JPH0338620A - アクティブマトリクス基板 - Google Patents

アクティブマトリクス基板

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Publication number
JPH0338620A
JPH0338620A JP1174823A JP17482389A JPH0338620A JP H0338620 A JPH0338620 A JP H0338620A JP 1174823 A JP1174823 A JP 1174823A JP 17482389 A JP17482389 A JP 17482389A JP H0338620 A JPH0338620 A JP H0338620A
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JP
Japan
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wiring
layer
insulating film
gate
protective layer
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Application number
JP1174823A
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English (en)
Inventor
Mikio Katayama
幹雄 片山
Hidenori Otokoto
音琴 秀則
Hiroaki Kato
博章 加藤
Akihiko Imaya
今矢 明彦
Ken Kanamori
金森 謙
Kiyoshi Nakazawa
中沢 清
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液晶等の表示媒体と組み合わせて表示装置を
構成するための、アクティブマトリクス基板に関する。
(従来の技術) 絶縁性基板上に絵素電極をマトリクス状に配し、絵素電
極を独立して駆動するアクティブマトリクス方式は、液
晶などを用いた表示装置に用いられている。アクティブ
マトリクス方式は、特に大型で高密度の表示を行う表示
装置にしばしば用いられる。
絵素電極を選択駆動するスイッチング素子としては、T
PT (薄膜トランジスタ)素子、MIM(金属−絶縁
層一金R)素子、MOSトランジスタ素子、ダイオード
、バリスタ等が一般的に知られている。アクティブマト
リクス駆動方式は、高コントラストの表示が可能であり
、液晶テレビジョン、ワードプロセッサ、コンピュータ
の端末表示装置等に実用化されている。
第3図にTPTをスイッチング素子として用いた、アク
ティブマトリクス表示装置の概略の回路図を示す。走査
線として機能する多数の平行するゲートバス配線23と
、該配j!123に直交し信号線として機能するソース
バス配線11との交差位置近傍に、TFT22が配され
ている。TFT22には絵素電極9が接続され、絵素電
極9と対向電極13との間に絵素21.絵素電極9と付
加容量用電極32との間に付加容量24が形成されてい
る。付加容量用電極32は、付加容量用配線31に接続
されている。
第4図に従来のアクティブマトリクス基板の平面図を示
す。第5図及び第6図に、それぞれ第4図の■−v線及
びVT−VT線に沿った、アクティブマトリクス表示装
置の断面図を示す。ガラス基板l上に平行するゲートバ
ス配線23が形成され、該配線23に直交してソースバ
ス配!!1Illが形成されている。ゲートバス配線2
3及びソースバス配線11との間には、後述するゲート
絶縁膜5が介在している。
ゲートバス配線23及びソースバ7ス配線11の交点近
傍には、スイッチング素子としてTFT22が配されて
いる。TPT22のゲート電極26はゲートバス配[2
3に接続され、TFT22のソース電極27はソースバ
ス配線11に接続されている。TFT22のドレイン電
極28は絵素電極9に接続されている。
絵素電極9のゲートバス配線23側とは反対側の辺に沿
って、付加容量用配線31が平行して設けられている。
付加容量用配線31には付加容量用電極32が接続され
、付加容量用電極32はゲート絶縁膜5を介して絵素電
極9と対向している。
付加容量用電極32と絵素電極9との間に付加容量24
が形成されている。
ゲートバス配線23、付加容ff124、及び付加容量
用配線31の断面構成について、第5図を参照しながら
説明する。ゲートバス配線23は下部ゲート配線2(層
厚2oooA)及び上部ゲート配線3(層厚2500大
)の2層から成る。同様に付加容量用配線31は下部容
