JPH0341279A - パイロット式電磁弁 - Google Patents
パイロット式電磁弁Info
- Publication number
- JPH0341279A JPH0341279A JP17487289A JP17487289A JPH0341279A JP H0341279 A JPH0341279 A JP H0341279A JP 17487289 A JP17487289 A JP 17487289A JP 17487289 A JP17487289 A JP 17487289A JP H0341279 A JPH0341279 A JP H0341279A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- main valve
- flow path
- auxiliary
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 13
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、高圧で大ff1lのためのパイロット式電
磁弁に関するものである。
磁弁に関するものである。
従来、例えばマルチ型ヒートポンプ穴空I’llにおい
ては室内ユニットの切換えを行なうための電磁弁として
、開放時に冷媒の流通を制限することのない大口径のも
のが用いられている。このような従来のt磁弁の例を第
2図に示す。これによれば、弁室20に流体の入口21
が開口し、また、弁室20の底面に弁座23が設けられ
、出口22に続いている。24は上記弁座23を開閉す
るプランジャ、25はプランジャ24の吸引子、26は
電磁コイル、27はプランジャ24を弁座23側へ付勢
するスプリング、28はプランジャ24に取付けられ上
記弁座23と接離する弁体である。
ては室内ユニットの切換えを行なうための電磁弁として
、開放時に冷媒の流通を制限することのない大口径のも
のが用いられている。このような従来のt磁弁の例を第
2図に示す。これによれば、弁室20に流体の入口21
が開口し、また、弁室20の底面に弁座23が設けられ
、出口22に続いている。24は上記弁座23を開閉す
るプランジャ、25はプランジャ24の吸引子、26は
電磁コイル、27はプランジャ24を弁座23側へ付勢
するスプリング、28はプランジャ24に取付けられ上
記弁座23と接離する弁体である。
第3図は上記電磁弁をマルチ型のヒートポンプ穴空Sj
J Ilaに使用した例を示し接続図で、1台の室外ユ
ニットAに対し複数台の室内ユニットBが接続されてい
る。Cは圧縮機、Dは冷暖房により冷媒の流れを切替え
る四方弁、Eは第2図に示す電磁弁、Fは電磁式膨張弁
である。
J Ilaに使用した例を示し接続図で、1台の室外ユ
ニットAに対し複数台の室内ユニットBが接続されてい
る。Cは圧縮機、Dは冷暖房により冷媒の流れを切替え
る四方弁、Eは第2図に示す電磁弁、Fは電磁式膨張弁
である。
上記したヒートポンプ弐空調機において、暖房時に使用
しない室内ユニッl−Bがある場合、その室内ユニット
Bの入口側の電磁弁Eを閉じて膨張弁Fを開けて冷媒が
室内ユニッ)B内に残留しないようにしておくのが一般
的である。
しない室内ユニッl−Bがある場合、その室内ユニット
Bの入口側の電磁弁Eを閉じて膨張弁Fを開けて冷媒が
室内ユニッ)B内に残留しないようにしておくのが一般
的である。
しかしながら、上記iam弁Eの両端には大きな圧力差
が加わるから、室内ユニッ)Bを使用するための電磁弁
Eで大流量の弁を得ようとすると、差圧が大きいため電
磁弁が大型化する問題がある。
が加わるから、室内ユニッ)Bを使用するための電磁弁
Eで大流量の弁を得ようとすると、差圧が大きいため電
磁弁が大型化する問題がある。
これを避けようとすると差圧のない状態で開閉しなけれ
ばならなかった。
ばならなかった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、小形で大流量に適するパイロット式電磁弁を
得ることを目的とする。
たもので、小形で大流量に適するパイロット式電磁弁を
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係わるパイロット式電磁弁は、弁室の一部に
1次流路と弁座を有する2次流路とを設け、この2次流
路には弁座に対して接離する主弁体がスプリングによっ
て開弁側へばね付勢され、上記主弁体にはその背面側に
突出形成した副弁座を通じて背面空間から上記2次流路
へ連通ずる補助流路を設けると共に、主弁体に弁室と背
面空間とに通じる均圧流路を穿設され、上記副弁座は電
磁コイルへの通電時、後退するプランジャの一部となる
副弁体が離れて開弁し、非通電時はプランジャを復帰用
スプリングでばね付勢して上記副弁座を副弁体で閉止す
ると同時に上記主弁座を主弁体で閉止していることを特
徴とする。
1次流路と弁座を有する2次流路とを設け、この2次流
路には弁座に対して接離する主弁体がスプリングによっ
て開弁側へばね付勢され、上記主弁体にはその背面側に
突出形成した副弁座を通じて背面空間から上記2次流路
へ連通ずる補助流路を設けると共に、主弁体に弁室と背
面空間とに通じる均圧流路を穿設され、上記副弁座は電
磁コイルへの通電時、後退するプランジャの一部となる
副弁体が離れて開弁し、非通電時はプランジャを復帰用
スプリングでばね付勢して上記副弁座を副弁体で閉止す
ると同時に上記主弁座を主弁体で閉止していることを特
徴とする。
〔作 用]
この発明においては、電磁コイルに通電されていない状
態ではプランジャ復帰用のスプリングのばね力で副弁体
が副弁座を閉止し、かつ主弁体が主弁座を閉止している
