JP2599643Y2 - テレビジョン共聴機器用直列ユニット - Google Patents
テレビジョン共聴機器用直列ユニットInfo
- Publication number
- JP2599643Y2 JP2599643Y2 JP1991075030U JP7503091U JP2599643Y2 JP 2599643 Y2 JP2599643 Y2 JP 2599643Y2 JP 1991075030 U JP1991075030 U JP 1991075030U JP 7503091 U JP7503091 U JP 7503091U JP 2599643 Y2 JP2599643 Y2 JP 2599643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- television
- main body
- body case
- decorative plate
- mounting frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Noise Elimination (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテレビジョン共聴機器用
直列ユニットに係り、とくに各種化粧プレートに対応す
るための構造に関する。
直列ユニットに係り、とくに各種化粧プレートに対応す
るための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の直列ユニットは、例えば
図3(a) 、(b) および(c) に示すように、テレビジョン
共聴機器の回路要素を収容する本体ケース10における
頂面が取付け枠を兼ねており、取付け枠の各端部には本
体ケース10をボックスに取付けるための変形穴11
a、ボックスを用いずに壁材などに直付けするための長
穴11bおよび取付け枠に化粧プレート(図示せず)を
取り付けるための穴12が開けられている。本体ケース
10の両側壁には入力端子INと出力端子OUTが設け
られており、図における上、下方から延びる同軸ケーブ
ルが弛みを持って入力端子INおよび出力端子OUTに
接続され、かつΩバンド13により本体ケース10に固
定される。そして、本体ケース10の頂面のカバー20
中央に設けられた同軸端子BRにテレビジョンセットが
接続される。
図3(a) 、(b) および(c) に示すように、テレビジョン
共聴機器の回路要素を収容する本体ケース10における
頂面が取付け枠を兼ねており、取付け枠の各端部には本
体ケース10をボックスに取付けるための変形穴11
a、ボックスを用いずに壁材などに直付けするための長
穴11bおよび取付け枠に化粧プレート(図示せず)を
取り付けるための穴12が開けられている。本体ケース
10の両側壁には入力端子INと出力端子OUTが設け
られており、図における上、下方から延びる同軸ケーブ
ルが弛みを持って入力端子INおよび出力端子OUTに
接続され、かつΩバンド13により本体ケース10に固
定される。そして、本体ケース10の頂面のカバー20
中央に設けられた同軸端子BRにテレビジョンセットが
接続される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ここで、化粧プレート
は近年種々のものが各社から提供されており、その製造
者毎に取付け枠両端部の化粧プレート取付け構造が異な
るのが通例である。これは、テレビジョン共聴ユニット
を製作する上では各種化粧プレートに対応する本体ケー
スを用意する必要があることを意味し、極めて煩雑かつ
非能率である。
は近年種々のものが各社から提供されており、その製造
者毎に取付け枠両端部の化粧プレート取付け構造が異な
るのが通例である。これは、テレビジョン共聴ユニット
を製作する上では各種化粧プレートに対応する本体ケー
スを用意する必要があることを意味し、極めて煩雑かつ
非能率である。
【0004】本考案は上述の点を考慮してなされたもの
で、各種化粧プレートに対応できるテレビジョン共聴機
器用直列ユニットを提供することを目的とする。
で、各種化粧プレートに対応できるテレビジョン共聴機
器用直列ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
考案では、テレビジョン共聴機器用直列ユニットを覆う
化粧プレートと、テレビジョン共聴機器の回路要素を収
容し、この回路要素に対して線路を接続するための端子
が設けられた本体ケースと、前記化粧プレートおよび前
記本体ケースを取付け対象に固定するための取付け枠と
をそなえるテレビジョン共聴機器用直列ユニットにおい
て、前記取付け枠の両端を一対の開閉式刃を持つ切断用
工具により切断できるように、前記化粧プレートの取付
け方向から見た両側部をV型に切欠いてなる一対のV溝
型切断部と、前記一対のV溝型切断部間に形成され、前
記切断用工具を当てがい易くする空間部と、を設けたこ
とを特徴とするテレビジョン共聴機器用直列ユニット、
を提供するものである。
考案では、テレビジョン共聴機器用直列ユニットを覆う
化粧プレートと、テレビジョン共聴機器の回路要素を収
容し、この回路要素に対して線路を接続するための端子
が設けられた本体ケースと、前記化粧プレートおよび前
記本体ケースを取付け対象に固定するための取付け枠と
をそなえるテレビジョン共聴機器用直列ユニットにおい
て、前記取付け枠の両端を一対の開閉式刃を持つ切断用
工具により切断できるように、前記化粧プレートの取付
け方向から見た両側部をV型に切欠いてなる一対のV溝
型切断部と、前記一対のV溝型切断部間に形成され、前
記切断用工具を当てがい易くする空間部と、を設けたこ
とを特徴とするテレビジョン共聴機器用直列ユニット、
を提供するものである。
【0006】
【作用】取付け枠の両端部は、それらをそのまま利用す
る場合とそれらを切断して除去する場合とがある。
る場合とそれらを切断して除去する場合とがある。
【0007】そのまま利用する場合には、取付け枠の両
端部を用いて取付け枠への本体ケースの固定および取付
け枠への化粧プレートの取付けを行う。
端部を用いて取付け枠への本体ケースの固定および取付
け枠への化粧プレートの取付けを行う。
【0008】また除去する場合には、取付け枠両端の切
断部を切断用工具により切断することにより取付け枠の
中央部から両端部を除去するために用いられる。取付け
枠の中央部両側には、種々の化粧プレート付属取付け枠
に取付け可能な突起構造部を有しており、この突起構造
部により化粧プレート付属取付け枠に取付けられる。そ
して、付属取付け枠により本体ケースをボックスなり壁
面なりに固定し、他方付属取付け枠に化粧プレートが取
り付けられる。
断部を切断用工具により切断することにより取付け枠の
中央部から両端部を除去するために用いられる。取付け
枠の中央部両側には、種々の化粧プレート付属取付け枠
に取付け可能な突起構造部を有しており、この突起構造
部により化粧プレート付属取付け枠に取付けられる。そ
して、付属取付け枠により本体ケースをボックスなり壁
面なりに固定し、他方付属取付け枠に化粧プレートが取
り付けられる。
【0009】
【考案の効果】本考案は上述のように、取付け枠の両端
部に設けられたV溝型切断部を切断可能としたため、周
りに割れなどの影響を及ぼすことなく取付け枠の両端部
を簡単に切断することができ、種々の化粧プレートに対
応し得るテレビジョン共聴機器用直列ユニットを提供す
ることができる。しかも、切断は通常の切断用工具、つ
まり一対の開閉式刃を持つ切断工具を用いて簡単に行う
ことができ、作業性は良好である。さらに、化粧プレー
トの交換を行う場合を考えると、単に取付け枠の両端部
を切断するだけで足り、同軸ケーブルを一旦取り外すこ
とがないため、例えばLANなどの線路遮断が大問題に
なるような適用対象については、通信の安全性を確保す
る上で好都合である。
部に設けられたV溝型切断部を切断可能としたため、周
りに割れなどの影響を及ぼすことなく取付け枠の両端部
を簡単に切断することができ、種々の化粧プレートに対
応し得るテレビジョン共聴機器用直列ユニットを提供す
ることができる。しかも、切断は通常の切断用工具、つ
まり一対の開閉式刃を持つ切断工具を用いて簡単に行う
ことができ、作業性は良好である。さらに、化粧プレー
トの交換を行う場合を考えると、単に取付け枠の両端部
を切断するだけで足り、同軸ケーブルを一旦取り外すこ
とがないため、例えばLANなどの線路遮断が大問題に
なるような適用対象については、通信の安全性を確保す
る上で好都合である。
【0010】
【実施例】図1(a) 、(b) 、(c) および(d) は本考案の
一実施例の構成を示したもので、同図(a) は正面図であ
り符号Xで示す4つの円内にそれぞれ切断部があり、切
断工具により中央部と分離できるようになっている。そ
して同図(b) は下面図、同図(c) は側断面図、同図(d)
は側面図である。
一実施例の構成を示したもので、同図(a) は正面図であ
り符号Xで示す4つの円内にそれぞれ切断部があり、切
断工具により中央部と分離できるようになっている。そ
して同図(b) は下面図、同図(c) は側断面図、同図(d)
は側面図である。
【0011】取付け枠の中央部には、同図(a) に示すよ
うな、分岐端子BR1、BR2用コネクタの両側に2対
づつ合計8個の突起14が設けられている。これら突起
14は図示しない化粧プレート付属取付け枠に設けられ
ている溝に嵌合して本体ケース10を同付属取付け枠に
固定するためのものである。
うな、分岐端子BR1、BR2用コネクタの両側に2対
づつ合計8個の突起14が設けられている。これら突起
14は図示しない化粧プレート付属取付け枠に設けられ
ている溝に嵌合して本体ケース10を同付属取付け枠に
固定するためのものである。
【0012】また、同図(d) に示すようにカバー20と
本体ケース10との境界部分には、他の形式の化粧プレ
ートに付属する取付け枠と係合するための凹部15が設
けられており、この凹部15に付属取付け枠の突起(図
示せず)が嵌合して取付け枠への本体ケース10の固定
が行われる。
本体ケース10との境界部分には、他の形式の化粧プレ
ートに付属する取付け枠と係合するための凹部15が設
けられており、この凹部15に付属取付け枠の突起(図
示せず)が嵌合して取付け枠への本体ケース10の固定
が行われる。
【0013】そして、同図(a) に示すように、同付属取
付け枠に設けられている、本体ケース10をボックスに
取付けるための変形穴11a、ボックスを用いずに壁材
などに直付けするための長穴11bおよび取付け枠に化
粧プレート(図示せず)を取り付けるための穴12によ
って本体ケース10、化粧プレートの固定を行う。
付け枠に設けられている、本体ケース10をボックスに
取付けるための変形穴11a、ボックスを用いずに壁材
などに直付けするための長穴11bおよび取付け枠に化
粧プレート(図示せず)を取り付けるための穴12によ
って本体ケース10、化粧プレートの固定を行う。
【0014】本体ケース10には、同図(c) に示すよう
に、背面部に設けられた入出力端子IN、OUT(入力
端子INは図示せず)用コネクタと一体的に金属成形さ
れた筐体部が設けられ、入出力端子IN、OUT用コネ
クタは一体的な筒状連接部16の先端に図における下向
きに設けられている。そして、本体ケース10内には、
回路要素を搭載したプリント基板17、18が設けられ
ている。
に、背面部に設けられた入出力端子IN、OUT(入力
端子INは図示せず)用コネクタと一体的に金属成形さ
れた筐体部が設けられ、入出力端子IN、OUT用コネ
クタは一体的な筒状連接部16の先端に図における下向
きに設けられている。そして、本体ケース10内には、
回路要素を搭載したプリント基板17、18が設けられ
ている。
【0015】図2は、図1(a) のX部分を示すための拡
大図であり、この円内における符号Vで示す溝を切断工
具で切断する。切断工具として最も一般的なものはニッ
パであり、一つの切断部における一対のV溝に嵌まり込
むようにニッパの刃を当てがい切断する。各切断部は、
V溝にニッパを当てがい易いように空間を形成してお
く。
大図であり、この円内における符号Vで示す溝を切断工
具で切断する。切断工具として最も一般的なものはニッ
パであり、一つの切断部における一対のV溝に嵌まり込
むようにニッパの刃を当てがい切断する。各切断部は、
V溝にニッパを当てがい易いように空間を形成してお
く。
【図1】本考案の一実施例の構成を示したもので、同図
(a) は正面図であり、同図(b)は下面図、同図(c) は側
断面図、同図(d) は側面図。
(a) は正面図であり、同図(b)は下面図、同図(c) は側
断面図、同図(d) は側面図。
【図2】図1(a) のX部分を示す拡大図。
【図3】従来のテレビジョン共聴機器用直列ユニットの
外観図。
外観図。
10 本体ケース 11a 本体ケース10をボックスに取付けるための変
形穴 11b 壁材などに直付けするための長穴ボックスを用
いずに壁材などに直付けするための長穴 12 取付け枠に化粧プレート(図示せず)を取り付け
るための穴12 13 Ωバンド 14 突起 15 凹部 16 筒状連接部 17 プリント基板 18 プリント基板 20 カバー BR 分岐端子 IN 入力端子 OUT 出力端子 X 切断部設置部分
形穴 11b 壁材などに直付けするための長穴ボックスを用
いずに壁材などに直付けするための長穴 12 取付け枠に化粧プレート(図示せず)を取り付け
るための穴12 13 Ωバンド 14 突起 15 凹部 16 筒状連接部 17 プリント基板 18 プリント基板 20 カバー BR 分岐端子 IN 入力端子 OUT 出力端子 X 切断部設置部分
Claims (2)
- 【請求項1】テレビジョン共聴機器用直列ユニットを覆
う化粧プレートと、テレビジョン共聴機器の回路要素を
収容し、この回路要素に対して線路を接続するための端
子が設けられた本体ケースと、前記化粧プレートおよび
前記本体ケースを取付け対象に固定するための取付け枠
とをそなえるテレビジョン共聴機器用直列ユニットにお
いて、 前記取付け枠の両端を一対の開閉式刃を持つ切断用工具
により切断できるように、前記化粧プレートの取付け方
向から見た両側部をV型に切欠いてなる一対のV溝型切
断部と、前記一対のV溝型切断部間に形成され、 前記切断用工具
を当てがい易くする空間部と、 を設けたことを特徴とするテレビジョン共聴機器用直列
ユニット。 - 【請求項2】請求項1記載のテレビジョン共聴機器用直
列ユニットにおいて、 前記切断部は、ニッパにより切断できる構造であるテレ
ビジョン共聴機器用直列ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991075030U JP2599643Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | テレビジョン共聴機器用直列ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991075030U JP2599643Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | テレビジョン共聴機器用直列ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528187U JPH0528187U (ja) | 1993-04-09 |
JP2599643Y2 true JP2599643Y2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=13564381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991075030U Expired - Lifetime JP2599643Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | テレビジョン共聴機器用直列ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599643Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582099Y2 (ja) * | 1977-11-11 | 1983-01-14 | 鶴舞電機株式会社 | 埋込型共聴機器 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP1991075030U patent/JP2599643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528187U (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |