を設ける構成とし
てもよい。さらに指滑り止め用凹部22として側
方向に貼宜間隔を有して複数設けたものを示して
いるが、下面全体に亘つて凹凸状に構成し、全面
を指滑り止め用凹部22としてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、蓋体と容器本体とを前後方向
に相対的にスライド操作することによつて開閉自
在となるコンパクト容器において、容器本体の下
面に開操作時における指滑り止め用凹部が形成さ
れたものであり、容器本体2下面側での指の滑り
が有効に防止でき、スライド操作を効率よく円滑
に行なうことができるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は同閉状態の斜視図、第3図は同断面側面
図、第4図及び第5図は夫々第3図の要部拡大
図、第6図は第1実施例の閉状態における要部断
面図、第7図は操作説明図、第8図は第2実施例
を示す断面側面図である。 1……コンパクト容器、2……容器本体、3…
…蓋体、4……ヒンジ部、10……ヒンジ孔、1
1……ヒンジ軸、14……係合部、17……被係
合部、22……指滑り止め用凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体2と蓋体3とが後端部で開閉自在にヒ
    ンジ結合され、該ヒンジ部4が容器本体2もしく
    は蓋体3のいずれか一方に設けられたヒンジ孔1
    0と、他方に設けられると共にヒンジ孔10に相
    対回動自在に挿入されたヒンジ軸11とからな
    り、蓋体3の閉状態で容器本体2と蓋体3とが前
    後方向に相対的にスライド操作自在とすべく、前
    記ヒンジ孔10がヒンジ軸11を前後方向に相対
    移動自在に案内する前後方向の長孔状に形成さ
    れ、前記スライド操作により互いに係脱自在に係
    合する係合部14が蓋体3に、被係合部17が容
    器本体2に夫々設けられたコンパクト容器におい
    て、容器本体2の下面に開操作時における指滑り
    止め用凹部22が形成されたことを特徴とするコ
    ンパクト容器。
JP2405586U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH034171Y2 (ja)

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JP2405586U JPH034171Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

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JP2405586U JPH034171Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

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JPS62136910U JPS62136910U (ja) 1987-08-28
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JP6052791B2 (ja) * 2013-04-30 2016-12-27 株式会社吉野工業所 化粧料容器

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