JPH0341070A - ビス(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法 - Google Patents

ビス(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法

Info

Publication number
JPH0341070A
JPH0341070A JP1054499A JP5449989A JPH0341070A JP H0341070 A JPH0341070 A JP H0341070A JP 1054499 A JP1054499 A JP 1054499A JP 5449989 A JP5449989 A JP 5449989A JP H0341070 A JPH0341070 A JP H0341070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
tetramethyl
catalyst
sebacate
piperidinol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1054499A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Abe
阿部 喜夫
Hide Honmaru
本丸 秀
Katsuaki Okawa
大川 勝昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIPURO KASEI KK
Original Assignee
SHIPURO KASEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIPURO KASEI KK filed Critical SHIPURO KASEI KK
Priority to JP1054499A priority Critical patent/JPH0341070A/ja
Publication of JPH0341070A publication Critical patent/JPH0341070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明で製造されるビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)セバケートはポリオレフィン系高
分子材料、特にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリス
チレン、ABSl+q脂の光安定剤として優れているた
め大量生産、かつ使用されているものである。
本発明はこのビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)セバケートを有利に製造する方法を提供
するものである。
(従来の技術) ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル
)セバケートを製造する公知の製造方法として、 1.
酸クロライドを2. 2. 6.  C3−テトラメチ
ル−4−ピペリジノールにピリジンなどの脱酸剤の共存
の条件で反応させる方9B (Berichte第45
巻2060頁 (1912)、特公昭46−42618
号公報)と、2.芳香族炭化水素の溶剤中、2. 2.
 6. 6−テトラメチル−4−ピペリジノールとセバ
シン酸ジエステルとを、アルコリシス触媒(アルカリ金
属、その低級アルコラード、水酸化物、水素化物)を使
用して加熱反応させる方法、 (特公昭56−3230
8号公報〉が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 公知の方法で、 1.の酸クロライドを用いる方法は合
成の難しい酸クロライドを原料とする不利があり、更に
脱酸剤を大量に使用すること、後処理に手間がかかるな
ど多大の時間と人手を要し、工業的製造方法として不向
きである。
2、の特公昭56−32308号公報の方法は、芳香族
炭化水素を溶剤として使用し、2. 2. 6゜6−テ
トラメチル−4−ピペリジノールとセバシン酸ジエステ
ルを加熱反応させるのに際して、アルコリシス触媒、 
(アルカリ金属、その低級アルコラード、水酸化物、水
素化物〉を使用する製法であるが、触媒の活性がやや弱
いため、反応に長時間を要し、また反応後の処理として
アルカリ和質を完全に除く必要がありこのために水洗、
中和、抽出など面倒な工程を必要とし、また反応生成物
が着色し、f#製工程を加える必要があるなどの問題点
を持っている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、2. 2. 6. 6−テトラメチル−4
−ピペリジノールとセバシン酸ジエステルを反応させる
条件について幅広く実験をfテい、この反応を不活性溶
剤中で反応させる場合、−M式%式%() (ここでRはC1ないしC16のアルキル基を表す)で
表される有機アルミニウム化合物を触媒に使用すると、
反応が短時間に終了し、良質の反応生成物が高収率で帰
られることを見いだした。更にこの触媒を使用した場合
は、反応終了値の処理が、溶剤を回収した債、続いて、
晶析、精製工程に入ることが出来る。このため反応後の
中和、水洗などの処理奇書くことが出来る、また反応生
成物は着色が格段に少ないなど、工業的製造方法として
著しく有利な方法な方法となった。
即ち、本発明は不活性溶剤中、2. 2. 6. 6−
テトラメチル−4−ピペリジノールとセバシン酸ジアル
キルエステルとを加熱反応させるとき、有機アルミニウ
ム化合物を触媒として加えることを特徴とするビス(2
,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケ
ートの製造方法に関するものである。
本発明に使用する触媒は、次の一般式で表される有機ア
ルミニウム化合物、 Al (OR口 (ここでRはC1からC16のアルキル基を表す)特に
有効なものとして、エチル、プロピル(ノルマル、イソ
)、ノルマルブチル、イソブチル、2−エチルヘキシル
基のものがある。
反応溶剤として用いる不活性溶剤は、 トルエン、キシ
レン、ハロゲンIIQベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、
  オクタン、 シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン等が使用できる。
反応を効率よく進行させるために、発生するアルコール
を系外に追い出す必要がある。そのアルコールの沸点よ
り高く反応中安定で不活性な溶剤が使用可能で、 トル
エン、モノクロルベンゼン、キシレンなどが好適である
原料として用いるセバシン酸ジアルキルエステルは、ジ
メチルエステル、ジエチルエステル、ジプロピルエステ
ル、 ジイソプロピルエステル等が使用できるが、好適
にはジメチルエステルがよい。
原料の2. 2. 6. 6−テトラメチル−4−ピペ
リジノールは、セバシン酸ジエステルに対して2モル量
ないし若干量過剰に使用するのがよい。
反応温度は使用する不活性溶剤、触媒の使用量、セバシ
ン酸ジエステルの種類によって異なるが、80℃ないし
l 50 ’C1好ましくは100ないし150″Cに
なるように設計することによって良好な結果をつること
が出来る。
触媒として使用する有機アルミニウム化合物、AI(O
R)t (ここでRはCIからCl11のアルキル基を表す〉の
使用量は原料として使用する2゜2. 6. 8−テト
ラメチル−4−ピペリジノールに対して0゜1%以上使
用すれば良いが、好ましくは0.5〜3%使用するのが
良く、更に大量使用しても、悪くないが一贋の効果は得
られない。
反応は発生するアルコールを、不活性溶剤とj[、に分
留語に導き、反応系外に除去することで行われるが、そ
の様子は薄層クロマトグラフィーで観察することができ
、定量的にはガスクロマトグラフィーを使用して反応の
状態をi!察することが出来る。
反応液は反応の進行と共にやや濁ってくる。これは触媒
のアルミニウム化合物が分解して出来たもので、これは
次のアルコールを使用した晶析で完全に除去することが
出来るため、反応液より極めて簡単に目的とする製品を
取り出すことが出来る。
即ち反応の徨処理は不活性溶剤を減圧で追い出し、次に
分液してから、この中にアルコール好ましくはイソプロ
ピルアルコールを適当量加え、再結晶することで光沢の
ある製品を得た。
ここで得られた生成物はその値合成樹脂の安定剤として
使用できる。
(実81例) 以下実施例により本発明を具体的に説明する0本発明は
これらにより何ら限定されるものではない。
実施例1 温度計、分留管及び撹拌機付き500 ccフラスコに
セバシン酸ジメチル57.6グラム、 2.2゜6.6
−テトラメチル−4−ピペリジノール98゜3グラム、
 トルエン200 ccを仕込み、触媒としてトリイソ
プロポキシアルミニウム0. 9グラムを仕込む。内温
を120ないし130°Cに保ちながら撹拌し、メチル
アルコールとトルエンを分留管に導き、反応系から除か
れていくトルエンを需給しながら反応を続行し、反応終
点迄加熱撹拌を行う0反応の終点を確認したらトルエン
の回収工程に入る。フラスコをやや減圧にして、 トル
エンを回収する。完全に回収したら冷却する。この中に
イソプロピルアルコール155ccと水362 ccを
加え、加熱溶解してから、冷却すると白色の結晶が析出
するので濾過する。約100 ccの10%イソプロピ
ルアルコール水で結晶を洗浄し、白色の光沢ある微細結
晶118グラムが帰られる。融点83.4〜83.5℃
 ガスクロマトグラフィーによる純度は99.7%であ
った。
原料セパシン酸ジメチルエステルに対して95゜4%の
収率に達する。
実施例2 実施例1で使用したものと同じ大きさの反応器に触媒と
して、 トリブトキシアルミニラ0. 9グラムを使用
する以外、実施fMlと同じ仕込を行い、実施例1と同
様に生成するメタノールを分留管を使用して系外に除去
しながら反応させた0反応完了を確認してから、簡単な
処理で製品を取り出すことが出来た。収1117.5グ
ラム 融点83゜1〜83.6’Cガスクロマトグラフ
ィーによる純度は99.6% 収率97.1% 次にセバシン酸ジエステルの種類を変えた実施例と1本
発明の方法を従来の方法と比較した表を示す。製品の着
色は何れも反応後直接収り出したものについて測定した
。表は本発明が簡単な徨工程で、優れた品質のものが得
られることを示してい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 不活性溶剤中、セバシン酸ジアルキルエステルと、2.
    2.6.6−テトラメチル−4−ピペリジノールを、加
    熱して反応させるのに、次の一般式で表される有機アル
    ミニウム化合物 Al(OR)_3 (ここでRはC_1からC_1_6のアルキル基を表す
    )を、触媒に使用することを特徴とするビス(2.2.
    6.6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートの
    新規製造方法
JP1054499A 1989-03-07 1989-03-07 ビス(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法 Pending JPH0341070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1054499A JPH0341070A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 ビス(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1054499A JPH0341070A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 ビス(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0341070A true JPH0341070A (ja) 1991-02-21

Family

ID=12972328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1054499A Pending JPH0341070A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 ビス(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0341070A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101148408B (zh) 一种双酚单丙烯酸酯化合物抗氧剂的制备方法
JPS6233223B2 (ja)
US4496736A (en) Process for the preparation of carboxylic acids and N-tert.-alkylamines
US6630595B2 (en) Method for producing maleimides
JPH04253944A (ja) アセトアミノフェンの製造方法
JPH0341070A (ja) ビス(2、2、6、6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法
US4496765A (en) Preparation of 2-(methylthiomethyl)-6-(trifluoromethyl)aniline from ortho-aminobenzotrifluoride
KR100301756B1 (ko) 0,0'-디아실타르타르산무수물의제조방법및0,0'-디아실타르타르산의제조방법
JPH039898B2 (ja)
JP2001039939A (ja) マロンニトリルの製造方法
JPH02237974A (ja) ビス(2・2・6・6―テトラメチル―4―ピペリジル)セバケートの新規製造法
JP4198908B2 (ja) N−アルキルマレイミドの精製方法およびn−アルキルマレイミド組成物
EP0148145A1 (en) Process for making nitrodiarylamines
US3997630A (en) Process for preparing methyl ester of O,O-dimethyl-dithiophosphoryl acetic acid
KR101819824B1 (ko) 1,1-알킬 이붕소 화합물을 이용한 헤테로고리 n-옥사이드의 위치 선택적 알킬화 방법
JP2759087B2 (ja) 1,4―ジヒドロキシ―2―ナフトエ酸アリールエステルの精製方法
JPH08176044A (ja) 2−t−ブチルハイドロキノンの製造方法
JP4240565B2 (ja) アクリル酸エステルの製造法
JPH08113546A (ja) 3−アルコキシ−1−プロピルアルコールの製造法
KR830000275B1 (ko) 트리사이클아졸의 제법
SU639880A1 (ru) Способ получени производных фенотиазина
EP0985658A1 (en) Process for producing l-valine benzyl ester p-toluenesulfonate
JPS63250353A (ja) テレフタル酸ジアニリド類の製造法
JPH01258678A (ja) ヒドロキシフェニルプロピオン酸エステルの製造法
JPS6337105B2 (ja)