JPH0338112Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0338112Y2 JPH0338112Y2 JP15695885U JP15695885U JPH0338112Y2 JP H0338112 Y2 JPH0338112 Y2 JP H0338112Y2 JP 15695885 U JP15695885 U JP 15695885U JP 15695885 U JP15695885 U JP 15695885U JP H0338112 Y2 JPH0338112 Y2 JP H0338112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- inner sleeve
- case body
- shank
- drill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ドリル,エンドミルなどの切削工具
の保管に好適する包装用ケースに関する。
の保管に好適する包装用ケースに関する。
(従来の技術)
従来、この種の包装用ケースは、ケース本体の
受入れ穴内にドリル,エンドミルなどのシヤンク
部分が直接挿入される形式のものである。
受入れ穴内にドリル,エンドミルなどのシヤンク
部分が直接挿入される形式のものである。
したがつて、シヤンク部分の直径に合せて、
個々に包装用ケースを製作しなければならない不
都合があった。また、大きめのサイズのものを挿
入した場合には、抜き取りが困難となり、包装用
ケースをこわして取り出さなければならないとい
つた欠点があつた。
個々に包装用ケースを製作しなければならない不
都合があった。また、大きめのサイズのものを挿
入した場合には、抜き取りが困難となり、包装用
ケースをこわして取り出さなければならないとい
つた欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
このようなことから、本考案では、シヤンク径
が多少異なつてもある程度の互換性があり、しか
もドリル,エンドミルなどの着脱時の安定性が得
られるように解決したものである。
が多少異なつてもある程度の互換性があり、しか
もドリル,エンドミルなどの着脱時の安定性が得
られるように解決したものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、ケ
ース本体には、ドリル,エンドミルなどのシヤン
ク部分を挿入する受入れ穴が穿設されるようにし
た包装用ケースにおいて、前記受入れ穴内には、
内挿スリーブが装着され、しかも、この内挿スリ
ーブの内周には、軸方向または円周方向に、可撓
性のある舌片部分が複数個凸設されるようにした
ものである。
ース本体には、ドリル,エンドミルなどのシヤン
ク部分を挿入する受入れ穴が穿設されるようにし
た包装用ケースにおいて、前記受入れ穴内には、
内挿スリーブが装着され、しかも、この内挿スリ
ーブの内周には、軸方向または円周方向に、可撓
性のある舌片部分が複数個凸設されるようにした
ものである。
(作用)
本考案の包装用ケースは、内挿スリーブの内周
に可撓性のある舌片部分を形成したことから、ス
プリングアクシヨンによる着脱作用をなすもので
ある。この結果、シヤンク直径が多少違つても例
えば2mm程度違つても互換性が得られ、また着脱
時の安定性が得られるものである。
に可撓性のある舌片部分を形成したことから、ス
プリングアクシヨンによる着脱作用をなすもので
ある。この結果、シヤンク直径が多少違つても例
えば2mm程度違つても互換性が得られ、また着脱
時の安定性が得られるものである。
(実施例)
以下、本考案包装用ケースにおける一実施例に
ついて、図を参照しながら説明する。
ついて、図を参照しながら説明する。
第1図において、1は、箱形状をなすケース本
体であり、その受入れ穴2内には、例えば図示の
ようなツイストドリル3のシヤンク部分4が装着
されるとともに、その縮形部分5には、透明キヤ
ツプ(図示せず)が被着される。この場合、シヤ
ンク部分4の直径は、持ち運びの便利さなどから
一般的には、12mm程度までが適用される。
体であり、その受入れ穴2内には、例えば図示の
ようなツイストドリル3のシヤンク部分4が装着
されるとともに、その縮形部分5には、透明キヤ
ツプ(図示せず)が被着される。この場合、シヤ
ンク部分4の直径は、持ち運びの便利さなどから
一般的には、12mm程度までが適用される。
前記ケース本体1は、例えば、アクリルなどの
合成樹脂によつて形成されるが、その受入れ穴2
内には、例えば第2図で示されるような可撓性の
ある内挿スリーブ6が挿入され、この内挿スリー
