JPH0341504Y2 - - Google Patents

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JPH0341504Y2
JPH0341504Y2 JP1985108956U JP10895685U JPH0341504Y2 JP H0341504 Y2 JPH0341504 Y2 JP H0341504Y2 JP 1985108956 U JP1985108956 U JP 1985108956U JP 10895685 U JP10895685 U JP 10895685U JP H0341504 Y2 JPH0341504 Y2 JP H0341504Y2
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JP
Japan
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cord
hole
frame
protrusion
connection
Prior art date
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JP1985108956U
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JPS6217190U (ja
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Publication of JPS6217190U publication Critical patent/JPS6217190U/ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プリンタなどの電気機器における接
続コード固定構造に関するものである。
[従来の技術] プリンタなどの電気機器において、接続コード
を直接外装枠体から引き出す場合は、接続コード
が引つ張られたときにコードが傷まないようにす
ると共にその引つ張り力が枠体内に及ばないよう
にするために、外装枠体またはパネルに形成した
透孔にコードブツシユを装着し、このコードブツ
シユを介して接続コードが引き出される。
この従来技術によると、コードブツシユが別部
品として必要であり、それに加えてコードブツシ
ユを透孔に取付けるのに特殊工具を使用する必要
があり、さらにこのコードブツシユは接続コード
を通し難く、作業性が悪い欠点があつた。
そこで、これらの問題点を改善するために、実
公昭47−12895号公報や実公昭57−8232号公報が
提案されている。
前者は、コードブツシユを使用していない点で
本考案と一致するものの、コードを通す2つの孔
の向きが直交し、それによつてコードが2個所で
ほぼ直角に曲げられる構成である。しかし、この
構成では、コードに強い引張り力が作用するとそ
れが内部へ及ぶことがあり、殊にコードの外表面
が平滑なものには効果が少なくなつてしまう問題
を有していた。
後者は、コードブツシユの改良型であり、内部
をU字状に周回する案内孔の一端が貴部周面に開
口する一方、その他端が円錐頂部近傍に開口して
いるものである。しかし、この構成によると、コ
ードを通す作業が行ないがたい上に、枠体の内と
外でコードの向きが直角に変えられる点は実質的
に前者と同じであり、やはり同様の問題を有して
いた。
[考案の目的] 本考案は、接続コードを外装枠体から直接引き
出す場合における接続コードの取付けの作業性が
良く、しかもコードに強い引張り力が作用しても
それが内部へ及ぶことを確実に阻止することが可
能な接続コード固定構造を簡単な構成で提供する
こと目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案によれば、電気機器の枠体の一部に穿設
してある開口部にコード固定パネルが嵌合固定し
てある。このコード固定パネルは、第1の透孔が
穿設してある正面板と、上記正面板の背後で上記
第1の透孔の側方に位置をずらして〓状に一体に
形成してある中空の突出部と、上記突出部の上面
に穿設してありかつ上記突出部の中空部に連通す
る第2の透孔とを有している。そして、接続コー
ドは、上記第1の透孔から上記第2の透孔を経由
して上記中空部に通して上記枠体内に導かれる。
[作用] 上記構造によれば、接続コードは、枠体の内と
外のコードの向きは平行であるが、途中でコード
の挿通の向きが直角に3回に亘つて変えられるの
で、接続コードが引つ張られても、その力は枠体
内までは及ばない。したがつてコードブツシユ無
しでも、接続端部が破断することはない。コード
ブツシユを使用しないので、接続コードの挿通作
業は非常に容易に行うことができる。
[実施例] 第1図乃至第3図において、外装枠体1は上枠
1aと下枠1bとで構成されている。下枠1bに
は開口部1cが形成してあり、この開口部1cに
コード固定パネル2が嵌合固定されている。
コード固定パネル2は、正面板2aに透孔2b
が形成してある。正面板2aの背面下部からは受
け板部2cが下枠1bの底面と平行に延出形成し
てあり、この受け板部2cのほぼ中央部に門形
(〓状)の突出部2dが形成してある。突出部2
dの上面2eはパネル2の正面2aと直角をな
し、この面2eにも透孔2fが形成してある。そ
して両透孔2bと2fは、各中心線が互いに交差
することがないように相対的位置がずらしてあ
り、それに加えて、透孔2fの向きは透孔2bの
それと直角をなす。また、透孔2fは突出部2d
