JP5779017B2 - 接続ドリル用ケース - Google Patents
接続ドリル用ケース Download PDFInfo
- Publication number
- JP5779017B2 JP5779017B2 JP2011151990A JP2011151990A JP5779017B2 JP 5779017 B2 JP5779017 B2 JP 5779017B2 JP 2011151990 A JP2011151990 A JP 2011151990A JP 2011151990 A JP2011151990 A JP 2011151990A JP 5779017 B2 JP5779017 B2 JP 5779017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- storage
- engaging
- drill
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Description
この登録意匠に係る接続ドリル用ケースの構造は、合成樹脂製の有底筒状の本体部の背面側に工具袋又は衣服ポケット部やベルト部に取り付けるためのクリップ形状の取付部を設け、本体部の上端開口部の開口周縁部に4つの切込部を形成し、開口周縁部が多少拡縮できるようにしたものである。
この開口部から接続ドリルの先端のドリルビットを挿入して、開口部の開口周縁部に接続ドリルの筒状本体部に形成された環状凹部を係合させて収納し、固定をすることができるものである。
接続ドリル先端を収納する収納部の上方に挟持部を設け、この挟持部によって接続ドリルの基端側筒状本体部を挟持できるようにしたものである。
更に、この特許文献2と同時期に本願出願人は、特願2010−54973号の下、平成22年3月11日に接続ドリル用ケースに係る発明を提案している。
従って、収納部を分離した状態で接続ドリルを保持できるために、その接続ドリルの上下方向の長さがケースの長さよりも長いものであっても、保持することができるものとなる。
即ち、収納部の背面側の上下方向に係合受部を設け、この係合受部に係合する係合部を前記挟持部の下方に設け、係合部を係合受部に係合して固定することにより収納部をケース本体に合体できるようにしたものである。
これにより、保持される接続ドリルのドリル先端部分が収納部により保護され、安全性も向上する。
即ち、この第3の発明においては、収納部を合体させた状態で、更にこの収納部の取り付け位置を任意に選択し、変更することができ、ケースの全体長さ以上の接続ドリルの収納は不可能としても(第1の発明では可能)、ケースの全体長さ以内で、異なる長さの接続ドリルの収納が可能となるものである。
図1は、本発明の接続ドリル用ケースに係る一実施形態の全体斜視図である。
本発明に係る接続ドリル用ケース10は、その全体がプラスチック製であり、ケース本体の下方に接続ドリルの先端側のドリルビットを収納できる収納部12が設けられている。
そして、この収納部12は、ドリル本体から分離可能に形成されている。
勿論、この収納部は、底部の内径を小さくせずに、その上端から底部まで同径の円筒形状のものであってもよい。
収納部12の上端の開口部13は、その開口面が前面側(図中左側)に大きく切り欠かれて斜めに傾斜するように形成されている。接続ドリルの先端部を挿入しやすくするためである。
このクリップ部16によって、被取付部位である工具袋やズボンのポケット部、上衣の胸ポケット部、或いはベルト部に取り付けることができる。
クリップ部16の内側面には、適宜抜け防止用の突起部16t(図3参照)を設けておくことが好ましい。
尚、この柱状部15の下方部分は、収納部12の背面側と相互に係合可能に形成されているが、この点については後の図2により説明する。
挟持部20は、接続ドリルの筒状本体部を挟持するためのものである。
この挟持部20は、柱状部15の上端部前方から延長する支持部20nの前方に設けられた平面視略円弧形状の挟持片20k、20kからなるものである。
従って、挟持片20k、20kの前方先端部には、切欠開口部22が形成されている。
尚、この挟持部20の平面視形状は、円弧形状でなくともよく、略U字形状でもよく、要するに接続ドリルの筒状本体部を挟持できる形状であればよいものである。
また、挟持片20k、20kの切欠開口部22の側の端部は、それぞれ外側に拡開する導入縁部20s、20sが設けられ、接続ドリルの筒状本体部を嵌め入れ易くする手段が講じられている。
この図から解る通り、本発明に係るケースにおいては、収納部12がケース本体から装脱着可能に分離・合体ができる。
即ち、収納部12の背面側の上下方向には、横断面略長方形の長孔から成る係合受部17が形成され、この係合受部17と係合する係合部18が柱状部15の下方部分に形成され、こられ係合受部17に係合部18が嵌入し、係合して両者が合体される。
これにより、3つの係合孔部17hの何れかに前記突出部18tを係合させることにより、収納部12の位置が決定され、本発明に係る接続ドリル用ケース10が完成する。
従って、上記突出部18tと係合孔部17hとの相互の係合、固定により、ケース10の上下方向長さが決定され、且つ、収納部12がケース本体に固定されるのである。
尚、この図においては、収納部12の底部が開口された状態に描かれている。
この図から、柱状部15の下方の係合部18とその下端の突出部18tと収納部12の背面側に列設された係合孔部17hとの関係を見て取ることができる。
