JPH0323519Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0323519Y2 JPH0323519Y2 JP3031584U JP3031584U JPH0323519Y2 JP H0323519 Y2 JPH0323519 Y2 JP H0323519Y2 JP 3031584 U JP3031584 U JP 3031584U JP 3031584 U JP3031584 U JP 3031584U JP H0323519 Y2 JPH0323519 Y2 JP H0323519Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladder
- utility pole
- vertical rod
- bolt
- utility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電柱への梯子の固定装置に関するもの
である。
である。
従来、電柱に梯子を立て掛ける場合、梯子の最
上段の横桟を電柱の外側に支持させるだけであ
り、そのため梯子の接地床面が悪条件の場合は梯
子が不安定となり、応々にして梯子の上端が円柱
より滑つて作業員が転倒することがあつた。そこ
で本出願人は梯子の上部に固定する外筒内に中央
部より外側に向つて互に反対方向のネジを設けた
螺軸を回動可能に装着し、この螺軸の左右のネジ
に左右一対の挟持杆の基部を螺合させ、螺軸の回
転に伴ない挟持杆を左右に移動させて電柱の左右
両側を挟持するように構成した梯子の固定装置を
開発した（実願昭58−31871号参照）。しかしこの
固定装置は梯子の上端を電柱に固定し得る反面、
構造が複雑であり、製作費が嵩み実用性に乏しい
欠点がある。
上段の横桟を電柱の外側に支持させるだけであ
り、そのため梯子の接地床面が悪条件の場合は梯
子が不安定となり、応々にして梯子の上端が円柱
より滑つて作業員が転倒することがあつた。そこ
で本出願人は梯子の上部に固定する外筒内に中央
部より外側に向つて互に反対方向のネジを設けた
螺軸を回動可能に装着し、この螺軸の左右のネジ
に左右一対の挟持杆の基部を螺合させ、螺軸の回
転に伴ない挟持杆を左右に移動させて電柱の左右
両側を挟持するように構成した梯子の固定装置を
開発した（実願昭58−31871号参照）。しかしこの
固定装置は梯子の上端を電柱に固定し得る反面、
構造が複雑であり、製作費が嵩み実用性に乏しい
欠点がある。
本考案はこのような問題点を解消し、且つ取扱
いが簡単な実用性を有する電柱への梯子の固定装
置を提供しようとするものであつて、梯子の左右
両支柱の上端に固定する左右一対の連結腕の先端
に縦杆を設け、該縦杆に電柱の左右両側に互い違
に突設された足掛けボルトへの係止用フツクを形
成したものであり、その一実施例を第１図〜第４
図に基いて説明すると、Ａは左右一対の支柱１，
１とこれを間隔的に連結したステツプ２とよりな
る梯子である。３は連結腕であり、梯子Ａの支柱
１に固定する取付け部材Ｂを有し、且つ先端に縦
杆４を固定している。この縦杆４は電柱５の左右
両側に互い違に突設した足掛けボルト６，６に引
掛ける係止用フツク７を上下に対設している。一
方取付け部材Ｂは支柱１の側端縁へ係合させる切
欠き８と締付けボルト９を設けた連結片１０より
連結ボルト１１を突設し、該連結ボルト１１を連
結腕３に間隔的に突設した透孔１２に挿入してそ
の突端にナツト１３を螺合させたものである。
いが簡単な実用性を有する電柱への梯子の固定装
置を提供しようとするものであつて、梯子の左右
両支柱の上端に固定する左右一対の連結腕の先端
に縦杆を設け、該縦杆に電柱の左右両側に互い違
に突設された足掛けボルトへの係止用フツクを形
成したものであり、その一実施例を第１図〜第４
図に基いて説明すると、Ａは左右一対の支柱１，
１とこれを間隔的に連結したステツプ２とよりな
る梯子である。３は連結腕であり、梯子Ａの支柱
１に固定する取付け部材Ｂを有し、且つ先端に縦
杆４を固定している。この縦杆４は電柱５の左右
両側に互い違に突設した足掛けボルト６，６に引
掛ける係止用フツク７を上下に対設している。一
方取付け部材Ｂは支柱１の側端縁へ係合させる切
欠き８と締付けボルト９を設けた連結片１０より
連結ボルト１１を突設し、該連結ボルト１１を連
結腕３に間隔的に突設した透孔１２に挿入してそ
の突端にナツト１３を螺合させたものである。
次に第５図に示す別の実施例に付き説明する
と、連結腕３を角筒状としてその下端に梯子Ａの
支柱１の上端を嵌合して締結ボルト１４により両
者を一体的に固定し、連結腕３の上端には二股部
１５を形成してこれに係止用フツク７を有する縦
杆４をボルト１５′により回動自在に固定してい
る。また符号１６は角度の調整ボルトであり二股
部１５の長孔１７に挿入して先端を縦杆４に螺合
している。
