JPH0339884B2 - - Google Patents

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JPH0339884B2
JPH0339884B2 JP58059316A JP5931683A JPH0339884B2 JP H0339884 B2 JPH0339884 B2 JP H0339884B2 JP 58059316 A JP58059316 A JP 58059316A JP 5931683 A JP5931683 A JP 5931683A JP H0339884 B2 JPH0339884 B2 JP H0339884B2
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Priority to AT84103529T priority patent/ATE28254T1/de
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Priority to DE8484103529T priority patent/DE3464674D1/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B27/00Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/025Hand-held tools
    • B65B13/027Hand-held tools for applying straps having preformed connecting means, e.g. cable ties

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Die Bonding (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は自動結束機の改良に関する。更に詳し
くは合成樹脂製結束具の折曲時、その両端を係合
させて被結束物を結束させる自動結束機に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、合成樹脂製の結束具を折曲するとき、そ
の両端を係合させることによつて線条物を結束し
たり、或いは袋状物の口を閉じる自動結束機が知
られている。
しかしながら、例えば、特開昭50−149490号公
報に記載されている自動結束機は結束具を自動結
束機内に装填するためのレバーと、結束具を折り
曲げて結束させるためのレバーとが備えられてお
り、前記結束具の結束には、これらの2本のレバ
ーを操作しなければならない。
したがつて、この自動結束機はレバー操作が非
常に面倒であつて作業性が非常に悪い。このた
め、能率が上がらないばかりでなく、非常に疲労
し易いという欠点があつた。
また、この自動結束機は結束具を二つに折り曲
げる押圧体と、この押圧体によつて二つに折り曲
げられた状態の結束具の両端部を押圧する押圧レ
バーを有するので、内部構造が複雑になるという
欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来の欠点を解消するために
なされたものであり、その目的とするところは折
曲時その両端を係合させて被結束物を結束する自
動結束機におけるレバー操作を簡単にして能率向
上、および疲労防止を図ると共に、自動結束機の
内部構造を出来るだけ簡単にし、自動結束機自体
をコンパクトにすることにある。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明の自動結束機は、両端を係合
させることにより被結束物を結束するようにした
結束具を供給装置を介して結束機本体の前後方向
に開口した案内溝内に供給すると共に、該案内溝
内の前記結束具を押し出し該結束具を折曲するた
めの押圧体を前記案内溝内に配設し、かつ前記案
内溝の先端部の下面に前記結束具の摺動を停止さ
せるストツパを起伏自在に設けた自動結束機であ
つて、前記押圧体の前端部に前記結束具の両端を
係合させる係合レバーを枢着すると共に、前記案
内溝の下方に前記係合レバーの下端部の前進を阻
止し係合レバーを回動してその上端部を押し下げ
る係合レバー前進阻止手段を配設したことを特徴
とするものである。
実施例 1 次に、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
A 結束具について まず、本発明に係る自動結束機の構成を説明
