JPH0337339Y2 - - Google Patents

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JPH0337339Y2
JPH0337339Y2 JP8967084U JP8967084U JPH0337339Y2 JP H0337339 Y2 JPH0337339 Y2 JP H0337339Y2 JP 8967084 U JP8967084 U JP 8967084U JP 8967084 U JP8967084 U JP 8967084U JP H0337339 Y2 JPH0337339 Y2 JP H0337339Y2
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JP
Japan
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rod
concrete
level
adjustment
indicator
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JP8967084U
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JPS615944U (ja
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 3−1 産業上の利用分野 この考案は、鉄筋コンクリート造あるいは鉄骨
鉄筋コンクリート造の構築物におけるコンクリー
トスラブ等の天端レベル出しを行う場合に使用す
るコンクリート天端レベル調節用操作杆に関す
る。
3−2 従来の技術 従来、コンクリート面のレベルを出す場合、第
6図に示すように予めコンクリートスラブの所要
厚さに調整した天端表示具aをスラブ型枠P上に
配設した後、コンクリートを該天端表示片a1の
上面位置まで打設している。
3−3 考案が解決しようとする問題(第6図参
照)しかし、上記方法ではコンクリート打設後、
特にサポートにて支持していないスラブ型枠Pに
たわみ(二点鎖線)を生じ、天端表示片a1がコ
ンクリート内に埋設する等、適正なコンクリート
スラブ面が得られず、その対策に苦慮している。
「考案の構成」 3−4 問題点を解決するための手段 この考案のコンクリート天端レベル調節用操作
杆は、上部にレベル表示具を装設した上部調節杆
を、中央部付近には鉤形のハンドル部を、下部に
は天端表示片の回動用係止部を有する下部調節杆
を、それぞれ形設してなるコンクリート天端レベ
ル調節用操作杆であつて、上記の上部調節杆、ハ
ンドル部、下部調節杆のそれぞれの接合部を着脱
可能に連結してなることを特徴とする。
3−5 実施例 第1図はこの考案の第1実施例によるコンクリ
ート天端レベル調節用操作杆の一部中央縦断正面
図、第2図は同上のB−B拡大横断面図で、上図
においてコンクリート天端レベル調節用操作杆は
上部には外周にレベル表示線10を設けたカーソ
ル形のレベル表示具13を上部杆9に沿つて上下
に摺動可能に挿装してなる上部調節杆8を、中央
部付近には握り用筒6,7を回動可能に装着した
正面鉤形のハンドル部を、下部には天端表示片の
回動用係止部15を有する下部調節杆14を、そ
れぞれ着脱自在に螺着して組立可能とした。
上記ハンドル部2は丸棒を鉤形に折曲して上部
連結片3の上端及び下部連結片4の下端に雄ねじ
による連結部3a,4aを設けると共に、該上部
連結片3及び操作片5の外周にはスプリングによ
る握り用筒6,7を回動可能に装着してある。
なお、上記連結部4a上にはストツパー4bを
一体的に設け、スプリングワツシヤー4cを介し
て下部調節杆14に螺着するようにした。
また、上記上部調節杆8は下端に上記ハンドル
部2における上部連結片3の連結部3aに着脱可
能に螺着すべくナツトによる連結部9aを一体的
に固着した上部杆9と、短尺の鞘管の外周中央部
にレベル表示線10を形設すると共に、上記上部
杆9の所要位置に仮止めすべく蝶ボルト11を進
退自在に螺設したナツト12を固着してなるレベ
ル表示具13とからなる。
かつ、下部調節杆14は下端に冠状に湾曲形成
した上面の外周に等間隔に4ケ所の係止孔15a
……を穿設した回動用係止部15を、上端には前
記ハンドル部2における下部連結片4の連結部4
aに着脱可能に螺着すべくナツトによる連結部1
6を、それぞれ一体的に固着してなる。
上記のように構成した第1実施例のコンクリー
ト天端レベル調節用操作杆1の使用例について下
記に述べる。
第3図に示すように予めコンクリートスラブA
の所要厚さにより適宜長くした天端表示具a(上
部に天端表示具aの取付位置を表示すべく棒状の
表示突起a2を突設した天端表示片a1を装着し
た形態のもの)をスラブ型枠P上に配設した後、
コンクリートを打設する。
その直後、予め設定したレベルにレベル表示具
13を固定したコンクリート天端レベル調節用操
作杆1における下部調節杆14の回動用係止部1
5の係止孔15a……の一部を、上記天端表示具
aにおける天端表示片a1の表示突起a2に挿入
して該天端表示片a1に冠着した後、ハンドル部
2における握り用筒6,7を握り、レベル(図示
せず)を見ながらレベル表示具13のレベル表示
線10が設定位置にくるように回転させ、コンク
リート天端レベル出しを行うものである。
このように、上記第1実施例のコンクリート天
端レベル調節用操作杆1によれば、コンクリート
天端レベル調節用操作杆1を三分割(上部調節
杆、ハンドル部、下部調節杆)にしたから、嵩張
らず、持ち運びに便利であり、一部が損傷して使
用不能になつた場合でも、その部分だけを交替す
ればよく非常に経済的である。