の中空部2gに連通し、中空部2gの向きは透孔
2fの向きに対し直角になつている。透孔2bと
中空部2gの向き一致している。
下枠1bの底面には、回路基板3がネジ4を介
して固着してあり、この回路基板3にその下面よ
りネジ5を介してパネル2が固着してある。これ
によつてパネル2は下枠1bの開口部1cに固定
的に位置せしめられることになる。パネル2の固
定構造は、この実施例に限るものではなく、例え
ば下枠1bに直接固着するようにしてもよい。
接続コード6は、先ずパネル2の正面板2つち
の透孔2bに通した後、突出部2dの外側からそ
の上面2eの透孔2fに通し、さらに突出部2d
の中空部2gを経て外装枠体1の内部に引き入れ
られ、その端部がハンダ付け等の方法で回路基板
3に固着されている。接続コード6は、それが電
源コードである場合は電源トランス(図示せず。)
に直接接続されていることもある。
このようなコード引き出し構造によると、接続
コード6はその挿通の向きが直角に3回に亘つて
変えられるので、接続コード6が引つ張られて
も、その力は枠体1内に通された端部までは及ば
ない。したがつてハンダ付け等の方法で固着され
ている接続端部が破断することはない。コードブ
ツシユを使用しないので、接続コード6をパネル
2の透孔2b,2fおよび中空部2gに通す作業
は非常に簡単である。
[考案の効果] 本考案によれば、接続コードは、枠体の内と外
のコードの向きは平行であるが、途中でコードの
挿通の向きが直角に3回に亘つて変えられるの
で、コードブツシユ無しでも、接続コードがが引
つ張られたときにその端部に引張り力が及ぶこと
を確実に防止できる。従来慣用されていたコード
ブツシユを使用することなく固定パネル一部品で
コードの固定取付けが可能であり、コードの挿
通・取外しに特殊工具を使用する必要がなく、し
たがつて組立が非常に簡単にかつ短時間で行なえ
る。また固定パネルを低コストで製造できること
と組立作業が短時間で行なえることとが相俟つて
顕著なコストダウンが達成される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はその正面図、第2図はその一部切欠平面
図、第3図はその一部断面側面図、第4図はコー
ド固定パネルの背面図である。 1……外装枠体、1c……開口部、2……コー
ド固定パネル、2a……正面板、2b……第1の
透孔、2d……突出部、2e……突出部の上面、
2f……第2の透孔、2g……中空部、6……接
続コード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電気機器の枠体の一部に穿設してある開口部と
    この開口部に嵌合固定されたコード固定パネルと
    を含み、 上記コード固定パネルは、第1の透孔が穿設し
    てある正面板と、上記正面板の背後で上記第1の
    透孔の側方に位置をずらして〓状に一体に形成し
    てある中空の突出部と、上記突出部の上面に穿設
    してありかつ上記突出部の中空部に連通する第2
    の透孔とを有し、 接続コードは、上記第1の透孔から上記第2の
    透孔を経由して上記中空部に通して上記枠体内に
    導かれている ことを特徴とする電気機器の接続コード固定構
    造。
JP1985108956U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0341504Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985108956U JPH0341504Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985108956U JPH0341504Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6217190U JPS6217190U (ja) 1987-02-02
JPH0341504Y2 true JPH0341504Y2 (ja) 1991-08-30

Family

ID=30986620

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JP1985108956U Expired JPH0341504Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Country Status (1)

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JP (1) JPH0341504Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4712895U (ja) * 1971-03-13 1972-10-16
JPS578232U (ja) * 1980-06-16 1982-01-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4712895U (ja) * 1971-03-13 1972-10-16
JPS578232U (ja) * 1980-06-16 1982-01-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6217190U (ja) 1987-02-02

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