。この状態で1次流路からの高圧流体は背面空間へ流入
して主弁体を強く主弁座へ圧接している。次に電磁コイ
ルに通電するとプランジャが後退して副弁体が副弁座か
ら離れ、背面空間内の流体が補助通路を通って2次流路
へ小流量で流れ出す。これによって、背面空間の圧力が
急速に低下し主弁体は1次流路と背面空間の圧力差によ
り受ける力と主弁体を開弁方向へ付勢しているばね力と
の和によって開弁する。そして、補助通路からの流体の
流入により2次流路側の圧力は上昇し、1次流路側と背
面空間内との圧力差が小さくなるに従って主弁体はその
スプリングのばね力のみで主弁座から引離された状態に
なる。
態ではプランジャ復帰用のスプリングのばね力で副弁体
が副弁座を閉止し、かつ主弁体が主弁座を閉止している
。この状態で1次流路からの高圧流体は背面空間へ流入
して主弁体を強く主弁座へ圧接している。次に電磁コイ
ルに通電するとプランジャが後退して副弁体が副弁座か
ら離れ、背面空間内の流体が補助通路を通って2次流路
へ小流量で流れ出す。これによって、背面空間の圧力が
急速に低下し主弁体は1次流路と背面空間の圧力差によ
り受ける力と主弁体を開弁方向へ付勢しているばね力と
の和によって開弁する。そして、補助通路からの流体の
流入により2次流路側の圧力は上昇し、1次流路側と背
面空間内との圧力差が小さくなるに従って主弁体はその
スプリングのばね力のみで主弁座から引離された状態に
なる。
〔実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明によるパイロット式電磁弁の断面図であっ
て、図において、1は弁本体で、その内部の弁室2の一
方側に流体の人口となる1次流路3と、他方側に流体の
出口となる2次流路4が設けである。2次流路4の弁室
内端部には主弁座5が形成され、上記弁室2内において
主弁体6が主弁座5と接離自在にスライド移動する。弁
室2は上記主弁体6によってその背面側に背面空間2a
が形成され、主弁体6から背面側へ補助管体7が突出し
ている。この管体7には補助流体7aが貫通じて上記弁
室2と背面空間2aを連通し、管体7の背面側端部に副
弁座8が設けられている。
図はこの発明によるパイロット式電磁弁の断面図であっ
て、図において、1は弁本体で、その内部の弁室2の一
方側に流体の人口となる1次流路3と、他方側に流体の
出口となる2次流路4が設けである。2次流路4の弁室
内端部には主弁座5が形成され、上記弁室2内において
主弁体6が主弁座5と接離自在にスライド移動する。弁
室2は上記主弁体6によってその背面側に背面空間2a
が形成され、主弁体6から背面側へ補助管体7が突出し
ている。この管体7には補助流体7aが貫通じて上記弁
室2と背面空間2aを連通し、管体7の背面側端部に副
弁座8が設けられている。
また、主弁体6には弁室2と背面空間2aを連絡する一
つ以上の均圧流路が穿設され、この均圧流路9の流通抵
抗は上記補助流路7aの流通抵抗より大きくしである。
つ以上の均圧流路が穿設され、この均圧流路9の流通抵
抗は上記補助流路7aの流通抵抗より大きくしである。
さらに、主弁体6は主弁座5に対して離れる方向つまり
開弁方向にスプリング11でばね付勢している。
開弁方向にスプリング11でばね付勢している。
一方、上記副弁座8の対向側にはこれと接離する副弁体
を有するプランジャ10が配置され、このプランジャ1
0は電磁コイル14によって上記副弁座8から離れる方
向へスライド移動する。また、プランジャ10は上記ス
プリング11のばね力より大きい復帰用スプリング15
によって上記副弁座8側へばね付勢されている。なお、
13はコアで、その先端部に上記プランジャIOが当接
するクツション12を取付けている。
を有するプランジャ10が配置され、このプランジャ1
0は電磁コイル14によって上記副弁座8から離れる方
向へスライド移動する。また、プランジャ10は上記ス
プリング11のばね力より大きい復帰用スプリング15
によって上記副弁座8側へばね付勢されている。なお、
13はコアで、その先端部に上記プランジャIOが当接
するクツション12を取付けている。
次に動作について説明する。
′vl磁コピコイル14電しない状態では、プランジャ
10はスプリング15のばね力によって主弁体6を押圧
し、主弁座5が主弁体6で閉止され、副弁座8はプラン
ジャ10の副弁体によって閉止されている。また、弁室
2内と背面空間2a内は圧力P、の高圧の流体で満たさ
れ、2次流路4はそれより低い圧力P!となっている。
10はスプリング15のばね力によって主弁体6を押圧
し、主弁座5が主弁体6で閉止され、副弁座8はプラン
ジャ10の副弁体によって閉止されている。また、弁室
2内と背面空間2a内は圧力P、の高圧の流体で満たさ
れ、2次流路4はそれより低い圧力P!となっている。
これによって、流体圧によって主弁体6は主弁座5に圧
接している。この状態から、電磁コイル14に通電する
と、プランジャ10がコア■3側へ後退し副弁座8から
離れ、流体は1次流路3から均圧流路9背面空間2aお
よび副弁座8を経て補助流路7aを通り2次流路4へ流
出する。これにより、背面空間2a内の圧力は急速に低
下し2次流路4の圧力に近づく。この結果、主弁体6は
スプリング11のばね力と背面空間2a内の圧力低下に
より発生する流体圧力により開弁する。この開弁力は主
弁体6の摺動部径と主弁座径の差からなる断面積に副弁
座8が開弁したときの背面空間2aと弁室2の圧力差を
乗した値に比例する。か(して、主弁体6の開弁により
、1次流路3からの流体は直接2次流路4へ流れる。
接している。この状態から、電磁コイル14に通電する
と、プランジャ10がコア■3側へ後退し副弁座8から