ブ6を介して前記ツイストドリル3のシヤンク部
分4が装着される。この場合、内挿スリーブ6
は、例えばポリエチレンなどの軟質の合成樹脂で
形成することにより可撓性が得られるが、ケース
本体1に対しては、ケース本体1の底蓋7を取外
すことによつてその中空内部に納めることができ
る。そして、内挿スリーブ6には、上部フランジ
8および下部フランジ部9が設けられているた
め、本体ケース1内での取付けを確実なものにし
ている。
合成樹脂によつて形成されるが、その受入れ穴2
内には、例えば第2図で示されるような可撓性の
ある内挿スリーブ6が挿入され、この内挿スリー
ブ6を介して前記ツイストドリル3のシヤンク部
分4が装着される。この場合、内挿スリーブ6
は、例えばポリエチレンなどの軟質の合成樹脂で
形成することにより可撓性が得られるが、ケース
本体1に対しては、ケース本体1の底蓋7を取外
すことによつてその中空内部に納めることができ
る。そして、内挿スリーブ6には、上部フランジ
8および下部フランジ部9が設けられているた
め、本体ケース1内での取付けを確実なものにし
ている。
なお、前記内挿スリーブ6は、第3図で明示さ
れるように、2つ割りになつているが、その内周
には、軸方向に延びる一対の舌片部分10がそれ
ぞれ凸設される。したがつて、ドリル,エンドミ
ルなどのシヤンク部分4によつて押広げられるこ
とにより、スプリングアクシヨンが働き、その取
付け・取外しを確実かつ容易にしている。
れるように、2つ割りになつているが、その内周
には、軸方向に延びる一対の舌片部分10がそれ
ぞれ凸設される。したがつて、ドリル,エンドミ
ルなどのシヤンク部分4によつて押広げられるこ
とにより、スプリングアクシヨンが働き、その取
付け・取外しを確実かつ容易にしている。
また、このスプリングアクシヨンが与えられた
内挿スリーブ6では、シヤンク直径の多少の違い
例えば2mm程度の違いがあつても充分適用可能で
あることから、結果的に、互換性の範囲が拡大さ
れることになる。
内挿スリーブ6では、シヤンク直径の多少の違い
例えば2mm程度の違いがあつても充分適用可能で
あることから、結果的に、互換性の範囲が拡大さ
れることになる。
なお、前記内挿スリーブ6は、その突合せ面の
外縁に係合突起10,12を設け、その組合せ化
を容易にしている。また、前記受入れ穴2内に挿
入するにあたつては、例えば、輪ゴムをはめれば
容易に離脱を防止できる。
外縁に係合突起10,12を設け、その組合せ化
を容易にしている。また、前記受入れ穴2内に挿
入するにあたつては、例えば、輪ゴムをはめれば
容易に離脱を防止できる。
第4図は、内挿スリーブ6の変形例を示したも
ので、前記舌片部分10が円周方向にいわゆる扇
形状に凸設されたものである。この場合、舌片部
分10は、内挿スリーブ6の上部だけでなく、第
5図で示されるように、下方端にも形成すること
によつて、ツイストドリル3などのシヤンク部分
4のふらつきを防止できる。
ので、前記舌片部分10が円周方向にいわゆる扇
形状に凸設されたものである。この場合、舌片部
分10は、内挿スリーブ6の上部だけでなく、第
5図で示されるように、下方端にも形成すること
によつて、ツイストドリル3などのシヤンク部分
4のふらつきを防止できる。
なお、本実施例では、ケース本体1には、受入
れ穴2を1つ設け、これを箱形状にしたものが示
されているが、これに限らず、ケース本体1に複
数個の受入れ穴2を設けるようにしたいわゆるス
タンド形式の包装用ケースにも適用できるのは勿
論である。
れ穴2を1つ設け、これを箱形状にしたものが示
されているが、これに限らず、ケース本体1に複
数個の受入れ穴2を設けるようにしたいわゆるス
タンド形式の包装用ケースにも適用できるのは勿
論である。
(考案の効果)
本考案の包装用ケースは、以上説明したよう
に、ケース本体1の受入れ穴2内には、内周に舌
片部分10を形成した内挿スリーブ6が取付けら
れるように構成したものであるから、以下のよう
な効果を有する。
に、ケース本体1の受入れ穴2内には、内周に舌
片部分10を形成した内挿スリーブ6が取付けら
れるように構成したものであるから、以下のよう
な効果を有する。
第1に、シヤンク部分4の多少異なるドリル,
エンドミルであつても互換性が得られることであ
る。これは、内挿スリーブ6内の舌片部分10が
ドリルなどのシヤンク部分4によつて押広げら
れ、これによつて生ずるスプリングアクシヨンに
よつて装着されるからである。したがつて、2mm
程度の直径差があつても適用できるものである。
これに対し、従来の包装用ケースでは、0.1mm程
度の直径差ごとに製作しなければならなかつたの
に比べ効率のよい保管が可能になる。