と、連結腕３を角筒状としてその下端に梯子Ａの
支柱１の上端を嵌合して締結ボルト１４により両
者を一体的に固定し、連結腕３の上端には二股部
１５を形成してこれに係止用フツク７を有する縦
杆４をボルト１５′により回動自在に固定してい
る。また符号１６は角度の調整ボルトであり二股
部１５の長孔１７に挿入して先端を縦杆４に螺合
している。
本考案の実施例は上記のような構成であるか
ら、梯子Ａに於ける左右の支柱１，１上に左右両
連結腕３，３を固定した後、左右の縦杆４，４の
上下に設けた係止用フツク７，７を電柱５の足掛
けボルト６，６に係止させれば、梯子Ａの上端は
電柱５に固定され安定するのである。
ら、梯子Ａに於ける左右の支柱１，１上に左右両
連結腕３，３を固定した後、左右の縦杆４，４の
上下に設けた係止用フツク７，７を電柱５の足掛
けボルト６，６に係止させれば、梯子Ａの上端は
電柱５に固定され安定するのである。
このように本考案に係る電柱への梯子の固定装
置は電柱の左右両側に互に違に突設されている足
掛けボルトを利用して梯子の上端を電柱に確実に
保持しようとするものであつて構造が極めて簡単
であるから低コストで製作することができ、しか
も縦杆の係止用フツクを足掛けボルトに係止させ
るだけであるから取扱いが簡単であり、また使用
時は作業員の荷重が縦杆に下向きに作用するた
め、足掛けボルトから係止用フツクが離脱するこ
とがなく、安心して梯子の上り下りをすることが
できるものであり、従つて実用性を有する梯子の
固定装置を提供し得るものである。
置は電柱の左右両側に互に違に突設されている足
掛けボルトを利用して梯子の上端を電柱に確実に
保持しようとするものであつて構造が極めて簡単
であるから低コストで製作することができ、しか
も縦杆の係止用フツクを足掛けボルトに係止させ
るだけであるから取扱いが簡単であり、また使用
時は作業員の荷重が縦杆に下向きに作用するた
め、足掛けボルトから係止用フツクが離脱するこ
とがなく、安心して梯子の上り下りをすることが
できるものであり、従つて実用性を有する梯子の
固定装置を提供し得るものである。
第１図は本考案に係る装置の一実施例を示す正
面図、第２図は同上平面図、第３図は同上側面
図、第４図は同上一部横断平面図、第５図は本考
案に係る装置の別の実施例を示す斜視図。 Ａ……梯子、１……支柱、２……ステツプ、３
…連結腕、４……縦杆、５……電柱、６……足掛
けボルト、７……係止用フツク。
面図、第２図は同上平面図、第３図は同上側面
図、第４図は同上一部横断平面図、第５図は本考
案に係る装置の別の実施例を示す斜視図。 Ａ……梯子、１……支柱、２……ステツプ、３
…連結腕、４……縦杆、５……電柱、６……足掛
けボルト、７……係止用フツク。
Claims (1)
- 梯子の左右両支柱の上端に固定する左右一対の
連結腕の先端に縦杆を設け、該縦杆に電柱の左右
両側に互い違に突設された足掛けボルトへの係止
用フツクを形成してなる電柱への梯子の固定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3031584U JPS60143899U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 電柱への梯子の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3031584U JPS60143899U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 電柱への梯子の固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60143899U JPS60143899U (ja) | 1985-09-24 |
| JPH0323519Y2 true JPH0323519Y2 (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=30529903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3031584U Granted JPS60143899U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 電柱への梯子の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60143899U (ja) |
-
1984
- 1984-03-02 JP JP3031584U patent/JPS60143899U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60143899U (ja) | 1985-09-24 |
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