量用配線29(層厚2000A)及び上部容量用配線3
0(Nj厚2500Å)の2層から成る。下部ゲート配
線2及び下部容量用配線29は同時にパターン形成され
得る。下部ゲート配線2及び下部容量用配線29には、
低抵抗のMO金金属AI金金属が用いられる。
上部ゲート配線3及び上部容量用配線30には陽極酸化
膜の形成が可能なTa金属が用いられている。MO金金
属或いはA1金属は、後のTFT22の形成時のエッチ
ャントである弗酸等に対して耐食性が低いので、上部ゲ
ート配線3は下部ゲート配線2を保護するために、該配
線2を完全に被覆して形成されている。同様に、上部容
量用配線30は下部容量用配線29を完全に被覆して形
成されている。
上述のようにゲートバス配線23及び付加容量用配線3
1を2層構造とし、下部ゲート配線2及び下部容量用配
線29にMO金金属はAI金金属用いることにより、こ
れらの配線23及び31の比抵抗が低減される。これに
より、表示装置の大型化に伴うこれらの配線23及び3
1上の信号遅延の問題に対応することができる。しかも
、上記配線23及び31の上面には陽極酸化膜を形成す
ることができるので、これらの配線23及び31の絶縁
不良の発生も低減され得る。
上部容量用配線30は、絵素電極9の一辺に平行する部
分では絵素電極9の下方に延び、付加容量用電極32を
形成している。従って、付加容量用電極32もTaで形
成されている。上部ゲート配線3、上部容量用配線30
.及び付加容量用電極32は同時にパターン形成、され
得る。
上部ゲート配線3、上部容量用配線30、及び付加容量
用電極32の上には、該配線3.30及び該電極32の
上面を陽極酸化して得られるTa205の陽極酸化膜4
(層厚3000A)が形成されている。陽極酸化膜4を
覆って全面に、SiNに(窒化シリコン)のゲート絶縁
膜5(層厚3000A)が形成されている。ゲート絶縁
膜5上にはITOから成る絵素電極9(層厚1000A
)が形成されている。絵素電極9とゲート絶縁膜5を介
して対向している付加容量用電極32との間に、付加容
fi24が形成されている。更に、基板全面にS I 
NXの保護膜t6(!厚3000A)、及び配向膜17
が積層され、アクティブマトリクス基板が構成される。
基板lに対向するガラス基板12上には、カラーフィル
タ14及びブラックストライプ15が設けられ、更にI
TOの対向電極13及び配向膜17が全面に形成され、
アクティブマトリクス表示装置が構成される。
TFT22近傍の断面構成について、第6図を参照しな
がら製造工程に従って説明する。Ta金属のゲート電極
26は、前述の上部ゲート配線3、上部容量用配線30
、及び付加容量用電極32と同時に形成される。ゲート
電極26は上記配線3.30、及び電極32と同時に陽
極酸化され、ゲート電極26の上面には陽極酸化膜4が
形成される。
陽極酸化膜4上を覆って全面に、ゲート絶縁膜5が形成
される。
次に、ゲート電極26上にはゲート絶縁膜5を介して、
後に半導体層6となる真性半導体非晶質シリコン(以下
では「a−3i co」と称する)層(層厚1O00Å
)が堆積される。更に、a −3i(f)層上には、後
にコンタクト層7.7となるn型半導体非晶質シリコン
(以下ではra −5i(n”)Jと称する)の層(層
厚500 A)が堆積される。
次に、上記のa−Sl(i)層及びa−Si(n+)層
のエツチングを同時に行い、半導体層6及びコンタクト
層7.7のパターニングを行う。この時点では、2つの
コンタクト層7.7の間の部分はエツチングされずに残
されている。従って、2つのコンタク)層7. 7はこ
の部分でつながっている。
上記基板の全面にTI金属層(層厚3000Å)が堆積
された後、該TI金属層のエツチングが行われ、ソース
電極27及びドレイン電極28がパターン形成される。
この時、コンタクト層7.7の間の部分のa−3l(n
”)層も同時にエツチング除去される。ドレイン電極2
8及びゲート絶縁膜5上には、ITOから成る絵素電極
9(層厚1000 A)がパターン形成される。更に、
基板全面を覆って、前述の保護膜16及び配向膜17が
形成される。
(発明が解決しようとする課題) 上述の例では、Mo金属又はAt金属から成る下部ゲー
 ト配線2及び下部容量用配線29の上に、Ta金属の
上部ゲート配線3及び上部容置用配線30、陽極酸化膜
4、並びにゲート絶縁膜5が形成された後に、TFT2
2が形成される。このように3層の膜が、下部ゲート配
線2及び下部容量用配線29の上に形成されていても、
TFT22の形成工程に於て下部ゲート配m2及び下部
容量用配線29が浸食され、消失する場合がある。この
ような浸食は、上部ゲート配線3及び上部容量用配線3
0、陽極酸化1114、並びにゲート絶縁膜5に発生し