エンドミルであつても互換性が得られることであ
る。これは、内挿スリーブ6内の舌片部分10が
ドリルなどのシヤンク部分4によつて押広げら
れ、これによつて生ずるスプリングアクシヨンに
よつて装着されるからである。したがつて、2mm
程度の直径差があつても適用できるものである。
これに対し、従来の包装用ケースでは、0.1mm程
度の直径差ごとに製作しなければならなかつたの
に比べ効率のよい保管が可能になる。
第2に、ドリル,エンドミルなどの着脱性が確
実かつ容易になることである。これは、舌片部分
10に生じるスプリングアクシヨンにより、シヤ
ンク部分4が緊密に保持されることからである。
また、その保持力も、ドリルなどの挿入、抜取り
力に比べわずかなものである着脱の操作性が良好
となるのである。
実かつ容易になることである。これは、舌片部分
10に生じるスプリングアクシヨンにより、シヤ
ンク部分4が緊密に保持されることからである。
また、その保持力も、ドリルなどの挿入、抜取り
力に比べわずかなものである着脱の操作性が良好
となるのである。
第1図は、本考案包装用ケースの一実施例を示
す斜視図、第2図は、ケース本体内に納められる
内挿スリーブを示す斜視図、第3図は、2分割さ
れた内挿スリーブを示すもので、aは、正面図、
bは、その平面図、cは、その側面図、第4図
は、内挿スリーブの変形例を示すもので、aは正
面図、bは平面図、第5図は、第4図中の−
線に沿つて得られる拡大断面図である。 1……ケース本体、2……受入れ穴、6……内
挿スリーブ、10……舌片部分。
す斜視図、第2図は、ケース本体内に納められる
内挿スリーブを示す斜視図、第3図は、2分割さ
れた内挿スリーブを示すもので、aは、正面図、
bは、その平面図、cは、その側面図、第4図
は、内挿スリーブの変形例を示すもので、aは正
面図、bは平面図、第5図は、第4図中の−
線に沿つて得られる拡大断面図である。 1……ケース本体、2……受入れ穴、6……内
挿スリーブ、10……舌片部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体1には、ドリル,エンドミルなどの
シヤンク部分4を挿入する受入れ穴2が穿設され
るようにした包装用ケースにおいて、 前記受入れ穴2内には、内挿スリーブ6が装着
され、しかもこの内挿スリーブ6の内周には、軸
方向または円周方向に可撓性のある舌片部分10
が複数個凸設されるようにしたことを特徴とする
包装用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15695885U JPH0338112Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15695885U JPH0338112Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265975U JPS6265975U (ja) | 1987-04-24 |
JPH0338112Y2 true JPH0338112Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=31079063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15695885U Expired JPH0338112Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0338112Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4692093B2 (ja) * | 2005-06-20 | 2011-06-01 | 株式会社タンガロイ | 包装容器 |
JP5906148B2 (ja) * | 2012-06-29 | 2016-04-20 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | チップホルダ収納体 |
JP2014008714A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | チップホルダ収納体 |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP15695885U patent/JPH0338112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6265975U (ja) | 1987-04-24 |
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