JPH0228798Y2 - - Google Patents

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JPH0228798Y2
JPH0228798Y2 JP1983047981U JP4798183U JPH0228798Y2 JP H0228798 Y2 JPH0228798 Y2 JP H0228798Y2 JP 1983047981 U JP1983047981 U JP 1983047981U JP 4798183 U JP4798183 U JP 4798183U JP H0228798 Y2 JPH0228798 Y2 JP H0228798Y2
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duct
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air
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JP1983047981U
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トイレにおける局部洗浄乾燥機(以
下、単に乾燥機ともいう)に関する。
従来の乾燥機の要部切断全体図を第1図に示
す。
1は、上ケース1aと底板1bとからなるケー
スであり、2は、ケース1内の底板1b上に設置
された吹出し口2aが矩形に形成された送風機
(温風機)であり、3は、送風方向に垂直な通路
断面が矩形で送風方向に向い縮径された異径筒状
であり送風機2の吹出し口2aの外側に重なるよ
うに嵌合されビスねじと座金によりねじ止めされ
たダクトであり、4は、便座Bに一体に取付けら
れたガイドで温風を便座Bの下側に水平方向に導
いて便座Bに座つた人体局部近くに来るようにす
るためにある。
しかして、便座Bを立起して使用する男子小用
時に、ダクト3は下面部3aがケース1内に引込
んで形成されているので、小便がダクト3の下面
部3aに当つて送風機2内に入つたり、周囲に飛
散するということがないが、ガイド4は、便座B
とともに立起され、放尿位置の真向いに来るの
で、注意深く小便をしてもどうしてもダクト4へ
の小便の飛散が免れず汚染されており、清掃もガ
イド4が平坦でないため、やりにくい面があつ
た。
本考案は、上述した欠点を解消し、温風を便座
の下側に水平方向に導いて便座に座つた人体局部
近くに来るように保ちつつ、便座と一体のダクト
をなくすように改良して、衛生的でかつ便座を汚
しても清掃が容易であり、部品点数も少なく低コ
ストが図られ、外観性・デザイン性が向上する局
部洗浄乾燥機を提供することを目的とするもので
ある。
本考案においては、吹出し口に接続するダクト
通路を温風が便座の下側に水平方向に導かれるよ
うに所要形状に絞つた構造としたものである。
本願の局部洗浄乾燥機は、便座のヒンジ部側に
おいて便器後方に取付けられ、便器と便座の隙間
に対向する開口を有するケースと、吹出し口を該
ケースの開口に合わせて収容された送風機と、吹
出し口に取付けられた該送風機の送風を便器と便
座の隙間に導くダクトとからなる局部洗浄乾燥機
において、送風機は、吹出し口の対向する少なく
とも二辺に掛止孔を有し、ダクトは、吹出し口取
付け端の対向する少なくとも二辺の内面に掛止孔
と係合される掛止突起を有し、かつ上記ダクト
は、曲面部分を備える上面部と、平滑板である下
面部及び両側面部とから矩形な通路断面を有する
異径筒状に可撓性材料で形成され、該上面部は、
吹出し口側に有する送風方向に向い通路断面を狭
める外面が凹となる曲面部分と、該曲面部分より
便器側に上記下面部と略平行して連続して有する
平面部分とかなり、上記ケースの底板及び上記下
面部は、その吹出し端が上記上面部の吹出し端よ
りも送風機側に所要寸法引込んでおり、ダクトの
下面部および両側面部は送風機吹出し口に重なる
内面部分を切除され、ケースの底板及びダクトの
下面部の内面は送風機吹出し口の内面と同一平面
上に連続していることを特徴とするものである。
又、本願の局部洗浄乾燥機においては、上記ダ
クトは、上記吹出し口に外側より重なつて接続さ
れ、かつ、上記平滑面である下面部及び両側面部
の吹出し口端の上記送風機吹出し口に重なる内面
部分を切除して上記吹出し口が嵌合され、上記平
滑板である下面部及び両側面部の内面が上記送風
機吹出し口の内面と同一平面上に連続しているも
のである。また、上記送風機は吹出し口の対向す
る少なくとも二辺に掛止孔を有し、上記ダクトは
可撓性材料よりなり吹出し口取付け端の対向する
少なくとも二辺の内面に上記掛止孔と係合される
掛止突起を有する。
以下、実施例により説明する。
本実施例の乾燥機の要部切断全体図を第2図
に、第2図における−矢視断面を第3図に、
ダクトの斜視図を第4図に示す。
本乾燥機は、ケース1と、温風用の送風機2
と、ダクト3とからなる局部洗浄乾燥機である。
ケース1は、上ケース1aと底板1bとからな
り、底板1bが便座Bのヒンジ部側において図示
しない便器後方に取付けられ、上ケース1aは、
送風機2を底板1b上に載置固定したダクト3を
取付けた後に被されるものである。送風機2は、