また、機構が簡単なため組立が容易に行なえる
と共に取扱い易く、操作し易い等、作業性にすぐ
れた効果を有する。
かつ、コンクリート打設後におけるスラブ型枠
Pのたわみにより適正なコンクリートスラブ面が
得られない場合でも後で簡単、容易に、しかも正
確に補正できる等、信頼性が高く、かつ既存の天
端表示具aの天端表示片a1を利用できる等、実
用上極めて有効である。
次に、この考案に係る他の実施例を説明する
と、第4図は第2実施例の操作杆における上部調
節杆とハンドル部との連結部を示した一部中央縦
断正面図で、23a,23aはパイプによるハン
ドル部22における上部連結片23の上部に連通
する係止孔による連結部で、29aはパイプによ
る上部杆29の下部内側に係止片30,34間に
スプリング31を介在して伸縮自在に装設してな
る連結部で、上記連結部23a,23aに着脱可
能に係止してなる形態であり、一層容易に分解、
組立ができる利点がある。
第5図は第3実施例の操作杆における上部調節
杆とハンドル部との連結部の一部中央縦断正面図
で、連結部41は上部杆39の下端と、ハンドル
部32における上部連結片の上端とをリベツト4
0にて回動自在に枢着し、溝42a,42aを有
するスリーブ42を該リベツト40の頭部40
a,40aより圧入して固定する折畳式であり、
分解することなく組立られる利点がある。
なお、上記第2、第3実施例における連結部を
ハンドル部と下部調整杆との連結部に使用するこ
とも、また、上記実施例における連結部を任意に
組合せて使用することもできる。
かつ、上記実施例におけるレベル表示具を他の
例えば適宜な長さを有するテープを上部杆の所要
位置に直接卷着して使用する等、任意な方法を選
択すればよい。
さらに、上記実施例における操作杆は三分割あ
るいは折り畳式に限定せず、任意な箇所を任意な
方法で組立可能にすることも容易に推考し得る。
「考案の効果」 この考案によれば、操作杆を組立可能にしたか
ら嵩張らず、持運びに便利であり、一部が使用不
可能となつた場合でも、その部分だけを交替すれ
ばよく経済的である。
また、機構が簡単なため組立が容易にでき、し
かも操作し易い等、作業性にすぐれた効果を有す
る。
かつ、コンクリートスラブの天端レベル出しを
正確に行なえると共に、既存の天端表示具の天端
表示片を利用できる等、実用上極めて有効なコン
クリート天端レベル調節用操作杆を得ることがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例によるコンクリ
ート天端レベル調節用操作杆の一部中央縦断正面
図、第2図は同上のB−B拡大横断面図、第3図
は同上の使用状態を示す一部中央縦断正面図、第
4図は第2実施例の操作杆における上部調節杆と
ハンドル部との連結部の要部中央縦断正面図、第
5図は第3実施例の操作杆における上部調節杆と
ハンドル部との連結部の要部中央縦断正面図、第
6図は従来例の使用状態図である。 1……コンクリート天端レベル調節用操作杆、
2……ハンドル部、8……上部調節杆、13……
レベル表示具、14……下部調節杆、a……天端
表示具、a1……天端表示片、P……スラブ型
枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部にレベル表示具を装設した上部調節杆を、
    中央部付近には鉤形のハンドル部を、下部には天
    端表示片の回動用係止部を有する下部調節杆を、
    それぞれ形設してなるコンクリート天端レベル調
    節用操作杆であつて、上記の上部調節杆、ハンド
    ル部、下部調節杆のそれぞれの接合部を着脱可能
    に連結してなることを特徴とするコンクリート天
    端レベル調節用操作杆。
JP8967084U 1984-06-15 1984-06-15 コンクリ−ト天端レベル調節用操作杆 Granted JPS615944U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8967084U JPS615944U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 コンクリ−ト天端レベル調節用操作杆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8967084U JPS615944U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 コンクリ−ト天端レベル調節用操作杆

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS615944U JPS615944U (ja) 1986-01-14
JPH0337339Y2 true JPH0337339Y2 (ja) 1991-08-07

Family

ID=30643962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8967084U Granted JPS615944U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 コンクリ−ト天端レベル調節用操作杆

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JP (1) JPS615944U (ja)

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JPS615944U (ja) 1986-01-14

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