する前に、本発明の装置に使用される結束具の
構造を簡単に説明する。
第1図は結束具の平面図、第2図は第1図に
おける−線断面図、第3図は結束具の底面
図である。
この結束具Mは、全体が合成樹脂によつて帯
状で一体的に成形されており、バンド部1の中
央部に薄肉部1aを、その両端に厚肉部1bを
形成し、一方の厚肉部1bの端部に係合穴3を
有する輪状部2(雌係合子)を設け、他方に前
記係合穴3に挿入して係合する頭部5(雄係合
子)をそれぞれ有している。
この雌係合子である頭部5は、第2図に示す
ように厚肉部よりL型に曲つてその先端に突起
部6が設けられ、結束に際してこの雄係合子で
ある突起部6が前記雌係合子である輪状部2の
係合穴3に一挙動で挿入され、係合穴3の周囲
に設けたエツジ部7と前記突起部6の先端の突
起6aとが係合されるように構成されている。
第4図は前記結束具Mの使用状況を示すもの
で、バンド部1を薄肉部1aより二つ折りに折
り曲げて両厚肉部1bの間に配線W等の被結束
物(比較的小物)を挟み込み、突起部6を係合
穴3内に挿入して突起6aとエツジ部7との係
合により結束するものである。
B 結束具の成形時の形状について 前記結束具Mは、複数個のものが平面的に配
列された状態で細いフイラメント状の連結部を
介して集合体とした合成樹脂で一体に成形さ
れ、(第8図)使用に際しては、この集合体を
本発明にかかる自動結束機に装填し、この結束
機によつて結束具の集合体より個々の結束具に
切り離し、結束機の先端部において1個の結束
具Mの厚肉部1b,1bの間に被結束物である
配線W等を挿入して(第4図)係合穴3に頭部
5に設けてある突起部6を挿入してこの突起部
6の先端に設けてある突起6aをエツジ部7に
引つ掛けるだけで結束させるものである。
C 結束機の構造について 以下本発明に係る自動結束機の構造を動作と
共に説明する。
自動結束機は第5図及び第6図に示すよう
に、ピストル型の左側本体10aと右側の本体
10bとを合せて一体とした本体10の握り部
11の前方に開けられた開口に操作レバー12
が軸13を支点として揺動するように設けられ
ている。
この操作レバー12は第6図に示すように断
面がU字状に成つており、この操作レバー12
の内部に横方向より見て三角形のカム14が固
定されている。
また、前記本体10の握り部11の中央部に
レバー16が軸15によつて揺動自在に支持さ
れており、このレバー16の端面17は前記カ
ム14に接触して前記操作レバー12に連動し
て揺動するようになつている。
レバー16は2枚の板を合したような形状に
成つており、これらの板の間であつて操作レバ
ー12に面した位置にガイド面18が形成され
ており、このガイド面18にブラケツト19が
摺動自在に係合し、このブラケツト19の孔2
0にリターンスプリング21の一端が連結さ
れ、他端が本体10の後部の穴に嵌合するキヤ
ツプ22に連結されている。このブラケツト1
9は、操作レバー12を握り、このレバー16
が揺動した(後退)際に前記ガイド面18が傾
斜する関係で上方に滑つて移動する。このブラ
ケツト19の移動に伴なつて、リターンスプリ
ング21の支点が変動してその弾性力を一定に
する作用をしている(レバー16が前進した分
だけブラケツト19が滑つてリターンスプリン
グ21の長さを余り変化させない)。
レバー16の上部23は押圧体24の溝部2
5内に挿入され、前記操作レバー12の前後移
動操作によつてレバー16は前後に回動運動
し、それに伴つて押圧体24も前後に往復運動
する。
前記押圧体24は、結束機の駆動源となる部
品であつて、結束具Mを押し出したりこれを折
曲げたりする操作をするものである。この押圧
体24の前部には折曲レバー26(以下、係合レ
バー26と称する)がピン27によつて支持さ
れており、この係合レバー26の上部と前記押
圧体24の先端に形成された押圧部24aとの
間にリターンスプリング28を設けてこの係合
レバー26が上方を向くように構成されてい
る。
また、本体10の前部には押圧体24が前後
に移動する通路の下部にストツパ45がピン4
6によつて揺動自在に支持され、リターンスプ
リング47でこのストツパ45が結束時以外は
非作動状態となるように後部を押圧している。
前記押圧体24は左右の本体10a,10b
の内面に設けた案内溝29内を摺動するが、こ
の押圧体24の横方に設けた延長部30は、左
側本体10bに設けた長穴31より突出した状
態で嵌合して前後に移動する。また、押圧体2
4の延長部30の先端に形成した突起に板刃3
2が嵌合され、押圧体24の移動に伴なつて結
束具Mの連結体M′より1個ずつ切断するよう
