JPH0338134Y2 - - Google Patents

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JPH0338134Y2
JPH0338134Y2 JP1983202543U JP20254383U JPH0338134Y2 JP H0338134 Y2 JPH0338134 Y2 JP H0338134Y2 JP 1983202543 U JP1983202543 U JP 1983202543U JP 20254383 U JP20254383 U JP 20254383U JP H0338134 Y2 JPH0338134 Y2 JP H0338134Y2
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JP
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spouting
cap
hole
pipe
top wall
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JP1983202543U
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JPS60110246U (ja
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Priority to JP20254383U priority Critical patent/JPS60110246U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、注出栓付きキヤツプ、やや詳しくは、
キヤツプ上面に形成したノズルを起倒させること
で、ノズルと容器本体内とを連通ないし該連通を
遮断するよう形成したキヤツプに係る。
「従来の技術」 この種キヤツプとして、容器体口頸部嵌合用の
筒部上端に中空球部を付設すると共に、該中空球
部の前面上部に長孔を縦設し、該長孔の上部から
前面開口のノズル収納筒を起立したキヤツプ本体
と、上記中空球部内に嵌合した球体の下部外面に
より上記筒部の上端開口を閉塞させると共に、該
球体の内部に、球体の上面と前面下部とに開口す
る、くの字形の流出路を穿設し、該流出路の球体
上面側の開口周縁から上記長孔を通して起立した
ノズルを上記ノズル収納筒内に嵌合させた補助部
材とからなり、該補助部材をキヤツプ本体に対し
て前方へ回動させると、流出路と上記筒部とが連
通して、ノズルから容器本体内の収容液が注出さ
れるよう形成したものである(実開昭47−7264号
公報)。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来のキヤツプの場合、中空球部の内面に
球体の外面を密着させているから、補助部材回動
時の摩擦抵抗が大となり、ノズルの起倒操作をス
ムーズに行えない欠点があつた。
本案は、そのような欠点を除去して、人為的に
はその操作が容易で、しかも他物に触れた等で
は、そのノズルが倒れ難いよう設けたものであ
る。
「課題を解消する手段」 キヤツプ体頂壁5の中央部に容器体内へ連通す
る1個又は2個の貫通孔14を有する取付部6を
形成すると共に、該取付部上方を通るアーチ状部
7を頂壁5の左右両部間に架設してその頂部下面
に係止用突子9を付設しておき、上記取付部6に
注出管2基部を前後方向への起倒が可能に枢着さ
せて該注出管の注出孔15上端の開口面を上記係
止用突子9で密閉させ、該注出管2が前後いずれ
かの方向へ倒れた状態で上記貫通孔14と注出孔
15の基端とが連通可能に形成した。
「作用」 上記において、常時は第2図の如く注出管2は
直立状態で注出管2の注出孔15上端開口がアー
チ状部7の係止用突子9に係合して直立状態が保
持され、このとき注出孔15の下端開口は取付部
6内面により閉塞されている。液体を注出する場
合は、注出管2を倒し、注出孔15を貫通孔14
に連通させる。
「実施例」 以下添付図面を参照して本考案実施例を説明する
に、図において、1は図示しない容器体口頸部に
螺合装着されるキヤツプ体、2がこのキヤツプ体
1頂部に起倒可能に枢着されたノズル状の注出管
である。
キヤツプ体1は周壁3内周に螺溝4を形成し、
また頂壁5上面中央部に半球状の取付部6を突設
形成し、また頂壁5の上面左右両側部から前記取
付部6の上方を通る門形のアーチ状部7を立設
し、このアーチ状部7の梁部8裏面に係止用突子
9を垂設し、さらに頂壁5裏面から前記容器体口
頸部に内嵌される垂環10を垂設している。
前記取付部6は、2つ割りするように頂部から
下方基部近くまで前記アーチ状部7と直交する方
向に溝11を切込み、この溝11の対向両面の中
央部に円形溝12,12を穿ち、これら円形溝1
2,12から連続させて両側部に横方向に拡がり
つつ抜ける横溝13,13,13,13を穿ち、
そして溝11の底部を幾分凹面としてこの底部に
容器体内に連通する1対の貫通孔14,14を適
宜間隔離して穿設している。
注出管2は角筒状のもので、上下両端面を円弧
面として注出孔15の上下端開口が頂部に位置す
るようにし、また基部の両側から支軸16,16
を突出している。即ち、注出管2は、支軸16,
16を横溝13,13から強制的に押込んで円形