柱状部15の下方の係合部18は薄板状の形態を有し、その前面中央縦方向に突条部18pが形成され、これに適合するように、収納部12の背面側に係合受部17が上下方向に形成されている。この係合受部17は、横断面略長方形の縦方向の孔部であり、その前方中央縦方向に切れ目17cが形成されている(図2参照)。
この係合孔部17hの数は、最低1個でもよい。この係合孔部17hを設ける位置により、収納部12の位置も決定され、その係合孔部17hの位置も変更して設けることができるからである。
接続ドリル50は、従来からあるアダプター形式のもので、筒状本体部51の両端部に操作筒体52、53が設けられ、下方に位置する操作筒体52の側には、ドリルビット55が装着されたものである。
これらの操作筒体52、53は、軸方向(長手方向)に往復動可能で、これらを往復動させることにより、図中の上端側では電動ドライバーのドライバービットが装着され、その下端側ではドリルビット55が装着されるものである。
即ち、その下方のドリルビット55の先端部を収納部12内に挿入しつつ、基端部側(上方側)の筒状本体部51を挟持部20に挟持させて、収納・固定するのである。
そして、本発明においては、収納部12が柱状部15の下方の係合部18と相互に係合して固定されるのであるが、その際に3つ設けられた係合孔部17hの内の1つのものを選択することにより、異なる長さの接続ドリルに対応することができる。
勿論、先端の尖った物品を利用して、突出部18tと係合孔部17hとの係合離脱を行なうことも当然可能である。
このように、本発明にあっては、収納部12をケース本体から分離できるようにし、且つ収納部12の取付位置をも変更できることにより、あらゆる長さの接続ドリルに対応することができるものである。
本発明に係るケースにおいては、収納部の形状や大きさ等を種々設計変更することができる。
挟持部の上下方向の幅も自由に設計することができるし、その切欠開口部側の上下方向の幅を小さくし、背面側を大きくすることも自由である。
取付部は、クリップ部ばかりでなく、ベルト挿通部として形成することもできるし、これらクリップ部とベルト挿通部の両者を共に設けてもよい。
収納部に設けた係合受部とケース本体側の係合部との係合構造についても、上記実施形態に限られず自由に設計変更可能である。
収納部に列設した複数の係合孔部も1つのみ設けるものであってもよいが、異なる長さのドリルに対応させるために、複数設けておくことが望ましく、その数も4個以上でもよい。
係合孔部は、収納部の背面側に設けたが、収納部の内面側に開口するように形成することもできる。
この場合には、係合部の下端に設けた突出部は、係合部の背面側と反対の前面側に設ける必要がある。
即ち、長さの短い接続ドリルで収納部内に収まるサイズのものであっても、収納部を取り外したままで挟持部に保持させ、先端のドリルビットを露出させたままの状態で使用することも可能である。
或いは、ドリルビットの先端の保護のために、収納部を必須のものと考える使用者の場合には、収納部を取り付けた状態で使用できるようにし、個々の需要者又は使用者の要望を充足できるようにするために創案されたものである。
12 収納部
13 開口部
15 柱状部
16 クリップ部(取付部)
17 係合受部
17c 切れ目
17h 係合孔部
18 係合部
18p 突条部
18t 突出部
20 挟持部
20k 挟持片
22 切欠開口部
Claims (1)
- ケース本体には、接続ドリルの先端部分を被覆し収納する収納部(12)と、この収納部(12)の上方に設けられ、接続ドリルの基端側筒状本体部を挟持する挟持部(20)と、背面側に設けられ、使用者のポケット部やベルト部等の被取付部位に取り付けられる取付部(16)とが設けられた接続ドリル用ケースにおいて、
前記収納部(12)をケース本体と別体に形成してケース本体と着脱可能に構成し、
前記収納部(12)の背面側の上下方向に係合受部(17)を設け、この係合受部(17)に係合する係合部(18)を前記ケース本体の挟持部(20)の下方に設け、係合部(18)を係合受部(17)に係合し、固定することにより収納部(12)がケース本体に合体し、
前記係合部(18)の先端に横方向に延長する突出部(18t) を形成し、この突出部(18t) と係合する横方向に延長する係合孔部(17h) を収納部(12)の背面側の係合受部(17)の上下方向に複数列設することにより、前記突出部(18t) を複数の係合孔部(17h, 17h, …)の内の任意のものを選択して係合することにより、収納部(12)のケース本体への取り付け位置を変更できることを特徴とする接続ドリル用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011151990A JP5779017B2 (ja) | 2011-07-08 | 2011-07-08 | 接続ドリル用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011151990A JP5779017B2 (ja) | 2011-07-08 | 2011-07-08 | 接続ドリル用ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013018064A JP2013018064A (ja) | 2013-01-31 |
JP5779017B2 true JP5779017B2 (ja) | 2015-09-16 |
Family