たピンホール等に起因している。下部ゲート配線2及び
下部容量用配線29に用いられるMo金属或いはAt金
属は、前述したようにTFT22形戊時形成ッチャント
である弗酸等に対して耐食性が低いため、このようなピ
ンホールがあると容易に浸食されてしまうのである。こ
のような浸食は、ゲートバス配線23及び付加容量用配
線31の断線、剥離等の発生につながる。更には、ソー
スバス配線11の断線、剥離等の発生にもつながること
になる。
本発明はこのような問題点を解決するものであり、本発
明の目的は、エツチング工程に於いて、断線或いは剥離
等の発生が少ない走査線を有する、アクティブマトリク
ス基板を提供することである。
本発明の他の目的は、エツチング工程に於いて、断線、
剥離等の発生が少ない付加容量用配線を有する、アクテ
ィブマトリクス基板を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明のアクティブマトリクス基板は、絶縁性基板上に
、マトリクス状に配された絵素電極と、該絵素電極間に
並行する走査線と、該走査線を被覆する少なくとも1層
の絶縁膜と、該走査線と少なくとも該絶縁膜を介して交
差する信号線と、を備えたアクティブマトリクス基板で
あって、該走査線上に該絶縁膜を介して形成された第1
の保護層と、該第1の保護層の該信号線が交差しない領
域の上に形成された第2の保護層と、を有しており、そ
のことによって上記目的が達成される。
また、前記絶縁膜と同じ材料のゲート絶縁膜を有する薄
膜トランジスタを備え、前記第1の保護層が、該ゲート
絶縁膜の直上の層と同じ材料で形成され、前記第2の保
護層が、該薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン
電極と、該ゲート絶縁膜の直上の層との間に位置する層
と同じ材料で形成されている構成とすることもできる。
更に、本発明のアクティブマトリクス基板は、絶縁性基
板上に、マトリクス状に配された絵素電極と、該絵素電
極に対向する付加容量用電極と、該付加容量用電極に接
続された付加容量用配線と、該付加容量用配線を被覆す
る少なくとも1層の絶縁膜と、該付加容量用配線と少な
くとも該絶縁膜を介して交差する信号線と、を備えたア
クティブマトリクス基板であって、該付加容量用配線上
に該絶縁膜を介して形成された第1の保護層と、該第1
の保護層の該信号線が交差しない領域の上に形成された
第2の保護層と、を有しており、そのことによっても上
記目的が達成される。
また、前記絶縁膜と同じ材料のゲート絶縁膜を有する薄
膜トランジスタを備え、前記第1の保護層が、該ゲート
絶縁膜の直上の層と同じ材料で形成され、前記第2の保
護層が、該薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン
電極と、該ゲート絶縁膜の直上の層との間に位置する層
と同じ材料で形成された構成とすることもできる。
(作用) 本発明のアクティブマトリクス基板では、走査信号を供
給する走査線上に、少なくとも1層の絶縁膜を介して第
1の保護層が形成されている。この第1の保護層上には
信号線が交差し、第1の保護層の信号線と交差しない領
域上には、更に第2の保護層が形成されている。第1の
保護層及び第2の保護層の存在により、エツチング工程
に於いてエッチャントがピンホールを介して走査線を構
成する金属に接し、該金属が浸食されるのを防止するこ
とができる。また、第1の保護層の存在により、第2の
保護層をパターン形成するエツチング工程で、エッチャ
ントがピンホールを介して走査線を構成する金属に接し
、該金属が浸食されるのを防止することができる。
更に、本発明のアクティブマトリクス基板では、付加容
量用配線上に、少なくとも1層の絶縁膜を介して第1の
保護層が形成されている。この第1の保護層上には信号
線が交差し、第1の保護層の信号線と交差しない領域上
には、更に第2の保護層が形成されている。第1の保護
層及び第2の保護層の存在により、エツチング工程に於
いてエッチャントがピンホールを介して付加容量用配線
を構成する金属に接し、該金属が浸食されるのを防止す
ることができる。また、第1の保Uの存在により、第2
の保護層をパターン形成するエツチング工程で、エッチ
ャントがピンホールを介して付加容量用配線を構成する
金属に接し、該金属が浸食されるのを防止することがで
きる。
また、本発明のアクティブマトリクス基板では、上記の
絶縁膜と同じ材料のゲート絶縁膜を有するTPTを備え
、上述の第1の保護層を、TPTのゲート絶縁膜の直上
の層と同じ材料で形成し、更に第2の保護層をTPTの
ソース電極及びドレイン電極と、ゲート絶縁膜の直上の
層との間に位置する層で形成することができる。このよ