温風を生成できるヒーターその他の加熱手段を有
し、吹出し口2aが横50mm、縦40mmの矩形に形成
され、便器と便座の隙間に対向している。
ダクト3は、接続すべき両端を位置決めされて
いるためにゴム等の復元性のある可撓性材料から
なり、吹出し口取付け端3aが送風機2の吹出し
口2aに接続され、送風機2の温風を図示しない
便器と便座Bの隙間に水平方向に導くためのもの
であり、便座Bと一体に設けていた従来のガイド
は不要とされている。
そして、ダクト3は、曲面部分を備える上面部
31と、平滑板である下面部32及び両側面部3
3とから矩形な通路断面を有する異径筒状に形成
されている。ダクト3の上面部31の平面部分3
1bの延長線は便座Bの下面部よりも下方に位置
している。また、ダクト3の下面部32の延長線
は便器の上面部と同じ高さかあるいは上方に位置
している。その結果、ダクト3の吹出し端32a
は人体局部に直接対向し、ダクト3の吹出し端3
2aと局部との間には送風の邪魔となる障害物は
存在しない。
上面部31は、送風方向に向い通路断面を狭め
る外側が凹となる曲面部分31aを吹出し口側に
有し、曲面部分31aより便器側に平面部分31
bが下面部32に略平行して連続している。
上記ケース1の底板1b及び下面部32は、そ
の吹出し端32aが上面部31の吹出し端31c
(平面部分31bの端)よりも送風機側に所要寸
法引込んでいる。これは、小便が当らないように
適宜に決めたものである。
ダタト3は、吹出し口2aに外側より重なつて
接続され、かつ、上記平滑板である下面部32及
び両側面部33の吹出し口端の上記送風機吹出し
口2aが重なる部分が該吹出し口2aの板厚分だ
け切除され、ここに上記吹出し口2aが嵌合さ
れ、これにより上記平滑面である下面部32及び
両側面部33の内面が上記送風機吹出し口2aの
内面と同一平面上に連続して送風を乱さないよう
にされているとともに、該ダクト3の上記吹出し
口2aへの嵌合が一定となるようにされている。
メンテナンス時等にダクト3の着脱を容易とす
るために、第2図、第3図に示すように、送風機
2は吹出し口2aの対向する二辺(図では両側辺
となつているが、上辺と下辺でも良い)に掛止孔
21を有し、ダクト3は吹出し口取付け端3aの
対向する二辺の内面に掛止突起34を有して上記
掛止孔21と係合され、又、ダクト3内の送風が
乱れないようにするために、掛止孔21と係合さ
れる掛止突起34は、ダクト材料の板厚と等しい
長さに突出形成され、端面がダクト内面と同一面
となつている。
なお、送風機2の吹出し口2aにダクト3を取
付けるには、上ケース1aを取外した状態におい
て、便座Bを立起こし、底板1b上に固定されて
いる送風機2の吹出し口2aにダクト3の吹出し
口取付け端3aを強制的に押当て、掛止孔21を
掛止突起34に係合すれば良く、又、ダクト3を
取外すには、可撓性材料からなるので、ダクト3
の掛止突起34のある側面部を手で狭めるように
圧縮して掛止突起34を掛止孔21の係合から脱
出させそのまま引けば良い。なお、掛止孔21と
掛止突起34は吹出し口2a、吹出し口取付け端
3aの三辺又は四辺に設けられていても良いし、
少なくとも対向する二辺に1個ずつ設けられてい
ても良い。
以上説明してきたように、本考案の局部洗浄乾
燥機は、ケースと、ケースに収容される温風用の
送風機と、送風機の吹出し口に取付けられるダク
トとからなるものにおいて、ダクトは、下面部及
び両側面部を平滑板とし、上面部を送風機側に曲
面部分を備えてこれに平滑面部分を下面部に略平
行に連ねて形成し、通路断面が送風方向に向い上
下丈を縮められた異径筒状であり、下面部の吹出
し端が上記上面部の吹出し端よりも送風機側に所
要寸法短く終つている構成とされているので、便
座を立起して使用する男子小用時に、小便がダク
ト下面部に当つて送風機内に入つたり、周囲に飛
散るということが回避された構造に保たれてい
る。このため従来のように便座と一体のガイドが
なくとも、温風を便座の下側に水平方向に導いて
便座に座つた人体局部近くに来るように保たれる
ことになる。本考案の局部乾燥装置は、従来のよ
うに便座と一体のガイドがないから、衛生的でか
つ便座を汚しても清掃が容易であり、部品点数も
少なく低コストが図られ、外観性・デザイン性が
向上する効果を有する。
又、ダクトが吹出し口に外側に被さるように接
続され、さらに、ダクトの下面部及び両側面部の
送風機吹出し口と重なる部分を切除して吹出し口
が嵌合され、ダクトの下面部内面及び両側面部内
面が送風機吹出し口内面と同一平面とした場合に
は、送風を乱さずに便座の下側を通して便座上に
ある人体局部に送風できる。
さらに、本考案の局部洗浄乾燥機は、吹出し口
の上下又は水平方向の両側に掛止孔を設け、これ
に可撓性材料よりなるダクトの内面に設ける掛止
突起を外側より嵌合する構造である。この構造と
することにより、ダクトの掛止突起のある面を送
風機の吹出し口の掛止孔に合わせて押込むだけで
ダクトを取付けることができる。
又、ダクトの掛止突起のある面を狭めるように
して引けば容易にダクトの取外しができる。しか
もダクトはゴム等の可撓性材料よりなるから着脱
を何度でも確実に行なうことができ、もつて、メ
ンテナンス性が良くなり、さらに、ねじや座金が