に構成されている。
第6図に示すように、左側本体10aの側部
には結束具Mの供給部35が設けられており、
この供給部35の本体に直交してガイド部36
が設けられている。そして、このガイド部36
の下方に結束具供給盤37がピン38によつて
軸支され、押圧体24の前後運動と連動するよ
うになつている。
レバー16が軸15を支点にして回動する
と、押圧体24が本体10の前後に運動するこ
とは、既に説明したが、本体10の前方に向か
つて回動するレバー16が結束具供給盤37の
側面に設けられた傾斜部37cに接触してこれ
を押すと、結束具供給盤37がピン38を支点
として回動し、結束具供給盤前端の送り片37
aが結束機本体10の側面から突き出される。
一方、レバー16が本体10の後方に向かつて
回動し、結束具供給盤37の鉤状部37bを押
すと、結束具供給盤37が回動し、結束具供給
盤前端の送り片37aが本体10内に押し込ま
れる。
供給部35に突出して設けられているガイド
部36の側方には、このガイド部36に股がる
ようにU字状の開放レバー39が設けられ、こ
の開放レバー39を前方に移動することによつ
て結束具供給盤37に上下方向に移動可能に設
けた送り爪40を下方に引き下げて、結束具M
の集合体M′との係合を解除するように作動す
る。
41は結束具Mの供給経路に突起部が突出す
るように設ける出没突起であつて、案内溝29
に送り込まれた結束具Mが逆流しないように作
動するストツパの役目をする。そしてこの出没
突起41は、前記開放レバー39の作動で結束
具Mとの接触を断つように作動する。従つて、
前記開放レバー39を操作することによつて結
束機に充填されている結束具Mの集合体M′を
取り外すことができる。この場合、次の結束操
作に便利なように1本の結束具Mが結束可能な
状態を残されている。(第8図〜B参照) D 結束機の結束動作について 次に、第5〜8図を参照して本発明に係る自
動結束機の動作を説明する。
結束具の集合体の充填操作 第8図−Aは自動結束機の平面図であつ
て、本体10の左側に供給部35が設けられ
ている。この供給部35には蓋体50で覆わ
れた案内面51が設けられ、この案内面51
と蓋体50との間に結束具Mの連結体M′を
供給するのである。
第8図−Bは前記蓋体50を除去し、結束
具集合体M′を案内面51上に載置した状態
を示している。
なお、前記のように前の結束操作によつて
1個の結束具Mが案内溝29内に既に充填さ
れており、次の操作レバー12の握り操作に
よつて結束が可能な状態となつている。この
状態は第5図にも示されており、押圧体24
の先端には係合レバー26がリターンスプリ
ング28によつて引張られて上方を向いてお
り、その背後は押圧部24aによつて支持さ
れている。そして係合レバー26は前記結束
具Mの背後に位置している。
第8図−Bに示すように、1本の結束具M
の充填状態は、輪状部2が前方に位置し、突
起部6は後方に位置している。また、結束具
供給盤37(第6図)の先端に設けてある送
り片37aは結束具Mの側方に位置し突起部
6の後方に折曲レバー26の湾曲面が当接し
ており、この折曲レバー26は押圧部24a
に支持されている。
そしてこの押圧体24の後端に結束具供給
盤37の鉤状部37bを当接させて結束具供
給盤37を回動させてその先端部を本体側に
回動させて送り片37aを結束機の前部に既
に充填されている1本の結束具Mの側部に位
置させて、この結束具Mが案内溝29よりは
みださないように位置を規制していると共
に、送り爪40を、配列している結束具Mの
間に突出させて次の送り込みの準備をしてい
る。
結束具の送り出し操作 第5図に示しているように、操作レバー1
2を握らずに押圧体24が後退している場合
には、リーフスプリング47の弾性力によつ
て本体10の前部の案内溝29内に突出自在
に設けられているストツパ45の先端の鉤部
45a(結束具Mが結束動作中に移動しない
ように停止させる機構)は、案内溝29の面
29aより下面に下がつている。この状態に
おいて結束機の本体10の先端の開口部10
dに被結束物である電線W等を挿入してお
く。
第8図−Cは、結束機の前部に既に送り込
まれている結束具Mを配線Wの下部に送り込
んだ状態を示すもので、結束具Mは押圧レバ
ー26によつて前進している。一方、押圧体
24の前進に伴なつて結束具供給盤37は矢
印のように回動するが、この時、第8図−B
の結束具連結体M′の最先端に位置している
結束具Maが刃板32によつて切断されて第
8図−Cに示すように押圧体24の延長部3
0によつて押圧されて案内面29b上を前進
する(第8図−Cは結束具Maが案内面29
bを途中まで前進している状態を示してい
る)。
結束操作 第5図及び第8図−Bの状態にある結束具
を操作レバー12を握ることによつて第8図
−Cのように1本の結束具Mが結束具連結体
M′より切断されて案内面29bを前方に移
動するが、その移動の終点において既に案内
面29a上に載置されていた結束具Mは被結
束物である配線Wの下部に位置することにな
る。
そして、操作レバー12を更に把持するこ
とによつて第8図−D及び第7図の状態とな
る。
この状態は、押圧体24が更に矢印のよう
に前進し、結束具Mは結束状態(第4図)と
なると共に、次に結束されるべき結束具Ma
は案内面29bの先端に位置している。
結束操作について第7図を参照して説明す
ると、操作レバー12を矢印E方向に引き込
むとカム14に当接している作動レバー16
が矢印E方向に回動し、このレバー16の先
端に係合している押圧体24が矢印F方向に
前進する。
前記押圧体24の押圧部24aに支持され
ている係合レバー26は前記結束操作の初期
の段階では第5図の状態にあるが、ある程度
押圧体24が前進すると結束動作の途中にお
いて押圧部24aの下面がストツパ45に接
触して第7図の矢印Hのようにその先端が上
昇するように回動させ、その先端の鉤部45
aを案内溝29の案内面29aより突出させ
て結束具Maの輪状部2の側方に引つ掛けて
これが前進しないようにする。このような状
態において、更に操作レバー12を引くこと
により押圧体24がさらに前進すると、押圧
体24の前端の係合レバー26によつて結束
具Maが折り曲げられる。さらに、押圧体2
4が前進すると、係合レバー26の下片部2
6aが本体10a,10bの間に設けたピン
26bに引つ掛かるため、係合レバー26が
矢印Gのように回動し、結束具Maの突起部
6が係合穴3内に挿入される。そして、第4
図のように、結束具Maの突起部6が係合穴
3と係合する。
前記のように操作レバー12を把握するこ
とによつて結束具が結束されるのであるが、
この結束操作の後、前記操作レバー12の把
握を解除すると第5図の状態となる。
第8図−Dにおいて案内面29b上に位置
していた結束具Maは第8図−Bに示すよう
に押圧体24が元の位置に復帰すると同時に
結束具供給盤37が回動してその先端にある
送り片37aによつて次に結束される結束具
が案内溝29内に横送りされるのである。
結束具連結体の抜き出し操作 結束作業が終了した時点あるいは結束作業
の中断した時点において、結束機に充填され
ている結束具連結体を抜き出す必要がある
が、この際には第6図の開放レバー39を指
先で押すことによつてこの開放レバー39が
出没突起41を動作しないように上方に押し
上げると共に、結束具供給盤37に設けられ
ている送り爪40を案内面29aより下降さ
せる。
前記操作によつて結束具連結体M′が逆流
することが防止する出没突起41と、この結
束具連結体M′の送り作用をする送り爪40
を非作動の状態とすることができる。
前記操作の後には、結束具連結体M′は最
早引つ掛る部分がないので、引き抜くことよ
つて簡単に取り出すことができる。
本発明に係る自動結束機の特徴 イ 簡易型の結束具を使用する。
第1図ないし第4図に示すように、中央
部に薄肉部が形成され、その部分より二つ
折りにできる帯状体からなる合成樹脂製の
結束具を結束する装置であることである。
ロ 結束操作が簡単である。
第6,及び7図に示すように、本体10
の先端部分であつて、案内溝29の案内面
29aより出没自在にストツパ45が設け
られ、更に押圧体24に係合レバー26が
傾動自在に設けられており、この係合レバ
ー26はその移動終点において係止部材で
あるピン26bに引つ掛つて第5図より第
7図の状態に傾斜して結束具Mを折曲げて
結束するのである。
また、ストツパ45は結束機の先端部分
にまで移送されてきた結束具Mを結束操作
がし易いように所定の位置に保持すると共
に結束操作完了後は、被結束物である配線
W等を結束機の先端部より取り出し易くす
るために案内面29aより下面の定位置に
復帰する機能を有するものである。
実施例 2 第9図及び第10図は本発明の第2の実施例に
係る構造を示すものである。
第5図に示す実施例−1においては、係合レバ
ー26の下部に下片部26aを形成し、これをピ
ン26bに係合させて前記係合レバー26を傾動
させるように構成した点に特徴があつたが、この
実施例はカム機構を使用した点に特徴がある。第
9図においては係合レバー26の下部にカムピン
26Mを設け、本体10側に「く」字状のカム溝
26Nを設け、前記カムピン26Mを案内するよ
うにしたものである。そして本体10の先端部の
空洞部55には案内曲面56を形成し、この案内
曲面56をシーソーが揺動するように転動するよ
うに弓型に曲げられたストツパ45Aを設けてい
る。
また、前記空洞55内に突出している突起部5
7にスプリング58を設けて前記ストツパ45A
がその弾性力によつて元の位置(結束具を停止さ
せない位置)に復帰するようにしている。
前記実施例に係る装置においては、押圧体24
が前方に移動する際に、前記カムピン26Mがカ
ム溝26N内を移動するが、このカム溝26Nは
下方に「く」字状に形成されているので、前記押
圧体24の移動と共に折曲レバー26が前方に傾
斜して結束具Mを二つ折りに折曲げることができ
るのである。
この実施例−2の結束機の特徴は、係合レバー
26がカム溝26Nによつて駆動されるので、そ
の動きが確実である。また、第9図より分るよう
にこの実施例においては押圧体24に係合レバー
26を支持するピン27とカムピン26Mとの間
の距離「L」を長くすることが可能であるので、
結束具を押圧体24の移動によつて折曲げる力が
少なくてすみ、従つて、自動結束機が破損した
り、動作が不良となる等の事故を未然に防止する
ことが可能となると共に、大型の結束具でも簡単
に折曲げることができる効果を有する。
〔発明の効果〕
上記のように、本発明は、両端を係合させるこ
とにより被結束物を結束するようにした結束具を
供給装置を介して結束機本体の前後方向に開口し
た案内溝内に供給すると共に、該案内溝内に前記
結束具を押し出し該結束具を折曲するための押圧
体を前記案内溝内に配設し、かつ前記案内溝の先
端部の下面に前記結束具の摺動を停止させるスト
ツパを起伏自在に設けた自動結束機において、前
記押圧体の前端部に前記結束具の両端を係合させ
る係合レバーを枢着すると共に、前記案内溝の下
方に前記係合レバーの下端部の前進を阻止し係合
レバーを回動してその上端部を押し下げる係合レ
バー前進阻止手段を配設したので、一つの操作レ
バーを引くだけで、結束具による被結束物の結束
を行うことができる。その結果、結束作業の効率
が上がるばかりでなく、疲労も少なくなる。
さらに、結束機本体内の構造も簡単になり、そ
の分、結束機自体がコンパクトになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動結束機に使用する結
束具の正面図、第2図は第1図の−断面図、
第3図は結束具の裏面図、第4図は配線を結束し
た状態を示す断面図である。第5図は自動結束機
の要部断面図であつて、結束前の状態を示す図で
ある。第6図は自動結束機の部品を示す分解図で
ある。第7図は第5図に対応して描かれた結束動
作状態を示す要部断面図である。第8図−Aは本
発明に係る自動結束機の平面図、第8図−B〜D
は結束具連結体が送り込まれる状態を示す平断面
図である。第9図及び第10図は第2の実施例に
係る結束機の構造を示す要部断面図である。 M……結束具、M′……結束具連結体、W……
配線(非結束物)、10……本体、11……握り
部、12……操作レバー、14……カム、16…
…レバー、24……押圧体、24a……押圧部、
25……溝部、26……係合レバー、26a……
下片部、27……ピン、29……案内溝、29
a,29b……案内面、30……延長部、32…
…刃板、35……供給部、36……ガイド部、3
7……結束具供給盤、37a……送り片、37b
……鉤部、40……送り爪、41……出没突起、
45……ストツパ、45a……鉤部、51……案
内面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両端を係合させることにより被結束物を結束
    するようにした結束具を供給装置を介して結束機
    本体の前後方向に開口した案内溝内に供給すると
    共に、該案内溝内の前記結束具を押し出し該結束
    具を折曲するための押圧体を前記案内溝内に配設
    し、かつ前記案内溝の先端部の下面に前記結束具
    の摺動を停止させるストツパを起伏自在に設けた
    自動結束機であつて、前記押圧体の前端部に前記
    結束具の両端を係合させる係合レバーを枢着する
    と共に、前記案内溝の下方に前記係合レバーの下
    端部の前進を阻止し係合レバーを回動してその上
    端部を押し下げる係合レバー前進阻止手段を配設
    した自動結束機。
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