ID=47690028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011151990A Active JP5779017B2 (ja) | 2011-07-08 | 2011-07-08 | 接続ドリル用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5779017B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7398776B2 (ja) * | 2019-08-01 | 2023-12-15 | オルファ株式会社 | 替刃ケース |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE7633910U1 (de) * | 1976-10-28 | 1977-03-03 | Carl Linder Nachf., 5650 Solingen | Scheide fuer messer mit feststehender klinge |
JPS5642889U (ja) * | 1979-09-05 | 1981-04-18 | ||
JPS60109885U (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-25 | 島 顕侑 | 作業工具吊下具 |
JPH0318318Y2 (ja) * | 1984-10-11 | 1991-04-17 | ||
JPH07328959A (ja) * | 1994-06-11 | 1995-12-19 | Niigata Nokogiri Kogyo:Kk | 鋸腰下用鞘 |
JP3007930U (ja) * | 1994-08-18 | 1995-02-28 | 東邦繊維興業株式会社 | カーテンフック |
JP3982955B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2007-09-26 | ビルマテル株式会社 | 合成樹脂製バックル |
ITFI20030145A1 (it) * | 2003-05-23 | 2004-11-24 | Radar Leather Division S R L | Portafondina regolabile perfezionato. |
JP2004034289A (ja) * | 2003-07-23 | 2004-02-05 | Masahiro Kamoshita | 工具ホルダーおよびその使用方法 |
JP5288833B2 (ja) * | 2008-02-28 | 2013-09-11 | 株式会社岡田金属工業所 | 鋸用鞘 |
-
2011
- 2011-07-08 JP JP2011151990A patent/JP5779017B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013018064A (ja) | 2013-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6910578B2 (en) | Portable hand power tool accessory holder | |
CN110202535A (zh) | 用于工具的存放装置 | |
KR20020021681A (ko) | 멍키 스패너의 손잡이용 교환 가능한 그립 | |
JP3174645U (ja) | ランドセル | |
JP2000060371A (ja) | グリップ及びこれを備えた釣竿 | |
JP5779017B2 (ja) | 接続ドリル用ケース | |
JP3136333U (ja) | 回転工具用ネジ固定具 | |
PT1955609E (pt) | Gancho | |
JP5554095B2 (ja) | 接続ドリル用ケース | |
US20130248470A1 (en) | Item Organizer to Hold Writing Instruments and Other Items | |
US10543880B2 (en) | Bracket cover | |
JP5584431B2 (ja) | モップ、およびモップと収容ケースとのセット | |
ES2850823T3 (es) | Destornillador | |
PT855254E (pt) | Caixa de bolso para ferramentas | |
JP3099142U (ja) | ボールマーカー用ホルダー | |
KR101614718B1 (ko) | 필기구용 장착부를 갖는 줄자 | |
JPH0338112Y2 (ja) | ||
EP3046438A1 (en) | Fastening devices and methods | |
KR200228849Y1 (ko) | 조립식 붓 | |
TWI515088B (zh) | 可容納起子頭之手工具 | |
KR200326041Y1 (ko) | 휴대용 손톱가위 | |
US10849411B1 (en) | Adjustable storage device | |
KR20120002186U (ko) | 송곳 | |
JP2008067198A5 (ja) | ||
JP2017023423A (ja) | ランドセル及びランドセル用蓋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150318 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150623 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5779017 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |