JPH0337618Y2 - - Google Patents

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JPH0337618Y2
JPH0337618Y2 JP1986203731U JP20373186U JPH0337618Y2 JP H0337618 Y2 JPH0337618 Y2 JP H0337618Y2 JP 1986203731 U JP1986203731 U JP 1986203731U JP 20373186 U JP20373186 U JP 20373186U JP H0337618 Y2 JPH0337618 Y2 JP H0337618Y2
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JP1986203731U
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JPS63109130U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は室内に於ける老人等用の行動補助装置
に関するものである。
(従来の技術) 例えば足腰の弱つた老人等がベツド上で起き上
がつたり、ベツドに対して乗り降りしたり、ある
いは室内を移動したりする場合には掴まるもの等
の補助装置が必要となる。このような補助装置と
して、老人等が掴まるための棒体や枠体等の部材
をベツドに取付けたものがある。例えば実開昭61
−188728号公報、実開昭59−188424号公報、実開
昭59−2328号公報、実開昭57−136324号公報参照
のこと。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら従来のこのような装置は、ベツド
上の起き上がりを補助したり、ベツドに対しての
乗り降りやベツド近傍の歩行の補助を行うことを
目的として構成しており、ベツドから離れて室内
の比較的広い範囲を移動する場合の補助を行うこ
とができない。即ち、老人等のこれらの行動を一
括して補助し得る装置は未だ提案されていない。
本考案はこのような点に鑑みて創案されたもの
であり、即ち上述した老人等の行動を一括して補
助し得る装置を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するために、本考案の行動
補助装置は、ベツド7の隅部に基部部材1を取り
付け、基部部材1に支柱部2を縦軸の回りに回動
自在に立設すると共に支柱部2の上部には横棒部
3を構成し、この横棒部3の端部には横軸の回り
に回動自在に縦棒部4を構成すると共に、該縦棒
部4の端部には、下向き状態に於いて上記ベツド
7の内側に突出するように支持横棒部5を構成
し、上記横棒部3に対する縦棒部4の回動を不能
とする固定機構6を構成したものである。
(作用) 縦棒部4を固定機構6により下向き状態に固定
すると共に横棒部3をベツド7の長辺に沿つた状
態にすると、支持横棒部5は低い側の高さでベツ
ド7の床上に位置するので、老人等は支持横棒部
5を、仰臥時に於いて起き上がる際や、ベツド7
の床に対しての乗り降りに際して掴んで手掛かり
として使用することができる。
上述と逆に、縦棒部4を固定機構6により上向
き状態に固定すると、支持横棒部5は高い側の高
さでベツド7の外側に向いた状態となるので、老
人等は立つた姿勢に於いて適切な高さで支持横棒
部5を掴むことができる。そして支持横棒部5
は、基部部材1に対しての支柱部2の回動による
横棒部3の旋回軌跡に沿つて移動自在であるの
で、老人等は支持横棒部5を補助として室内の比
較的広い範囲を移動することができる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図について説明する。
第1図、第2図は本考案の実施例の構成、動作
を示す夫々斜視図、平面図である。かかる図に於
いて符号1はベツド7の隅部に取り付ける基部部
材1である。この実施例に於いては基部部材1は
ヘツドボード8またはフツトボード9の端縁に螺
子10を持つて取り付ける構成としているが、取
付け個所及び取付方法は適宜である。
上記基部部材1には縦軸の回りに回動自在に支
柱部2を立設しており、この支柱部2の上部には
横棒部3を構成している。この横棒部3の端部に
は横軸の回りに回動自在に縦棒部4を構成すると
共に、該縦棒部4の端部には、下向き状態に於い
て上記ベツド7の内側に突出するように支持横棒
部5を構成し、そして上記横棒部3に対する縦棒
部4の回動を不能とする固定機構6を構成してい
る。実施例に於いては支持横棒部5は、縦棒部4
が下向き又は上向き状態に於いて平面投影上で、
横棒部3と直交する構成としているが、上述した
ように縦棒部4が下向き状態に於いて上記ベツド
7の内側に突出するのであれば適宜の角度を成す
ように構成することもできるし、この支持横棒部
5には老人等が掴み易くするためのグリツプ等を
設けることができる。
第3図は横棒部3の端部の近傍の構成を示すも
ので縦棒部4は、その端部に設けた連結棒部11
を横棒部3内に嵌入することにより横軸の回りに
回動自在に構成している。また横棒部3の端部に
は上記連結棒部11を締め付けて縦棒部4の回動
を不能とする締付ねじ12を設けており、この締
付ねじ12と連結棒部11により固定機構6を構
成している。
以上の構成に於いて、まず第1図、第2図の実
線で示すように締付ねじ12により連結棒部11
を締め付けて縦棒部4を下向き状態に固定し、そ
して横棒部3をベツド7の長辺に沿つた状態にす
ると、支持横棒部5は低い側の高さでベツド7の
床上に位置するので、老人等は支持横棒部5を、
仰臥時に於いて起き上がる際や、ベツド7の床に
対しての乗り降りに際して掴んで手掛かりとして
使用することができる。
上述と逆に第1図、第2図の仮想線で示すよう
に、縦棒部4を上向き状態に固定すると、支持横
棒部5は高い側の高さでベツド7の外側に向いた
状態となるので、老人等は立つた姿勢に於いて適
切な高さで支持横棒部5を掴むことができる。そ
して支持横棒部5は、基部部材1に対しての支柱
部2の回動による横棒部3の旋回軌跡に沿つて移
動自在であるので、老人等は第2図の仮想線で示
すように支持横棒部5を補助として自力で室内の
比較的広い範囲を移動することができる。尚、第
2図に於いて符号14は椅子、15はテーブル、
16はテレビ、17はドアを示すものである。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、横棒部の旋回軌跡に沿つ
て移動自在な支持横棒部は、縦棒部の回動により
高低両位置に支持することができ、この際、横棒
部は低い側に於いてベツドの床上に位置させるこ
とができると共に、高い側に於いてはベツドの外
側に位置させることができるので、ベツド上での
起き上がり、ベツドに対しての乗り降り、室内の
比較的広い範囲の歩行等、室内に於ける老人等の
行動の殆どを一括して補助することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例の構成、動作
を示す夫々説明的斜視図、説明的平面図であり、
また第3図は横棒部の端部の近傍の構成を示す説
明的断面図である。 符号1……基部部材、2……支柱部、3……横
棒部、4……縦棒部、5……支持横棒部、6……
固定機構、7……ベツド、8……ヘツドボード、
9……フツトボード、10……螺子、11……連
結棒部、12……締付ねじ、13……グリツプ、
14……椅子、15……テーブル、16……テレ
ビ、17……ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツドの隅部に基部部材を取り付け、基部部材
    に支柱部を縦軸の回りに回動自在に立設すると共
    に支柱部の上部には横棒部を構成し、この横棒部
    の端部には横軸の回りに回動自在に縦棒部を構成
    すると共に、該縦棒部の端部には、下向き状態に
    於いて上記ベツドの内側に突出するように支持横
    棒部を構成し、上記横棒部に対する縦棒部の回動
    を不能とする固定機構を構成したことを特徴とす
    る室内に於ける老人等用の行動補助装置。
JP1986203731U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH0337618Y2 (ja)

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JP1986203731U JPH0337618Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JP1986203731U JPH0337618Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS63109130U JPS63109130U (ja) 1988-07-13
JPH0337618Y2 true JPH0337618Y2 (ja) 1991-08-08

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ID=31169336

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Families Citing this family (2)

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JPH0621471Y2 (ja) * 1992-01-10 1994-06-08 パラマウントベッド株式会社 介助バー
JP4037727B2 (ja) * 2002-10-02 2008-01-23 株式会社 タ マ ツ ベッド用手摺

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Family Cites Families (4)

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JPS592328B2 (ja) * 1977-05-31 1984-01-18 浜松ホトニクス株式会社 高速パルス光検出装置

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Publication number Publication date
JPS63109130U (ja) 1988-07-13

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