JPH046227Y2 - - Google Patents

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JPH046227Y2
JPH046227Y2 JP1984173029U JP17302984U JPH046227Y2 JP H046227 Y2 JPH046227 Y2 JP H046227Y2 JP 1984173029 U JP1984173029 U JP 1984173029U JP 17302984 U JP17302984 U JP 17302984U JP H046227 Y2 JPH046227 Y2 JP H046227Y2
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JP
Japan
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cable
fixing
stay
notch
communication device
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JP1984173029U
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JPS6188283U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、通信機の筐体の内部から外部へ延び
る電源用ケーブルあるいはアンテナ用ケーブル等
のケーブル固定構造に関する。
従来の技術 従来、例えば無線機等の通信機において、ケー
ブルが通信機の内部から外部へ延びている場合、
その出口部におけるケーブルの固定は、例えば第
5図および第6図に示すように、通信機筐体10
の後壁12に設けた穴14,16にケーブルホル
ダ18,20を介して電源ケーブル22およびア
ンテナケーブル24を装着することにより行うの
が一般であつた。すなわち、組付の際は、ケーブ
ル22,24の一端をプリント板26,28の所
定個所に半田付け34,36で結合した後、プリ
ント板26,28を設置すると共にケーブル2
2,24を穴14,16から外部へ引き出してホ
ルダ18,20で穴14,16に固定し、その後
ケーブル22,24の先端にそれぞれ電源用プラ
グ30およびアンテナ用プラグ32を半田付け等
で結合していた。あるいはプラグ30,32をケ
ーブル22,24に結合した後にケーブル22,
24を穴14,16から内部へ通しプリント板2
6,28に半田付け接続をしていた。
しかしながら、このような従来の構造では、プ
リント板26,28を修理、交換等で通信機筐体
10から取外す際、このままではケーブル22,
24が穴14,16から抜けない為、ケーブル2
2,24のプリント板26,28との半田付け接
続部又はプラグ30,32との接続部を外さない
限り、プリント板26,28を取外すことができ
ない。また、ゴム等の弾性材から成るホルダ18
のみではケーブル22が後壁12に保持されず、
金具のホルダ20を必要とするという問題もあつ
た。
考案が解決しようとする問題点 以上の点に鑑み、本考案では、ケーブルとプリ
ント板あるいはプラグとの接続部を外さなくても
プリント板を筐体から取出すことのできる通信機
のケーブル固定構造を提供することにある。
問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するために、本考案で
は、通信機筐体の壁部には内壁側に収歛するテー
パ状の切欠を形成すると共に、該切欠下部の外壁
より外側へ突出するステーを設け、該ステーの上
面及び前記切欠の底面が1つの平面を規定し、該
平面を筐体の外側から内側へ延びるように断面が
半円形の溝を形成し、一方、前記テーパ状の切欠
に嵌合して該切欠を実質上塞ぐテーパ状の閉塞部
と前記ステーの前記平面の部分に接触する平坦な
面を有する固定部とが一体的に形成された固定ブ
ロツクには、前記壁部の半円形の溝と協同して通
信機のケーブルを固定する半円形の溝が設けら
れ、該固定ブロツクの固定部を前記ステーにねじ
止めにより固定することにより、ケーブルを前記
溝間で固定するようにしたことを特徴とするケー
ブル固定構造が提供される。
実施例 第1図において、例えば無線装置等の通信機の
筐体10は後壁12、上下カバー13a,13b
等を含んで成る。第2図および第3図から明らか
なように、後壁12は側壁11a,11b(第1
図)や内部壁11c(第3図)を含む筐体10の
本体と一体的に樹脂等で構成されている。電源ケ
ーブル22およびアンテナケーブル24は、従来
と同様、筐体10の外部の端部がそれぞれ電源プ
ラグ30、アンテナプラグ32に半田付けその他
周知の手段で接続・固定されており、筐体10の
内部の端部はプリント板26,28(第3図)に
それぞれ半田付け(一方のみを図示)で接続・固
定されている。
本考案では、後壁12のケーブル取出部に切欠
34,36を形成し、これらの切欠にケーブル2
2,24を通した後着脱可能な固定ブロツク3
8,40でケーブル22,24を固定すると同時
にこれらの切欠34,36を実質上塞ぐようにす
る。第2図および第3図では、一方のケーブル2
4の固定部について図示しているが、他方のケー
ブル22の固定部も同様の構造である。切欠36
の底部には、後壁12から外側へ若干突き出した
ステー部12aが一体的に形成され、このステー
部12aを含む切欠36の底部に断面が半円形の
溝12bを形成する。一方、固定ブロツク40
は、この固定ブロツク40を切欠36に固定した
際、この切欠を塞ぐ閉塞部40aと、ステー部1
2aの上部に対応して位置する固定部40bとが
一体的に樹脂等で構成されたものであり、その底
部には前記溝12bと共働してケーブル24のガ
イド穴を形成する断面半円形の溝40cが形成さ
れている。また、ステー部12aおよび固定ブロ
ツク40にはねじ42(第1図)で固定するため
のねじ穴12aおよび貫通孔40aがそれぞれ2
個ずつ設けられている。切欠36および固定ブロ
ツク40の閉塞部40aを第2図に示すように内
側へ収れんするようなテーパで嵌合させるように
すれば、水滴等が切欠36より筐体10の内部へ
浸入するのが防止される。また、第4図に示すよ
うに、内側に平行な部分Aを有し、外側に前記と
同様方向に収れんするテーパ部Bを有するもの
は、平行部Aで固定ブロツク40を切欠36にき
つく嵌合させテーパ部Bで防滴効果を持たせるよ
うにすることもできる。
本考案によれば、ケーブル22,24にピリン
ト板26,28(第3図)およびプラグ30,3
2(第1図)が接続されたままの状態でプリント
板26,28を筐体10内部に設置し、ケーブル
22,24を切欠34,36に通して固定ブロツ
ク38,40とねじ42で固定して切欠34,3
6を塞ぎ、その後上部カバー13aを筐体10に
取付けることで組立ができる。また、交換、修理
取付けられのためにプリント板26,28を筐体
10より取外す際においても、上部カバー13a
および固定ブロツク38,40を取外すだけでよ
い。
考案の効果 本考案によれば、固定ブロツク38,40がね
じ42で着脱可能になつているので、プリント板
26,28とケーブル22,24あるいはプラグ
30,32の半田付部分を外さなくても、プリン
ト板26,28を筐体10から取外すことがで
き、通信機の組立、修理、保守が容易になる。ま
た、ケーブル22,24の固定もより確実とな
る。また、本考案によると、切欠36及び固定ブ
ロツク40の閉塞部40aが筐体の内壁側へ収歛
するようなテーパ状となつているので、水滴等が
切欠36より内部へ侵入するのを防止出来るとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を示す一部を破断して示した斜
視図、第2図はケーブル固定部の分解斜視図、第
3図はケーブル固定部の断面図、第4図は他の実
施例のケーブル固定部を上から見た図、第5図は
従来の通信機筐体の一例を示す斜視図、第6図は
第5図に示した筐体を下方から見た図で一部を破
断して断面図で示したのものである。 10……通信機筐体、12……後壁、22,2
4……ケーブル、34,36……切欠、38、4
0……固定ブロツク、42……ねじ、12b,4
0c……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通信機筐体10の壁部12には内壁側に収歛す
    るテーパ状の切欠34,36を形成すると共に、
    該切欠下部の外壁より外側へ突出するステー12
    aを設け、該ステーの上面及び前記切欠の底面
    が、1つの平面を規定し、該平面を筐体の外側か
    ら内側へ延びるように断面が半円形の溝12bを
    形成し、一方、前記テーパ状の切欠34,36に
    嵌合して該切欠を実質上塞ぐテーパ状の閉塞部4
    0aと前記ステー12aの前記平面の部分に接触
    する平坦な面を有する固定部40bとが一体的に
    形成された固定ブロツク38,40には、前記壁
    部の半円形の溝12bと協同して通信機のケーブ
    ル22,24を固定する半円形の溝40cが設け
    られ、該固定ブロツクの固定部40bを前記ステ
    ー12aにねじ止めにより固定することにより、
    ケーブルを前記溝12b,40c間で固定するよ
    うにしたことを特徴とするケーブル固定構造。
JP1984173029U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPH046227Y2 (ja)

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JP1984173029U JPH046227Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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JPS6188283U JPS6188283U (ja) 1986-06-09
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ID=30730687

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI480837B (zh) * 2009-03-27 2015-04-11 Nohmi Bosai Ltd 火災感知器
JP5519168B2 (ja) * 2009-03-27 2014-06-11 能美防災株式会社 火災感知器

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JPS4212051Y1 (ja) * 1964-12-24 1967-10-21
JPS5825076B2 (ja) * 1979-11-29 1983-05-25 小沢コンクリ−ト工業株式会社 中空部分を有するコンクリ−ト材料に対するプラスチツクモノマの含浸方法

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JPS5825076U (ja) * 1981-08-11 1983-02-17 昭和無線工業株式会社 ケ−ブル固定構造

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Publication number Publication date
JPS6188283U (ja) 1986-06-09

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