溝12,12に係合して取付部6に起倒可能に枢
着される。
尚、この実施例で、注出管2を予定の倒伏角度
で停止させる手段は適宜任意でよい。例えば、注
出管2の起倒側の面イの下部に足の作用をする突
子を突出させてもよい。
第4図、第5図に示した他の実施例のものは、
容器体7の口頸部18頂面を閉塞する板状の口栓
部材19をキヤツプ頂壁5の一部として設け、こ
の口栓部材19の中央部を円弧状に凹陥させて取
付部6を形成し、キヤツプ体1の頂壁5中央部に
は注出管2を突出させるための窓20を設け、さ
らにアーチ状部7は輪状の形状としたものであ
る。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、キヤツプ体頂壁
5の中央部に貫通孔14付きの取付部6を設け、
該取付部に注出管2の基部を前後方向への起倒が
自在に枢着させたから、梃の場合と同様、小さな
力でその起倒を行うことが出来る。又このように
その起倒を容易とすると、他物が触れたとき不用
意に注出管が倒れて上記貫通孔14と注出管の注
出孔15との連通により液洩れするおそれがある
が、本案では取付部上方を通るアーチ状部7を頂
壁5の左右両部間に架設して、その頂部下面に付
設した係止用突部5への係合により注出管2の注
出孔15上端開口面を密閉させたから、注出管を
倒すためには、注出管に当てた指等がそのままア
ーチ状部7内へ差込まれるまで注出管2を押込む
操作が必要となり、よつて人為的には容易で、し
かも他物等に触れただけではアーチ状部7が防御
することで倒れ難い注出管とすることが出来、こ
のようにして、輸送途中などにおける不測の開栓
を阻止するとこが出来る。又部材数も少くてよ
く、その構造を簡易とすることが出来る。更に、
注出管2基部を前後方向への起倒が可能に枢着さ
せて、該注出管2が前後いずれかの方向へ倒れた
状態で貫通孔14と注出孔15の基端とが連通可
能に形成したので、このキヤツプを被着した容器
の前方にも後方にも内容液を注出できるため極め
て使勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案注出栓付きキヤツプ
の一実施例を示し、第1図は分解外形斜視図、第
2図は一部を破断した正面図、第3図は同実施例
の作用を説明するための簡略側面図、第4図と第
5図は他実施例を示し、第4図は縦断正面図、第
5図は縦断側面図である。 1……キヤツプ体、2……注出管、7……アー
チ状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプ体頂壁5の中央部に容器体内へ連通す
    る1個又は2個の貫通孔14を有する取付部6を
    形成すると共に、該取付部上方を通るアーチ状部
    7を頂壁5の左右両部間に架設してその頂部下面
    に係止用突子9を付設しておき、上記取付部6に
    注出管2基部を前後方向への起倒が可能に枢着さ
    せて該注出管の注出孔15上端の開口面を上記係
    止用突子9で密閉させ、該注出管2が前後いずれ
    かの方向へ倒れた状態で上記貫通孔14と注出孔
    15の基端とが連通可能に形成したことを特徴と
    する注出栓付きキヤツプ。
JP20254383U 1983-12-28 1983-12-28 注出栓付きキヤツプ Granted JPS60110246U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20254383U JPS60110246U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 注出栓付きキヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20254383U JPS60110246U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 注出栓付きキヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60110246U JPS60110246U (ja) 1985-07-26
JPH0338134Y2 true JPH0338134Y2 (ja) 1991-08-12

Family

ID=30764984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20254383U Granted JPS60110246U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 注出栓付きキヤツプ

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JP (1) JPS60110246U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS477264U (ja) * 1971-02-12 1972-09-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60110246U (ja) 1985-07-26

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