離れ、流体は1次流路3から均圧流路9背面空間2aお
よび副弁座8を経て補助流路7aを通り2次流路4へ流
出する。これにより、背面空間2a内の圧力は急速に低
下し2次流路4の圧力に近づく。この結果、主弁体6は
スプリング11のばね力と背面空間2a内の圧力低下に
より発生する流体圧力により開弁する。この開弁力は主
弁体6の摺動部径と主弁座径の差からなる断面積に副弁
座8が開弁したときの背面空間2aと弁室2の圧力差を
乗した値に比例する。か(して、主弁体6の開弁により
、1次流路3からの流体は直接2次流路4へ流れる。
以上説明したようにこの発明によれば、主弁体で仕切ら
れた弁室と背面空間との流体圧力の均圧時にスプリング
のばね力によって開弁するようにしたので、大きな圧力
差がある場合に使用しても極めて小形化した電磁弁とな
る。
れた弁室と背面空間との流体圧力の均圧時にスプリング
のばね力によって開弁するようにしたので、大きな圧力
差がある場合に使用しても極めて小形化した電磁弁とな
る。
第1図はこの発明の一実施例によるパイロット式電磁弁
の断面図、第2図は従来の電磁弁の断面図、第3図は従
来の電磁弁を用いたヒートポンプ式空調機の接続図であ
る。 1・・・弁本体、2・・・弁室、2a・・・背面空間、
3・・・1次流路、4・・・2次流路、5・・・主弁座
、6・・・主弁体、7a・・・補助流路、8・・・副弁
座、9・・・均圧流路、10・・・プランジャ、11・
・・スプリング、14・・・電るRコイル、15・・・
復帰用スプリング。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
の断面図、第2図は従来の電磁弁の断面図、第3図は従
来の電磁弁を用いたヒートポンプ式空調機の接続図であ
る。 1・・・弁本体、2・・・弁室、2a・・・背面空間、
3・・・1次流路、4・・・2次流路、5・・・主弁座
、6・・・主弁体、7a・・・補助流路、8・・・副弁
座、9・・・均圧流路、10・・・プランジャ、11・
・・スプリング、14・・・電るRコイル、15・・・
復帰用スプリング。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 弁室の一部に1次流路と弁座を有する2次流路とを設
け、この2次流路には弁座に対して接離する主弁体がス
プリングによって開弁側へばね付勢され、上記主弁体に
はその背面側に突出形成した副弁座を通じて背面空間か
ら上記2次流路へ連通する補助流路を設けると共に、主
弁体に弁室と背面空間とに通じる均圧流路を穿設され、
上記副弁座は電磁コイルへの通電時、後退するプランジ
ャの一部となる副弁体が離れて開弁し、非通電時はプラ
ンジャを復帰用スプリングでばね付勢して上記副弁座を
副弁体で閉止すると同時に上記主弁座を主弁体で閉止し
ていることを特徴とするパイロット式電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17487289A JPH0341279A (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | パイロット式電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17487289A JPH0341279A (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | パイロット式電磁弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0341279A true JPH0341279A (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=15986135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17487289A Pending JPH0341279A (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | パイロット式電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341279A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6745753B2 (en) | 1999-11-19 | 2004-06-08 | Crt Common Rail Technologies Ag | High-pressure injection system |
US9970398B2 (en) | 2014-03-14 | 2018-05-15 | Denso Corporation | Fuel injection device |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP17487289A patent/JPH0341279A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6745753B2 (en) | 1999-11-19 | 2004-06-08 | Crt Common Rail Technologies Ag | High-pressure injection system |
US9970398B2 (en) | 2014-03-14 | 2018-05-15 | Denso Corporation | Fuel injection device |
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