JPH0341628B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0341628B2 JPH0341628B2 JP995684A JP995684A JPH0341628B2 JP H0341628 B2 JPH0341628 B2 JP H0341628B2 JP 995684 A JP995684 A JP 995684A JP 995684 A JP995684 A JP 995684A JP H0341628 B2 JPH0341628 B2 JP H0341628B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- case
- front wall
- inclined surface
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用トランクリツドに設けられた
ロツクに、防水用のカバーを設けた自動車用トラ
ンクリツドの防水ロツク装置に関するものであ
る。
ロツクに、防水用のカバーを設けた自動車用トラ
ンクリツドの防水ロツク装置に関するものであ
る。
従来、この種の装置のカバーの取付けは、カバ
ーの一端をピンで軸支され、このピンを支軸にカ
バーを回動することにより、このカバーが開閉で
きるようになつている。
ーの一端をピンで軸支され、このピンを支軸にカ
バーを回動することにより、このカバーが開閉で
きるようになつている。
このような取付けでは、トランクリツドを開閉
するときや、走行のときの衝撃振動によつて、カ
バーが妄りに外れることがあり、防水などの保護
ができないという欠点がある。
するときや、走行のときの衝撃振動によつて、カ
バーが妄りに外れることがあり、防水などの保護
ができないという欠点がある。
本発明は斯る欠点に着目して成されたものであ
つてその目的とするところは、衝撃力によつて、
カバーが外れないように前記したように、回動さ
せていたカバーの開放方向を水平方向に移動させ
るようにすることにある。
つてその目的とするところは、衝撃力によつて、
カバーが外れないように前記したように、回動さ
せていたカバーの開放方向を水平方向に移動させ
るようにすることにある。
以下、本発明の一実施例を従来の図面と共に説
明する。
明する。
第１図は従来の防水ロツク装置の正面図であつ
て、自動車のトランクリツドに固着されるケース
１の後方にはケース１の前壁面１ｇに鍵孔を有す
るシリンダロツク２が固設される。このケース１
に一端をピン３で軸支したカバー４が回動自在に
装着されれている。このカバー４がピン３を支軸
に矢印方向へ二点鎖線で示す位置に回動すると、
シリンダーロツク２にキー（図示せず）の挿入が
可能となる。
て、自動車のトランクリツドに固着されるケース
１の後方にはケース１の前壁面１ｇに鍵孔を有す
るシリンダロツク２が固設される。このケース１
に一端をピン３で軸支したカバー４が回動自在に
装着されれている。このカバー４がピン３を支軸
に矢印方向へ二点鎖線で示す位置に回動すると、
シリンダーロツク２にキー（図示せず）の挿入が
可能となる。
第２図は本発明の正面図であつて、ケース１の
中央にシリンダーロツク２が設けられ、またケー
ス１の長手方向にスライドするカバー４を設け
る。このカバー４を矢印方向に二点鎖線で示す位
置に移動させると、シリンダーロツク２にキーの
挿入が可能となる。
中央にシリンダーロツク２が設けられ、またケー
ス１の長手方向にスライドするカバー４を設け
る。このカバー４を矢印方向に二点鎖線で示す位
置に移動させると、シリンダーロツク２にキーの
挿入が可能となる。
第３図は分解斜視図であつて、１は中央に丸孔
１′を穿設したケースである。カバー４の内壁面
にＬ字形に屈曲したガイド片４ｂを設け、ケース
１の前壁面１ｇには、ガイド片４ｂに係合しカバ
ー４を開閉方向に案内するガイド溝１ａを丸孔
１′の上下に形成する。且つこのガイド溝１ａの
壁面の端部に折曲片１ｂを形成する。また、ガイ
ド溝１ａのカバー閉鎖側に、ケース１の前壁面１
ｇに向かつて突出しカバー開放側に傾斜面１ｅを
形成した側縁部１ｃを設ける。
１′を穿設したケースである。カバー４の内壁面
にＬ字形に屈曲したガイド片４ｂを設け、ケース
１の前壁面１ｇには、ガイド片４ｂに係合しカバ
ー４を開閉方向に案内するガイド溝１ａを丸孔
１′の上下に形成する。且つこのガイド溝１ａの