うに第1のv88層をTFTのゲート絶縁膜の直上の層
、例えば半導体層と同じ材料で形成で形成すると、第1
の保護層は半導体層と同時にパターン形成され得る。こ
の半導体層のパターン形成時には、ゲートバス配線上及
び付加容量用配線上に、少なくともゲート絶縁膜と、半
導体層と同じ材料の層と、この半導体層と同じ材料の層
を形成するためのレジストとが存在することになる。ま
た、第2の保護層を例えばコンタクト層と同じ材料で形
成すると、第2の保護層はコンタクト層と同時にパター
ン形成され得る。このコンタクト層のパターン形成時に
は、ゲートバス配線上及び付加容量用配線上に、少なく
ともゲート絶縁膜と、半導体層と同じ材料の層と、コン
タクト層と同じ材料の層と、このコンタクト層と同じ材
料の層を形成するためのレジストとが存在することにな
る。このように多くの層が重畳されることになるので、
下層のゲートバス配線及び付加容量用配線を半導体層の
エッチャントから保護することができる。
更に、第1の保護層及び第2の保護層が形成されると、
その後の例えばスイッチング素子を形成するエツチング
工程に於いても、下層のゲートバス配線及び付加容量用
配線をエッチャントから保護することができる。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。第1図に本発
明のアクティブマトリクス基板の一実施例の平面図を示
す。第2図に第1図のn−n線に沿ったゲートバス配線
23の断面構成を示す。第1図のn’−n’線に沿った
付加容量用配線31の断面構成も、第2図と同様である
。第1図の■−■線に沿った断面図は、前述の従来例の
説明に用いた第6図と同様である。ガラス基板1上に平
行するゲートバス配線23が形成され、該配線23に直
交してソースバス配線11が形成されている。ケートハ
ス配線23及びソースバス配線llの間には、基板全面
に形成されたゲート絶縁膜5が介在している。
ケートハス配線23及びソースバス配[7111の交点
近傍には、スイッチング素子としてTPT22が配され
ている。TFT22のゲート電極26はゲートバス配線
23に接続され、TFT22のソース電極27はソース
バス配線11に接続されている。TFT22のドレイン
電極28は絵素電極9に接続されている。
絵素電極9のゲートバス配線23側とは反対側の辺に沿
って、付加容量用配線31が平行して設けられている。
付加容量用配線31には付加容量用電極32が接続され
、該付加容量用電極32はゲート絶縁膜5を介して絵素
電極9と対向している。付加容量用電極32と絵素電極
9との間に付加容j124が形成されている。
ゲートバス配線23、付加容量用配線31、及びTFT
22の断面構成について、第2図及び第6図を参照しな
がら製造工程に従って説明する。
まず、下部ゲート配線2(層厚2000A)及び下部容
量用配線29(層厚2000A)を形成し、更に上部ゲ
ート配し’113(層厚2500 A)及び上部容量用
配線30(層厚2500Å〉を形成した。
本実施例では、ゲートバス配線23は下部ゲート配線・
2及び上部ゲート配、l113の2層から成る。同様に
付加容量用配線31は下部容量用配線29及び上部容量
用配線30の2層から成る。第1図の■°−■゛線に沿
った断面図では、第2図に於ける下部ゲート配[2、上
部ゲート配線3、及びゲートバス配線23に代えて、そ
れぞれ下部容量用配線29、上部容量用配線30、及び
付加容量用配線31が配される。下部ゲート配線2及び
下部容量用配線29は同時にパターン形成される。下部
ゲート配線2及び下部容量用配線29には、低抵抗のM
o金属、AI金金属が用いられるが、本実施例ではMo
金属を用いた。
上部ゲート配線3及び上部容量用配線3oには陽極酸化
膜の形成が可能なTa金属が用いられている。上部ゲー
ト配線3は下部ゲート配線2を保護するために、該配線
2を完全に被覆して形成される。同様に、上部容量用配
線30は下部容量用配線29を完全に被覆して形成され
る。上部ゲート配線3及び上部容量用配線30の形成と
同時に、ゲート電極26及び付加容量用電極32も形成
した。従って、ゲート電極26及び付加容量用電極32
もTaで形成される。
上部ゲート配線3、ゲート電極26、上部容量用配線3
0、及び付加容量用電極32の陽極酸化を行い、Ta2
06の陽極酸化膜4(層厚3000A)を形成した。更
に、陽極酸化膜4を覆って全面に、5INxのゲート絶
縁膜5(層厚3000 A)を形成した。
次に、ゲート絶縁膜5上にa−3l(i)層(層厚10
00Å)を堆積した。a−3l(+)層は後にTFT2
2の半導体層6、ゲートバス配線23上の第1ゲート配
線保護層33a、及び付加容量用配線31上の第1容量
配線保護層34aとなる。更に、a−3i(1)層上に
、a−3((n + )層(層厚500λ)を堆積した
。a−8l<04)層は後にコンタクト層7.7、第2
ゲート配線保護層33b、及び第2容量配線保護層34
bとなる。第1図のn’−n’線に沿った断面図では、
第2図に於ける第1ゲート配線保護層33a及び第2ゲ
ート配線保護層331)に代えて、それぞれ第1容量配
線保護層34a及び第2容量配線保護層34bが配され
る。
次に、半導体層6及びコンタクト層7.7を形成するた
めに、a−3i (1)層及びa−3l(no)層のエ
ツチングを同時に行った。この時、後に半導体層6が形
成される領域のみならず、ゲートバス配!!1I23及
び付加容量用配線31上の、第1ゲート配線保護層33
a及び第1容量配線保護層34aが形成される領域にも
、a−3j(1)層及びa−81(n”)層を残した。
従って、このエツチング工程では、MO金金属下部ゲー
ト配線2の上方には、上部ゲート配線3、陽極酸化膜4
、ゲート絶縁膜5、a−3i(i)の第1ゲート配線保
護層33a、a−3l (n”)の第2ゲート配線保y
J層33t)、及びレジストが存在することになる。同
様に、下部容量用配線29の上方には、上部容量用配線
30.陽極酸化膜4、ゲート絶縁膜5、a−8l  (
1)の第1容量配線保護層348%  a−3i (n
”)の第2容量配線保護層34b、及びレジストが存在
することになる。
このように多くの層が重畳されているため、これらの層
にピンホールが生じていても、MO金金属ら成る下部ゲ
ート配線2及び下部容量用配線29は容易には浸食され
得ない。
次に、a−8i (n”)層のみのエツチングを行い、
コンタクト層7.7のパターニングを行った。
このエツチング工程により、ゲートバス配線23及び付
加容量用配線31のソースバス配線11が交差する領域
上の第1ゲート配線保護層33a及び第1容量配線保護
層34aの上に堆積されたa−8l(n’)層、及びコ
ンタクトR7,7の間のa−Sl(n”)層が同時に除
去される。
このエツチング工程では、下部ゲート配線2のソースバ
ス配線11と交差する領域の上方には、上部ゲート配線
3、陽極酸化膜4、ゲート絶縁膜5に加え、a−!31
(1)層の第1ゲート配線保護層33aが重畳されてい
る。同様に、下部容量用配線29のソースバス配線11
と交差する領域の上方には、上部容量用配置1130、
陽極酸化膜4、ゲート絶縁膜5に加え、a−Sl (1
)層の第1容量配線保護層34aが重畳されている。
下部ゲート配ls2のソースバス配線11と交差しない
領域の上方には、上部ゲート配線3、陽極酸化M44、
ゲート絶縁膜5、a−Si(i)層の第1ゲート配線保
護層33a、a−3l  (n”)の第2ゲート配線保
護層33b5及びレジストが重畳されている。同様に、
下部容量用配線29のソースバス配線11と交差しない
領域の上方には、上部容量用配線3030、陽極酸化膜
4、ゲート絶縁[5、a−3l (1)層の第1容量配
線保護層34a、  a−81(n”)の第2容量配線
保護層34bが重畳されている。
このエツチング工程に於いても、このように多数の層が
重畳形成されているので、Mo金属から成る下部ゲート
配線2及び下部容量用配線29は、容易にはに浸食され
得なくなる。このような第1及び第2ゲート配線保護層
33a、33b1並びに第1及び第2容量配線保護層3
4a、34bのエッチャントに対する保護効果は、以後
のエツチング工程に於いても同様に認められる。
上記基板の全面にTI金属層(層厚3000A)を堆積
した後、該T1金属層のエツチングを行い、コンタクト
層7.7上にソース電極27及びドレイン電極28、並
びにソースバス配置111をパターン形成した。この時
、コンタクト層7.7の間の部分は再度エチャントに曝
され、もしa−3l(nl)層が残存していれば、この
時に完全にエツチング除去される。
次に、ドレイン電極28及びゲート絶縁膜5上に、IT
Oから成る絵素電極9(層厚1000大)をパターン形
成した。更に、基板全面を覆って、前述の保護膜16及
び配向膜17が堆積され、本実施例のアクティブマトリ
クス基板が得られる。
基板1に対向するガラス基板12上には、カラーフィル
タ14及びブラックストライプ15が設けられる。更に
、ITOの対向電極13及び配向膜17が全面に形成さ
れ、アクティブマトリクス表示装置が構成される。
本実施例ではゲートバス配線が2層構造を有するアクテ
ィブマトリクス基板について述べたが、本発明は他の例
えば1層のみからなるゲートバス配線を有する基板にも
、適用することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、断線或いは剥離等の発生が少ない走査
