JPH0340276Y2 - - Google Patents

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JPH0340276Y2
JPH0340276Y2 JP1986076530U JP7653086U JPH0340276Y2 JP H0340276 Y2 JPH0340276 Y2 JP H0340276Y2 JP 1986076530 U JP1986076530 U JP 1986076530U JP 7653086 U JP7653086 U JP 7653086U JP H0340276 Y2 JPH0340276 Y2 JP H0340276Y2
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piece
toilet
flush toilet
excretion
rectangular frame
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は病人用ベツドに関するものである。
<従来技術> 従来病院用ベツドには、水洗便器を装備したも
のとして特開昭59−105450号公報が知られてい
る。この先行技術は第6図に示すように敷設マツ
ト7を載置するベース板A2にボルト等の固定具
14で水洗便器1を吊着した構造とし、用水、用
便は敷設マツト7、ベース板A2に連通して開設
した排泄口100からその下位の水洗便器1に排
泄するようになつている。斯様な構造は便器を必
要としない軽症患者用として利用する場合やベツ
ドを別の病室に移動させる場合に便器を着脱でき
る為、有効である。
<考案が解決しようとする課題> しかし、排泄口100の下半部をベース板A2
で構成している結果、そのベース板A2を防錆性
を有する金属材などで成形することになり、どう
しても設備コストが高騰してしまうし、更には面
荒さによつて付着した汚物等の拭き取り作業も面
倒になりかねない。
また、ボルト等の固定具14で螺着している
為、ベース体A2下面を伝う排尿などが、水洗便
器1に開孔した螺孔15から床面に滴下し、不衛
生になる問題もある。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、水洗便器を着脱可
能とする病人用ベツドにおいて、付着汚物の拭き
取りが楽で、しかも排尿の洩れのない病人用ベツ
ドを安価に提供することにある。
更に他の目的は便器不使用時に排泄口を閉口す
る排泄マツトを簡単な構造で載承でき、しかも水
洗便器を病室等への据置きタイプとして使用でき
るようにすることにある。
<課題を解決する為の手段> 上記目的を解決する為に本考案が講じた技術的
手段は、ベースフレームにおいて配設空間を構成
する矩形枠部に、その矩形枠部内周面に添接する
ガイド用立片とそのガイド用立片上端から水平に
突出する排泄用マツトの載せ片と上記ガイド用立
片下端から矩形枠部下面に当接するように折曲し
た折込片とを備えた便器位置決め体を、固定し、
給水装置に連絡する水洗便器のボール部周縁に、
前記ガイド用立片内周面に嵌合する環状突片を突
設すると共にその環状突片下端部に、上面が前記
折込片下面に当接するリム通水路を外方へ突設
し、該水洗便器を、吊下吊持具を介してベースフ
レームに着脱可能に取付け、且つ水洗便器下端
に、床固定時の取付フランジを左右方向に延設し
たことを要旨とする。
<作用> 上記技術的手段によれば、排泄空間8′周りの
便器位置決め体2のその載せ片2bに水洗便器1
の環状突片1b上端が、また水洗便器1のその環
状突片1b外面が、上記載せ片2bから垂下する
ガイド用立片2a内面に夫々当接した嵌合状態で
その水洗便器1は吊下吊持具3で吊持され、更に
上記便器位置決め体2の折込片2cが、水洗便器
1のリム通水路1c上面に当接する。
従つて、水洗便器1の環状突片1b上端と載せ
片2b下面との当接部300及び同環状突片1b
外面とガイド用立片2a内面と嵌合部400更に
は折込片2cとリム通水路1c上面との当接部5
00とが夫々水蜜部を構成する。
また、ボール部1aの上端を構成する環状突片
1bが、排泄用マツト7aを除く位置まで延び、
べースフレームA1に開設された排泄空間8′を
構成する周壁を、水洗便器1でカバーする。
更に、前記当接部300の一方を構成する載せ
片2bが、便器不使用時に排泄口100を閉口す
る排泄用マツト7aの載せ面になる。
また、取付フランジが、据置タイプとして水洗
便器を使用する際の床固定部になる。
<考案の効果> 本考案は以上のようにベースフレームの排泄空
間部分を水洗便器の一部で構成するから、先行技
術のように板ベースを、防錆性を有し面精度のあ
る高コストな金属材などであえて形成せずとも付
着汚物を簡単に拭き取ることができる。しかも、
水洗便器取付時において、水洗便器の環状突片上
端と載せ片下面との当接部、環状突片外面とガイ
ド用立片内面との嵌合部、折込片とリム通水路上
面との当接部、とで形作られる正面視階段形状の
水蜜部で確実に排尿の洩れを防止できる。また、
便器不使用時に排泄口を閉口する排泄用マツトの
受部を便器位置決め体の一部で構成するから、別
途に同マツトの受部を形成する必要なく、設備コ
ストのより一層の低減が望める。
更に吊下支持具での支持を解けば、据置式の水
洗便器に変化する。従つて軽症患者用ベツドとし
て使用するに際しても水洗便器を有効利用でき
る。
<実施例> 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面において、Aはベツド本体、1は水洗便
器、3,3は左右一対の吊下支持具、2は便器位
置決め体を示している。ベツド本体Aは、杆材で
矩形状に枠組形成した主枠4の長手方向中間部
に、対向する杆材に亘つて一対の横杆5,5を平
行に架設して形成したベースフレームA1、に載
板6を介して敷設マツト7を載承してある。
この敷設マツト7には排泄口100を閉口する
排泄用マツト7aと、それ以外の部分に敷設され
る側部マツト7bとがある。
また、ベースフレームA1は前記横杆5,5
と、その横杆5,5に間隙をおいて架設した縦杆
16,16とで構成される矩形枠部8内面に、便
器位置決め体2を設けている。
便器位置決め体2は、上記矩形枠部8内面に添
接するガイド用立片2aと、そのガイド用立片2
aの上端から対向するように水平に折曲した載せ
片2bと、上記ガイド用立片2a下端から矩形枠
部8下面に添接するように水平に折曲した折込片
2cとを有する正面視階段形状に形成され、矩形
枠部8に固着してある。
水洗便器1はボール部1a開放縁に環状突片1
bを一体成形すると共に、その環状突片1b下端
部分に鍔状のリム通水路1cを外方へ一体成形
し、最下端部に固定孔1d′,1d′を有する取付フ
ランジ1d,1dを左右に突設し、且つその取付
フランジ1d,1dの若干上位の位置に排水口1
eが形成してある。
この水洗便器1は給水装置9、即ちロータンク
9に一端を接続する給水管10の他端がリム通水
路1cに連通状に接続してあり、室外の排水横枝
管200に一端を接続する排水管11の他端が排
水口1eに接続してある。
吊下支持具3は一対の前記縦材16,16外面
に固着した正面視L形のアングル材3a,3a
と、両端に螺子部3b′,3b′を有する支持杆3
b,3bと、上記螺子部3b′,3b′に螺合する複
数のナツト3c,3c…より形成し、アングル材
3aに前記水洗便器1の取付フランジ1d,1d
に開孔した固定孔1dに対応して取付孔3a′を開
孔している。
次に、水洗便器1の取付状態を説明すると、環
状突片1bを、その上端が便器位置決め体2の載
せ片2b下面に当接するようにガイド用立片2a
内周面に摺接させながら嵌合させて水洗便器1を
位置決めする。しかる後、アングル材3aの取付
孔3a′と、取付フランジ1d′の固定孔1dとに亘
つて支持杆3b,3bを挿通し且つアングル材3
a、取付フランジ1dをそれぞれその支持杆3
b,3b上下端の螺子部3b′,3b′に螺合するナ
ツト3c,3cで締着して水洗便器1の取付けが
完了する(第1図、第2図)。この状態において、
便器位置決め体2の載せ片2b上の部分、即ち側
部マツト7b厚に相当する部分に排泄口100が
形成され、ベースフレームA1において矩形枠部
8内の排泄空間8′を構成する周壁が水洗便器1
でカバーされたことになる。また、水洗便器1の
環状突片1b上端と、載せ片2b下面との当接部
300、同環状突片1b外面とガイド立片2a内
面との嵌合部400、更には折込片2c下面とリ
ム通水路1c上面との当接部500で排尿の洩れ
防止部、即ち水蜜部と形成し、載せ片2bが自動
的に便器不使用時に排泄口100を閉口する排泄
用マツト7aの載せ部になる。ちなみに水洗便器
1不要の際には水洗便器1を取外し、給水管1
0、排水管11がフレキシブルの場合には取付フ
ランジ1dの固定孔1d′から病室の床面B所望位
置にボルト12止めし且つ便座13を取付けて据
置型として使用することができる(第3図、第4
図)。給水管10、排水管11がフレキシブルで
ない場合には望む長さの給水管10、排水管11
を用意しておくことで、同様に対処できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案病人用ベツドの実施例を示し、第
1図は要部の縦断面図、第2図は2−2線断面
図、第3図は水洗便器を据置き型にした状態の断
面図、第4図は給水管、排水管、便座を夫々取付
ける状態を示す断面図、第5図は据置型にした水
洗便器の斜視図、第6図は従来例の縦断面図。 尚図中、A1……ベースフレーム、8′……排
泄空間、8……矩形枠部、2……便器位置決め
体、2a……ガイド用立片、2b……載せ片、2
c……折込片、9……給水装置、1……水洗便
器、1c……リム通水路、1e……排水口、3…
…吊下支持具、1b……環状突片、1a……ボー
ル部、1d……取付フランジ、7a……排泄用マ
ツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースフレームにおいて排泄空間を構成する矩
    形枠部に、その矩形枠部内周面に添接するガイド
    用立片とそのガイド用立片上端から水平に突出す
    る排泄用マツトの載せ片と上記ガイド用立片下端
    から矩形枠部下面に当接するように折曲した折込
    片とを備えた便器位置決め体を、固定し、給水装
    置に連絡する水洗便器のボール部周縁に、前記ガ
    イド用立片内周面に嵌合する環状突片を突設する
    と共にその環状突片下端部に、上面が前記折込片
    下面に当接するリム通水路を外方へ突設し、該水
    洗便器を、吊下吊持具を介してベースフレームに
    着脱可能に取付け、且つ水洗便器下端に、床固定
    時の取付フランジを左右方向に延設したことを特
    徴とする病人用ベツド。
JP1986076530U 1986-05-20 1986-05-20 Expired JPH0340276Y2 (ja)

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JP1986076530U JPH0340276Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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JPS62190769U JPS62190769U (ja) 1987-12-04
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59105450A (ja) * 1982-12-08 1984-06-18 山内 治和 身体不自由者用ベツド
JPS6055135A (ja) * 1983-09-01 1985-03-30 浅見 豊治 陶器,陶磁器等の焼成物より成る水栓の外装体

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JPS55164020U (ja) * 1979-05-14 1980-11-25

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