壁面の端部に折曲片１ｂを形成する。また、ガイ
ド溝１ａのカバー閉鎖側に、ケース１の前壁面１
ｇに向かつて突出しカバー開放側に傾斜面１ｅを
形成した側縁部１ｃを設ける。
従つて、カバー４を閉鎖方向に移動すると、ガ
イド片４ｂが傾斜面１ｅを経由して側縁部１ｃに
移動し、カバー４がケース１の前壁面１ｇに密着
するようになつている。このカバー４に２個の開
口部４ａが穿設され、この開口部４ａより２個の
スプリング６を各々嵌装する。７はこの開口部４
ａを閉塞するプレートである。ケース１の前壁面
１ｇには、カバー４の閉鎖方向（第３図において
左方向）に向かつて低くなる傾斜面が形成され傾
斜面の反対面に係止面が形成される突出部１ｆが
設けられ、カバー４が開放方向（第３図において
右側）に移動してガイド片４ｂが側縁部１ｃ及び
傾斜面１ｅから離脱した位置において、突出部１
ｆに係脱可能な突片４ｃがカバー４の内壁面に設
けられる。前記スプリング６の一端はカバー４の
内壁面４ｄに当接し、また他端はケース１に設け
た折曲片１ｂに当接させてカカバー４を閉鎖方向
に付勢している。
イド片４ｂが傾斜面１ｅを経由して側縁部１ｃに
移動し、カバー４がケース１の前壁面１ｇに密着
するようになつている。このカバー４に２個の開
口部４ａが穿設され、この開口部４ａより２個の
スプリング６を各々嵌装する。７はこの開口部４
ａを閉塞するプレートである。ケース１の前壁面
１ｇには、カバー４の閉鎖方向（第３図において
左方向）に向かつて低くなる傾斜面が形成され傾
斜面の反対面に係止面が形成される突出部１ｆが
設けられ、カバー４が開放方向（第３図において
右側）に移動してガイド片４ｂが側縁部１ｃ及び
傾斜面１ｅから離脱した位置において、突出部１
ｆに係脱可能な突片４ｃがカバー４の内壁面に設
けられる。前記スプリング６の一端はカバー４の
内壁面４ｄに当接し、また他端はケース１に設け
た折曲片１ｂに当接させてカカバー４を閉鎖方向
に付勢している。
第４図に示すようにカバー４が閉鎖された状態
では、ガイド片４ｂが側縁部１ｃに係合し、カバ
ー４がケース１の前壁面１ｇに当接しているが、
カバー４を右方向に移動して開いていくと、ガイ
ド片４ｂが側縁部１ｃから傾斜面１ｅを経てガイ
ド溝１ａに沿つて移動するので、カバー４とケー
ス１の前壁面１ｇとの間に隙間を生じ、カバー４
が第５図の矢印Ｂ方向或いは矢印Ｃ方向に傾動可
能になる。
では、ガイド片４ｂが側縁部１ｃに係合し、カバ
ー４がケース１の前壁面１ｇに当接しているが、
カバー４を右方向に移動して開いていくと、ガイ
ド片４ｂが側縁部１ｃから傾斜面１ｅを経てガイ
ド溝１ａに沿つて移動するので、カバー４とケー
ス１の前壁面１ｇとの間に隙間を生じ、カバー４
が第５図の矢印Ｂ方向或いは矢印Ｃ方向に傾動可
能になる。
更にカバー４を右方向に移動すると、突片４ｃ
が突出部１ｆの傾斜面に当接し、カバー４が矢印
Ｂ方向に傾動して突片４ｃが突出部１ｆを乗り越
え、突出部１ｆの係止面に係入し、カバー４が開
放状態に係止される。
が突出部１ｆの傾斜面に当接し、カバー４が矢印
Ｂ方向に傾動して突片４ｃが突出部１ｆを乗り越
え、突出部１ｆの係止面に係入し、カバー４が開
放状態に係止される。
シリンダーロツク２にキーを差し込んで施解錠
操作した後にカバー４を閉鎖するには、カバー４
右端部４ｅ（第５図参照）を矢印Ｃ方向に押し下
げると、カバー４の下端面がケース１の右端部１
ｈに接触し、この接触点を支点としてカバー４の
左側が浮き上がり、上昇した突片４ｃが突出部１
ｆの係合から解除され、カバー４がスプリング６
の付勢力により閉鎖方向に移動し、ガイド片４ｂ
が傾斜面１ｅを経て側縁部１ｃに移動してカバー
４が閉鎖位置まで自動的に復帰しケース１を密閉
する。
操作した後にカバー４を閉鎖するには、カバー４
右端部４ｅ（第５図参照）を矢印Ｃ方向に押し下
げると、カバー４の下端面がケース１の右端部１
ｈに接触し、この接触点を支点としてカバー４の
左側が浮き上がり、上昇した突片４ｃが突出部１
ｆの係合から解除され、カバー４がスプリング６
の付勢力により閉鎖方向に移動し、ガイド片４ｂ
が傾斜面１ｅを経て側縁部１ｃに移動してカバー
４が閉鎖位置まで自動的に復帰しケース１を密閉
する。
本発明は以上のようにカバーをケースに対して
長手方向にスライドさせるようにし、また、カバ
ーの開放時は開放が保持され、さらにカバーが自
動的に復帰するようにスプリングを付勢させたの
で、カバーが確実に閉鎖し妄りに開放することが
できない。
長手方向にスライドさせるようにし、また、カバ
ーの開放時は開放が保持され、さらにカバーが自
動的に復帰するようにスプリングを付勢させたの
で、カバーが確実に閉鎖し妄りに開放することが
できない。
したがつて、装置の腐蝕を未然に阻止できると
いう特長を有する。
いう特長を有する。
第１は従来例の正面図、第２図は本発明の正面
図、第３図は分解斜視図、第４図ないし第５図は
要部の縦断面図、第６図は要部の横断面図を表わ
すものである。 １……ケース、２……ロツク、３……ピン、４
……カバー、５……ロツクケース、６……スプリ
ング。
図、第３図は分解斜視図、第４図ないし第５図は
要部の縦断面図、第６図は要部の横断面図を表わ
すものである。 １……ケース、２……ロツク、３……ピン、４
……カバー、５……ロツクケース、６……スプリ
ング。
Claims (1)
- １ 自動車のトランクリツドに固着されるケース
にシリンダロツクを設け、上記ケース前壁面を被
覆するカバーガイド片を設け、上記ケースの前壁
面に、上記ガイド片が係合し上記カバーを開閉方
向に案内するガイド溝を設け、該ガイド溝のカバ
ー閉鎖側に上記前壁面に向かつて突出し、カバー
開放側に傾斜面を形成した側縁部を設け、上記前
壁面にカバー閉鎖方向に向かつて低くなる傾斜面
と該傾斜面の反対面に係止面を有する突出部を設
け、上記ガイド片が側縁部及び傾斜面から離脱す
る位置において、上記突出部に係脱可能な突片を
上記カバーに設け、上記ケースと上記カバーとの
間に弾装したスプリングにより上記カバーを閉鎖
方向に付勢したことを特徴とする自動車用トラン
クリツドの防水ロツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59009956A JPS60156872A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 自動車用トランクリツドの防水ロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59009956A JPS60156872A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 自動車用トランクリツドの防水ロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60156872A JPS60156872A (ja) | 1985-08-17 |
| JPH0341628B2 true JPH0341628B2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=11734395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59009956A Granted JPS60156872A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 自動車用トランクリツドの防水ロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60156872A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0610042Y2 (ja) * | 1986-02-21 | 1994-03-16 | 日産自動車株式会社 | ドア−アウトサイドハンドル |
| JPH0281872U (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-25 | ||
| JP2008196224A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Tokai Rika Co Ltd | キーシリンダのカバー構造 |
-
1984
- 1984-01-25 JP JP59009956A patent/JPS60156872A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60156872A (ja) | 1985-08-17 |
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