JP3087873U - 水準器等の高所設置用三脚 - Google Patents

水準器等の高所設置用三脚

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JP3087873U
JP3087873U JP2001008595U JP2001008595U JP3087873U JP 3087873 U JP3087873 U JP 3087873U JP 2001008595 U JP2001008595 U JP 2001008595U JP 2001008595 U JP2001008595 U JP 2001008595U JP 3087873 U JP3087873 U JP 3087873U
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Inventor
喜鶴 丸山
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株式会社岡崎工務店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物を建築する際の水準器を高所に設置する
場合において、三脚を改善することにより、精密確実な
水準測定を行うことを目的としている。 【解決手段】 中間部に開高調整用中間ポールをさや
管Ａにて主脚体と接合し、緊結ボルトＡにてガタ
つき、回転運動を止める。（中間ポールの長さを選定
する基準は、上階ベニヤ天端より４０ｃｍ以内とす
る。）さらにその上に水準器設置用ポールを同様にさ
や管Ｂにて接合し、緊結ボルトＢにてガタつき回転
運動を止める。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
この考案は、水準器等の高所設置用三脚に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、建築物を建築する際の水準器を高所に設置する場合、型枠上又は仮設足 場等の軟弱地盤上に設置しなければならず、精密で正確な水準測定ができなかっ た。
【０００３】
【考案が解決しょうとする課題】
本考案は、その欠点を除いて、三脚を改善し、堅固の物の上に設置固定し確実 な水準測定を行うことを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、折りたたみ自在三脚、開き止め、下部固定用フック、トラ取 付用フックからなり、主脚体を形成している。 中間部には、開高調整用中間ポールをさや管Ａにて主脚体と接合し、緊 結ボルトＡにてガタつき、回転運動を止める。（中間ポールの長さを選定す る基準は、上階ベニヤ天端より４０ｃｍ以内とする。）さらにその上に水準器設 置用ポールを同様にさや管Ｂにて接合し、緊結ボルトＢにてガタつき回転 運動を止める。以上の様に設置した水準器設置用ポール上に水準器をセットし、 型枠建込時、コンクリート打設時等の水準の測定を行う。
【０００５】
【実施例】
折たたみ自在三脚、開き止め、下部固定用フック、トラ取付用フック からなる主脚体を既に施工済のコンクリートスラブ上に設置し、下部固定用フ ックと施工済のコンクリートスラブとをターンペックル等により緊結する。階高 に応じて主脚体の上に中間ポールを接合し、緊結ボルトＡにて固定する。 さらに同様に水準器設置用ポールを接合し、緊結ボルトＢにて固定する。以 上設置し、水準器をセットし、上部スラブベニヤ上にて水準測定を行う。尚コン クリート打設を残し、緊結ボルトＢを取外し、ジョイント部Ｂを上部に引き 抜き取り除く。更に下部固定用フック、トラ取付用フックニ使用している緊結 材を取外し開き止めを取り外す。折たたみ自在三脚を上部に回転させ中間ポ ール、並びに主脚体を下階に取り除く。上階スラブ貫通部のベニヤの穴（１ ０ｃｍ角程度）は薄いベニヤ等で蓋をし、上階の残りのスラブコンクリートを打 設し、コンクリート打設作業完了とする。
【０００６】
【考案の効果】
本考案は、下階のコンクリートスラブ上に設置し、固定することにより、上階 スラブベニヤ上においても振動等による水準器への影響もなく、正確な型枠建込 時、コンクリート打設時等の水準測定が可能であり、水準器設置用ポールを取り 外すことにより、下階部へ主脚体を中間ポールと共に取り除き貫通部の穴の同時 コンクリート打設を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の正面図
【符号の説明】 折たたみ自在三脚 開き止め 下部コンクリートとの固定用フック 三脚部主脚体 トラ取付用フック（３ケ所） Ａ 主脚体と中間ポールを接続するサヤ管 Ｂ 中間ポールと水準器設置用ポールを接続する
サヤ管 中間ポール（長さを選定は、上階ベニヤ天端より
４０ｃｍ以内とする。） Ａ 緊結ボルト（主脚体と中間ポールの接合部の
ガタつき回転運動を防止する。） Ｂ 緊結ボルト（中間ポールと水準器設置用ポール
の接合部のガタつき回転運動を防止する。） 水準器設置用ポール 水準器固定要設置台（下部よりボルトにて水準器
を固定する。）
【手続補正書】
【提出日】平成１４年２月２８日（２００２．２．２
８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 折りたたみ自在三脚、開き止め、下
    部固定用フック、トラ取付用フックからなる主脚体
    が一体となり三脚を形成している。その上に開高調整
    用中間ポールをさや管Ａに接合し、緊結ボルトＡ
    にてガタつき、回転運動を止める。（中間ポールの長
    さを選定長さは、上階ベニヤ天端より４０ｃｍ以内とす
    る。）さらにその上に水準器設置用ポールを同様にさ
    や管Ｂにて接合し、緊結ボルトＢにてガタつき回転
    運動を止める。以上３点を主体とする水準器等の高所設
    置を可能にした三脚である。
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