線又は付加容量用配線を有するアクティブマトリクス基
板が提供され得る。従って、本発明のアクティブマトリ
クス基板を用いれば、表示装置を高い歩留りで製造する
ことができ、表示装置のコスト低減に寄与することがで
きる。
4、′  の、 な言H 第1図は本発明のアクティブマトリクス基板の一実施例
を示す平面図、第2図は第1図の■−■線に沿った断面
図、第3図はアクティブマトリクス表示装置の概略回路
図、第4図は従来のアクティブマトリクス基板の平面図
、第5図は第4図のV−V線に沿った断面図、第6図は
第1図及び第4図のVl−VT線に沿った断面図である
1.12・・・ガラス基板、2・・・下部ゲート配線、
3・・・上部ゲート配線、4・・・陽極酸化膜、5・・
・ゲート絶縁膜、6・・・半導体層、7・・・コンタク
ト層、9・・・絵素電極、11・・・ソースバス配線、
13・・・対向電極、14・・・カラーフィルタ、15
・・・ブラックストライプ、16・・・保護膜、17・
・・配向膜、22・・・TFT、23・・・ゲートバス
配線、26・・・ゲート電極、27・・・ソース電極、
28・・・ドレイン電極、29・・・下部容量用配線、
30・・・上部容量用配線、31・・・付加容量用配線
、32・・・付加容量用電極、33a・・・第1ゲート
配線保護層、33b・・・第2ゲート配線保護層、34
a・・・第1容量配線保護層、34b・・・第2容量配
線保護層。
以上 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁性基板上に、マトリクス状に配された絵素電極
    と、該絵素電極間に並行する走査線と、該走査線を被覆
    する少なくとも1層の絶縁膜と、該走査線と少なくとも
    該絶縁膜を介して交差する信号線と、を備えたアクティ
    ブマトリクス基板であって、 該走査線上に該絶縁膜を介して形成された第1の保護層
    と、該第1の保護層の該信号線が交差しない領域の上に
    形成された第2の保護層と、を有するアクティブマトリ
    クス基板。2、前記絶縁膜と同じ材料のゲート絶縁膜を
    有する薄膜トランジスタを備え、前記第1の保護層が、
    該ゲート絶縁膜の直上の層と同じ材料で形成され、前記
    第2の保護層が、該薄膜トランジスタのソース電極及び
    ドレイン電極と、該ゲート絶縁膜の直上の層との間に位
    置する層と同じ材料で形成されている、請求項1に記載
    のアクティブマトリクス基板。 3、絶縁性基板上に、マトリクス状に配された絵素電極
    と、該絵素電極に対向する付加容量用電極と、該付加容
    量用電極に接続された付加容量用配線と、該付加容量用
    配線を被覆する少なくとも1層の絶縁膜と、該付加容量
    用配線と少なくとも該絶縁膜を介して交差する信号線と
    、を備えたアクティブマトリクス基板であって、 該付加容量用配線上に該絶縁膜を介して形成された第1
    の保護層と、該第1の保護層の該信号線が交差しない領
    域の上に形成された第2の保護層と、を有するアクティ
    ブマトリクス基板。 4、前記絶縁膜と同じ材料のゲート絶縁膜を有する薄膜
    トランジスタを備え、前記第1の保護層が、該ゲート絶
    縁膜の直上の層と同じ材料で形成され、前記第2の保護
    層が、該薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電
    極と、該ゲート絶縁膜の直上の層との間に位置する層と
    同じ材料で形成されている、請求項3に記載のアクティ
    ブマトリクス基板。
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DE69031450T DE69031450T2 (de) 1989-07-05 1990-07-05 Anzeigetafel mit aktiver Matrix
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274346A (en) * 1991-08-22 1993-12-28 Tdk Corporation Integrated LC filter
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JP2010108000A (ja) * 1996-12-30 2010-05-13 Lg Display Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法

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