不要であるので生産性が良くなり、製作コストを
低減できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の局部洗浄乾燥機の要部切断図、
第2図は本考案の実施例に係る局部洗浄乾燥機の
要部切断図、第3図は第2図における−矢視
断面図、第4図はダクトの斜視図である。 1……ケース、2……送風機、2a……吹出し
口、3……ダクト、3a……吹出し口取付け端、
31……上面部、31a……曲面部分、31c…
上面部吹出し端、31b……平面部分、32……
下面部、32a……下面部吹出し端、33……両
側面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 便座のヒンジ部側において便器後方に取付けら
    れ、便器の上面部と便座の下面部との間に形成さ
    れた隙間に対向する開口を有するケースと、吹出
    し口を該ケースの開口に合わせて収容された送風
    機と、該吹出し口に取付けられ該送風機の送風を
    便器と便座の隙間に導く脱着自在なダクトとから
    なり、 上記送風機は、上記吹出し口の対向する少なく
    とも二辺に掛止孔を有し、 上記ダクトは、曲面部分を備える上面部と、平
    滑板である下面部及び両側面部とから矩形な通路
    断面を有する異径筒状に可撓性材料で形成され、
    上記ダクトは、吹出し口取付け端の対向する少な
    くとも二辺の内面に上記掛止孔と脱着自在に係合
    される掛止突起を有し、 上記ダクトの上面部は、吹出し口側に有する送
    風方向に向い通路断面を狭める外面が凹となる曲
    面部分と、該曲面部分より便器側に上記下面部と
    略平行して連続しかつ延長線が便座の下面部の下
    方に位置する平面部分とからなり、 上記ケースの底板及び上記ダクトの下面部は、
    その吹出し端が上記上面部の吹出し端よりも送風
    機側に所要寸法引込んでおり、該ダクトの下面部
    の延長線は該便器の上面部と同一高さまたは上方
    に位置し、 上記ダクトの下面部および両側面部は上記送風
    機吹出し口に重なる内面部分を切除され、上記ダ
    クトの下面部及び両側面部の内面は上記送風機吹
    出し口の内面と同一平面上に連続していることを
    特徴とするダクト脱着式局部洗浄乾燥機。
JP4798183U 1983-03-31 1983-03-31 局部洗浄乾燥機 Granted JPS59154195U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4798183U JPS59154195U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 局部洗浄乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4798183U JPS59154195U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 局部洗浄乾燥機

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Publication Number Publication Date
JPS59154195U JPS59154195U (ja) 1984-10-16
JPH0228798Y2 true JPH0228798Y2 (ja) 1990-08-01

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ID=30178522

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JP4798183U Granted JPS59154195U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 局部洗浄乾燥機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2596184Y2 (ja) * 1991-12-11 1999-06-07 東陶機器株式会社 衛生洗浄装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539030B2 (ja) * 1974-12-26 1980-10-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539030U (ja) * 1978-09-05 1980-03-13

Patent Citations (1)

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JPS5539030B2 (ja) * 1974-12-26 1980-10-08

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JPS59154195U (ja) 1984-10-16

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